■始めに このセッションプレイレポートは2021/08/15から8/29にかけて行われた迷宮キングダム「業火リレー」のプレイレポとなります。 レポに成型するにあたり一部の誤字脱字や話の流れを修正してあります。併せてご了承ください。 尚、再配布などはご自由にどうぞ。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■シナリオ概要 国の入り口に捨てられていた、呪われた松明。 それには、恋人たちの幸せの証を破壊せんとする狂った亡霊が憑りついていた。 かの亡霊は言う、「愛のリングを5組破壊するまで、嫉妬の炎は燃え尽きぬ」と。 こんな面倒な物はよそに押しつけてしまうに限る。 かくして隣国まで火を運ぶ国家事業が始まった! ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■王国の宮廷たち ▽“当たるも八卦、当たらぬも八卦の”タスク 【カップメン】の血を引く国王12歳。国をカップメンで一杯にする事を目論む潜在的脅威その1。 【覇権】込みで[才覚8]というとんでもない知性を持ち、溢れる知性で情報収集から作戦立案までこなす。 ▽“天につば吐く”ヴィクトリア 滅ぼされた隣国から逃れてきたこの宮廷の良心たる騎士15歳。 衛視のジョブスキル【一斉射撃】と【武勲】で敵をまとめて葬り去る女傑。 ▽“佳人薄命”モモ 幼少時に戦災孤児となった過去を持つ神官20歳。高い[魅力]による交渉と【祈り】で戦線を支える大酒飲み。 語り部のジョブのため、最初期から《楽器》を使いこなす宮廷の屋台骨である。 ▽“柔よく剛を制す”ミヤコ 【首無し騎士】の血を引くニンジャ17歳。国を死霊で一杯にする事を目論む潜在的脅威その2。 【密偵】を用いて配下の損害を減らしつつ捜索や情報収集を華麗にこなす。 ▽“喉から手が出る”ジョーカー 隣国の人質としてこの国に送り込まれた従者32歳。 【お手伝い】で宮廷に気力を配りつつ敵には高額アイテムを【押し売り】して文字通り身を切らせる盗賊商人。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■準備フェイズ シナリオ開始前に、まずは舞台となる王国を作成する。 まずは国名の決定から。3つの表が用意してあり、D66ダイスでそれぞれ単語を抽出することになっている。 今回の参加者は5名なので、3名が振った後に2名が指定した箇所を振りなおせる、という形式になったのだが……。 王国名決定表(56) → 好戦的、平和的、素晴らしき、衝撃の 王国名決定表(44) → 電脳、浪漫、蒸気、退廃 王国名決定表(15) → 合衆国、政府 (振りなおし)王国名決定表(11) → 王国、キングダム、王朝 (振りなおし)王国名決定表(16) → 共同体、共和国 GM:じゃあ全員これは!と思う組み合わせを出して、相談してください ジョーカー:平和的退廃共和国! ヴィクトリア:平和的退廃共同体 GM:だめそう タスク:そんなに退廃したいのか君たち ヴィクトリア:平和ですよーラブアンドピースですよー モモ:大丈夫? そのラブアンドピース合法? GM:ヒッピー的な… ジョーカー:合衆国が王国になって共和国になったから退廃してるんじゃないかなーって ミヤコ:退廃というより戦乱の歴史を感じる タスク:平和的退廃共同体でいいかなこれは ヴィクトリア:ゴロゴロしましょう ジョーカー:よし、共同体にしよう、国ですら無くなったのだ ということで《平和的退廃共同体》が百万迷宮に生まれた。続いて「王国環境表」を使い、国の歴史や背景を決定する。 王国環境表(1) → あなたの国は、神話的遺物の逸話が残っている。レア一般アイテムの中からランダムに1種を選ぶ。そのレアアイテムのレシピを持っている。【王宮】のある部屋に、そのレア一般アイテムの名前を記入すること。 王国環境表(3) → あなたの国は、過去に善政がしかれ、非常に安定している。セッション開始時の《民の声》の値が1点上昇する(最大3点まで上昇する。4回目以降は振り直すこと)。 王国環境表(3) → あなたの国は、天然の要害に囲まれており、外敵に襲われにくい。《民》が(2D6)人増加する。 王国環境表(4) → あなたの国は、辺境に位置する王国だ。周辺には怪物も少ない。保管系施設の中からランダムに1種を選ぶ。自国にその施設を1件建設する。 王国環境表(5) → あなたの国には、皆を魅了する好人物がいる。「魅了系生まれ表」でランダムにジョブ1種を選ぶ。そのジョブの逸材を1人獲得する。逸材の名前を決定すること。 王国環境表(5) → あなたの国は、怪物と共存している? (1D6)を振ること。1なら【小鬼】、2なら【ウマトカゲ】、3なら【ドワーフ】、4なら【エルフ】、5なら【キンギョ】、6なら【ごんぎつね】の《モンスターの民》を(1D6)人獲得する。 ランダムに得たレアアイテムレシピは《露眼鏡》、施設は《霊廟》、逸材のジョブは「星術士」、民が2人とウマトカゲが1体追加された。 国力ボーナスは「治安」に割り振り更に民の声を高めることに決定。人口34名、王国中央に霊廟が居座る《平和的退廃共同体》が完成した。 ミヤコ:この国の立地良すぎ タスク:辺境だから誰も来ないんだろう モモ:環境が良すぎて発展をやめたタイプかな… タスク:霊廟あるからこれで誰か死んでも安心だな… モモ:やめやめろ! ジョーカー:退廃感あるな ミヤコ:疑似的な不老不死で退廃か… GM:王国時代の王宮を霊廟に改装してるとか? ジョーカー:退廃的~ 続いて人物作成。名前や年齢はサクサク決まるも背景設定時のダイスでこの国のターニングポイントが訪れた。 モモが戦災孤児の背景を引き、続くヴィクトリアが過去に国を滅ぼされた護国の背景、ジョーカーが人質となった背景を引く。 そして… ヴィクトリア:モモさんと同郷かなんかでしょうか GM:そうかもしれない ヴィクトリア:とにかく軍事力です!平和は軍事! モモ:しかし今の国も退廃してるぞ! GM:【使命】は自国の軍事レベルを5点以上にすること ヴィクトリア:安心して退廃できる国にしなければ GM:そんな怠けるために頑張るみたいな… GM:ミヤコさん、次お願いします ミヤコ:2 1d6 背景 MeikyuKingdomBasic : (1D6) → 5 #1 MeikyuKingdomBasic : (1D6) → 5 #2 GM:ゴリティカル、死霊の血を引いています :1d6 MeikyuKingdomBasic : (1D6) → 5 ミヤコ:首無し! ミヤコ:多分霊廟に住んでる タスク:これ今のところ全員モモさんの故郷から来たのでは? GM:【使命】は死霊カテゴリのモンスターの民を合計30レベル以上 ミヤコ:死霊を増やすぜ! GM:退廃的~ ジョーカー:霊廟真ん中にあるし死霊の住みやすい国に成るかもしれん GM:お待たせしました、「」5さんの番です タスク:2 1d6 背景 MeikyuKingdomBasic : (1D6) → 5 #1 MeikyuKingdomBasic : (1D6) → 6 #2 GM:怪物系6、呪物ですね タスク:呪物の血…血? 1d6 MeikyuKingdomBasic : (1D6) → 1 GM:あなたはカップ麺の子孫だ! ジョーカー:我らの王はカップ麺の血を継いでいるのだ! タスク:3分以上人の話を聞くと伸びるぞ! モモ:たたえよカップメン王朝! ミヤコ:カップ麺の血とは GM:血の代わりに豚骨スープが流れている モモ:ドロッとしておる… GM:健康診断の数値やばそう タスク:やめろー国王は非常食ではないー ここまでが(比較的)まともな王国だったのに国を死霊と呪物で埋め尽くそうとする宮廷メンバーが爆誕、これ以降退廃の象徴として急速に広まってしまった。 続けて感情値と好嫌を決めることに。結果は以下の通り。 ・モモ  → ヴィクトリア/友情 好き → 民・仕事 嫌い → 肉・おせっかい モモ:神官だし肉は嫌いでもいいか… モモ:仕事が好きなのは≪楽器≫の手回しオルガンを好きなだけ演奏できるから! GM:手回しオルガンとは渋い ・ミヤコ  → ジョーカー/不信 GM:ヘイトを集めている… ミヤコ:彼が来てから何か国の物が減ってる気がする ヴィクトリア:物資の無駄な消費ですね 好き → 告げ口・外国人 嫌い → 星・狭いところ ミヤコ:退廃だから告げ口は大好きとして… GM:ひどい ミヤコ:人口が増えるのが楽しみで外国人歓迎 ミヤコ:告げ口するとお仲間が増えるのでそれが嬉しい モモ:あのこの人口が増えるって ジョーカー:減ったはずなのに増えてる、おかしいなぁ GM:勘定が合わない… ・ヴィクトリア  → ジョーカー/怒り ヴィクトリア:怒り! ジョーカー:ダメ人間に怒ってる 好き → 処刑・冒険 嫌い → 暗闇・ムダ ヴィクトリア:退廃だから処刑は大好きとして… ヴィクトリア:ムダな人材はどんどん処刑していきましょう! モモ:理由「退廃だから」がロクでもねえ! GM:みんな退廃的すぎる… ・タスク  → ジョーカー/忠誠 タスク:人質に忠誠誓う国王…? ジョーカー:王様が忠誠誓って、ニンジャと騎士が不信感と怒ってる、繋がったな! タスク:余のスープを完食出来たのはジョーカーだけ!忠誠誓っちゃう GM:今まで処刑されなかった理由が判明したな 好き → 処刑・従者 嫌い → 暗闇・仕事 タスク:退廃の国王だしとりあえず処刑は好きな事にするとして タスク:かつての栄光と味を取り戻そうと住民処刑(*1)繰り返してカップメン仲間の量産に勤しむ怠惰な国王 ジョーカー:謎肉の正体とは!? GM:いいえ私は遠慮しておきます ヴィクトリア:うまい!これはあなたの大好きな謎肉だ! GM:この国住みたくねえなあ… ・ジョーカー  → モモ/不信 GM:かわいい不仲がどんどん出てくる タスク:退廃的ぃ~ ミヤコ:いいぞ…そのまま殺し合ってしまえ… ジョーカー:神官なんて信じられねぇ、世の中金よ… 好き → 言い訳・弱い人 嫌い → 許嫁・ナンパ ジョーカー:退廃だから言い訳好きにしてっと GM:退廃で団結しやがって… ジョーカー:言い訳は聞いてて楽しいし、弱い人は金になるので好きです ジョーカー:故郷に許嫁が居るけど嫌いです、ナンパは場合によっては金を払うので嫌いです ヴィクトリア:処刑好きが二人いて告げ口が好きなのがいる宮廷に人質に来るって酷いね こうして物凄くギスギスした宮廷が完成したところでシナリオが開始される。 (*1) ミヤコ:処刑した民は死霊でお願いします! GM:死霊派と呪物派の争いが タスク:カップメンの材料に使える分はこっち、それ以外は死霊用としてミヤコさんへ GM:共存してやがった タスク:これがあふれる知性の出した結論だ! ジョーカー:平和的だ! ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■王国フェイズ GM:ある日のこと。皆さんはいつものように退廃的に過ごしています GM:そこへ、王宮に若い男女の民が泣きながら駆け込んでくる GM:若い男女「タスク様~! 大変でございます~!」 タスク:処刑希望者か ジョーカー:ああ、来世で結ばれるためにわざわざ… ヴィクトリア:でも来世じゃなく死霊になって結ばれるかもしれませんよ? タスク「うむ…何事じゃ騒々しい」 若い男女:「国の入り口に亡霊がやって来て、私たちの愛の証が壊されてしまったんです!」 GM:どうやら二人の婚約指輪が壊されてしまったらしい ミヤコ:「愛の証…愛の結晶…子供…じゃないのか…」 ヴィクトリア:「亡霊ですか?暗い感じ?」 ジョーカー:(婚約指輪はいま手持ちに無いから売りつけられねぇなぁ…) タスク:「暗いのは嫌じゃのう…」 若い男女:「暗くはないですね、なんか激しく燃えてる感じでした!」 モモ:「うわ、暑苦しそうな……」イヤな顔 タスク:「じゃあ問題なしじゃな。いやあ今日も平和で何よりじゃ」 ミヤコ:「囲おう!貴重な死霊だ!」 若い男女:「そんな! 放っておいたら次の被害者が出てしまいますよ!」 ヴィクトリア:「陛下、ちょっと行ってみましょうよ、無駄な犠牲が出るのは好ましくありません」 モモ:「こういうところで臣民のポイントを稼いでおくのもアリでしょうね」 タスク:「はあ…わかったわかった。次のカップメン作る材料になるかもしれんし行くだけ行こうか…めんどくさいのう」 若い男女:「亡霊は入り口に陣取っていますから、このままじゃ恋人のいる民は出入りできませんよ~」 ジョーカー:「つまり、国民全員恋人にすれば誰も逃げられない…?」 ヴィクトリア:「退廃的ですね」 モモ:「……ジョーカー、30人ちょっとしかいないこの王国で終生の恋人を見つけたい?」 ジョーカー:「………めっちゃ嫌ですね」 GM:はい、では入り口に来てみると、古ぼけた松明が転がっており、そのそばで燃え盛る炎のような亡霊がいる ミヤコ:「同志よ…ご機嫌いかが?」フレンドリーに話し掛けます タスク:「スープ掛けられたくなかったら何用かさっさと話すんじゃぞ」 嫉妬の炎:「ヤバチョンガー! 幸せが憎い! 恋人が憎い! 結婚が憎い!」 ジョーカー:「わかるよ…」 嫉妬の炎:「機嫌? さっき幸せそうなカップルの邪魔をしてやったので多少マシだの!」 