セッションレポ:T&T完全版 シナリオ:「ぼくらのソーサラーバカデミア」 ◆あらすじ 「これはニンジャの仕業に違いない!」。学園長は激高して叫んだ。 ここは元名門ヌー魔法学園。今は地元のチンパンジーが集まるド底辺校である。 聞けば数年前から優秀な生徒が次々と失踪する謎の事件が起きているという。 そのためまともな生徒は次々と学園を去り、今は底辺しか来ないのだとも。 「報酬は弾む。学園に潜む汚いニンジャを見つけ始末してくれ!」 金に釣られた冒険者たちは潜入捜査を行うことになる。 ◆冒険者紹介 ・アルブレヒト(人間男、2レベル戦士)  苦労人っぽくなっている戦士。今回もいじられる。タレントは『反射神経、剣の名手』。 ・エーリ(人間男、2レベル戦士)  人間だが才能に恵まれたため最初から2レベルの戦士。クール。タレントは『軽業師、精神修養』。 ・ピザ(ドワーフ女、3レベル盗賊)  ブス笑顔が印象的なブス。たびたび放屁する。タレントは『鍵開け、密偵、窃盗、洞窟探検家』。 ・トッパー・ニッパー(レプラコーン女、2レベル魔術師)  お金大好き少女。タレントは『軽業師、吟遊詩人』。 ・プレッツェル(ホブ女、2レベル盗賊)  パーティの清涼剤ポジション。タレントは『歌唱、踊り、誘惑』。     GM:それでは時間になりましたのでT&T完全版卓「ぼくらのソーサラーバカデミア」始めていきたいと思います ピザ:イエスだね エーリ:いえーい アルブレヒト:うおー GM:ではささっと導入をば ◆シーン1:これはニンジャの仕業に違いない 学園長:「これはニンジャの仕業に違いない!」 学園長は激高して叫んだ。ここは元名門ヌー魔法学園。今は地元のチンパンジーが集まるド底辺校である。 冒険者たちは知り合いに学園長の相談に乗るよう頼まれた。そして、今、学園長室で見てはいけない光景を目の当たりにしている。 学園長:「聞いているのかねそこのパーティ!」 トッパー:ちーっす、きいてまーっす エーリ:「ハイ、キイテマスヨー」 アルブレヒト:顔真っ赤にしてる… 学園長:「ならばよし!」 koushirouめいた学園長は事情を説明する。 学園長:「かつて、我が学園は名門魔法学園としてその名を知られていた。ところが数年前から優秀な生徒が失踪する事件が何度も起きてるのだ」 学園長:「名門校の名に傷をつけてはならない。我々は事件を揉み消そうとしたが…噂はあっという間に広まり学生達は次々と他校に転校していった」 学園長:「今や優秀な学生は受験すらしてくれない。そして地元のチンパンジーが集まるド底辺校に成り下がってしまったのだよ…」 エーリ:(出る杭を打ってたら優秀な奴はこなくなったとかかな…) 学園長:「そして私は推理した。これは我が国が優秀な魔術師を確保することをよしとしないゾナン・イエ(注:日本めいた国)の陰謀であると!」 学園長:(ドヤァ) アルブレヒト:(ソースは…?)(※まったくそのとおりである) エーリ:「ナルホドーソレハタイヘンデスネー」 学園長:「おお!わかってくれるか!奴等はまだ学園内で策謀を巡らせているだろう。報酬は弾む。学園に潜む汚いニンジャを見つけ始末してくれ!」 そして冒険者たち手付金として金貨500枚、成功報酬として金貨2500枚を提示してくる。 エーリ:一人あたりです? GM:はい。1人あたりです ピザ:わぁいアタイお金DAISUKI アルブレヒト:マジか トッパー:「俄然やる気がでてきただわさ!」 トッパー:「お金の嫌いな女子なんていません!」 エーリ:「おのれニンジャ!ゆるせん!」 ピザ:「血の海に沈めたらよ」 金の力は実際スゴイ。高額報酬に色めきだつ一行。 アルブレヒト:「ちなみにどうなったら成功なので?」 GM:学園長はニンジャの始末と言ってますね アルブレヒト:よし忍者の偽者を作ろう!そして殺そう! トッパー:(ニンジャが存在しなかったらどうしよう…) アルブレヒト:(うん…) エーリ:(正体はともあれ原因はあるはずだから…) 学園長:「キミたちには自然体で学園に溶け込めるよう制服と教材を提供しよう。編入手続きを始めその他諸々の事務仕事はこちらで済ませておく」 学園長:「グッドラック、キミたちの健闘を祈る!」 手付金で装備を整えるパーティ。中には全額ポッターマン両替商に預ける人もいた。 