[main] GM : choice[ス,ノ,ラ] (choice[ス,ノ,ラ]) > ス
[main] スカーレット : choice[シチュー,ビーフシチュー,ポタージュ,豚汁,肉じゃが,カレー,ポトフ] (choice[シチュー,ビーフシチュー,ポタージュ,豚汁,肉じゃが,カレー,ポトフ]) > 豚汁
[main] スカーレット : 2d6+5+5 (2D6+5+5) > 8[2,6]+5+5 > 18
[main]
スカーレット :
ぐつぐつと鍋が湧いている。そろそろ食べ頃だろう。既に周囲からは酒盛りで盛り上がる人達の声が聞こえている
こちらのテントにも、汁物を求める人たちが来る頃合いだろう。杓子を握り椀の数を数える。十分な数があるはずだ
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「どうもぉ。本日のお夕飯はなんでしょうかぁ」
[main] スカーレット : 「こんばんは。今日は豚汁だよ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「む、その響きはどこか郷愁を感じる名前ですねぇ。並盛で」
[main]
スカーレット :
「うん、ちょっと待っててね」
冒険者には見えないしな、彼女。
「はい、どうぞ」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「どうもぉ」
「ちょっと今日は外に出ていた時間が長かったのでぇ……温かいものは五臓六腑に染みますねぇ……」
[main]
スカーレット :
「冷え込むもんね」
冬だから、当然だが。それはそれとして自分は蒸れてる。汗拭きたい。
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「えぇ、日課ではありますがぁ……こうも冷えると写生も楽ではないですねぇ」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
ずずず、と豚汁を一口。
ほうと吐いた白い息が寒空に溶けていく。
[main] スカーレット : 絵描きか。あまり、というか全く接点がない人種だ。本当にこのキャラバンにはいろいろな人がいる。
[main] スカーレット : まあ、その季節、その日にしか描けないものを描くのが仕事か。となればこうして街の外に出ることもあるのだろうな。
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「焚火もいいですねぇ。食べ終わった描いてみましょうかぁ……」
続けてもう一口、もう二口。
割と健啖のようで、咀嚼はそこそこに速い。
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「私はヴィルネと申します」
「貴女のお名前をお聞きしても?」
[main] スカーレット : 「スカーレット」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「スカーレットさん、よろしくお願いしますねぇ」
「……うん、いいお名前だ。燃え盛るような色彩は割と好みですよぉ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「まぁ私がそういうタッチと色合いで絵を描くのが好きってだけなんですが」
[main]
スカーレット :
「ありがとう」
ふっと笑って。
「この眼が綺麗だったから、そう名付けて貰ったの」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「ほう、お目目が」
じぃ、と彼女の瞳を見つめて。
「なるほど確かに。鮮やかな緋色」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「そのままカンバスに塗りたいくらいで……と」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「失礼しましたぁ。あまり言い方がよろしくなかったですねぇ」
[main] スカーレット : 「目に描くの……?」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「やだなぁ。描きませんからご安心召されてくださいよぉ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「色を使いたい、と思ったんですねぇ。中々狙った色を作りたくても作れない時がありましてぇ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「職業病みたいなものですからぁ、お目こぼしいただけると幸いでぇす。ゴッホッホ!」
[main] スカーレット : 塗料か。そのあたりの話は詳しくない。
[main] スカーレット : 「それ咳?笑い声?」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「……笑い声ですぅ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「そう聞かれたのは……久々というか初めてですねぇ」
[main] スカーレット : 「そう?気になると思うけど……」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「他が私より際立ってた環境のが多かったからかもしれませんねぇ……」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「して、そうだ」