ミヤコ:「そうだね…憎しみに任せて仲間を増やそうねぇ…」 ミヤコ:「それだけ?生温いよ…」 モモ:「あっ……燃えるってそういう感じなのね……」 ヴィクトリア:「どんな感じだと思ってたんです?」 モモ:「こう……精神的に燃えてるモノかと。まあでもそっちもメラメラさせてるけど」 嫉妬の炎:「俺はこの松明に憑りついた嫉妬の炎だ! 婚約指輪や結婚指輪を5組破壊するまで滅びないという誓いを立てたのだ! ヤバチョンガー!」 タスク:「素材にもならなそうじゃのう…ミヤコ、これお主の領分じゃろ。任せるぞ」 ジョーカー:「そうだな、恋人とか婚約とか、結婚とかムカつくよなぁ…」 嫉妬の炎:「おお、分かってくれるか同志よ!」 ミヤコ:「ジョーカー…気が合うみたい…任せるね。」 嫉妬の炎:「前にいた国では理解者がいなかった…指輪を2組破壊したが、宮廷によってこの国の入り口に運ばれ、捨てられてしまったのだ!」 モモ:「要は押し付けられたってわけね……」 ジョーカー:「なるほど、大変だったんだなぁお前」 ヴィクトリア:「この国でも一組破壊しましたね?」 タスク:「その国に突き返すべきじゃな…邪魔じゃし」 嫉妬の炎:「うむ、誓いを果たすまで後2組! さあできるだけ幸せそうな奴らを連れてくるがよい!」 ミヤコ:「カップルを邪魔されるのは困るなぁ」 ミヤコ:「将来の同志が増えなくなってしまう…」 タスク:「そうじゃなあ。将来の素材が減るのは困るのう…」 モモ:「なら国王の言う通り、タライマワシにしてしまいましょうか?」嫉妬の炎には聞こえないように進言 嫉妬の炎:「残念ながら、元の国の場所は俺にはわからんのだ!」 タスク:「むう…面倒な。ジョーカーお主これ持って故郷までひとっ走りしてこぬか?」 ジョーカー:「いや、離れすぎてて無理っすよ、ここ来た時はなんか箱に入れられてて外見えなかった(*2)から道わからないし」 モモ:「国交も険悪ですしねぇ……不興を買えば最悪死霊の材料にすらならないくらいにすりつぶされるかも、ウチの国」 タスク:「ウチ、そんなに悪い事(*3)した覚えもないんじゃがのう…」 モモ:「恨みなんて何もないところからだって湧いてきますよ」 ヴィクトリア:「じゃあどこに捨てに行きます?あんまり何にもない所だと帰ってきちゃいそうですけど」 嫉妬の炎:「何だか分からんが、恋人がいる所に連れて行ってくれるならどこでもいいぞ! ヤバチョンガー!」 GM:この国から一番近い、人がある程度いる土地といえば、隣国の独立コーギー町でしょう タスク:「マヨイ回廊の南になんか国あったじゃろ、確か。そこにポイ捨てしてくるのが一番じゃろうて」 ミヤコ:「ではそこで満足させて連れ帰りましょう…」 ヴィクトリア:「なるほど!それはちょっとした冒険ですね!」 モモ:「ちょうどよく我が共同体とも最低限の国交しかありませんし、いいかもしれませんね」 ジョーカー:「そうっすね、じゃあ冒険の準備始めますか」 ミヤコ:「賊のふりでもすれば恨まれることもないでしょう。」 王の一声で隣国へポイ捨てを決めた宮廷たちは、早速「円卓会議」を開く。 「円卓会議」はダンジョン出発への準備を行うフェイズで、 迷宮に連れて行く《配下》の数を決定する「編成会議」と、アイテムや施設の購入についての「予算会議」の2つを順に行う。 まずは編成から。今回は単発かつ人数にも余裕があるということで、宮廷全員限度いっぱい = 20人を持っていくことに(*4)。 続けて予算会議へ。王国に施設を建設したり、通路を敷いたりと、資金を使って様々な強化を行えるフェイズなのだが、初期作成の王国の「予算」は0である。 ジョーカーが《クレジットカード》での前借りを提案するも使う当てもないため、価格が[生活レベル]以下のアイテムである《特効薬:肥満》(*5)を入手して会議は終了。 続いて行うのは、王国内での行動処理。 「アイテムの作成」や「視察」「情報収集」その他、国内の施設を利用したりできるタイミングで、冒険へ出る前の最後の準備段階となる。 [才覚8]を誇るタスクが「情報収集」を選択。配下1人を迷宮へ派遣し、モンスターやトラップの有無を確認しに出た。判定は問題なく成功。 MeikyuKingdomBasic : 情報収集表(7) → 入り口にたどりつく。迷宮マップの中から【入り口】のある部屋1つをGMに教えてもらい、その部屋を目標に選ぶ。目標の脅威情報をGMに教えてもらう。その後、《配下》を消費することができる。《配下》を(1D6)人消費すると、PCは行動済みにならず、もう一度、指揮判定を行うことができる。 モモ:入り口ヨシ! GM:入り口ゲット! ミヤコ:密偵が死んだ 迷宮入り口の[B1]の脅威情報が「トラップ:2 モンスター:6」であることが判明した。 タスク:入口から敵が多いな… ミヤコ:入り口からトラップか… モモ:ウワーッ戦闘の気配! タスク:なあに全部カップメンの具材にしてやるさ GM:PC5人もいるし平気平気 続けてモモも情報収集を選択。配下1人を派遣して判定は成功したが… MeikyuKingdomBasic : 情報収集表(8) → 調査隊は不慮の事故に巻き込まれる。《配下》を1人消費すると、迷宮マップの中から好きな部屋を1つ目標に選ぶことができる。目標の脅威情報と通路情報をGMに教えてもらう。 モモ:さらば配下 GM:配下は犠牲になったのだ… タスク:死体は有効活用される国だから安心さ モモ:なんだか食欲がなくなってきました! ミヤコ:死体さえ帰ってくれば無問題 早速送り込んだ配下が犠牲になり迷宮の恐ろしさを痛感することとなる。 そして[B1]からの通路情報が抜けていないためどこの部屋情報を抜くか暫く相談後、選択した部屋は[B2]。 しかしこの部屋は何もないハズレ部屋であった。 GM:残念、何もない部屋です モモ:グワーッ! モモ:行動終わりで… モモ:「あらら……ま、何もないがわかっただけでも十分だわ」とねぎらっておこう 続けてミヤコも情報収集を引き継ぐことに。【密偵】で配下消費が抑えられるため4人送り込んだところ判定がゴリティカルで成功! モモがすかさず命を削って(*6)《楽器》を鳴らし、気力2点を得るスタートを切った。 MeikyuKingdomBasic : 情報収集表(6) → 危険な迷宮を調査隊は進む。《配下》を1人消費すると、迷宮マップの中から好きな部屋を1つ目標に選ぶことができる。目標の脅威情報と通路情報をGMに教えてもらう。目標から他の部屋に通路がつながっていない場合、PCは行動済みにならず、もう一度、指揮判定を行うことができる。 ミヤコ:ヨシ! ジョーカー:ヨシ! モモ:きれいにB2をさけやがってー! ミヤコ:「よい情報を持ち帰ったものには褒賞を死んで返ってきたものにはさらなる褒美を与える。逝ってらっしゃい。」 ヴィクトリア:ガチ目に怖い 配下:「どうする?全員生還したら怒られそう…」「お前死ねよ」「やだよお前死ねよ」 ジョーカー:無事帰ってきなさいじゃなくて死んで帰ってこいってヒデェな ヴィクトリア:かわうそ… タスク:死にたくないなら死体作ってこい GM:協議の結果1人が死に、3人が生還しました GM:情報収集中にどんな危険に遭い命を落としたのか、生存者は皆硬く口を閉ざしている ミヤコ:「死霊生活も楽しいものだ。彼はそれを分かってくれたようで…あなたたちにもまあ褒美は与えよう。」不服そうな顔で 配下:「はい…ありがとうございます…」 GM:ブラックってレベルじゃねーぞ! モモ:いやー退廃退廃 タスク:退廃的~ ミヤコ:「では休憩でもしていなさい。勇敢に死なずとも自死でも私は歓迎だからよろしく。」 ジョーカー:自ら進んで退廃的方向に進む王国って怖いなぁ 通路情報が分かった事で情報収集すべき部屋も見えたため、ジョーカーも引き続き情報収集を選択。 配下1人を派遣したところ成功した上に気力も入手したのだが… MeikyuKingdomBasic : 情報収集表(6) → 危険な迷宮を調査隊は進む。《配下》を1人消費すると、迷宮マップの中から好きな部屋を1つ目標に選ぶことができる。目標の脅威情報と通路情報をGMに教えてもらう。目標から他の部屋に通路がつながっていない場合、PCは行動済みにならず、もう一度、指揮判定を行うことができる。 またも配下が犠牲になるが最早誰も気にも留めない宮廷であった。躊躇せず配下を犠牲に[B3]の情報として脅威情報「トラップ:1 エネミー:8」を得る。 ジョーカー:シンプルな一本道っぽいな、ボス戦かな GM:そうですね、この部屋から独立コーギー町に抜けられます ジョーカー:「ほいほい、出口はここらへんね、お疲れさんゆっくり休んでくれ(あの世か死霊として)」 GM:情報を握りしめた配下の死体が戻ってきました ミヤコ:死んでも休めると思うな GM:せ、せめて忌引き休暇くらいは… タスク:死は労働を止める理由にはならん ミヤコ:死霊としての生誕祭で飲み会だよ GM:ひどい モモ:やっぱり悪の国では…? ジョーカー:いつか反乱起こるんじゃないかこの国 ヴィクトリア:アンデッドにはアルハラは適用されないのでしょうか GM:むしろ死を強要するデスハラが問題なのでは… ミヤコ:強要はしてない ただちょっと死地に行ってもらうだけで… モモ:見てくださいよこの初期民の声値(*7) これが不満を持った国の姿に見えますか GM:そうかな…そうかも… タスク:そりゃ不満持つ民は片端からカップメンと死霊に変えてるからな… ジョーカー:死霊やカップメンになった国民に発言権は無いのだろうか… 残るヴィクトリアは能力値の関係上、視察は失敗する可能性が高いと判断して施設として【王宮】を使用、民の声を1点獲得する。 ヴィクトリア:「では皆さん出発です!冒険中の犠牲も無駄にはならないので張り切っていきましょう!」と訓示とかしたことにしましょう 配下:「犠牲が出る前提で話してね?」「しっ、聞こえたらカップメンにされるぞ!」 GM:士気が上がった! モモ:死期の間違いでは… GM:誰うま ミヤコ:もっと死体増えろ タスク:具材になれ ジョーカー:肉は具材に、魂は死霊に、無駄がない こうして全員の行動が完了。残るは迷宮までの最初にして最大の試練とも名高い「道中表」。 「周辺階域」マップを1マス移動する度にこの表を振る必要があるのだが、表の内容はトラブルの山である。 幸いにして今回の目的地「マヨイ回廊」は王国の真下であり、道中表は1回で済むのだが怖いものは怖いのだ。 GM:道中表のお時間です モモ:恐怖の時間だ! タスク:誰が振る? ミヤコ:出目が良い人 モモ:希望者がいなければわたくしめが行きましょうぞ ジョーカー:どうぞ ヴィクトリア:おねがいします 民:「いってらっしゃいませ!」「その亡霊をできるだけ遠くに捨てて来てくださいね!」 モモ:「ええ、ええ……私もまだ死にたくないしね」いきます MeikyuKingdomBasic : 道中表(4) → カーネルの異常が発生し、あたりが闇に包まれる。宮廷の中から、ランダムにPC1人を選ぶ。そのPCが【星の欠片】を持っていたら、それが1個破壊される。 モモ:ギャーッ! 引いた表の内容はランダムにPCを選んで《星の欠片》(*8)を持っていたら破壊するというもの。 射撃キャラであるヴィクトリアがいる面子でこれは厳しいかと思ったが、幸いにも選ばれたのは欠片を持たないモモであったため被害はなかった。 ヴィクトリア:「ギャー!何も見えません!このよは やみだ!」 モモ:「この国の行く末と一緒よね……はいはい、みんな散らばらないようにねー」 タスク:「こんな時こそ例の炎で照らすのじゃー!」 ミヤコ:「暗がりは死体の持ちがよくなります…」 ジョーカー:「前が見えねェ…」 嫉妬の炎:「うおー!恋人はいねーがー!」 こうしてどうにか無事にマヨイ回廊へと到達した宮廷一行。 厄介者を処分するために隣国までの迷宮の踏破を始めるのであった…。 (*2) モモ:思ったよりハードな輸送方法でダメだった ジョーカー:箱入り娘ならぬ箱入りオッサンで運ばれました ミヤコ:人質の扱いが雑! GM:楽器ケースに入れられて… (*3) タスク:「やっぱり使者をカップメンにして送り返すのは歓迎されぬのかのう…」 GM:宣戦布告だよぅ! ヴィクトリア:でも父親をラーメンにして食われたブロッケンジュニアは喰った相手を師匠と仰いでるし… ジョーカー:これ俺カップメンになっていいやつで選ばれたのでは? モモ:かわいそ… タスク:人質の価値は理解しているから周りの使者を丁重にカップメンにする (*4) ミヤコ:書類に5人分の死亡届を加えます GM:し、死んでる… ミヤコ:これから死にます タスク:20人の殉教者が出てくれました GM:20人連れて行くと残り7人ですね ヴィクトリア:すごく、すくない モモ:我々が全滅したらほぼ自動的に国も亡びる… ミヤコ:カップメンと死霊にしてリサイクルすれば大丈夫! タスク:その通りだ GM:食品ロスを減らそう (*5) 《特効薬》は変調(状態異常)を治療するアイテム。入手時に指定した変調1つを完全回復する便利品。 肥満指定はGMの助言に従ったものである。因みに肥満は戦闘中に移動する度にダメージを食らう変調。 (*6) 《楽器》は判定時の5の出目を気力に変換するアイテム。 