夜の帳が下り、屋敷が静寂に包まれる刻限。アウグスト家の令嬢、リズの寝室だけが、異質な熱気と甘い芳香に満たされていた。  絹のシーツの上、リズは四つん這いの姿勢で乱れ、自身の父であり、この家を統べる魔術師アダムのイチモツをその身に受け入れていた。 「んっ……あ、ぁぁ……っ♡ パパ、ぁ……っ♡」  魔力枯渇という病に蝕まれたリズの肉体にとって、アダムの精液――【魔力の種】は唯一の特効薬であり、生命線だ。  だが、治療という名目で開始されたこの行為は、いまや夜毎の日課となり、父娘の倫理を冒涜する背徳の儀式へと変貌していた。  アダムが腰を打ち付けるたび、リズの柔らかな臀肉が波打ち、結合部からは『ぐちゅ、ぐちゅっ』と卑猥な水音が響く。  愛娘の秘裂は、父の剛直を受け入れるために作られたかのように、ぬめぬめと糸を引きながらアダムの男根に吸い付いていた。 「リズ……力を抜け。そう固くしては、種が奥まで届かない」  アダムは娘の腰を大きな手で鷲掴みにし、容赦なく最奥の子宮口を亀頭でノックする。  背徳感に苛まれながらも、目の前で揺れる娘の尻と、自分の逸物を貪るように収縮する若く瑞々しい膣肉の感触に、アダムの理性は獣の欲望へと塗り替えられていく。 「だめ、ぇ……っ♡ そんなに、奥、突かれたら……っ♡ 魔力が、お腹に……びりびり、きちゃうぅ……っ♡」  リズは涙目でシーツを握りしめ、首を左右に振った。  父のモノはあまりに太く、そして熱い。出し入れされるたびに、敏感な膣襞がこじ開けられ、そこから父の強大な魔力気配が直接神経に流し込まれる。  それは恐怖に近い圧迫感でありながら、脳髄を焼き切るほどの強烈な快楽となってリズを襲っていた。 「あぁ……っ、いいか、リズ。これから注ぐのは、お前を生かすための魔力だ。一滴も漏らさず、その子宮で受け止めるんだ」  アダムの呼吸が荒くなり、ピストンの速度が増す。  娘の胎内を自身の精液で満たす――その倒錯した征服欲と庇護欲が、アダムの射精の衝動を限界まで押し上げていた。 「くる……っ! リズ、出すぞ……ッ!」 「ひゃ、あぁっ♡ くるっ、パパの、お熱いの、きちゃうぅぅ……っ♡♡」  アダムは娘の腰を限界まで引き寄せ、子宮口に亀頭をねじ込むようにして、深く、深く突き入れた。  ドクン、とアダムの腰が跳ねると同時に、リズの胎内へ灼熱の濁流が解き放たれる。 「おぉぉぉ……ッ!」 「んぎぃぃぃっ♡♡ あぁぁぁーーっ♡♡ あついぃっ♡ パパの、種ぇ……っ♡ お腹に、いっぱい、でてるぅぅ……っ♡♡」  通常の射精とは比較にならない、魔力を帯びた大量の精液。  それは『どぷっ、どぷぷっ』と重たい音を立ててリズの子宮を叩き、空っぽだった魔力の器を暴力的なまでの熱量で満たしていく。  子宮という聖域を、実の父の精液で犯され、満たされる感覚。  その絶望的な背徳感が、リズの理性を完全に粉砕した。 「は、ぁ……あ、あぁ……っ♡♡ すご、い……♡ お腹、たぷたぷ……♡」  アダムがゆっくりと息を吐き出しながら動きを止めても、二人の身体は繋がったままだ。  リズは白目を剥きかけ、だらりと舌を出して恍惚の表情を浮かべている。  父のモノが脈打つたび、注ぎ込まれたばかりの【魔力の種】が子宮内壁を温かく圧迫し、その余韻だけで腰が勝手に『びく、びくん』と痙攣してしまう。 「……いい子だ、リズ。これでまた一日、お前は生きられる」  アダムがそっと楔を引き抜くと、『ぽこっ』という間の抜けた音と共に、結合部から白濁した液体が『とろり……』と溢れ出した。  太腿を伝い落ちる父の体液。それが自分の中に確かに存在していた証であり、自分が父の魔力なしでは生きられない「メスの器」に作り変えられてしまった証拠でもあった。 「あ……パパ、の……♡ 精液……もったい、ない……♡」  リズは虚ろな瞳で溢れる白濁を見つめ、無意識のうちに自身の秘裂に指を這わせていた。  あんなに恐ろしかったはずの「治療」が、今では身体の芯から求め、焦がれる「ご褒美」になりつつある。  その事実に気づく理性さえ、濃厚な魔力と精液の熱に溶かされ、甘い痺れの中に沈んでいった