ピザ:バスッ(屁をこく) GM:このブスめ… ◆シーン2:ヌー魔法学園へようこそ 数日後、冒険者たちは転校生として魔法学園の教室に立っていた。担当教官が一行の名前をチョークで書き上げる。 教室ではシヴ谷の蛮族めいたトロール女子やモヒカンオークの一団が「だっぺだっぺ」「っぞオラー」と奇声をあげながら鍋パーティに勤しんでいる。 往年の魔法学園としての姿はそこにはなかった。 ピザ:「こいつらからクレムの匂いがしねえ」(※クレム=トロール・ワールドでいうマナ) トッパー:「金持ちそうなトロールはいないなー」 エーリ:「教官はなかなか美人じゃないか」 GM:なんと、不人気要素を詰め込んだ教官を美人と!(※緑髪眼鏡三つ編み少女でした) アルブレヒト:眼鏡いらねえんじゃねえかな… 担当教官:「ちゅ~も~く」 担当教官:「今日は~みなさんに~新しいお友達を紹介します~」 担当教官:「右から…ピザさん、トッパーさん、エーリさん、アルブレヒトさん、プレッツェルさんです~ あっ、自己紹介お願いしていいですかぁ~」 ピザ:「ピザだ! 3日でこの学校をシメる!」 GM:言い切りおった 教室のあちこちから「ああんおめドコ中よ!?」「ケンカ上等、なめんじゃねえぞ!」「お前のブス顔ボコボコにして美人にしてやっぞ!」と野次が飛ぶ トッパー:「トッパーでーす 好きなタイプはお金でーすっ」 エーリ:「エーリだ、適当によろしく。あっ、君らの中にニンジャがいたら後で話をしようぜ」 プレッツェル:「プレッツェルです、未来のスターです」 飛ばされるアルブレヒト。 アルブレヒト:「あーアルブレヒト、です」 アルブレヒト:何か面白いこと言おうとしたらこの空気を逃したかん! オーク女子:(やだいい男…) トッパー:高まる期待! GM:オーク女子がアップを始めたようです エーリ:ピザでオークな女子… アルブレヒト:普通の女子はいないんですか! 担当教官:「みなさん仲良くしてあげてくださいね~ 困ったことがあれば~生徒会長の~シャーロさんかぁ~副会長の~ケイメンさんに~相談してくださいね~」 担当教官:「席は~空いているところを使っていいですよぉ~」 担当教官:「さて~今日は~恒例の~ランク検定の日です~ みなさん~アリーナ(闘技場)に~移動して下さいね~」 転校してきてからの突然のランク戦である。 アルブレヒト:うわーなろうでよくあるやつだー! ピザ:今日はステータスオープンしていいのか!? プレッツェル:天才だけど評価される基準がないんので劣等生になるやつだ! アルブレヒト:まずは魔力測定の水晶球でなんて魔力なの…!と美人エルフに驚かれないと ピザ:「まあいいわ。移動よ」 ◆シーン3:ランク検定「SSSランクより強いMだが面倒なのでB」 冒険者たちはアリーナへと移動した。アリーナは直径50mほどの円形でその周りに観客席が並べられている。 冒険者たちは対戦相手を決めるためにクジを引く。 ・ピザ     対戦相手は「名も無きモヒカン」(MR20人間の屑/Cランク) ・プレッツェル 同上 ・エーリ    対戦相手は「"膝に矢を受けた"ケイメン」(レベル?盗賊/Bランク) ・トッパー   対戦相手は「アップルちゃん」(MR30のメスゴリラ/Bランク) ・アルブレヒト 対戦相手は「"緋色(クリムゾン)"のシャーロ」(レベル1達人/Aランク) [第1試合] ピザ VS 名も無きモヒカン(MR20人間の屑/Cランク) 盗賊といえどレベル3ドワーフに敵う筈もない。名も無きモヒカンは僅か2戦闘ターンで「このブス強えぞ!ぐえー!」と吹っ飛んでいく。 すぐに救護班がかけつけて電流で無理矢理モヒカンを蘇生させた。 ピザ:「ビールもってこい、ビンでいい」 担当教官:「ピザさん強いですね~みなさんも~これくらいになってくださいね~」 担当教官:「じゃあ~次いきましょうか~」 [第2試合] プレッツェル VS 名も無きモヒカン(MR20人間の屑/Cランク) プレッツェルはブラスナックルでモヒカンを殴る。個人修正の高さが幸いして最初からワンサイドゲームに。 アルブレヒト:「あの構えは撲針愚!」 ピザ:「知っているのかえーっと…そこのやつ」 エーリ:「ほう…あの身のこなし…」 モヒカン「ふぅ、ふぅ、どうなってやがる。オレサマのバリバリバルカンパンチがあたらねえ…」 モヒカン「クソッ、これが本気だ!死ねやオラァァァア!」 プレッツェル:「マジックパンチ!」 