ノイズと言われる化け物が発生している地帯で、隠れている少女が一人 「……ハァッ!……ハァッ!……」 化け物に見つかったら駄目だ 「何なの……アレェ!!」 当たったら駄目ッ!!触れるのも駄目ッ! 「来たッ!!」 非難した家のドアが灰となり、中に入ってきた (逃げなきゃ!) そう思って、いっそう足に力を入れた時だった… 「ッ!なに!?……わぁぁぁああああああああああ!?」 床が崩れ、下まで落っこちる 化け物はこっちを見失ったみたいだけど… 「動けない…」 足が挟まれてしまい、動けなくなっている (早くどうにかしないとッ!!ここで死ぬのは嫌だ!!) 自由に動かせる手で何とかしようとするが、14歳の少女の力で動かせるわけもなく 上の階の床が灰となった 「あ…」 次は アタシの番… (嫌だッ!嫌だ嫌だ嫌だ!!!!) 「嫌だッ!!!!」 そう口に出しても、叫んでも…現実は非情だ だから、奇跡をあげよう 「…え」 胸から光があふれる 頭に歌が流れる 歌詞が浮かび上がる 「……」 胸に歌が響いてる アタシは、その言葉を口にする、理不尽を打ち壊す歌を、奇跡を願った少女の歌をッ!! 「prayer SoulGem tron」 瓦礫が吹き飛ぶ、ノイズが消し飛ぶ 「……行けるッ!!」 残った化け物にアタシは弓を向け弦を引く 「飛んでけぇぇええええええええええッ!!」 ノイズは吹き飛び消し炭となり そのまま建物の外に出る 「他の化け物たちも何とか…あれッ!?」 外に出たときには化け物たちは居なくて 「見たことないギアだな」 「そうだな……位置も一致している」 「てっ事は!」 赤い人と青い人と黄色い人がこっちに近づいてきて 「初めまして!!」 手を取ってきた …その後は…精密検査したり、潜水艦を案内されたり、映画見たりして 国家の大きな組織に入ることになっちゃいました… 「アタシの選択は、間違いじゃないと思う…だからッ!今日も歌うんだ!!」