■マジックパンクTRPGキャンペーン感想 ▼1話『逃げた作家』 ここまで長い付き合いになると思っていなかったPTの顔合わせ 長い付き合いになると思っていなかったのはあっちのPTもなんですが 出番はないのにレミー先生が4話まで擦られ続けるとも思ってもいませんでした 味がしなくなるまで出汁を取られてまだ味がするレミー先生 レミー先生にロジェさんが凄く同情的で肩を持ちまくりでマネージャー役?を買って出ていたのがとても印象的 当時からアイルさんは堅かった 戦闘中に回復してる暇があまりないゲームなので、何度も使えるダメージ軽減は頼れますね 敵が固まっていたので範囲攻撃連打でカタがついてしまった… 《時飛ばし》でロジェさんの手番を飛ばしたのがとても申し訳なかったので シナリオが続いたのはPLとしてもとても助かりました 1話からシティアドベンチャー無双するロジェさんでした 《短期遡行》も《未来視》もエラッタ前なのでマジ強ぇ! シティアドベンチャー対応用にキリーも【知性】と評判あげてたんですが、キャンペーン通して後方腕組みでしたね ロジェさんが失敗した場合のフォロー…というのもなかった気がします 《社交術》はダイスも増えるのが偉すぎる…!! 戦闘前に主要アクション使ってる暇はあると思ってないタイプのPLなので 「喋ってる間にバフかけていいっすか?」は大人が会話してる横で落ち着きのない子供なキリーのRPの延長だったんですが ウザ…!というのは間違いなくあるので空気を悪くして申し訳ない… ▼2話『悲恋と破壊のメロディ』 まさかの続いた! ありがとうございましたGM NPCの設定を考えてねとお話がきたのが完全に想定外でしたがこちらもありがとうございます 敵か味方かジャン・ルイ導師 敵になってもいいかあ!という気持ちで贅沢な義体三昧という夢を託しました ジセルさん側だとどこからやりたいことだったのかはわからないのですが 創造の門を叩いたジセルさんと接点ができたりと後援者としてキリーだけでない絡みができたのは見ていて楽しかったです 話を振り返ると…ひれ…ん? 姐さんモテモテだな…流石だな… ロジェさんがシティアドベンチャー無双 クラウスさんが良いキャラしてるな…というのは勿論のこと 他のPLの皆さんがクラウスさんに絡み盛り立てより魅力的なキャラクターに仕上げていたように感じています NPCとPCとの絡みが双方のキャラクターを魅力的にするんダ!! 都合の悪い台詞を聞こえなかったことにするクラウスさんに 「音楽家なんでしょ、自分の耳は信じてあげなきゃ」 というアイルさんの台詞があの回で一番好きなやり取りです キリー&ジセルが1話で頑張ったおかげか魔獣祭り! 敵のデータが一番強かったのは2話、という印象ですね 生きててよかった! ▼3話『一夜の護衛』 まさかのキャンペーン化! ありがとうございましたGM こいつらいっつも1日で終わる仕事してるな…を象徴するシナリオタイトル アイルさん関係者のNPC登場…からのサプライズニンジャでびっくりしました 苗字の方で覚えているためフランって言われると未だに誰?ってなってしまいます おかげでサプライズニンジャの威力が倍増しますね 魔術絡みの事件で魔術に不信感を持っている…というアイルさん側の設定ながら 傷付いた人をみれば自ら呪文を使って癒すことを躊躇わないのが善性として好きです 下水道の戦いはクライマックス時の光源への導線とチュートリアルを兼ねながら 特殊マップで移動のオプションを使って行こう!