旧版からの変更点であり、使用時にHP2点を消費する必要があるようになった。 まあ旧版楽器は強すぎたので仕方ないね。 (*7) 平和的退廃共同体の民の声初期値は王国環境表と治安レベルの上昇によってなんと8点もあるのだ! 最大値が11点なのでこれはかなり民からの信頼が厚い国と言える。恐怖政治の賜物かもしれないが…。 (*8) 迷宮内で生まれる星の欠片。周囲を明るく照らしたり一部の星術を使うのに必要とされたりする。 星の欠片の光量が届く範囲までしか射撃攻撃は出来ないため、なくなると強制白兵戦を強いられる事になる。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■冒険フェイズ  <マヨイ回廊>     ┌─┐     │A2│     └─┘    /   \ ┌─┐     ┌─┐ │B1│     │B3│ └─┘     └─┘ ついに迷宮の入り口に到着した宮廷一行。ここから本格的なダンジョン探索が開始となる。 「冒険フェイズ」では「部屋への移動」「遭遇」「キャンプの処理」「時間の経過」の4つの手順を順にこなして行くことになる。 ダンジョン最初の「部屋への移動」では【入り口】のある部屋へ強制移動となるため、そのまま次の手順である「遭遇」へ。 ▼B1「マヨイ回廊」【入り口】 方向感覚を狂わせる曲がりくねった道と、背丈ほどもある雑草が見通しを非常に悪くしている 辺りはじめじめと蒸し暑く、ヤブ蚊がまとわりつくように飛び回っている 茂みをかき分け進んでいくと、魔獣を口説いている山羊頭の姿を見かける 「ねーねーいーじゃーん。1回だけでいいからデートしようぜー」 「えーっ? どうしよっかなー」 ヴィクトリア:「むっ」 モモ:「……しょっぱなからすごいものを見かけたわね」 ミヤコ:「嫉妬の炎さん!あれはどうなの?」 タスク:「…お主的にはあれの判定はどうなんじゃ?」と嫉妬の炎掲げよう 嫉妬の炎:嫉妬の炎は穏やかな微笑みを浮かべて眺めている 嫉妬の炎:「脈がなさそうだからヨシ!」 ヴィクトリア:「ほんとですかー?ホントに脈ないんですかー?」 タスク:「そうか!じゃあ無視して行くぞ!」 ジョーカー:「ナンパしてる時点でめっちゃ妨害したいっすけど、王様が言うなら…」 山羊頭_1:「マジで!? つか、いきなり入って来てその反応チョーむかつくんだけど?」 ミヤコ:「ちょっと通るだけなんで…」 タスク:「だってのう…山羊肉と狐肉とか食材としてもありふれていて目新しさもないしのう…」 山羊頭_1:「やっべ、こいつらチョー神経逆なでしてくんじゃん」 山羊頭_2:「やっちゃう?やっちゃおっか?」 ジョーカー:「王様が無視していいって言ってるからスルーしてやろうって言うのに、コレだからナンパしてる奴は…」 モモ:「一応言っておくけど……この方たちの"肉にする"って脅し文句じゃないのよ? マジの食肉化よ……?」と相手を憐れむ 部屋に入って早々、ごんぎつねをナンパしている山羊頭に遭遇。 死体が調達出来ると喜んで戦闘を仕掛けようとする好戦的な宮廷であったが… GM:一応、モンスターの反応は中立なので交渉か戦闘か選ぶことができます モモ:中立なんだ!? ミヤコ:交渉できるんだ… ジョーカー:PLは戦闘回避したい、PCはナンパ野郎を皆殺しにしたい タスク:PC的には皆殺しなんだけど無駄な戦闘は避けたいジレンマ。一応交渉してみるかあ… モモ:交渉しようぜ! 決裂したら殴るけど! モンスターの反応は中立的であった為、ひとまずモモが交渉を試みるも交渉表の結果で配下4人の生け贄を要求された為に交渉は決裂! 迷宮に入って早々に戦闘が始まったのであった。 タスク:よし、ぶっ殺そう モモ:ぶっつぶす! ミヤコ:そこの6人死体にする方が早いぜー! 山羊頭_1:「ま、ちょっとそこの人間食わせてくれれば、話聞いてやってもいいけど?」 モモ:「ふぅーん……ならお話してあげてもいいわよ」 モモ:「あんたが生首だけになったらね」 モモ:首を切るジェスチャーしてさっと本陣に引っ込もう ヴィクトリア:「モモさん!処刑ですか!?処刑ですね?!」 タスク:「我らのお話というと…やはりこれじゃろうな」と戦槌構えよう 山羊頭_1:「抜かしやがったなこのアマー!」 モモ:「申し訳ありません、タスク様。交渉は決裂です」 タスク:「民は貴重な食材じゃ。奴らに無駄にさせてたまるものかよ」 ジョーカー:「よっしゃぁ!死ねよナンパ野郎!」とコレまでにないほどテンション上がってるオッサン ごんぎつね_1:「なんかわかんないけどケンカだー」 ミヤコ:「6人仲間が増えるといいな」短剣を構える ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■戦闘 ┏敵本陣━━━━━━━━━━━━━━…… ┃・ごんぎつね1、2 ┣敵後衛━━━━━━━━━━━━━━…… ┃ ┣敵前衛━━━━━━━━━━━━━━…… ┃・山羊頭1、2、3、4 ┣味方前衛━━━━━━━━━━━━━…… ┃タスク、ヴィクトリア、ミヤコ、ジョーカー ┣味方後衛━━━━━━━━━━━━━…… ┃ ┣味方本陣━━━━━━━━━━━━━…… ┃モモ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━…… 戦闘はラウンドというサイクルを繰り返すことで処理され、「ラウンドの開始」、「作戦立案」、「混乱フェイズ」、「先攻フェイズ」、「後攻フェイズ」、「ラウンドの終了」を行って1ラウンドが終了。 まずは「ラウンドの開始」。開始時に処理を行うスキルなどもあるが、今回は特に何もなし。 続いて「作戦立案」。 戦闘の順番を決定する処理で、[才覚]/「敵軍の最も高い[魔力]+7」に失敗すると、先制攻撃を受けてしまう。 [才覚]を使う判定ということで、これに挑むのは国王タスク。 ごんぎつねの【邪魔】(*9)と大群の混乱(*10)によって難易度が2点上昇しているが… タスク:その程度でワシの才覚が止まるかあ! MeikyuKingdomBasic : (2R6+8>=11) → 10[4,6]+8 → 18 → 成功 & 《気力》1点獲得 ジョーカー:素晴らしい! モモ:ヒューッ! ミヤコ:さすがの王! GM:ぐぬぬ…先攻どうぞ タスク:「総員、我らの流儀を見せつける時じゃぞ。殺して畳んで具材と死霊に変えてやるのじゃ」 圧倒的な固定値の暴力で難なく成功、気力も入手する幸先のいいスタートとなった。 続けてヴィクトリアが敵前衛に【武勲】(*11)も合わせた【一斉射撃】(*12)を発動、山羊頭3体をまとめて攻撃する。 ジョーカーが【お手伝い】(*13)で気力を回し、タスクが【魔力付与】(*14)で達成値を1点上昇させるもダイスの出目は無情にも1,2!固定値を合わせても達成値10であり山羊頭の回避値11には届かない。 協議の結果、今後の戦闘で【一斉射撃】が使い難くなるが仕方ないとして配下を消費(*15)して達成値を底上げして無理矢理成功にする。 そしてダメージに気力を乗せて一掃を狙うが… MeikyuKingdomBasic : (2D6+1) → 3[1,2]+1 → 4 ヴィクトリア:ダイスが言うことをきかねー! タスク:ぐえー! モモ:かなしい ミヤコ:やばい… ダメージは振るわず4点、山羊頭1への【武勲】追加ダメージも2点となり全員が生存してしまう結果に… また、山羊頭3へのダメージをごんぎつね1が【かばう】した結果、運よくダメージ軽減最低値を引いたためにごんぎつね1を倒すことに成功した。 ごんぎつね_1:山羊頭3をかばいに来ます :MeikyuKingdomBasic : (4-1D6) → 4-1[1] → 3 GM:し、死んでる… ジョーカー:庇って死んだ… ヴィクトリア:ごん…おまえだったのか… タスク:ナンパ野郎をかばって死んだのは… GM:楽しそうだからつい前に出て来たら流れ弾に当たって… ごんぎつね_1:ドサッ ごんぎつね_1:「1以外なら死ななかったのに…」 ヴィクトリア:「ダイスが腐ってるのはお互い様です!」 山羊頭_3:「てめえ、よくも狐ちゃんを…許せねえ!」 タスク:「元はと言えばお主等のせいじゃろうが!」 ミヤコ:「可哀想に…遺体は丁寧にあつかってあげよう…」 ヴィクトリア:「理不尽すぎます!」 続けてミヤコが敵前衛に移動して《短剣》で山羊頭1を攻撃したところ絶対成功が飛び出し気力が2点増加! しかし痛打表の効果はダメージを与える代わりに、攻撃目標の残り《HP》を(1D6)点にすることができる。という物でありトドメはさせない。 元々残HP2点であったため、痛打表の効果を使わずにトドメを刺すことに決定した。 山羊頭_1:「ぐふっ…」 GM:くびを はねられた! 山羊頭_2:「あ、兄貴ー!」 ミヤコ:「綺麗に仕留められた…」表面上無傷のまま頸を切ります ミヤコ:「ふふ、まずは一体…」 山羊頭_3:「何この子怖いんだけど…病んでる?」 3番手はジョーカーが動く。民の声を1点使ってHPの減っている山羊頭2へ《使い魔》を【押し売り】(*16)する。 判定はゴリティカルで成功!すかさずモモが《楽器》を使用して気力を2点回復させる連係プレーを見せる。 【押し売り】によるダメージは7点を叩き出し、肉の素材を回収しつつこれで山羊頭2も倒れることとなった! 山羊頭_2:「あらかわいい。命を質に入れてでも買います!」 モモ:購買意欲を指そうBGMを流そう 山羊頭_2:死因:買い物 ジョーカー:「ナンパするならこの使い魔をぜひお手元に、なにお題はあなたのその体で払ってもらえれば…」 ジョーカー:肉3つでいいかな? タスク:OKOK モモ:異議ナシ 山羊頭_2:「た、確かにペットを話題のエサにするのはナンパの定番…」 ジョーカー:「ほらほらもっと削げるでしょ、もう一声!」と相手に自分から肉を削がさせる行為 GM:拷問かな? モモ:想像以上にえげつねえ! 4番手に動くはタスク。敵前衛に移動して《戦鎚》で山羊頭3を攻撃。 命中判定は6の目も出る快調な一撃で、気力も回収しつつ問題なくヒット! 今得た気力をそのままダメージ増加に回して4点ダメージを与えることに成功した。 GM:4点…かばうチャレンジはまあやめとくか… タスク:「山羊の肉質はちと固いんじゃがのう…こうやって予めミートハンマーで叩く事で柔らかくなるんじゃよ」 タスク:オラッ!消化物吐き出して内臓綺麗にしろ! 山羊頭_3:「やべえよ…こいつらマジで俺らのこと食材としか思ってねえよ…」 GM:チタタプチタタプ ミヤコ:弱小国家故飢えている ヴィクトリア:「安心してください!あなた方は我が平和的退廃共同体の繁栄の礎となるのです!」 モモ:「礎っていうか糧の方が近いけどね……」 タスク:「その通りじゃ!遺骸は余す所なく有効活用してやるからの!」 ミヤコ:「霊魂として第二の人生を与えるから許して」 ジョーカー:「商売には犠牲が必要なんですよ…」 ラストはモモ。この後の山羊頭の攻撃が痛いため、《お酒》を使用して気力の回復に努める。 モモ:「想像以上にしぶといわね……お祈りの準備でもしておこうかしら」と周囲にお酒を撒いて行動終わり! ここでようやく後攻フェイズに移る。 まずは前衛に残る山羊頭3と4がミヤコとヴィクトリアに対して殴りかかる! 山羊頭_3:ミヤコさんを攻撃 :MeikyuKingdomBasic : (3R6+3>=13) → 10[3,4,6]+3 → 13 → 成功 & 《気力》1点獲得 GM:命中! ミヤコ:ぐああ :MeikyuKingdomBasic : (1D6+1+3) → 3[3]+1+3 → 7 山羊頭_3:「ヒャッハー殴りまくりながらヤるのがいい女だ!」 ミヤコ:「痛っ…痛い…」涙を流して耐える 山羊頭_4:続いてヴィクトリアさんを攻撃 :MeikyuKingdomBasic : (3R6+3>=9) → 8[3,3,5]+3 → 11 → 成功 :MeikyuKingdomBasic : (1D6+1+3) → 1[1]+1+3 → 5 ヴィクトリア:逆ならよかったのに 山羊頭_4:「オラオラ、ヒィヒィ言わせてやんよ!」 ヴィクトリア:「お下品です!まだまだ!」 攻撃は二人とも命中!山羊頭のスキル【好色】(*17)のせいでダメージが増加しておりなかなかの痛手となった。 更に攻撃が命中したため【鉄腕】(*18)が発動し、ミヤコとヴィクトリアは後退を余儀なくされる。 続けて残るごんぎつねが宮廷前衛に【幻惑】(*19)を使用するも、全員判定に成功した上ジョーカーは気力も回収する結果となる。 そしてここで第1ラウンドが終了し、第2ラウンドの作戦立案の時が来た。 GM:2ラウンド目! タスク:作戦立案行きます ごんぎつね_2:【邪魔】を使います。 MeikyuKingdomBasic : (2R6+8>=11) → 3[1,2]+8 → 11 → 成功 タスク:ふー、危ない危ない GM:これが覇権をとった才覚の力… ジョーカー:ファンブル以外成功なのは凄い タスク:采配ボーナスなんていらなかったんや! 再び邪魔を物ともせず難なく先手を取ることに成功する。 そして先陣を切ってヴィクトリアが山羊頭4に【武勲】を指定しつつ《乗騎》で移動しつつ《だんびら》で攻撃を仕掛ける! 判定は気力を回収しつつ命中!