第3戦闘ターン目にモヒカンは派手にぶっ飛ばされ頭から車田落ちして果てた。 エーリ:「あいつ、死んだんじゃねーかな…」 プレッツェル:「これが魔法のパワー!」 トッパー:「魔法?魔法ってんなんだ?」 [第3試合] エーリ VS "膝に矢を受けた"ケイメン(レベル?盗賊/Bランク) エーリはリングにあがり対戦相手を待った…が、試合開始の時間になってもケイメンは現れなかった…どうやら膝に矢を受けた影響らしい、 他の生徒達からブーイングがあがる中、エーリは不戦勝となる。 エーリ:ドヤ顔で席に戻ります アルブレヒト:他の生徒「ブー!ブー!」 [第4試合] トッパー VS 「アップルちゃん」(MR30のメスゴリラ/Bランク) トッパーの対戦相手はゴリラ。真正面からの殴り合いではほぼ互角だ。 アップルちゃん:「ウホー!ウホウホ!」 エーリ:「あれも生徒なのか…」 ピザ:「ホンマモンじゃねーか!」 アルブレヒト:「いやゴリラだよな!?」 プレッツェル:外野席「うおおおおおお!アップルちゃああああああん!!!」 エーリ:「すげえな、まるで猿山のアイドルだ」 耐久度に不安のあるトッパーはある策略を試みる。 トッパー:こそこそっと近寄って「お金くれたら負けてあげてもいーわよ」と囁く アップルちゃん:「ウホウホ、ウホホ」 ここで言語ルールを使っていなかったため、急遽トッパーがサル語を取得しているかどうか幸運度でSR、残念ながら失敗してしまう。 戦闘する羽目になったトッパーは《これでもくらえ!》3倍掛けでゴリラを吹っ飛ばす。 GM:救護班がアップルちゃんの肉片を集めて救護室に持って行きます エーリ:あーん、アップルちゃんが死んだ! GM:トッパーのカバッ! アルブレヒト:アップルちゃん死なないで~ プレッツェル:くすん、美ゴリラ薄命だ… トッパー:「や~んこわかったぁ」 エーリ:「恐ろしい女じゃ…」 担当教官:「あらあら~圧倒的じゃない~ どなたか~転校生のみなさんに~敵う方はいませんか~」 シャーロ:「なら…私が出るわ!」 トッパー:CV16歳な喋り方は怖いな エーリ:絶対目が笑ってないよね [第5試合] アルブレヒト VS "緋色(クリムゾン)"のシャーロ(レベル1達人/Aランク) アルブレヒトの対戦相手は即落ちしそうなチョロインである。 シャーロ:「さあ、次の相手は誰?!」 アルブレヒト:「俺だぁ!」 アルブレヒト:なんだろうすごく負けそうだぞ! 1レベルといえど相手は達人。油断は禁物である。 エーリ:「いけーアルブレヒト−!おまえの魔法を見せてやれ−!」 プレッツェル:「アルブレヒトの魔法はすごいんだぞー!」 アルブレヒト:「やめろー!ハードル上げるんじゃねー!やめろー!」 エーリ:「魔法!それは聖なる力! 魔法!それは未知への冒険!魔法!そしてそれは勇気の証! 」 エーリ:「アルブレヒトはこの全てを兼ね備えている!」 トッパー:「あかい~マジ赤い~」 アルブレヒト:「どんだけお前らの中で俺凄いの!?」 応援にも力が入る。 シャーロ:「いきなり決めるわよー!ダンシング・ブレード!!」シャーロは死の刃を剣にかけて優雅に斬りかかってくる。 が、ダイスは振るわずヒットはたったの36。強キャラっぽく登場して瞬殺されるフラグを見事に回収する。 一方、アルブレヒトは62のヒットを叩き出しあっさりと勝利する。 シャーロ:「むきゅー……」 トッパー:「コイツ大人げねぇ~~~~~~」 アルブレヒト:「達人相手に手加減できるか!」 エーリ:「女の子相手に何やってんだー!」 トッパー:「さいって~~~~」 アルブレヒト:「いきなりアウェーの洗礼が!?」 プレッツェル:「紳士としてはあるまじきー!」 担当教官:「ダメですよぉ~ 女の子には~ やさしくしないと~」 アルブレヒト:「アッハイ、すみませんでした…」 Aランクに勝ったというのにアルブレヒトを褒めてくれる者はいなかった…無念。 アルブレヒト:ここはタレントを使って服だけ破るが正解だったか…(※T&Tは健全なファンタジーTRPGです) [試合終了] 冒険者たちはそれぞれ倒した相手のもっていたものと同じランクを名乗ることが許された。 舐めきっていた態度を見せていたクラスメイト達は実力を見せつけられて態度を一転。非常に好意的になる。 アルブレヒト:なんて脳筋な連中なんだ ピザ:「Cランクか…」 GM:これは今後の調査に大いにプラスになることでしょう トッパー:なるかなぁ…? ピザ:(調査…何の話だっけ…) エーリ:(ニンジャ!