「スカーレットさんだけにではないですがぁ、ちょっとお会いする皆様にお聞きしていることがありましてのぅ……」
[main] スカーレット : 「うん」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「絵描き業の傍ら、人探しをしていましてぇ……」
[main]
スカーレット :
「人探し」
奇遇だ。奇しくも私も同じことをしている。
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 空になった器を置いて、取り出したるはカンバスと筆。
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : インクをちょいちょいと入れ物から拝借して、鼻歌交じりに描き始めた。
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 2d+5+5 絵師+精神 (2D6+5+5) > 10[6,4]+5+5 > 20
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「こ~ういう、緑髪眼鏡で……身長132体重28くらいの少女を探していましてぇ」
[main] スカーレット : 「んー……」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
ぺら、とスケッチを見せてくる。
ほぼ彼女の特徴は捉えられているはずだ。
[main] スカーレット : 「あっ、見覚えあるよ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「……ゑゑ!?」
[main] スカーレット : 「このキャラバンで会ったよ。今回も同行してるのかは知らないけど」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「……あ、へ、へぇぇ」
「ちょ、ちょっと待ってくださいねぇ心を落ち着ける時間を……あ、おかわりください」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 空の容器を差し出してくる。
[main]
スカーレット :
「うん」
同じ量でいいだろう。
「はい、どうぞ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「どうもぉ……」受け取り
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「……その子は」
「剣を持っていましたかぁ?なんかこう……由緒正しそうな」
[main]
スカーレット :
「剣?」
戦士のようには見えなかったが……
[main] スカーレット : 「武器になるようなものは持ってなかったと思うけど……」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「ふむ、ふむ」
「──ありがとうございますぅ。実に大きな手掛かりとなりましたぁ」
[main] スカーレット : 「そう?なら良かったけど」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 恐らく私が知るその子では、ないのだろうが。
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
フィリアのことだ。
平行世界の自分と出会ったら追い回すか意気投合しているかに違いない。
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「えぇ、えぇ。ありがとうございますぅ」
「いなかったらキャラバンの人に行き先を知らないか聞いてみないとですねぇ」
[main] スカーレット : 「見かけたの何回か前のキャラバンだったはずだから、誰も覚えてないかもしれないけど」
[main] スカーレット : 「がんばって」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「ふふふ、応援に感謝しますぅ。手がかり0でしたからねぇ……今まで」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「全くどこをほっつき歩いているのやら……」
[main]
スカーレット :
「奔放みたいだね?」
その口調から。悪い関係では、ないらしい。喜ばしいことだ。
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「えぇ。好奇心並びに知識欲旺盛だったでしょう?」
[main]
スカーレット :
確かに、そんな感じだった。自分はあまり、話さなかったはずだが。
「うん」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「見たことないものやったことないものは気になっちゃうみたいで……その結果高飛びしちゃいましてねぇ」
[main] スカーレット : 「高飛び」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「始末を付けて追いに来たってわけですよぉ」
[main] スカーレット : 「──大変だね」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「ウフフ……そうですねぇ」