ダメージにも気力を乗せて今度こそ一撃を試みる! タスク:「さーて、それじゃヤギ肉の下処理の仕上げと行こうかのう。総員、やれ」 ヴィクトリア:「突撃ですー!」 ヴィクトリア:気力弾くかな?弾いちゃおう :MeikyuKingdomBasic : : (3D6+1) → 9[1,3,5]+1 → 10 モモ:ヨシ! タスク:ヒューッ! ヴィクトリア:「さらばです!」 山羊頭_4:「ま、まさか一撃とは…!」 気力を使った甲斐もありダメージは10点を叩き出して山羊頭4を一撃で仕留めることに成功する! 続けてタスクが号令(*20)を使用して残る山羊頭3を配下に殴らせたところ判定が絶対成功を叩き出す! MeikyuKingdomBasic : (2R6+8>=12) → 12[6,6]+8 → 20 → 絶対成功 & 《気力》2点獲得 モモ:ヒューッ! ミヤコ:すごい タスク:国王汁を飲むと疲れや恐怖を感じなくなるんじゃよ モモ:これドラッ… タスク:スープ!スープです! GM:ギギギこれはただのスープじゃ… ミヤコ:欺瞞! 命中判定ではないので痛打表は発生しないが、元々HPが減っていた事もありダメージ5点を叩き出して山羊頭3も沈黙したのであった。 タスク:配下を伸びた麺を鞭代わりにペシペシして敵に突っ込ませる タスク:「うむ、見事であったぞ。褒美に国王汁を分け与えてやるのじゃ」 ヴィクトリア:「流石です我が王。!」 配下:「うおー!」「やったー!死なずにすんだ!」 モモ:「心の底から喜んでるわ…」 ミヤコ:「死体4つget!」 タスク:「そんなにワシのスープに感動してくれるとは嬉しいのう…」 ヴィクトリア:「やはり闘争と勝利が民の心をうきたたせるのでしょう」 配下:「あ、スープは少しでいいっす…」「自分らお腹いっぱいなんで…」 残るごんぎつねは単体ではどうしようもない事から降伏する事となる。 降伏前にモモが《お酒》を使用して気力を回復してHPの減っているミヤコへ【祈り】を使うも残念ながら回復量は1点であった。 ジョーカーはモモに【お手伝い】で気力を渡しつつ集中して気力を溜めようとするも判定に失敗する。 ミヤコは行動をパスしたため、ごんぎつねの降伏を以て宮廷の勝利と相成った。 戦闘後のお宝として肉の素材7個と革の素材を3個回収して「遭遇」が終わったために「キャンプ」へと移ることに。 (*9) 目標の判定達成値を1減少させるモンスタースキル。 作戦立案に使われて失敗した場合、作戦立案担当PCは行動不能になる効果もある。 (*10) PC人数が5人以上の場合に発生するペナルティ。4人を上回った人数分作戦立案にマイナス修正が入る。 固定値が大事なまよキンでは結構痛い。 (*11) 騎士のクラススキル。使用時に選んだ敵1体に与えるダメージを大きく上昇させる自己バフスキル。 選んだ敵を倒すまで再使用は出来ないが、安定してダメージを与えることが出来る騎士の強みの一つ。 (*12) 衛視のジョブスキル。射撃専用武器使用時に民の声を1点消費して発動。自分の配下人数体までの敵を攻撃の目標に取れる。 使用に必要なのが民の声なのが玉に瑕だが、数少ない遠距離範囲攻撃であるため使い勝手はいい。 (*13) 従者のクラススキル。自分の気力1点を好きな時に割り込みで他のPC1人に渡せる超優秀スキル。 必要な時に必要な相手に渡せるため宮廷全体の安心感がグンと上がる。従者の気力は皆の気力なのだ。 (*14) 魔導士のジョブスキル。誰かの判定前に使用し、気力1点を消費すると達成値を1点上昇させることができる。 魔素の素材を消費すれば上昇量も増えるのだが、魔素は使い処の多い素材であるため悩むところである。 (*15) 配下は2人消費すると達成値を1点上昇させる事ができる。民はリソースと呼ばれる所以。 王国発展には民の数が重要となるので乱用は避けたいがバンバン消費する血も涙もない王国も珍しくはない。この国とか。 (*16) 商人のジョブスキル。判定に成功すると自分の所持しているアイテムから一つを選択して敵にそのアイテムの価格+1d6のダメージを与える。 また、ダメージを与えるだけでなく敵の所持している素材を3個入手する事もできる。迷宮の商人とは逞しい者なのだ。 (*17) 山羊頭の固有常駐スキル。性別が女性キャラの攻撃する時にダメージが3点上昇するため、レベルに見合わない威力になる事もある。 (*18) 肉弾スキル。攻撃目標にダメージを与えたら1マス後退させる事が出来る。敵本陣の場合は追加で1d6ダメージが発生する。 戦線のコントロールに非常に優秀なスキル。射程0の敵が相手ならこのスキルと《鑓》で1マス先から殴るだけで完封出来る。 (*19) モンスタースキル。好きなエリア1つを選択し、エリア内全員を対象として判定を行わせ、失敗したキャラはその戦闘中あらゆる武器の射程が1減少する。 効果は累積しないとはいえ、射撃武器を活用する宮廷の場合は非常に面倒なスキルとなる。 (*20) 旧版から追加された戦闘中支援行動の一つ。自分の配下に命じて敵を襲撃させる事が可能であり、判定に成功すると1d6+使用した配下の人数分のダメージを与える事ができる。 判定に失敗すると配下を消費するリスクはあるものの、[才覚]か[魅力]で判定できるため、大臣や神官の新たな攻撃手段として非常に便利な奴。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■キャンプ キャンプは部屋や通路、その他怪しいアレコレを調査する「探索」や、有利な効果の多い表を振る「休憩」などが行えるダンジョン探索のメイン処理部で これを繰り返しつつ、ボス部屋まで歩を進めるのがランドメイカーの主な行動となる。 この部屋にトラップがあることは情報収集で分かっていたため、まずは[探索]に優れるミヤコが部屋の捜索を行う。 GM:才覚か探索で難易度10…ですが、何らかの効果で難易度+1されています ミヤコ:使い魔で達成値1上げて捜索します GM:OK、どうぞ! MeikyuKingdomBasic : (2R6+6+1>=11) → 6[1,5]+7 → 13 → 成功 ミヤコ:ヨシ! ジョーカー:ヨシ! 《使い魔》の助けも借りつつ危なげなく成功。部屋に仕掛けられていたトラップ【隠蔽工作Lv1】(*21)を発見する。 情報ではこの部屋に2つトラップがあるはずだが、部屋に1つしかなかった事から通路にもう1つあると判断したタスクが捜索を引き継いでA2への通路を調べる。 GM:曲がりくねった道と雑草が視界を悪くし、探索を困難にしています GM:部屋のトラップは以上です ジョーカー:となると通路にもう一つか… タスク:イベント型の可能性もなくはないがまあ通路調べましょう GM:どうぞ! タスク:使い魔で達成値+1あるから隠蔽工作あってもファンブル以外は成功だぜー ヴィクトリア:国王つよい… GM:やはり固定値…固定値はすべてを解決する MeikyuKingdomBasic : (2R6+9>=11) → 9[3,6]+9 → 18 → 成功 & 《気力》1点獲得 GM:かわいい気力がどんどん出てくる タスク:これが退廃した国を治める国王の本気だ! 固定値の暴力もあり、あっさりと通路捜索に成功する。A2への通路に仕掛けられていたトラップ【迷い道】(*22)を発見、解除したのであった。 モモ:時間経過系を暴いたのはでっかい! GM:発見されたので自動的に解除されました タスク:麺を1本アリアドネの糸代わりにしてA2までスルスルと ヴィクトリア:これで安心して色々できますね GM:このクォーターで食事しなければ一気に飢えもありえたトラップが… 続けてモモが降伏したごんぎつねを相手に勧誘を行う。《衣装》の効果もあって判定は問題なく成功、ごんぎつねを配下として迎えた。 モモ:「あなた……こんなわけの分からないところにいると、また面倒なのに絡まれるわよ」 ごんぎつね:「んーまあそうかも。でも別に帰るとこもないしなー」 モモ:「そう。ウチが安全とは口が裂けても言えないけど……とりあえず行くところがないなら来なさいな」 モモ:「ごはんくらいは出してあげる。どうかしら?」と勧誘しておこう ごんぎつね:「ヤバそうな気配するけど、とりあえず退屈はしなさそうかなー」 ごんぎつね:「じゃあついてくー」 モモ:「……それは保証してあげる」 モモ:「そ、ならいらっしゃいな」勧誘して行動終わり! GM:ごんぎつねはモモさんの配下になりました モモ:ケモ国民ゲットだ ヴィクトリアは休憩表の中の配下が増える効果を期待して魅力休憩を実施する事に。 :MeikyuKingdomBasic : 魅力休憩表(6) → 星の灯りがあなたの顔をロマンチックに照らし出す。その部屋にいる人物の中から好きなキャラクター1人を選び、[魅力/9+そのキャラクターのあなたに対する《好意》]の判定を行う。成功すると、そのキャラクターのあなたに対する《好意》+1。 嫉妬の炎:「ん?」 タスク:とりあえず衣装貸しましょうか? ヴィクトリア:あ、おねがいします タスク:ではこのカップメン容器をどうぞ GM:脱げるのか… ヴィクトリア:星の光に照らされてカップ麺を食べる姿がCMで流れて日清の売り上げが上がるのだ ヴィクトリア:えーとモモさんの好意をあげる感じで :MeikyuKingdomBasic : (3R6+2>=10) → 11[4,5,6]+2 → 13 → 成功 & 《気力》1点獲得 ヴィクトリア:やりました 嫉妬の炎:「百合の波動を感じる…」 モモを対象に魅力休憩の判定を実施。タスクから《衣装》を借りて気力を回復しつつ判定は成功。 もともとモモからヴィクトリアに持っていた好意である友情が伸びる事となった! ヴィクトリア:「モモさんもどうぞ!英気を養っていずれ故郷を取り戻しましょう!」とカップ麺を渡しましょう モモ:「ん、ありがと」 モモ:「……ヴィクトリアって、ほんと絵になるのよねぇ、戦ってる時も」 ヴィクトリア:一向に友情なのです モモ:ユウジョウ! 嫉妬の炎:「俺の目の黒いうちは友情を超えることは許さん…」 モモ:過激派だこいつ! ラストはジョーカー。現状敵意しか持たれていないため、好意を求めて同じく魅力休憩を行う。 休憩票の出目は好意が伸びるものであったが、無情にも判定は1,1,2で失敗。誰からも好意を得られず悲しみを背負う事となる。 :MeikyuKingdomBasic : 魅力休憩表(7) → あいつと目が合う。[魅力/9]の判定を行う。成功したら、自分以外の宮廷の中から、ランダムにキャラクター1体を選ぶ。そのキャラクターから自分に対する《好意》か、自分からそのキャラクターに対する《好意》かのいずれかが1点上昇する。 :MeikyuKingdomBasic : (3R6+2>=9) → 3[1,1,2]+2 → 5 → 失敗 ジョーカー:ひっでぇ モモ:マジかよ タスク:絶対失敗じゃないからセーフ モモ:ファンブル回避できたからヨシ! ジョーカー:ありがとう衣装! ジョーカー:誰かと目があって仲良くなるかと思ったら誰も目を合わせてくれなかった…異常です 思い思いの時間を過ごした宮廷一行はそのまま【迷い道】を回避して次の部屋へと移動する。 ここで1クォーターが経過し、[A2]の「遭遇」が開始。 (*21) 奇観系トラップの一つ。その部屋で行う捜索判定と情報収集指揮判定の難易度をトラップLv分上昇させる地味に嫌なトラップ。 こいつのLv5が出てきたらGMの殺意を疑おう。 (*22) 通路トラップの一つ。未発見のまま通路を進むと次の部屋に到着するまで1D6クォーターの時間を消耗させられてしまう。 迷宮攻略に時間がかかればそれだけ王国の維持費も増えるし宮廷も飢えや疲労が発生しかねないため絶対に見つけよう。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ▼A2「ワカレ関」 絨毯のような芝生の中、ぽつんと石造りの小屋と朽ち果てた木の柵の跡が見える かつて関所があったようで、小屋は駐屯所か何かだったのだろう 今にも倒れそうな木の柵にもたれかかっていたキラーマスクが、一行に気づいて顔を上げる 「センパイ! センパイじゃないですか!」 「聞いてくださいよ! ここでイチャついてた夫婦の仲を引き裂いてやろうとしたんですけど、俺たちじゃかなわなかったんですよ!」 タスク:「下見は済ませてあるのじゃ。この麺に従って進むのじゃぞ」 モモ:「国王のお体は役に立ちますねえ……うわ、なにあれ」 ミヤコ:「斥候の仕事を陛下にさせるとは不覚…」 ヴィクトリア:「まあまあ、無駄のない人材配置ということで」 嫉妬の炎:「お前たちは…かつて共にクリスマスを滅ぼそうと誓った弟分ではないか」 ミヤコ:「死霊だ!」目を輝かせる キラーマスク_1:「久しぶりですねえセンパイ。あ、どうも皆さんキラーマスクです」 キラーマスク_1:「おやお嬢さん、死霊がお好きですか?」 ミヤコ:「こんにちは!仲良くしましょう!」握手を求める キラーマスク_2:「貴様!抜け駆けは許さんぞ!あ、どうもどうも」握手に応じます ミヤコ:「ええ!死霊の国を作りたいぐらいには!」 ヴィクトリア:もう死霊の国では? キラーマスク_1:「いいですね!独身死霊でいっぱいの素敵な国を作りたいですね!」 