ニンジャですよ!) アルブレヒト:(さっさと終わらせて帰ろ…) かくて、魔法学園ライフが始まった。 ◆シーン4:学園探偵団 勉学に部活にと人によっては懐かしい日々を送りながらもニンジャを探さなければならない。冒険者たちはどのようにして真相に近づくのだろうか? GM:というわけで行動リストをざっと [1]生徒会に聞き込みを行ってみる(重要能力値:魅力) [2]教師達に聞き込みを行ってみる(重要能力値:知性) [3]リア充系の生徒達に聞き込みを行ってみる(重要能力値:耐久) [4]底辺系の生徒達に聞き込みを行ってみる(重要能力値:個人修正) [5]白目をむいて尻を叩きながら「ニンジャ!ニンジャ!」と叫んで回り敵の関心を引く(重要能力値:中の人の覚悟) GM:各人どれを行うか相談して決めていきましょう。1つの項目を2人以上で協力するのもアリです アルブレヒト:5番はねえわ! プレッツェル:完全に分担すると5の人が出て来るのか… 相談の結果、 [1]プレッツェル&エーリ [2]トッパー [3]ピザ [4]アルブレヒト [5]なし の分担で調査に取り掛かることに。 [1]生徒会に聞き込みを行ってみる(プレッツェル&エーリ) 生徒会室を訪れるとシャーロがいた。彼女は一人で「ハハーン」と優雅に紅茶を飲んでいた。 彼女はプレッツェルとエーリの存在に気づくと顔を真っ赤にして「何よ!いるなら早く言いなさいよ!このバカ!」と怒鳴り始める。 2人は機嫌を直して貰うために魅力度で1レベルのSRを試みることに。 プレッツェル:この子に誘惑タレントいけます? GM:チョロいのでいけます しかし、プレッツェルはチョロく自動失敗(ダイス目「1,2」)してしまう。 プレッツェル:ぐえー! エーリ:精神修養タレントを行かして根気よく聞き出せますか? GM:まあ、いいでしょう。罵声を浴びせ続けられてるうちにあちらも疲れるでしょうし エーリはSRに失敗するも2度目のトライで成功する。人間の2度振りは強い。 なんとか機嫌をとって話を聞くことに。 エーリ:「というわけでですね、ニンジャについて聞きたいんですよ」 プレッツェル:「きゃぴるん☆ニンジャについて教えてくれたら嬉しいな、なんて!」 シャーロ:「ニンジャ…?ああ、例の失踪事件ね、学園長から話は聞いているわ。でもこっちもなかなか情報が掴めないの」 シャーロ:「ケイメンはもう6年学園にいるから昔の事を知ってそうだけど、アイツは全然話さないのよね…」 シャーロ:「何かあったら連絡するわ。そうだわ、これを使って。学園長からもらっていたの」 彼女は懐から一対のペア鼻輪を取り出す。 プレッツェル:「なにこれ…!?」 シャーロ:「これはペアになってるアイテムよ。緊急事態にこれを握りしめればもう片方に緊急信号と位置情報が伝わるものよ」 エーリ:「それはすごい…」 シャーロ:「私が片方を持つからどちらかがもう片方を持てばいいわ。こうすればお互い何かあった時にすぐ知らせられるわ」 シャーロ:「身につけるのは抵抗があるから……私はカバンにつけておくことにするわ」 プレッツェル:「これ…やっぱり鼻につけて使うの…?」 エーリ:「プレッツェル…ここで装備していくかい?」 シャーロ:「本当はそうなんじゃないかしら?」 エーリ:「あの学園長もよくわからん趣味をしているな」 プレッツェルは鼻輪を指輪のように身につけることにする。やはり鼻輪は抵抗があった模様。 プレッツェル:「これでシャーロおそろだね」じゃあありがたくいただきましょう シャーロ:「そうね。ヤバいヤマに首を突っ込むんだから、お互い気をつけていきましょ」 GM:リザルト:【一対のペア鼻輪】を手に入れた! エーリ:ひっでえ響き… [2]教師達に聞き込みを行ってみる(トッパー) トッパーが職員室を訪れ用件を告げると、陽気な岩悪魔先生がビールを片手に応対してくれる。 岩悪魔先生:「失踪事件だろう?前の担当が頑張って情報を集めてたんだがな。ある日のこと、彼は…くくく」 岩悪魔先生:「高レベルの<まぬけ>をかけられたんだよ!白目むいて尻を叩きながら『ニンジャ!ニンジャ!』ってプークスクス」 岩悪魔先生:「おっと失礼。おかげで彼から何かを聞こうとしてもどうしようもなくてな。呪いを解ける高レベルの魔術師を探しているところさ」 トッパー:「ニンジャって魔法を使うの?