そう口にする彼女はどうも楽しそうではあるが。
[main]
スカーレット :
高飛び。後始末。
前者に成功して、後者に追われることのなかった自分は、どれほど運がよいものか。
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「さっき聞いた剣はまぁ」
「その証拠というか」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「持ち逃げしたやつかもしれないというか」
[main] スカーレット : 「結構、やんちゃみたいだね」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「困っちゃいますよぉ……はるばるこんな場所まで……」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「──まぁ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「それを辞めてしまったらそれは彼女ではなくなってしまうのでぇ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「お付き合いはしますけどねぇ」
[main] スカーレット : 「惚気っていうやつ?」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「んー……」
「信頼?」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「信頼でもないですねぇ。なんて言うか」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「らしくあって欲しいというか……」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「ううん……惚気ですかねぇ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「そういう関係ではないんですがねぇ」
[main] スカーレット : 「惚気なんじゃないかなあ」
[main] スカーレット : 「私、ちょっと前にそういう関係じゃないのに惚気凄い人達、見たよ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「へぇ……お聞きしても?」
[main] スカーレット : 「うん、人間とガルリンだったんだけど……」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「──ほーうほう」
自分と彼女を客観的に見てどうだろう。
話に聞く二人ほどではないと思うが。
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : たまに肖像画描いて部屋に飾るくらいで。
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「そこまでではありませんがぁ……ふむ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「わざわざこうして後追いしてる時点でそうなのかもしれませんねぇ」
[main]
スカーレット :
「ヴィルネにそうしなければならない理由があるわけじゃないんでしょ?」
深窓の令嬢とか、そういう表現の方が似合いそうな人だし。
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「まぁ……適任が私しかいなかったのはそうなんですが」
「断ることもできたわけですしぃ……」
[main] スカーレット : 「じゃあ、そういうことなんじゃないかな?」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「そっかぁ……そうなのかもですねぇ……」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
そうかな……
そうかも……
[main] スカーレット : 「自分である必要はないけれど──」
[main] スカーレット : 「そうしたいと思ったなら。それはいいことなんじゃないかな」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「……うん、そうですねぇ。やりたいと思ったからこうしてここに来たわけですしぃ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「会ったらまず文句ですけどもぉ」
[main] スカーレット : 「うん、いいと思う」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
ずず、とおかわりの豚汁を食べ進める。
どことなく懐かしく感じたのはこちらに来る前の味に近しいからか。
[main] リコット・スープ : 「おはようございまーす!あれ?こんばんはでしたか?では改めてこんばんはー!」夜中だと言うのに大きな声を上げながら灯火に誘われて新たに一人、人影が訪れる
[main] スカーレット : 「こんばんは。寝てる人もいるからもう少し静かにね」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「おやこんばんはぁ。お夜勤の方ならどちらでもぉ……って感じですねぇ」