キラーマスク2体と遭遇するも、思いの外友好的であったためキャンプに移る宮廷一行であった。 なにはともあれまずは部屋の安全(*23)を…ということでまずはミヤコが部屋の捜索を開始する。 判定は危なげなく成功するも発見したのはなんと【お菓子の家】(*24)だった! GM:部屋を捜索していると、美味しそうな匂いに気づきます GM:その匂いを辿ると、大量のポテマヨが置かれているのを発見します! モモ:特効薬はこれのためかー! モモ:お守り使います? ヴィクトリア:ありだと思います GM:その美味しそうな匂いに耐えられない者は思わず腹いっぱい食べてしまうだろう 発見した内容がポテマヨという事でボスの想像がつき、肥満を避けるためにも《お守り》で切り抜ける事にした一行。 早速モモが《お守り》を使用、《衣装》もあって判定はギリギリ成功。辛くも肥満の危機を避ける事に成功したのであった。 モモ:ではお守りの中に入れていた国王の汁をポテマヨにぶっかけよう GM:そのお守りは魔法瓶か何かなの…? ヴィクトリア:上等な料理に国王の汁をかけるかのごとき所業! モモ:国王のお体の一部の入ったモノ すなわちお守りですが? タスク:みるみるどす黒く変色して腐敗するポテマヨ モモ:「これでもまだアレを食べたいなんてモノはいるかしら?」 ミヤコ:成分なんなの… モモ:(こんなに効果があるとは思わなかったな……) ヴィクトリア:さっきモモさんと私で食べてた気がするんですけど何で無事なんでしょう? モモ:これも国王の御加護よ… ジョーカー:「いいえ。私は遠慮しておきます。」思わず敬語になる タスク:「長年注ぎ足し続けた秘伝のスープじゃが? 材料は迷宮の色んなもの」 GM:皆さんの食欲が完全に失せたのでセーフです キラーマスク_1:「その大量のポテマヨは、ここでイチャついてた夫婦が置いて行った物です」 キラーマスク_1:「夫婦は愛の楽園を探すとか言って、B3の方に逃げていきましたよ」 ヴィクトリア:「なるほどー」 モモ:「聞いてるだけで胸焼けしてくるわ……」 ミヤコ:「嫉妬の炎さん、よかったね。燃やせるやつが向うにいるって」 タスク:「なあに安心するがよい。そいつらにもワシのスープを浴びせてやるわ」 嫉妬の炎:「うむ、一刻も早くそいつらのリングを破壊せねば!」めらめら キラーマスク_1:「がんばってくださいセンパイ!」 【お菓子の家】を無効化した次は【一斉射撃】のために配下数が欲しいヴィクトリアがキラーマスクの勧誘を実施する。 RPによるボーナスや【魔力付与】による支援、《衣装》に気力も合わさって無事に迎える事に成功! さらにモモが《楽器》を使用して消耗した気力を回復させる完璧な手際となった。 ヴィクトリア:「ヘイマスクメン、我々はおそらくそいつらとやりあうことになります、一緒についてくれば別れるところがみれるかもしれませんよ?」 キラーマスク_1:「そこまで言われちゃしょうがねえな。センパイもいることだし、俺もあの夫婦の破滅を見に行くぜ」 キラーマスク_1:「いつ出発する?俺も同行する」 ヴィクトリア:「しっとマスク院」 タスク:ズァッ ミヤコ:「仲間が増えた!ヴィクトリアさんありがとう!」 ヴィクトリア:「この調子で退廃を拡大していきましょう!」 タスク:退廃的~ モモ:「いよいよバラエティ豊かになってきたわねえ…」 続いてタスクが才覚休憩を実施。「地図を前にして、今後の冒険について口角泡を飛ばす」を引く。 好きなキャラからの敵意増加と引き換えに増加分だけ民の声が回復する強力な効果の休憩である。 相手としてジョーカーを選択し、ジョーカーからタスクへの敵意を3点伸ばす代わりに民の声が最大まで回復! タスク:ヘイ!誰か俺に対して敵意持ちたいPCはいないかい! モモ:この宮廷ギスギスしてるからな… ジョーカー:じゃあ、自分がもらおうかな ジョーカー:カップメンにされるかもしれない恐怖からついに王様に敵意を… タスク:でも国王からは忠誠誓ってる不思議 GM:属性が決まってなかったらHETをどうぞ ヴィクトリア:忠言大義である的な MeikyuKingdomBasic : 敵意表(4) → 不信 タスク:やはりカップメン化を恐れて… ジョーカー:神官も王様も信じられねぇ! GM:(やっぱりこの国王おかしいんじゃね…?) ミヤコ:謎の忠誠心が怖いのかな ヴィクトリア:人質っぽいといえば人質っぽい タスク:次は民の誰をカップメンにするか(*25)で口角泡飛ばして議論をした結果、従者に不信感を与えてしまいました、反省 モモ:そりゃ不信感も抱くよ! ジョーカー:人質になってる俺はいつカップメンにされてもおかしくねぇ…不信に ミヤコ:選ぶ基準に自分が当てはまってたりしたんだろうな GM:誰だよこんな議題挙げたの! ミヤコ:多分、告げ口大好きな私 ヴィクトリア:まあ日常業務っぽいし 4番手に動くはモモ。魅力休憩を実施したところ「野営に最適な場所を見つける。たき火を囲みながら、思い思い会話を楽しむ」を引く。 効果は自分が好意を持っているPCをそれぞれ1人選び、選ばれたPCは気力1点増加、誰からも選ばれなかったPCは気力1点減少して宮廷内の面子にランダムで敵意を抱くという物。 お互いに好意のある宮廷なら気力回復になるいい結果だが、生憎この宮廷は不仲ばかりのギスギス宮廷。 ヴィクトリアとジョーカー以外の気力が減少して敵意が増え、ギスギスが加速する散々な結果に。 GM:んもーまた敵意が増えるー モモ:ヴィクトリアさんにしか持ってない! ミヤコ:敵意しかもってねー タスク:ジョーカーさんにはある ヴィクトリア:ないですね… ジョーカー:同じく誰にも持ってない モモ:収支としてはマイナスだよこれ! ジョーカー:俺とヴィクトリアさんに気力+1,他の人は気力-1に敵意1点かな :MeikyuKingdomBasic : (CHOICE[ヴィクトリア,ミヤコ,ジョーカー,タスク]) → ジョーカー :MeikyuKingdomBasic : 敵意表(4) → 不信 モモ:急にジョーカーを不審に思う モモ:ペッ :MeikyuKingdomBasic : (CHOICE[モモ,ヴィクトリア,ミヤコ,ジョーカー]) → モモ :MeikyuKingdomBasic : 敵意表(5) → 侮蔑 タスク:ワシのスープ飲めたのが信じられんという顔しておった、侮蔑 :MeikyuKingdomBasic : (CHOICE[ヴィクトリア,モモ,ジョーカー,タスク]) → モモ :MeikyuKingdomBasic : 敵意表(4) → 不信 ミヤコ:あの神官大人しすぎて怖い ジョーカー:おお、ついに王様以外の全員から敵意を得たぞ GM:かわいい不信がどんどん出てくる タスク:仲悪いなあこの宮廷 モモ:「人質としては国王と親しくしすぎている……そろそろカップメンの頃合いか?」と一人で呟く 嫉妬の炎:「むぅ…大きな敵意は反転して大きな好意になる可能性がある…警戒せねばならんな…」 惨憺たる結果に終わったがそれはそれとして次がボス戦となるためモモはヴィクトリアへ【祈り】を使用。 モモからヴィクトリアへは普通に好意が高いため、5点回復することに成功したのであった。 そしてジョーカーが【お手伝い】でモモへ気力をパスしつつ、最後の行動として魅力休憩を行い… ジョーカー:じゃあ、最後に魅力休憩表振ります、最後だよね GM:最後ですね。どうぞ! :MeikyuKingdomBasic : 魅力休憩表(12) → ふとした拍子に唇が触れあう★ 好きなキャラクター1体を選ぶ。そのキャラクターの自分以外に対する《好意》を合計し、その値を自分に対する《好意》に加える。その後、そのキャラクターの自分以外に対する《好意》をすべて0にする。 ジョーカー:うわー一番困るのでた タスク:さあ誰とキスするんだ 嫉妬の炎:「!!!!!!!!!!!!!!!!」 嫉妬の炎:「けおおおおおおおおおおおお!!!!!410!」 ジョーカー:コレ好意しか変更できないからモモさん以外意味ねぇじゃん ジョーカー:そしてモモさんにやると百合の間に挟まる男になるじゃねぇか、やりたくねぇ! 出た目は魅力休憩12番のキス!このギスギス宮廷でどうしろと!? 相談の結果、モモからヴィクトリアへの好意は協調行動の為にも維持した方がいいと判断し、誰とキスするかはモモを除いたダイスに任せる事に… :MeikyuKingdomBasic : (CHOICE[ヴィクトリア,ミヤコ,タスク]) → タスク ジョーカー:カップメン美味しい!(グルグル目) GM:カップメンに唇が触れるの当たり前すぎるな… モモ:うわぁ…スープ全部飲む派なんだ…太りそう… タスク:スープをお飲み! ジョーカー:うっかり王様に口をつけてしまった、このまま飲み干さなければ失礼にあたる モモ:「うわ……」すごいものを見る目 ミヤコ:「ポテマヨが腐ったのを見たあとでよく飲めるな…」 ジョーカー:(カップメンにされないためにはこの程度こなしてみせる!覚えていろよ)と不信3 GM:人質生活は大変だな… タスク:(積極的に口を付けてくれるとは…やはり信用できるのはジョーカーだけじゃのう…)とか一人心地てよう ジョーカー:王様の持つ全ての好意は俺のものだぁ!(なお元から 嫉妬の炎:「!?」メラッ タスク:それでいいのか嫉妬の炎 嫉妬の炎:分からない…俺は雰囲気で嫉妬している ミヤコ:退廃的~ こうして見事に1/3で女性キャラを外し、カップメンとキスする結果と相成った。 民の声も気力も敵意も万全に溜まった所で宮廷は次の部屋へと向かうのであった。 (*23) ジョーカー:この部屋か通路にトラップ1個って感じですよね タスク:キラーマスクにイベント型仕掛けられてたら怖いくらいかな ヴィクトリア:傾国兵器とかだったらいやですね タスク:美しくないだろうから大丈夫だろう キラーマスク_1:「そんな!俺はキラーマスク界のジョニーデップと言われたこともあるのに…!」 ミヤコ:そういうならなぜカップルを憎むようなことになるのか… モモ:「外見がジョニデでも中身がねぇ……」 ジョーカー:マスクの下だからわからないのかも知れない キラーマスク_1:「言われたことがあるだけだからだよ…!」血涙 モモ:かなしい ヴィクトリア:死霊に友好的な女性を見かけても独身死霊の国を造ろうって発想なあたり思想的なものなのでは? ミヤコ:「そんな方でも死霊ならば私は歓迎しよう…民としてなら…」 キラーマスク_1:「おお…女神だ…女神がいる…」 キラーマスク_2:「生者でなければ惚れていた…」 モモ:「こりゃ私が勧誘しなくてもよさそうだな……」 (*24) 奇観系トラップの一つ。このトラップを発見した場合、宮廷全員は〔魅力〕で難易度9の判定を行い、判定失敗したPCを「肥満3」の変調にするトラップ。 肥満その物も数値が高くて痛いのだが、肥満になったPCの数だけ民の声が減少する効果が強烈。 (*25) タスク:でも民の声は上がってるから民はカップメン化を受け入れているとも考えられるのでは? ヴィクトリア:…ですね! タスク:皆で美味いカップメンになろうな…ワシが連れて行っちゃるけん GM:カップメン化の対象から逃れた層からの支持率が上がったんじゃねえかな… ジョーカー:支持しなければヤラれる! タスク:成程、王の支持率ではなくカップメン化を取り下げさせた従者への支持率が上がった感じか ヴィクトリア:民の声の内訳が割れてそうですね GM:人質でも何でもいいからジョーカーさんに頼るしかねえ!と ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ▼B3「愛の巣」 この辺りの回廊は四方が石で固められ、頑丈そうな造りをしている その壁に真新しい横穴ができており、中から壁を掘り進む音が聞こえてくる マヨネーズキング:「余と妃の愛の巣を急いで作るマヨ~! 余はこれ以上逢瀬を邪魔されたくないマヨネ~!」 ドワーフ_1:「イエッサー! うまいポテマヨのためならエンヤコラ~!」 タスク:王妃食われてんぞ、いいのかお前 宮廷の前に現れたのは異形カテゴリの【マヨネーズキング】と【メイクイーン】。 Lv5とLv8という強敵に加えて更に【ドワーフ】と【グレムリン】が3体ずつ囲む苦戦必至な状況だ! GM:穴を掘るドワーフに指示を出していたマヨネーズキングが皆さんに気づきます マヨネーズキング:「マヨ! やっぱり追ってきたマヨネ! 余と妃はここで妖精たちと愛の王国を築くマヨ! 邪魔は許さんマヨ!」 グレムリン_1:「そうだそうだー」 タスク:「…嫉妬の炎、判定を」 嫉妬の炎:「ギルティ!!!!!!410!!!」 ヴィクトリア:「特に追ってきたつもりはないのですがキラーマスクのことでしょうか?」 モモ:「でしょうねえ……」 キラーマスク_1:「そうです!あいつらですよさっきの部屋で逃がしたのは!」 ミヤコ:「呪いがひとつ減りそうだ…」 ジョーカー:「コイツらで呪いやってもあと一組は必要だからまあ、捨てないとなのは変わらんな」 メイクイーン:「ドワちゃん、穴掘りは中断ですわ。先にこの邪魔者たちをすり潰しますわよ!」 ヴィクトリア:「そっちこそすりつぶして今夜はマッシュポテトです!」 タスク:「余の具材になる栄誉を与えてやろう」 メイクイーン:「オーホッホッホ、肉団子にしてあげますわよ!」 