ニンジャが使うのはニンポなんじゃない?」 岩悪魔先生:「ニンポが魔法なんじゃないか?」 アルブレヒト:ニンポを使うぞ!ニンポを使うぞ! 岩悪魔先生:「ああそうだ。彼が残したノートを手元においてある。ところが、こいつがひっどいクセ字でな。読解は無理だった」 岩悪魔先生:「見る分には好きにしていいぞ。ただ、持ち出しだけは勘弁してくれ。今は色々とうるさい時代なんでな」と引き出しをゴソゴソとあさり1冊のノートを取り出す エーリ:昔ペン習字に通ってさえおけば… GM:見てみます? トッパー:見ます見ます ノートを開くとSAN値が下がりそうなぐねぐねした文字と狂気を感じるイラストでびっしりと埋められていた。 読解は極めて困難だが少しでも内容を理解するため知性度で2レベルのSRを試みることに。 トッパーはSRに成功し何とかいくつかの意味のあるメッセージを見つけることができた。 トッパー:「頭脳担当です!」エア眼鏡クイッ それは次のようなものだった。 ・「ゾナン・イエのニンジャ学園にヌー学園から移籍したと思われる生徒を確認。彼は3食昼寝つきの極めていい待遇を受けている」 ・「失踪した生徒は最低でも2レベルの魔術師か達人である。もう少しシャーロが成長すれば間違いなく狙われるだろう」 どうやら本当にニンジャが生徒を連れて行っているようだ。 トッパー:…これ単に引き抜かれただけじゃ? GM:(・3・)~♪ エーリ:ヒキヌキ=ジツ! トッパー:じゃあ自分のノートに要点書き写します トッパー:念のために猫語で書こう 何故そんな真似を。 エーリ:誰が解読できるんだ… プレッツェル:みんな見て!ここに真実が書かれている!(猫語) アルブレヒト:メンタルへ! [3]リア充系の生徒達に聞き込みを行ってみる(ピザ) リア充系の生徒達に聞き込みを行うため、ピザは部活動をやっているアリーナを訪れた。 そこではトロール女子達がアイドルめいた衣装に身を包みダンスと歌のレッスンに励んでいた。 トロール女子_1:「私達の学園がピンチ!このままじゃ廃校になってしまう!」 トロール女子_2:「でも魔法なんてとても覚えられない。だけど私たちにできることきっとあるはず、だから!」 トロール女子_3:「スクールアイドルやるしかないっしょー」 アルブレヒト:ライバーに怒られてしまうー! トッパー:レプラコーン女子でもけっこうなパワーワードなのに、トロール女子とかいったい… エーリ:そりゃボンボンボンのないすばでーのことでは アルブレヒト:トロールスクールアイドル 一通りレッスンを終えると彼女たちはピザのところに「何用?」「如何に如何に」とやってきた。 ピザ:「何用もカニ漁もあるかい!」 トッパー:処す?処す?…に似たリズムを感じる ピザ:「いまのダンス、みさせてもらったよ」 トロール女子_1:「ど、どうだった?」 ピザ:「あんな動きでスクールアイドルの頂点目指せると思ってるの!! このトロール型の泥人形!」 トロール女子_2:「ひ、ひどい!」 アルブレヒト:加入フラグかな… トロール女子_3:「でもそうよね…私たちはまだまだだって…自分たちでも感じているもの…」 エーリ:トロール界隈なら受けるのかな… トロール女子_3:「教えて!一体どうすればいいの…?!私たち、もっと輝きたいの!」 ピザ:「何が足りないのか、もっと自分に問いかけなさい…アタイから言えるのはそこまでよ」 エーリ:出た!ふんわりした自己啓発的なアドバイス! プレッツェル:+チック姉さんの美しさの人みたいなアドバイス! トッパー:PC、NPCのCVが気になっちまう!(トロールの声:稲田徹) アイドルアニメにありがちなふわっふわとしたアドバイス。ところでアナタ何しにきたんですかね… ピザ:「アデュー…アデューちゃうわ」 ピザ:「あのー、ほれ、あれだよ。ニンジャ」 ピザ:トロールから情報を引き出そうとします トロール女子_1:「ニンジャ?」 トロール女子_1:「なんか聞いたことあるー?」 トロール女子_2:「前の学年の人らがさらわれたって話でしょー?ウチらの学年とか全然そんな話ないもんねー」 残念ながらリア充は自分たちのことにしか関心がないようだ。 トロール女子_3:「そんなことより酒飲もうよ酒。ケイメンの奴が差し入れてくれたのがあるんだ。