[main] リコット・スープ : 「ハッ……すみません、忘れていたました」ハッとなって口を抑える
[main] リコット・スープ : 「美味しそうな匂いがするので誘われてきちゃいました。もしかして頂けたりしますか?」豚汁を啜る姿を見て尋ねる
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「そこのお姉さんが取ってくれますよぉ」
[main] スカーレット : 「うん、いいよ。量はどうする?」
[main] リコット・スープ : 「えーっと、じゃあ沢山……いえ、やはりこの時間に食べ過ぎは……うーん、沢山じゃないくらいでお願いします!」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「1.25盛りくらいですかねぇ……」
[main] スカーレット : 「気持ち多めね」
[main] スカーレット : 「はい、どうぞ」
[main] リコット・スープ : 「ありがとうございます!」バカの相手を正面からしてくれた事に感謝をしつつ頂く
[main] リコット・スープ : 「ほぁー……暖かくて落ち着きます」一口すすり、ほっと息を吐く
[main] スカーレット : 満足してくれたらしい。微笑む。
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「ウフフ……寒い夜にはいいお味ですよねぇ」
「私は少し寒いの苦手でしてねぇ」
[main] リコット・スープ : 「はい、焚き火の灯りも落ち着きます」暗い所、苦手なんですよ
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「奇遇ですねぇ。私も太陽が出ている方が好きですよぉ」
[main] スカーレット : 「暗視のない種族は、大変だね」
[main] リコット・スープ : 「なんだか暗いと落ち着かないんですよねー」あと狭い場所とかも苦手です
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「なにせ向日葵のメリアですからぁ……」
[main] リコット・スープ : 「わぁ、メリアの方だったんですね!」植物属性付与
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「あんまり初見で当てられないのが自慢ですぅ」
[main] リコット・スープ : 「やはり敢えて自分の情報を隠すことで、有利に立ち回るのでしょうか……!」
[main] スカーレット : 「……炎で攻撃してくる種族、多いもんね」
[main] リコット・スープ : 「なるほど!弱点を隠す!そういう方も多いらしいですね!」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「焼かれたら堪らないのでぇ……」
メリアには弱点ないんだよね。不思議だね。
[main] リコット・スープ : 「あっ!でもわたしはどちらかと言えば暴く方です!キルヒア様のご加護のおかげですかね!」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「良い神様ですよねぇ。うんうん」
ウチのとはえらい違いだ。
[main] リコット・スープ : 「はい!とても!」
[main]
スカーレット :
「信仰してる冒険者、多いよね」
スカーレットに、信仰はない。最も助けが欲しかった時に、助けて貰えなかったから。
[main] リコット・スープ : 「例え神官でなくとも、信仰は心の拠り所になりますから」
[main] リコット・スープ : 「勿論、自らの信念と信仰を重ねている方も多いです!」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「フフフ……神と道を共にできるのはうん……心の支えになるでしょうねぇ」
[main] スカーレット : おや、どうもどちらも己の神を持っているらしい。少しアウェー。
[main] リコット・スープ : 「どちらにしても素敵なことです。でも勿論、自らの信念だけで歩むというのも、わたしには力強さを感じます」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「フフフ……方々歩いてきましたがぁ……それは中々にレアリティの高い人でしたねぇ」
[main] リコット・スープ : 「そうなんですか?やっぱりとても懐の広い人なんでしょうか!」
[main] リコット・スープ : 「あっ!懐の広いっていうのはですね……きっとそういう人は、どんな世界も受け入れられるような強い人なんじゃないかって、思ってて……」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「そうですねぇ。概ね仰る通りの傾向ですぅ」
「振りかかるあれやそれやを自分だけでキャッチするには、それだけの余裕・度量のある方が多いですねぇ」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「ああ、もしくは……」
[main] リコット・スープ : 「もしくは?」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「心の中で神様に並ぶくらいの、大切なものや譲れない何かがある人も……強い方ですねぇ」