モモ:「聞いてるだけで胸焼けしてきた……」 かくして隣国独立コーギー町への最後の関門として鉢合わせしたポテマヨ夫妻との決戦の幕が上がったのであった。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■戦闘 ┏敵本陣━━━━━━━━━━━━━━…… ┃・グレムリン1、2、3 ┣敵後衛━━━━━━━━━━━━━━…… ┃・マヨネーズキング、メイクイーン ┣敵前衛━━━━━━━━━━━━━━…… ┃・ドワーフ1、2、3 トラップ【落石注意】 ┣味方前衛━━━━━━━━━━━━━…… ┃タスク、ヴィクトリア、ミヤコ、ジョーカー ┣味方後衛━━━━━━━━━━━━━…… ┃ ┣味方本陣━━━━━━━━━━━━━…… ┃モモ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━…… 開幕タスクが作戦立案を行うも、マヨネーズキングの【策士】(*26)と大群の混乱によって難易度が3点上昇しており、惜しくも1足りず判定は失敗! やむなく配下2人を犠牲にして達成値を上げて宮廷が先行を取る苦しい立ち上がりとなった。 タスク:戦闘前のスープ補充として配下2名をカップメンに取り込む事で才覚が冴え渡る 配下:「ここは俺たちに任せて、ハフッハフッ先へ!モグモグ」 モモ:「食っているのか食われているのか……」 GM:すっげぇワルの奴がする奴じゃ~ん ジョーカー:「うわぁ」 ミヤコ:「高血圧で死ぬがよい」 タスク:「スープ濃度上昇!今なら行けるぞ!総員進軍じゃあ!」 開幕はヴィクトリアが前衛のドワーフ2体を狙って【武勲】と【一斉射撃】を使用し、問題なく命中! しかしドワーフ1が【受け流し】(*27)を使用してダメージの軽減を図る! モモ:おのれー! ドワーフ_1:希望代わりに1d6点HPを消費 :MeikyuKingdomBasic : (1D6) → 6 ミヤコ:最大値! モモ:これ受け流せてなくない? ジョーカー:直撃よりダメージくらってる可能性 しかし、《希望》代わりのHP消費で最大値を叩き出した上に【受け流し】の判定自体にも失敗してしまう。 命中に安堵したヴィクトリアは気力を2点消費し、駄目押しのダメージ増加を図る!【武勲】も合わさりドワーフ1は死亡、ドワーフ2が瀕死状態に。 ドワーフ_1:最悪じゃん! ジョーカー:無理に受け流そうとして致命傷に… ドワーフ_1:「鉄砲受け流すとか剣豪みたいなことできるかー!」 ドワーフ_1:ドワーフ1は倒れた! ヴィクトリア:「無駄なことをするからです!」 続けて動くはタスク。その場から動かず敵前衛に仕掛けられている【落石注意】のトラップの解除にかかる。 [武勇]で目標値11という難易度へ気力消費して挑み見事に成功!判定で6の目が出たため気力のキャッシュバックを受けつつ【落石注意】が解除された! タスク:「崩れそうな法面を麺で補強する事で落石を防ぐ…これが迷宮でのカップメンの使い道よ!」 ヴィクトリア:ラーメンマンみたいになってきた ミヤコ:「さすが陛下!道が拓けました!」 マヨネーズキング:「食べ物を粗末にするなマヨ!」 タスク:「落石程度に負けるような柔な歯ごたえの麺しとらんわ!ゆけい!」 モモ:バケモノ同士の頂上決戦 3番手に動くはミヤコ。残りHP2のドワーフ2に対してトドメを刺すべく敵前衛に移動して《短剣》で攻撃! 命中判定は成功するもマヨネーズキングが割り込みで【群れ防御】を使用してダメージを軽減させ、トドメには至らない結果となった。 マヨネーズキング:マヨネーズキングが割り込んで【群れ防御】 マヨネーズキング:マヨネーズがべちゃっと飛んできて刃を滑らせる モモ:「思ったよりエゲツないことしますわね…」 ジョーカー:「シンプルに嫌だなぁ…」 ヴィクトリア:「ばっちいです!」 タスク:「食べ物粗末にしとるのどっちじゃ!」 ミヤコ:「剣が錆びる~」 マヨネーズキング:「後でスタッフがおいしく頂くマヨ!」 ミヤコ:誰だよスタッフ… タスク:「マヨネーズだけとか栄養偏るもん食わせてんじゃねえよ。もっとカップメン食えカップメン」 マヨネーズキング:「カップメンには言われたくないマヨ!」 ミヤコ:「不健康な食事は早死にするからオススメ」 モモ:「ヤな情報……」 ラストはモモが《お酒》を消費して気力を入手して敵の攻撃に備え、ジョーカーがその場から動かず先ほど生き延びたドワーフ2を《鑓》で攻撃! 命中判定で6の出目を出し、再び気力を回収しつつ「先行フェイズ」が終了したのであった。 ジョーカー:そいやっと槍でちょんと付いてトドメを刺す ジョーカー:「うん、こんぐらい弱ってりゃ俺でも楽勝だわな」 ドワーフ_2:「うぅ…夢の三食ポテマヨ喰い放題生活が…」 ヴィクトリア:「うちに来れば三食カップ麺食べ放題だったのに…」 GM:カップメンなり放題かもしれない タスク:「そのカロリーにたいする飽くなき思いは伝わった…死体は残さず活用してやるからな…」 ヴィクトリア「でも肥満は嫌ですね」 ミヤコ:「食事の要らない体のすばらしさを教えてあげましょう」 ジョーカー:「食生活は気をつけよう…」年齢的に一番やばい 後攻フェイズで早速動くはマヨネーズキング!宮廷前衛のPCが密集しているところへ【ブレス】(*28)を使用してきた! [探索]に乏しい面子のため苦戦するかと思ったが… ヴィクトリア:ダメージならまだ何とか タスク:探索はいかん探索は :MeikyuKingdomBasic : (2R6>=9) → 5[1,4] → 5 → 失敗 :MeikyuKingdomBasic : (2R6+2>=9) → 8[4,4]+2 → 10 → 成功 ジョーカー:気力1点だけ使っとこうかなあ… :MeikyuKingdomBasic : (3R6+3>=9) → 12[4,6,6]+3 → 15 → 絶対成功 & 《気力》2点獲得 モモ:すげえ!? タスク:ヒューッ! タスクが失敗するもののヴィクトリアは判定に成功、そしてジョーカーが絶対成功を叩き出して気力が溢れる程に回復! 溢れた気力を無駄にしないためにすかさず【お手伝い】でモモに気力をパスしつつ、マヨネーズキングのマヨネーズブレスを全員耐え抜く。 続けてメイクイーンがニンジャであるため≪回避値≫の高いミヤコへ攻撃を当てるため、≪希望≫代わりにHPを消費してミヤコへ攻撃を仕掛ける。 メイクイーン:命中が不安なので気力代わりに1d6HP使います :MeikyuKingdomBasic : (30-1D6) → 30-5[5] → 25 ヴィクトリア:減少ダイスがでかい :MeikyuKingdomBasic : (3R6+6>=13) → 10[1,4,6]+6 → 16 → 成功 & 《気力》1点獲得 メイクイーン:命中! :MeikyuKingdomBasic : (1D6+6) → 4[4]+6 → 10 ダメージは固定値が大きく10点!初戦で削れていたミヤコはこの一撃でHPが-3まで落ち込むもすかさずモモが【祈り】で立て直す! 気力2点を注ぎ込んだ【祈り】が届き、10点回復!メイクイーンのダメージとちょうど相殺される結果となる。 モモ:「貴女にも拙にも、まだ使命が残っている……こんなわけのわからん連中に殺されていいわけないでしょ!」と一括しつつお祈りして回復させます ミヤコ:「助かった…感謝する」 ミヤコ:「このまま死霊になってもよかったが…」 続けてグレムリンが宮廷前衛に対して【眠りの雲】を使用する。 1体目の判定は全員が成功するも、続く2体目の【眠りの雲】に全員が失敗!しかもヴィクトリアは絶対失敗のため民の声まで失う事に! 前衛3人が[睡眠6]の変調を受けてしまう最悪の結果に… グレムリン_2:「もうねなさーい」 ジョーカー:(スヤァ ヴィクトリア:スヤア タスク:グニャア 宮廷前衛が全員寝込んだのを見てすかさず残ったドワーフ3が敵前衛から【すりぬけ】て寝込みを襲いに来る!ランダムで選ばれた対象はヴィクトリア! 睡眠中のため《回避値》が7まで減少しておりドワーフの攻撃は命中!4点ダメージを与えると同時にドワーフのスキル【穿つ】によって甲冑が破壊されてしまった! 攻撃を受けた事で[睡眠]は解除されたものの、【鉄腕】の効果で宮廷後衛まで移動させられる事になる。 ドワーフ_3:つるはしの一撃で甲冑に穴が空きました(*29) ヴィクトリア:「むにゃむにゃ…ギャー服が!」 残るグレムリン3は敵前衛に残るミヤコに対して【眠りの雲】を使用するも、ミヤコが判定に成功して行動終了となる。 次ラウンドに移る前の睡眠解除判定はタスク、ジョーカー両名が成功し、2ラウンド目の作戦立案が始まるのだった。 GM:では2ラウンド目の作戦立案! タスク:私が寝たままだと先制取れなくて多分死ぬからな…よかった タスク:作戦立案行きまーす :MeikyuKingdomBasic : (2R6+8-1>=12) → 4[1,3]+7 → 11 → 失敗 GM:いちたりない! タスク:ぐわー! モモ:やべえ! ミヤコ:配下もいない! ジョーカー:ここで先手取られるの怖いな 運悪く出目は1足りずに「混乱フェイズ」へ!【策士】の効果もあり、2体の敵が先制して宮廷たちに攻撃を仕掛ける! まずはマヨネーズキングが敵前衛まで前進してミヤコへと殴り掛かるもミヤコの回避値に届かず攻撃は失敗! ヴィクトリア:ナイス回避 ミヤコ:このためのニンジャ マヨネーズキング:「おのれ、ちょこまよと!」 ミヤコ:「そんな油ギッシュな動きで当たるか!」 続けてメイクイーンがミヤコへ【おいもコロコロ】(*30)を発動して攻撃を仕掛ける! 更に【おいもコロコロ】の移動効果に合わせてマヨネーズキングが【粘液】を発動し、ミヤコの回避値を減少させてきた! メイクイーン:宮廷本陣まで移動してもらいましょう マヨネーズキング:さらに回避値-1をプレゼント ミヤコ:やばい メイクイーン:「マヨまみれになって転がりなさいですわー!」 マヨネーズキング:「さすがのニンジャもマヨまみれになっては動きづらかろうマヨ」(*31) 【おいもコロコロ】のダメージは9点!再びHPが致命傷表ラインを割るもすかさずモモが気力と民の声を使用した【祈り】でカバーして立て直す! 再び10点回復させる事に成功したところでようやく「混乱フェイズ」が収まり「先行フェイズ」へ。 ミヤコ「打撲が…打撲が…」 モモ「しっかりなさいな!」全快までいけたかな… 先陣を切って動くはジョーカー。次ラウンドの【ブレス】を警戒して1歩後退しつつ、ドワーフ3に対して高額アイテムである《魔導書》を【押し売り】して一撃必殺を狙う! 気力を消費して【押し売り】の判定は見事成功!消費した気力は桃が《楽器》で回収しつつ飛び出たダメージは13点! ドワーフ3の所持する鉄3個を回収しつつ買死させることに成功した。 ジョーカー:「いやぁ、中々の筋肉、次は本でも読んで勉強して見ませんか?今ならなんとこのお値段!」 ドワーフ_3:「何書いてあるかわかんねけど、何かありがたそうな本だぞ!」 ジョーカー:「じゃあ、お会計として貰っていきますね」と持ってる装備を引っ剥がす 鉄3つ獲得します 続いてはヴィクトリアが《乗騎》で敵前衛まで舞い戻り、【武勲】を乗せた《だんびら》でマヨネーズキングへ殴り掛かるも、命中判定は残念ながらいちたりない! やむなく配下を消費して達成値を底上げし、命中させたのであった。 ヴィクトリア:マヨまみれになった配下の死骸を乗り越えて団ビラを叩きつけますよ! ヴィクトリア:気力はないから普通に ジョーカー:お手伝いして全力でダメージだす? ヴィクトリア:じゃあ一点貰えますか? モモ:民の声もいいぞ… タスク:民の声も使っていいんじゃないかな GM:ワンキルする気だ…! ヴィクトリア:じゃあ民の声2点… ヴィクトリア:3点貰っていいですか… タスク:許可する! ここで気力と民の声を注ぎ込みまくった渾身の一撃を発動!民の声が残り5点となるもダメージは上振れして22点! メイクイーンが【群れ防御】を使っても耐え切れないため、一撃で地に伏したのであった! ヴィクトリア:「配下の仇ー!」 マヨネーズキング:「犠牲にしたのはそっちの都合マヨー!」 タスク:よし、これで策士がなくなった ヴィクトリア:あとはじゃがいもですね! タスク:マッシュポテトにしてやるわ! モモ:叩いてつぶす! メイクイーン:「よくも夫を!絶対に許さんですわ!」 ヴィクトリア:「お前も退廃の前に糧となれー!」 タスク:「夫の血肉で和えてポテトサラダにしてやるけんのう…!」 ミヤコ:「すぐに夫のいる場所に送ってあげるから」 GM:コワ~ モモ:「身内ながら恐ろしい……」 ジョーカー:「恐怖心が…」 ヴィクトリア:夫のいる場所っておおむね私達の胃袋ですよね 3番手に動くはタスク、メイクイーンを攻撃するには武器の射程が届かず前進して集中を行う。 この集中判定で6の出目を出して気力を一気に2点稼ぐ事に成功する。 続けてミヤコが移動と追加移動を合わせて宮廷前衛まで移動し、モモは《お酒》を消費して気力を溜めて備えとしたところで「後攻フェイズ」へ。 後攻フェイズはもうグレムリンしか行動できる敵がおらず、3体で最前線のタスクとヴィクトリアを殴るも元の攻撃力が低い上にターゲットが分散してどちらも生き延びる結果に。 