という楽しい戦闘でした アイルさんの跳躍&《縮地》が戦闘シーンを想像すると凄く胸が躍りますね データからシチュエーションやRPが生まれるのが大好物の人間なのでとても楽しかったです 今ではすっかりいつもの4人との再戦も楽しい驚きでした 縛って転がすではなく外までエスコートするというロジェさんの選択が4話の流れにもなっている気がします 選択や結果の連続がTRPGなのだな…という楽しさ 学会の闇ということでサンプルキャラの設定を引き継いだジセルさんが過激なところを見せていくのもここからでしょうか フルスクラッチでも似た設定のキャラや結果にはなり得ますが これもサンプルキャラを使ったキャンペーンだからこそ…という醍醐味を感じて楽しかったです あと思ってたよりもジセルさんが《加速》の魅力に取りつかれていてびっくり… キリー&ジセルが1話と2話で頑張ったおかげかクライマックスはメタ祭り! そのメタに他のPCが巻き込まれる形で申し訳ない…と後ろめたい気持ちで今日もキリーは魔法を使うのでした 最終ラウンドでは黒縄が逃亡を決めて、結果的に4話で再戦することになりそうと思ってた中断時 再戦はあるにはありましたが、お前ー!敵がなー!部下をなー!! 戦闘時のシチュエーションが一番脅威だったのは4話、という印象ですね 生きててよかった! ▼4話『ケセド・ロックアウト!』 マジックパンクTRPGのシナリオってどんなの? わからん…PLもGMにしても、わからんのだ…なにもかも… という手探りから回を繰り返すごとにシナリオ運びが洗練されていくキャンペーン 偉そうな言い方になってしまいましたが、掴んだんだなGM!? キャンペーンラスボスもマジックパンク世界を象徴する要素を象ったデザインのエネミーでラスト感が凄い…! 関係者に導師を設定しておいたGMの布石が素晴らしいホットスタートでした あとキリーはライフスタイルの変更でアウトラウンドにしておかなくてよかったと思います ライフスタイルを設定するゲームなので、その周りの掘り下げも楽しいだろうなというゲーム PCたちの生活圏内の明確な危機と、アイルさんの普段生活している場所が見れて楽しい中盤でした PCたちはマーベリックが本業ではないため、日常が見えるのいいですよね… 守らねばというモチベも出てくるのでやはり楽しい 逆襲の黒縄~! キャンペーン通してのPCの敵、という立ち位置で最後まで戦えたのは嬉しい所があります 幹部すら口封じされ死も利用する敵にモチベーションもアップ! いつもの4人との再会も楽しかったです 再開後のクライマックスの舞台で4人が戦った痕跡の描写があったのも 「俺達は本当はやるチームなんだぜ~!」という叫びが聞こえてよき… ラスボス戦の2グループは《呪文刻印》で用意しておいた《瞬間移動》はこういう使い道もあるよねと思っていたので術者冥利に尽きました 2ラウンド目の増援は完全に不意をつかれたのでびっくりしました 1ラウンド目に固めるルートでなくて良かった~!! ダメージ計算ミスや配置ミスとかやらかしの多いキリーではありますが ダイスの目も含めそういった積み重ねの結果、《理力爆発》から浮いたJOKERが《理力伝導》に化けたのは名シーン 自分のターンでは移動してない理論で武装し、《迎撃E》を喰らってもアイルさんの位置に立てるラスボスの移動位置 そうであってもダメージ覚悟で移動したジセルさんの見事な回避は盛り上がりとして素晴らしい 結果と積み重ねで新しい選択が生まれダイスが答えるのが正にTRPG!という一場面でした 聖なる青と邪悪なる青、というマジックパンク世界のカラーを象徴する図ができたのが最終回というのが見事 シティアドベンチャー無双だったロジェさんが、ソリッドショットガンと《迎撃》をフルに使って暴れる戦闘もカタルシス! アイルさんが色んな盤面に対応できるよう広くスキルを取られていましたが、敵の《迎撃》に《縮地》も《鉄壁》も刺さるのが格好良すぎる… セッション中に言おうとして言いそびれてたこと! ラスボスが《瞑想M》持ってる!!となった横のスキルを見ると《社交術》があり、生業か~~~!!となったのが4話で一番好きなところでした もはや人の形をしてなくても元が司祭だとデータでわかる…黒幕のあくらつなライフハック エンディングがどうなるかわかりませんが一足お先にお礼を述べておきます 楽しいキャンペーンをありがとうございました!