[main] スカーレット : 結局強い人という結論に落ち着くようだ。そうじゃないのも当然、いるが。
[main] リコット・スープ : 「なるほど!誰かの手を取れる事はとても素敵なことですよね!」
[main] リコット・スープ : 「直接力を借りなくとも、繋がりはきっと力になります!」
[main] スカーレット : 前向きな子のようだ。少し、眩しい。
[main] リコット・スープ : 「人一人の力じゃ、手の届く場所にも限界はありますけど、繋いで伸ばせばきっと何処までだって伸ばせるんです!ってそんなことをこの間……誰かが言ってたような……言っていなかったような……」はて誰が言っていたのだったか……
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「思い出せませんかぁ……?」
[main] リコット・スープ : 「うーん……忘れて……いえ!思い出すのには時間がかかりそうです……!」
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「思い出したいならお手伝いはできますよぉ」
「こう見えてソーサラーなのです」
小魔法リコール・メモリーズを使おうかと思いました
[main] リコット・スープ : 「わぁ、ソーサラーの方なんですね!」
[main] リコット・スープ : 「……あっ!」
[main] リコット・スープ : 「わたしもビブリオマンサーなんですよ!」思い出したかのように魔導書を取り出す。別に思い出したのは先程の話のことではないらしい
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「ビブリ……?」
「ほーう。プリーストさんが本職かと」
[main] リコット・スープ : 「プリーストをしながら、ビブリオマンサーの勉強もしているんです!」自認はあくまでプリーストらしい。どうも偏っているようだが
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : なんでじゃろうなぁ
[main] リコット・スープ : 「……あれ?それで何の話をしていたんでしたっけ?」
[main] リコット・スープ : 「……まあ、いいですよね!豚汁も美味しいです!」細かいことは気にしないことにしよう。忘れてしまっても、きっと明日には思い出すさ
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : ぱく、と豚汁の具の最後の一つを完食する。
[main] シラルカ : 「失礼」
[main] スカーレット : 「いらっしゃい。今日は豚汁だよ」
[main] シラルカ : 静かに姿を現したのは、赤毛のリカントの女。周囲を見回して問題ないと判断したのか、焚火の知覚に腰を据える。
[main] リコット・スープ : 「あっ!おはよう……こんばんはー」大声で挨拶しようとして、何かを思い出したかのように小声で挨拶しなおす
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「どうもぉ~」
[main] シラルカ : 「ああ、豚汁をもらえるか」
[main] シラルカ : 二人の挨拶に軽く目を伏せて応じる。
[main] スカーレット : 「量はどうする?」
[main] シラルカ : 「多めで頼む。どうも一杯では満足できない腹らしい」
[main] リコット・スープ : 「沢山食べるんですね!前衛の方でしょうか!」肉体労働者かもしれません
[main]
スカーレット :
「はい、どうぞ」
オーダー通りに。
[main] シラルカ : 「ありがとう」
[main] シラルカ : 受け取り食べ始める。ハフハフと吐息をこぼしながら、熱い汁を喉に流し込むと、ほうと息をついた。
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
「寒い夜にはいいですよねぇ」
汁を飲み終え二杯目の完食。流石に三つは無理そうだ。
[main] シラルカ : 「ああ、一応武技で身を立てている」リコットに
[main]
リシア・クンツァイト :
「わー、なんか人いっぱい居るねー」
ダウレスくんに乗りながら来つつ、流石に近づき過ぎると埃立てるなーと途中で収納しつつ。
[main] スカーレット : 「──リシア。久しぶり」
[main] クレイヴ・ロック : 「こんばんわ諸君」
[main] リシア・クンツァイト : 「おひさースカーレットちゃん。覚えていてくれて嬉しいよー」
[main] リコット・スープ : 「なるほどー、あっ!こんばんはー」今回は最初から声を抑えながら
[main] スカーレット : 「手癖の悪いメリアって印象に残るよね」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「わお、どっと来てますねぇ。こんばんはぁ」
[main] リシア・クンツァイト : スカーレットさんの前では手癖悪いところ見せてないもん……!
[main] リコット・スープ : 「美味しそうな匂いに誘われてきたのでしょうか……」
[main] クレイヴ・ロック : 「今日は…どうやら男一人という事態は避けられたらしい」
[main] スカーレット : ライダーが隠れてちょろまかしやって勘付かれないとでも……?
[main] リシア・クンツァイト : 「あはー、なんのことやらー。とりあえず美味しそーな豚汁ちょうだーい。沢山で頼むよー」