タスク:HP1で生き延びた GM:集中してたら落とせてた ここで第2ラウンドが終了し、第3ラウンドの作戦立案へ。マヨネーズキングも倒して【策士】も消えたと慢心した宮廷にそれは静かに襲い掛かった… GM:作戦判定難易度は10です タスク:ガハハ、勝ったな! :MeikyuKingdomBasic : (2R6+8-1>=10) → 2[1,1]+7 → 9 → 絶対失敗 ジョーカー:ギャー!! GM:見事なフラグ! ミヤコ:があああああ タスク:フラグ回収早かったな! ヴィクトリア:うおおお! GM:芸術的なフラグ回収でやんした… タスク:うん…ごめん… 芸術的なフラグ回収による絶対失敗によって民の声が4点まで減少し、再び「混乱フェイズ」が発動する! 幸い今度は【策士】持ちがもう居ないため、行動するのは1体だけで済み、グレムリンが敵前衛に【眠りの雲】を使用するも 幸いタスク、ヴィクトリア両名共判定に成功しどうにか「先行フェイズ」を迎える事に成功したのであった。 グレムリンを無視してメイクイーンを潰す事で相談がまとまり、先陣を切って動くはタスク。敵後衛まで移動して《戦鎚》でメイクイーンへ殴り掛かる! 気力を1点消費した判定で6の目を出して気力を回収しつつ命中! タスク:キャッシュバックした気力含む3点をダメージに注ぎ込む! :MeikyuKingdomBasic : (3D6+3) → 16[5,5,6]+3 → 19 GM:ぐえー! ミヤコ:なそ タスク:マッシュポテトになれー! ジョーカー:出目すげー ダメージダイスに気力を注ぎ込んだ結果、大きく上振れしてまさかの19点! メイクイーンは【群れ防御】で7点軽減を図るもHPを半分以上削られる事に。 タスク:「本日の国王3分クッキングコーナーじゃ。今日のメニューはマッシュポテト、材料はこのメイクイーンじゃな」 メイクイーン:「お、おやめになって!妾は食材ではありませんわ!」 タスク:「…とこのように言い訳してくるので無視して戦鎚で物言わなくなるまで殴るのじゃ。簡単じゃろ?」 メイクイーン:「自由を奪った状態で殴るなんて…!」 続けてはジョーカーが再び言葉巧みに《魔導書》の【押し売り】を実施。気力を1点消費しつつも判定はまたもや6の目を出して気力を回収しつつ成功! 早速帰ってきた気力をダメージダイスに使うも出目が振るわず10点ダメージを与えつつ木の素材3個をむしり取ることに成功する。 ジョーカー「亡くなった彼を呼び戻す手段があるかも?どうです奥さん、今ならお安く…」 メイクイーン「ボインでいいかしら…?」と木を3つ差し出します ジョーカー:「ええ、それで十分ですよ」(ちっ、限界まで搾り取れなかったか…) 3番手はヴィクトリアが動く。既に息も絶え絶えなメイクイーンではあるが、安全を期して桃から協調行動を貰って達成値を底上げし、 判定にはジョーカーが気力を【お手伝い】して渡す入念さで問題なく成功!【武勲】も合わせたダメージで4点しか出なかったものの、 メイクイーンの残HPがをギリギリ削り切りトドメとなった! モモ:「今こそ大物食いのチャンスよ……ハデにやってしまいなさい!」 モモ:と手回しオルガンで気分を盛り立てる曲を奏でよう ヴィクトリア:「はいモモさん!みんなの声が聞こえてきます…!みんなの力がダンビラに!」 メイクイーン:「あんまりですわー!」 ヴィクトリア:「平和と退廃は無敵です!」 タスク:「お主も退廃の礎になるのじゃ誇りに思うがよい」 モモ:「さて……厄介なカップルはぶっ飛ばしたけど、まだやるの、あなたたち?」とグレムリンに言っておこう グレムリン_1:「女王まで倒れたらオイラたちに勝ち目はないし…」 GM:ミヤコさんの行動が終わったら降伏しましょ と、これで降伏して終わるかと思っていたのだが、死体が少なかった事に満足しなかったミヤコが敵前衛に移動して号令を発動。 難易度11の判定を見事に成功させて、気力を回収しつつ死体を増やすことに成功したのだった。 ミヤコ:「死体の数が足りない…」 ジョーカー:オマケで死体を増やしていく… ヴィクトリア:スパルタンですね ミヤコ:「お前に霊廟に住む権利をやる。特攻しろ」配下を蹴とばす :MeikyuKingdomBasic : (2R6+2>=11) → 9[3,6]+2 → 11 → 成功 & 《気力》1点獲得 GM:命中! モモ:ドボォ ミヤコ:「生きて戻って来たか…死体を一つふやしたから良しとしよう」 配下:「文字通り必死でした…」 ミヤコ:「死んでも楽しく生きられるぞ?」 配下:「いやちょっと今はまだ時期が悪いかなって…」 ミヤコ:「はあ…まあ、いい…帰ったら死霊の良さを説いてやろう」 こうして先行フェイズが終わり、後攻フェイズにてグレムリンが降伏。 長きに渡る決戦は宮廷の勝利で幕を閉じたのだった。 戦闘後のお宝として魔素の素材5個、肉の素材3個、鉄の素材5個、《戦斧Lv1》を回収することに成功する。 モモ:生きててよかった! ヴィクトリア:サタスペみたいな! ミヤコ:誰も幽霊にならなかった! ヴィクトリア:配下がいっぱいなるんじゃないでしょうか ジョーカー:結構危ない場面ちょこちょこあったけど無事生き延びてよかった… (*26) モンスタースキル。作戦立案の難易度を2点上昇させる他、混乱フェイズが発生した時に動ける敵を1体増やすという単純明快にして最悪なスキル。 旧版程ではないものの、まよキンは基本先手ゲーのため敵が先に動くのは王国の滅亡に直結する。だから皆も大臣の胃は労わろうな! (*27) 一般スキル。自分を目標にした命中判定の直後に割り込んで命中判定達成値を目標値とした判定を行い、成功するとそのダメージを1点にすることができるという強力なダメージ軽減スキル。 相手の達成値に左右されるのが難点だが、成功さえすればどんな即死ダメージだろうがかすり傷で終わらせられる。 (*28) モンスタースキル。必中かつ遠距離からエリア全体を攻撃可能な凶悪な一撃。[探索]判定に成功すればダメージを半減できる。 本来はマヨネーズキングの持つ固有スキル【高カロリー】が乗って抵抗失敗すれば相手を「肥満」にするのだが、卓中ではその事に気付かず忘れていた模様。 (*29) ヴィクトリア:露出度が上がってしまう タスク:大事な所はラーメンで隠すから大丈夫 GM:ブルーレイではラーメンが消えます モモ:国王がいなくなってしまう…! ジョーカー:器は残るから平気だよ タスク:スープも残るから大丈夫 ミヤコ:カップメンがカップスープに… (*30) メイクイーン固有スキル。「肥満」の変調を受けたキャラ全員か、敵軍の中で最もレベルの低いキャラ1体を目標に選んで目標を3マスまで移動させ、2D6点のダメージを与える。 必中な上にダメージが高く、宮廷が「肥満」なら複数体攻撃も可能という恐怖のスキル。 (*31) ミヤコ:「ベタベタで体中打った…ローション代わりにもならない無能な油め…」 モモ:「いやでしょそんなおいしそうなにおいのするローション……」 ヴィクトリア:エローイ タスク:「いや需要はあるかもしれん…」 ジョーカー:「あるのかなぁ…」 マヨネーズキング:「感度3000倍にする効果とかあった方がよかったマヨ?」 モモ:「感覚過敏で転がってるうちに死にそうだわ」 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■キャンプ 嫉妬の炎:「ガッハッハ、嫉妬は勝つ!ヤバチョンガー!」 ヴィクトリア:「必死で忘れてたけどそういう話でしたね」 嫉妬の炎:嫉妬の炎はウキウキで、倒れているキングとクイーンの指輪をバリバリとかみ砕いています タスク:「もうとっとと向こうの国に押し付けて帰るぞ…」 ジョーカー:「また一つ悪(リア充)が消えたな…」 モモ:「賛成……これ以上付き合ってられない……」 ミヤコ:「お別れか…寂しいな…」 戦闘は勝利したものの、民の声を始めとするリソースの消耗が大きかったため即座に独立コーギー町へ抜けずにまずキャンプを始める宮廷一行。 この部屋のトラップは【落石注意】と判明しているため各々が自由に行動を始める。 まずタスクが民の声を回復させる目的で才覚休憩を実施した結果、「自分の嫌いなものに追い回される夢を見る」を引く。 判定なしで好きなPCへの好意を上昇させることが可能な休憩結果だが民の声回復の目的にはそぐわずジョーカーへの忠誠を伸ばす結果に。 タスク:カップメン作るのに火を使ってるので照明のない暗闇の中で延々国璽押してる夢に魘されてる モモ:すごい夢を見ていらっしゃる… GM:また不信が増えそうなことを… ミヤコ:いったいどんな話術で国王を… ジョーカー:じゃあ、なんか暗くなってる王様に大丈夫かなと声をかけて タスク:何を押し売りされたんだ… ヴィクトリア:全自動玉璽押機とか? ジョーカー:手元にあるお弁当を… タスク:「…あのグレムリンのせいか寝覚めが悪くてのう…」 ジョーカー:「まあ、疲れてるんですよ、飯でも食えばスッキリしますよ」 タスク:笑顔でお弁当を受け取ってカップにin タスク:すぐにドロドロに溶けてスープになった配下の栄養になる ヴィクトリア:スープになって配下の栄養になるのかスープになった配下の栄養になるのか タスク:後者かな…もう少ししたら骨だけになるからそうなったら歩き髑髏としてまた国民だ GM:猟奇的~ モモ:完全に悪の王国… ジョーカー:その様子を見てスッと引きます… ミヤコ:肉付のいい死霊もたまにはほしい ヴィクトリア:キラーマスクで我慢してください 普通の物語なら完全に悪の王国行為だが悲しいかなここは百万迷宮である。 特に何の問題にもならずに続いてはジョーカーが魅力休憩を実施するも出た結果は「野営に最適な場所を見つける。たき火を囲みながら、思い思い会話を楽しむ」。 前の部屋に続いて再びギスギス宮廷が開催され、またもやヴィクトリアとジョーカー以外の気力が減少して敵意が増える結果に。 モモ:またギスギスしちまうーっ! ジョーカー:またか…! ヴィクトリア:ギスギス宮廷オンライン GM:会話を楽しむ気ねーなこいつら! :MeikyuKingdomBasic : (CHOICE[ヴィクトリア,ミヤコ,ジョーカー,タスク]) → タスク :MeikyuKingdomBasic : 敵意表(5) → 侮蔑 モモ:ペッ :MeikyuKingdomBasic : (CHOICE[モモ,ヴィクトリア,ミヤコ,ジョーカー]) → ヴィクトリア :MeikyuKingdomBasic : 敵意表(6) → 侮蔑 タスク:ペッ :MeikyuKingdomBasic : (CHOICE[タスク,モモ,ヴィクトリア,ジョーカー]) → モモ ミヤコ:不信2 ミヤコ:あいつは後ろで笑っている… ジョーカー:なんて酷い人間関係… モモ:実際本陣で酒飲んで楽器吹いてただけだからな… GM:めちゃくちゃ祈ってもらってたのに… ミヤコ:マッチポンプだ モモは私を殺そうとしている!!!!!385!! GM:ひどい お次はミヤコが降伏したグレムリンの勧誘に動く。タスクから《衣装》を借りつつRPによるボーナスも併せて判定は無事成功! グレムリンを配下に迎えることに成功する。 ミヤコ:「グレムリン…仕える主もなく食事も消え、途方に暮れていないか?」 ミヤコ:「私たちの王国にくれば衣食住、ついでに墓石も提供しよう…どうかな?」 グレムリン_2:「うっ、確かにもうポテマヨは食べられない…」 ミヤコ:「仕入れさえできればそれも食える」 グレムリン_2:「オイラたちみたいないたずら者を受け入れてくれるのか?」 ミヤコ:「むしろ歓迎だ。死人をだすくらい派手にやるといい」 グレムリン_2:「やったぜ!ヒヤリハット起こしまくるぜ!」 ミヤコ:「では、ついてこい」 グレムリン_2:「コンゴトモヨロシク…」 続けてヴィクトリアも魅力休憩を実施し、「疲れた体を癒やすため、テントの中で楽な衣装に着替えよう。するとそこに侵入者が……」を引く。 宮廷からランダムにPCを1人選んでダイスを振り、奇数ならば宮廷全員から選ばれたPCに対して敵意、偶数なら選ばれたPCとの間に互いに好意を得るというもの。 ランダムに選ばれたのはミヤコであり、ダイスも幸運にも偶数!お互いに好意を得る事に成功してギスギス宮廷脱出の第一歩を踏み出した!(*32) :MeikyuKingdomBasic : 好意表(2) → 忠誠 :MeikyuKingdomBasic : 好意表(1) → 忠誠 モモ:KENZEN! ヴィクトリア:「甲冑も壊れてしまったしまともな服に着替えましょうか…」 ミヤコ:「油で汚れた服を着替えるか…おや、先客、ヴィクトリアか…」 GM:そういえば汚れたり壊されたりした二人だな ヴィクトリア:「あ、ミヤコさんも着替えですか?お洗濯しておきますね」 ミヤコ:「そうか?風呂にも入らないといけないし、お言葉に甘えようか。ありがとう」 ミヤコ:「その甲冑、部下に修理させようか?得意なのをしっている」 ミヤコ:「代わりというわけではないが…」 ヴィクトリア:「ほんとですか!?お願いします。やっぱりただの服じゃ頼りなくって」 ヴィクトリア:「なんでしょう!?」 ミヤコ:「お互い前線に立つ身だし、ヴィクトリアの装備は身軽ではないしな…」 ミヤコ:「いや、代わりというのは甲冑の話だが…期待されては仕方ないな…」 ミヤコ:「屍の扱いに慣れたせいか肉料理もそれなりのものが作れるんだ」といって弁当でも渡します ヴィクトリア:「わあ!