キミも飲みなよ」 ピザ:「ああ、やろう」 トッパー:学生という自覚皆無だな! アルブレヒト:未成年の飲酒で活動自粛しちまうー! そして酒盛りが始まる。ピザは耐久度で2レベルのSRを要求されるがあっさり成功。 ピザ:「さ、アンタたちも飲みな」 トロール女子_1:「わぁい、お酒!わたしお酒大好き!」 酒盛りはトロール女子たちが酔いつぶれるまで続いた。ピザはトロール女子たちを酔い潰したことで【トロール殺し】の称号を得た。 これによりピザと相対する者は恐怖から個人修正に-3のペナルティを受けることになる(特殊能力扱い)。 [4]底辺系の生徒達に聞き込みを行ってみる(アルブレヒト) 底辺系の生徒達に聞き込みを行うため、アルブレヒトは彼らがたまり場にしている魔法学園の屋上にやってきた。 そこには絵に描いたような底辺達がポニーに跨り「ブンブンブブンブゥンブン」と口でエンジン音をふかしながら駆け回っていた。 アルブレヒト:あの、ポニーですよね? GM:ポニーなのでええ GM:口で言うしかないでしょう? アルブレヒト:そうですね… そして彼らは招かれざる客の存在を察知すると、棍棒を片手に襲い掛かってきた! GM:出現数を決めましょう。1d6を振って下さい アルブレヒト:ひどすぎる! ダイスの目は3、MR10の人間の屑が3体現れる アルブレヒト:「やんのかコラー!すっぞこらー!」 モヒカンズ:「なんだオラー!」「やんのかコラァ!」 特Aランクのアルブレヒト先輩はすっかり底辺学園に馴染んだようである。 第1戦闘ターンでモヒカン×3はあっさり半死半生の状態に追い込まれる。 流石は特Aランクのアルブレヒト先輩。 GM:モヒカンズは実力差を見せつけられて降伏したがっている… GM:ニア ゆるす  しね アルブレヒト:「人に武器向けて許されると思ってけつかんのか!ああ!」 容赦はなかった。モヒカンズは「あっ」「べっ」「しっ」と倒れる。 アルブレヒト:とりあえずシメてから話を聞こう。オラ知ってること全部しゃべれ!あとジャンプしてみろや! GM:ひどい!ジャンプしたら金貨1d6*10枚くらい出ます! プレッツェル:アルブレヒトが学園に染まりつつある… GM:3人分ですね アルブレヒト先輩はダイスを振り60gpほどカツアゲる。 アルブレヒト:「シケてんなあ…今日はこんくらいにしといたるわ」 アルブレヒト:薬代にはなるかと思ったのに(※おバカなサルの苦い薬は買える(40gp)) GM:モヒカンズ「ま、待ってくれ!」 GM:モヒカンズ「俺達は痺れたぜ…アンタの実力によ!」 GM:モヒカンズ「今日から親分と呼ばせてくだせえ!靴も舐めます!ぺろぺろぺろ…」 アルブレヒト:「ええ~キモい…いやゴホン。そうかそうか、じゃあまずは忍者について知ってること言ってみろ、まずは右のやつから」 GM:モヒカンズ右「ハイッ!ニンジャについては聞いたことがありません!次いいっスか」 アルブレヒト:「お前は後でシメる。次ぃ!」 GM:モヒカン真ん中「ハイッ!ききき、気になる噂はありました!魔法学園の裏山に小さな洞穴があるそうです!そこに『優秀な生徒』が近寄れば危険な目に遭うとか!」 GM:モヒカン真ん中「つ、次いいッスか」 アルブレヒト:「よくやった、シメるのは最後にしてやる。じゃあ残りの一人!」 GM:モヒカン左「は、はいィ!ね…ネタが…おい、真ん中!お前が全部喋っちまうから俺がシメられてしまうぅぅ!」 GM:モヒカン左「アンタは『優秀な生徒』だあ!だから、絶対に近づいちゃあいけませんぜ!絶対ですぜ!」 アルブレヒト:「なんだと、優秀な生徒の基準わかんねえ…まあ三人よくやった、今日は見逃してやる」 GM:モヒカンズ「やった!」「ありがてえ、ありがてえ」「よかった俺は本能的に長寿タイプ」 アルブレヒト:最後のやつがおかしいがまあいいや、皆に情報伝えないと ◆シーン5:ニンジャの呼び声 空が赤く染まり始める頃だった。キミたちが集めた情報を整理しているとシャーロから貰った鼻輪がプルプルと震え出す…緊急信号だ! プレッツェルが指輪にしている鼻輪(わかりにくい表現だ!)によると彼女は学園の裏山にいるようだ。何かあったのだろうか…? アルブレヒト:「まずい、裏山は危険地帯だ!」かくかくしかじか エーリ:「シャーロさんが駄目ぇ…されてしまう!」 アルブレヒト:くっころ プレッツェル:絶対に攫われたりなんかしない! トッパー:ウ~ルックック プレッツェル:「シャーロちゃんの服が残ってる内に!」 