ありがとうございます!これからも宮廷の皆さんをお守りしますね!」いただきます! 最後に動くはモモ。減った民の声を回復させるために【叙事詩】(*33)を使用する。 判定は《衣装》の効果もあって問題なく成功。ミヤコ、ジョーカー、ヴィクトリアが気力を消費して民の声が3点回復したのであった。 モモ:「……ま、なんていうかいろいろ壮絶な戦いだったし」 モモ:「帰ったら適当に盛って語ることにしておきましょ……もう国が潰れるのはごめんだし」 GM:実感がこもっておられる モモ:「さて、それじゃみんなに活躍ポイントを聞いておかなきゃね」 GM:モモさんの語る冒険譚に民は心躍らせることでしょう これにてキャンプも無事に完了し、残るは嫉妬の炎を独立コーギー町に捨て…届けるだけとなる。 GM:B3からは独立コーギー町に続く道が伸びています 嫉妬の炎:「あの道の先にきっと幸せなカップルがいるのだな!」 ミヤコ:「多分…」 ヴィクトリア:「いるんでしょうか…多分いると思います…いるんじゃないかな…」 モモ:「おそらく……」 タスク:「ああうn、いるんじゃないかな…いるといいな…じゃあ我々はそういう事で…」 嫉妬の炎:「あと一組!ようやく大願が成就するのだー!」 GM:国境付近に松明をそっと置いていけば、きっと向こうの民が回収してくれるでしょう ジョーカー:「まあ、おまえさんも向こうで頑張れよ」 ミヤコ:「願いが成就しても生きていたら私のところへ来るといい。"私は"歓迎しよう」 嫉妬の炎:「ああ、ここまで運んでくれてありがとう!縁あらばまた会おう!」 モモ:「あればね……あれば……」 タスク:「まあ国民として来るなら歓迎はするが…」 嫉妬の炎:「そうだな、次の目標が見つかるまで滞在するのも悪くない。まあ、誰かに運んでもらえたらの話だが」 ミヤコ:「良縁を期待するよ。グッドラック!」 ヴィクトリア:「こんな酔狂なことするのうちの宮廷ぐらいじゃないでしょうか」 モモ:「いやあ……捨てに行くのはどの国も同じかも……」 ジョーカー:「うちの国に来たのも多分捨てられたからだろうしなぁ…」 嫉妬の炎:「おぬしらも、末永く不幸にな!ヤバチョンガー!」 GM:というわけで、皆さんは嫉妬の炎を置いて帰路につくのでした (*32) GM:この宮廷でこんなまともな絡み初めて見たかもしれん タスク:言うな ミヤコ:敵意がないから絡み方がわからん… モモ:他の交流がひどすぎる… GM:心が洗われる… ジョーカー:俺のダイスはきれいな交流を望んでないのかも知れない… モモ:国王スープ飲んだでしょ! タスク:こっちからは好意が増えてる綺麗な交流! ジョーカー:こっちからは不信が3もあるんだよなぁ (*33) 語り部のジョブスキル。判定に成功すると宮廷全員は自分の気力を1点まで消費する事が出来、消費した気力分の民の声を得る事が出来るリソース変換スキル。 稼ぎやすい気力を元手に民の声をお手軽に上げられるが、使用条件が未探索の部屋である事が条件のため、忙しい冒険フェイズでは使いどころがなかなか難しい。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■帰路 目的を達成しても無事に帰りつくまで冒険は終わらない終えられないのが迷宮キングダムである。 平和的退廃共同体へ帰るには、行きと同じく「道中表」を振らなければいけないのだ。 モモ:無事に帰ってやる…! ヴィクトリア:ラスボス戦です! GM:HP1で無事に先生きのこれるのか… タスク:死んだ方が国のためなのでは? GM:自分で言う? GM:代表者はTTをどうぞ タスク:では国王らしいところを見せましょう。全ての責任は私が取る モモ:お願いします! :MeikyuKingdomBasic : 道中表(9) → 恐ろしげな咆哮があたりに響き、すぐに静まり返る。全員、[魅力/9]の判定を行う。失敗したPCは、《配下》が(1D6)人自国に逃走する。 GM:無害! ヴィクトリア:配下いないからヨシ! タスク:嫉妬の炎の断末魔が響いてきた 嫉妬の炎:「ヤバチョンガー!!」(ヤバチョンガー…)(ヤバチョンガー……) 帰り道なので失敗しようが全く問題はない結果を引き当て、判定の結果、失敗したのも配下がもういないPCだけであったため無事に全員帰国と相成った。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■終了フェイズ GM:嫉妬の炎の脅威が去ったことにより、王国内は恋人たちが堂々と行動するようになりました GM:結果、民が2d6人増加します :MeikyuKingdomBasic : (2D6) → 6[1,5] → 6 ヴィクトリア:おお… モモ:そこそこ! ミヤコ:産めよ増やせよ血に満ちよ モモ:誤字が誤字に思えない! GM:合ってる…? ミヤコ:合ってる! タスク:合ってる合ってる 宮廷たちが冒険を行っている間にも、王国では様々なドラマが起こっている。 冒険の結果としてまずは民が6人増加して国に残っていた民は13人となった。 続けて「王国変動表」を振って、冒険中の出来事を決定へと移る。 :MeikyuKingdomBasic : 王国変動表(3) → 冒険の成功を祝う民たちが出迎えてくれる。《民の声》+2。この結果を出したプレイヤー以外の全員は、今回の冒険を振り返り当プレイヤーのPCが《好意》を得るとしたら誰が一番ふさわしいかを協議する。決定したキャラへのPCの《好意》+1 :MeikyuKingdomBasic : 王国変動表(3) → 冒険の成功を祝う民たちが出迎えてくれる。《民の声》+2。この結果を出したプレイヤー以外の全員は、今回の冒険を振り返り当プレイヤーのPCが《好意》を得るとしたら誰が一番ふさわしいかを協議する。決定したキャラへのPCの《好意》+1 :MeikyuKingdomBasic : 王国変動表(3) → 冒険の成功を祝う民たちが出迎えてくれる。《民の声》+2。この結果を出したプレイヤー以外の全員は、今回の冒険を振り返り当プレイヤーのPCが《好意》を得るとしたら誰が一番ふさわしいかを協議する。決定したキャラへのPCの《好意》+1 モモ:ものすごくお祝いムードでダメだった GM:どんだけ嫌われてたんだ嫉妬の炎 :MeikyuKingdomBasic : 王国変動表(9) → 街の機能に異変が!? [治安レベル/9]の判定に成功すると、自国の好きな施設1軒を選び、その施設のレベルを1点上昇する。失敗したら、自国のタイプ:部屋の施設をランダムに1軒選び、破壊する。 :MeikyuKingdomBasic : 王国変動表(11) → ただ無為に時が過ぎていたわけではない。冒険フェイズで過ごした1ターンにつき予算が1MG増える。 ヴィクトリア:さりげなく王宮破壊の危機だったりします? タスク:ジョーカーさんが判定失敗するとランダムで王宮吹き飛ぶ可能性が 民の声が6点も回復するため上限の11点をオーバーフローしてしまうのでその分を国力判定に回してしまえとジョーカーが民の声2点を使用して治安判定を行い、 無事に成功!【王宮】のレベルが1上がる事となった。 好意の処理はヴィクトリアとミヤコが最後の部屋のキャンプを踏まえてお互いがお互いに取るのが相応しいとなり、 モモもまたヴィクトリアに協調行動をしていた事からヴィクトリアへの好意が伸びる結果となった。 モモ:……この宮廷ヴィクトリアさんが死んだりしたら崩壊するのでは GM:退サーの姫 ヴィクトリア:モモさんがいれば死なないから大丈夫です タスク:そうなる前に死霊にして縛り付けるかカップメンにするかしなくては… ミヤコ:大丈夫!そときは幽霊になってもらうから モモ:ロクでもねぇ! GM:そういうとこやぞ 続いて「配下の回復」の処理に移る。 そのセッションで配下が消耗してしまったかどうかを決める処理で、消費した配下を[軍事レベル]+1d6人まで回復できるチャンス。 今回の消費人数は9人とかなりの死屍累々っぷりであり、死人担当のミヤコがダイスを振った結果5人の救助に成功。4人を消耗する結果となった。 GM:どういう形で還って来たかはわかりませんが…ひとまず民として復帰しました ヴィクトリア:あっけっこう死霊属性な感じ? GM:お任せします ルール的には普通の民です モモ:民に貴賎なし ジョーカー:死霊もカップメンもこの国では普通の民なんだよ、きっと… モモ:平等に達成値になりたまえ… GM:マジョリティなんだね… モモ:生きてる人間もこの国では普通の民なんだよ、きっと… タスク:カップからペッと骨を吐き出すと歩き髑髏になってくれました ミヤコ:君たちの寝床は今日から霊廟だよ GM:カラコロカラコロ タスク:定期的に出汁取るから王宮に来るように モモ:ヒッ ヴィクトリア:お風呂入ってからにしてくださいね GM:やっぱりこの国滅ぶべきでは ミヤコ:退廃的~ 続いては王国フェイズでも行った「円卓会議」 終了フェイズでは収支報告、予算会議、探索会議、解散の順に処理を行う。 まず最初に行うのは収入を計算。もしシナリオの目的を満たしていれば、[(《民の声》現在値×1/2)+自国の王国レベル]MGの《予算》を獲得できる。 今回は民の声が最後に全快した事もあり、11点/2の6+1MGの予算を獲得することに成功! さらにジョーカーが相場表で肉を当てたおかげで肉の素材が3個1MGで売れるようになり、他の素材と合わせて5MGの予算を貿易で入手した! モモ:この国が輸出する肉かあ… GM:「何の肉なんですか?」「肉だよ」って言われるやつ ヴィクトリア:うちらしい輸出品ですね 続いては維持費の決定。王国を離れている間、国の維持にかかった費用を計算する処理。 [(経過したターン数+再挑戦した回数)×自国の土地の数]MGの維持費が発生するが、今回は3クォーター = 0ターンで冒険を終えたため 0ターン*土地1つで維持費は0となった。 続く予算会議では今回の収入12MGを以てこの国らしい施設を建てようという話になり… タスク:この国らしい施設ってなんだ…? 暗黒街か…? ミヤコ:刑務所とか欲しいですね GM:刑務所に処刑場もつける? タスク:刑務所と処刑場立てようか ミヤコ:処刑人がいない… タスク:じゃあ転職所も立てればいいんだよ! ヴィクトリア:厨房があってもいいのでは タスク:ここまで全部建てても1MG余る タスク:と言う訳でC2に刑務所と処刑場、B3に厨房、A1に転職所が出来ました モモ:急激な発展を遂げたな… タスク:刑務所と処刑場を通らないと王宮に行けないスタイル タスク:旅人にもこの国がどんな国か一発で理解して貰える事でしょう… ミヤコ:そして霊廟をうろつく死霊たち モモ:(滅ぼそう…) GM:処刑場と厨房と霊廟で動線ができてるのが嫌すぎる… ジョーカー:退廃的すぎる… ヴィクトリア:無駄が無くて大変いいと思います タスク:やはりこの国滅ぼすべきでは? モモ:そうだね*1 GM:そうだね×2 ミヤコ:そうだね×3 ジョーカー:そうだね×4 ヴィクトリア:そうだねがすごい! タスク:まあ百万迷宮は広いからな…1国くらいこういう国があってもいいじゃないか… GM:自由とはそういうことだ …と溢れる予算を以て実に退廃的な共同体を実現することに成功したのであった。 セッション最後に行うのは「探索会議」。 今回のセッションのMVPを各PL1票で投票、一斉に開票して選ばれたPCは「勲章」を1つ獲得できる。 言ってみれば迷宮キングダム版スピークイージーのようなもので、同率1位の場合でも複数のPCに授与されるという形式。 GM:では、321で発表しましょう GM:3 GM:2 GM:1 GM:どうぞ! ヴィクトリア:タスク王 ジョーカー:タスク王、カップメンが毎回全部持っていったよ タスク:ミヤコさん! ミヤコ:ヴィクトリア モモ:ミヤコ! GM:タスクさん、ミヤコさんが同票で勲章獲得です! タスク:退廃の象徴コンビか… GM:完全にカップメンと死霊の国だったもんな… ヴィクトリア:カップメンと死霊の国だけで何かのタイトルになりそう ジョーカー:リプレイのタイトルかな? タスク:他のシステムだったら絶対討伐される側だよなあって思いながら進めてた モモ:正直別のシナリオで出てきたら倒すべき敵だよこれ! GM:邪悪すぎる… ミヤコ:なんで?カップメンも死霊も幸せに生きられるよ? タスク:そうそう、ほら死霊になった元配下達も文句言わずに働いてくれてるし ミヤコ:歩き髑髏たちもそうだそうだと言っています GM:死人に口なし! と言う訳でタスクとミヤコの2名が同数投票により勲章を得たのであった! 配下を解散させて少しだけ人口の増えたこの変な国はまだ百万迷宮のどこかにあるのです、多分。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■終わりに いやあ、改めて見ても酷い国でしたねこれ! 部分的に酷い国は数あれど、ランダム表が奇跡的に噛み合ってこうも冒涜的な国一直線になったのは初めての経験でした! 最後になりましたが、長時間お付き合い頂いたGM、PLの皆様、本当にありがとうございました!