ピザ:GO! 話が早くて助かります。 信号のあった場所に辿り着くとそこには小さな洞穴があった。入り口にはシャーロの鼻輪つきカバンが落ちている。 ピザ:「これは…行儀が悪い」 トッパー:失踪した生徒がニンジャ学園で三食昼寝付きなのは面白そうだから黙っていよう アルブレヒト:忍者学園だと忍者になるけどいいのか生徒 意を決して中に踏み込むと…中から会話が聞こえる。 シャーロ:「どうして!?どうしてこんなことするのケイメン?」 ケイメン:「フフフ、もう少し育つまで待つつもりでしたが私にもノルマがありますのでね…」 シャーロ:「こんな人気のない場所で亀甲に縛って…イヤーッ!これからひどいこと(赤字)するつもりなのね?!」 ケイメン:「……」(失敗したかなあ) アルブレヒト:エロ同人みたいに! プレッツェル:よし!もうちょっと! エーリ:「それ以上いけない」 プレッツェル:「待って!まだ、もうちょっと!せめてスカートぐらい…!」 アルブレヒト:「いや、助けに行かなくていいのか?」 ※トンネルズ&トロールズはお子様にも安心な健全なファンタジーロールプレインゲームです エーリ:「あとで自分で口説いてみようぜ」 ケイメン:「おっと、客人が来たようです。お出迎えしなければ」 ケイメンは冒険者たちの前に姿をあらわす。 ケイメン:「転入生の皆さんでしたか。ごきげんよう。いずれ迎えに行くつもりでしたが手間が省けました」 そう言うとケイメンはアゴに手をかけて顔をベリベリと剥いでいく。 アルブレヒト:ゴウランガ! プレッツェル:おぉ…見よ! エーリ:ヘンゲ・ジツだと!? スカウト・ニンジャ:「ドーモ、スカウト・ニンジャです」 スカウト・ニンジャ:そして素早くオジギ! エーリ:当然オジキを返す プレッツェル:もちろんオジギを返す トッパー:オジギを返さないのはスゴイ・シツレイ アルブレヒト:「ドーモ、スカウトニンジャ=サン。アルブレヒトです」 スカウト・ニンジャ:「イガイガ忍軍の増強のため魔法学園の優等生をスカウトさせてもらっています」 名刺をキミたちにシュシュシュっと配る スカウト・ニンジャ:「ニンジャ学園に興味ありませんか?今なら入学費無料、返済の要らない奨学金もついてきます」 エーリ:「ジッサイ魅力的!」 プレッツェル:「なんたるニンジャ勧誘ジツか!これではただの学生はひとたまりもない!」 アルブレヒト:「惑わされるな」 トッパー:「返済の要らない奨学金よりも目の前の2500gが魅力的かなぁ」 エーリ:「大変魅力的だが、こっちも仕事なんでな。覚悟して貰おう!」 ピザ:バスッ(屁をこく) スカウト・ニンジャ:「ムム…仕方ありません…ならば実力行使で連れて行くのみッ!」 スカウト・ニンジャが指を鳴らすと天井から3体のニンジャが降りてくる。そして、冒険者たちを捕縛せんと襲い掛かってきた!! アルブレヒト:「こいつを倒せば廃校の危機から逃れられてトロールスクールアイドルなんて存在しなくても良くなるんだ、そのためにも倒す!」 シャーロ:「気をつけて!そいつは護符を持ってるわ!下手な魔法は封じられるわよ!」 そして決戦の火蓋が切って落とされた。 [エネミー・データ] ■スカウト・ニンジャ(BOSS)  レベル4盗賊  体力18 耐久39 器用24 速度20  知性27 魔力47 幸運43 魅力25  個人修正:+57  武器:刀(4D+57)  防具:ラメラー(11)  護符:くらってたまるか!(残30)  魔法:2レベルまですべて+まぬけ+いだてん ■テーヘン・ニンジャ×3  MR=24 [特殊能力1]:邪悪なアフリカ投げナイフめいたスリケン テーヘンニンジャは戦闘中1回、任意のタイミングで邪悪なアフリカ投げナイフめいたスリケンを投擲する。 ターゲットになったキャラクターは幸運度か速度で2レベルのSRを行う。 失敗すると4D+MR/2のダメージを受ける。この能力は射撃攻撃として扱う。 [特殊能力2]:上司のために! スカウト・ニンジャに対して射撃や魔法等による直接攻撃が行われた場合、テーヘン・ニンジャは宣言を行うことで スカウト・ニンジャの代わりにその攻撃の対象になることができる。 [第1戦闘ターン] 開幕早々、トッパーが《行っちまえ》を唱えてテーヘン・ニンジャ2体が逃亡する。 仕方がないのでスカウト・ニンジャは《いだてん》を唱え、白兵戦に参加。ヒットは139(悪意1) 1体残ったテーヘン・ニンジャはピザに邪悪なアフリカ投げナイフめいたスリケンを投げつける。 ピザはSRに失敗して29ダメージ(悪意2)を受ける。ピザの防御は8、耐久度は一気に1桁に落ちる。 ニンジャ側のヒットは139(白兵)+29(射撃)=168。 冒険者側はプレッツェルがスリングで射撃を試みるもSRに失敗。ヒットは29。 残り3人は白兵戦を挑む。ピザの目が走り白兵戦の総ヒットは140(悪意4)。 冒険者側のヒットは140(白兵)+29(射撃)=169。 ほぼ互角の勝負だが冒険者側が若干押している。 [第2戦闘ターン] スカウト・ニンジャは相変わらず刀を振り回す。スリケンを投げたテーヘン・ニンジャも白兵戦に加わる。 ニンジャ側のヒットは178(白兵)。 スカウト・ニンジャ:「フフフ、どうですか?ニンジャ学園に入ればみなさんも強さを手に入れられますよ!」 エーリ:「これがニンジャの力…」 冒険者側はトッパーが《これでもくらえ!》の2倍がけをスカウト・ニンジャに放つ。ヒットは44。 これはテーヘン・ニンジャが身代わりになり44ダメージを素で受けてこのターンの最後に死ぬ。 プレッツェルはスカウト・ニンジャをスリングで狙い見事に命中させる。ヒットは30(悪意1)。 スカウト・ニンジャは19ダメージを受け残り耐久度20に。 盾がなくなっているうちにとピザもスカウト・ニンジャを射撃するが失敗。ヒットは32。 アルブレヒトとエーリは白兵戦を挑みヒットは90(悪意2) 冒険者側のヒットは96(白兵)+44(魔法)+62(射撃)=202。 冒険者側は白兵戦で押し負けるが魔法と射撃の援護効果により3点の悪意ダメージを受けただけで済んだ。 テーヘン・ニンジャは「サヨナラ!」と四散して果てる。 [第3戦闘ターン] 第1戦闘ターンで《行っちまえ》をかけられていたテーヘン・ニンジャ2体が戦場にカムバックする。 しかし、その直後 トッパー:まことに言いにくいのですが…もっかい《行っちまえ》を… GM:はい…テーヘン・ニンジャ2体逃げます… 底辺の勇姿を見よとばかり再び逃げていく。 スカウト・ニンジャは最後のあがきを見せるがヒットは133(悪意1)。ツキに見放される。 ニンジャ側のヒットは133(白兵)。 ピザはトドメをささんとばかりクロスボウを撃つが自動失敗。ヒットは32。 プレッツェルはコンスタトにスリングで石をぶつける。ヒットは26(悪意1)。 スカウト・ニンジャは15ダメージを受け残り耐久度5に。 エーリとアルブレヒトは白兵戦を挑みヒットは109(悪意6)。 冒険者側のヒットは109(白兵)+58(射撃)=167。 冒険者側は白兵戦で押し負けているがスカウト・ニンジャに悪意ダメージが飛ぶ。耐久度は-1となる。 [戦闘終了] スカウト・ニンジャ:「む、無念…ニンジャに失敗はない……サヨナラ!!」 スカウト・ニンジャは最後の力を振り絞り自爆して果てた。 スカウト・ニンジャを倒した冒険者たちはそれぞれ150点の経験値を得た。 プレッツェル:「おそろしいカラテの使い手だった…」 ピザ:スリケンでガチで死にかけた。 ◆シーン6:そして新たな旅へ スカウト・ニンジャの悪事は直ちに学園の経営陣に知れ渡り、学園長は直ちにゾナン・イエのニンジャ学園に抗議を行った。 冒険者たちは事件を解決したことでヌー魔法学園の名誉卒業生となり卒業証書と学位を授けられた。 エーリ:「これで俺も名誉魔法使いか」 エーリ:「短いようで短い学生生活だった…」 プレッツェル:「卒業しても私達…ズッ友だょ!」 学園長:「やはり私の目に狂いはなかった!私は素晴らしい!そしてキミたちもありがとう!」 そして、学園長の手からそれぞれに金貨2500枚が手渡される。 プレッツェルはシャーロから貰っていた一対のペア鼻輪の片方を道中一緒に行動していたエーリに渡す。 プレッツェル:「もらってくれるかな…?」 エーリ:「わーい美少女もってた?鼻輪だー」 思い出の品であり、プレッツェルに何かあった時に誰か来てくれるかもしれない… エーリ:ユウジョウ! プレッツェル:ユウジョウ! トッパー:「思い出よりも現金だわさ」 GM:では特に演出などないようでしたらこれでセッション終了とします。お疲れ様でした。 GM:経験値は一人あたり300点です。 卒業は新しい門出である。冒険者たちはまた新しい旅に赴くのであった。 終わり。