[main] ヴィルネ=ヴィンセント : 「動物じゃあないんですから……」
[main] クレイヴ・ロック : 「クレイヴ・ロック。ただの元商人さ」
[main] リコット・スープ : 「元ですか?」元商人と聞き、つい聞き返す
[main]
スカーレット :
「豚汁ならいくらでも食べていいからそれで満足してね」
大盛で渡す。
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ、今は冒険者だね」
[main]
リシア・クンツァイト :
「いえー、おにくだおにくだわっしょいわっしょい」
受け取って美味しそうに啜る。
[main] リコット・スープ : 「なるほど、物語を感じる経歴ですね……!」
[main] クレイヴ・ロック : 「物語かい?」
[main] チェルシー : ─────夜風に乗って、花の香り。
[main] リコット・スープ : 「はい!ただならぬ!」
[main] クレイヴ・ロック : 「おや?」
[main] シラルカ : すんすん、すん。匂う。
[main] クレイヴ・ロック : 「この匂いは…」
[main] チェルシー : グリフォンを連れた、面差しの甘い冒険者が一人。
[main] チェルシー : 「こんばんは。今日も賑やかですね」
[main] クレイヴ・ロック : 「やあ、チェルシー君、久しぶりだね」
[main] シラルカ : 「先ほどまではもう少し静かだった気がするのだが、にわかに人が集まってな」
[main] リシア・クンツァイト : 「やっはろー。夜更かしやろーどもがいっぱいだー」
[main] チェルシー : 「ああ─────はい。こんばんは、クレイヴさん」
[main] リコット・スープ : 「わー、ライダーの方も増えてきました」焚き火を前にして騎獣をしまってしまう人も多いですが、とても賑やかです
[main] チェルシー : 花も恥じらうような微笑みで、挨拶。
[main] チェルシー : 美少女である。
[main] チェルシー : だが男だ。
[main] シラルカ : 私とは似ても似つかないな。
[main] シラルカ : ずぞぞ、豚汁をすする。うまい。
[main]
ヴィルネ=ヴィンセント :
くぁ、とあくびをひとつした画家はおもむろにカンバスを取り出した。
眠気覚ましでもしたいのか、筆を取り出して集中し始めた。
今話しかけても、恐らく反応はないかもしれない。
[main] リシア・クンツァイト : お淑やかだねーとか思いながら豚汁の具を掬ってる
[main] クレイヴ・ロック : 「めっそうもない私はただの開拓地冒険商人で魔域に巻き込まれて…」
[main] チェルシー : どう、どう。と傍らのグリフォンを撫でると、キュイッと一声哭いて大人しく座る。よく慣れている。
[main] クレイヴ・ロック : なんて経歴を謙遜気味に語る
[main] リコット・スープ : 「魔域ですか……!それは大変だったでしょう!」
[main] チェルシー : 扱いに慣れたライダーというより、何かしら特別な技術があるのかもしれない。
[main] リシア・クンツァイト : ちゃんと待機させてるー優しいなぁ(容赦なく収納してる植物)
[main] クレイヴ・ロック : 「まあね、おかげで冒険者さ」
[main] リコット・スープ : 「なるほどー、あっ、とてもお利口な騎獣さんですね」クレイヴの話に相槌をうちつつも、すぐに興味があっちへこっちへと移っていく
[main] チェルシー : ─────視線に気づいて、微笑みひとつ。花に気づいて、もうひとつ。
[main] チェルシー : 「こんばんは─────初めまして」
[main] チェルシー : にこりしながら、「美味しそうですね。御隣、大丈夫ですか?」
[main] リシア・クンツァイト : 「僕の隣なら開いてるずぇ……。あ、というかそっか初めましての人多いもんね忘れてた。挨拶大事ー」
[main] クレイヴ・ロック : 「彼は華があるねぇ」
[main] クレイヴ・ロック : とチェルシーを見て
[main]
シラルカ :
彼女――と思われるが確かめてはいない――はユーシズで魔神と戦っていた一人だ。あまり深く言葉を交わしてはいないが覚えている。奇遇なものだ。
同じ場所には元商人の男もいた。縁は容易には切れないものらしい。別に切りたいわけではないけれど。
[main] リコット・スープ : 「はい!初めまして!右でも左でもどこでも空いてますよ!」君にその力があるのなら、上でも空いているかもしれない。
[main]
リシア・クンツァイト :
「皆々様ー、僕はメリアのリシアでーす。よろよろー」とかる~い口調でひらひらと。
「いま夜だから日光なくて光合成できなくてしんどいでーす」
[main] クレイヴ・ロック : 「おや、食事が必要かな?」
[main] チェルシー : ありがとうございます、と丁寧に頭を下げてから。居住まいを糺して、脚をそろえて座る。
[main] チェルシー : 「チェルシー、と呼ばれています。皆様のことは、何と呼ばせていただけますか?」
[main] リコット・スープ : 「冒険者は身体が資本です!いっぱい食べましょう!美味しいですよ!」自分が作ったわけでもないのだが
[main] チェルシー : ああ、やっぱりメリアだ。
[main] リシア・クンツァイト : 「お肉たべたいねぇ……いや今食べてるんだけどさ」豚汁ぱくぱく。
[main] チェルシー : 育った場所と、育ててくれた人を思い出して、少しうれしい。
[main] リコット・スープ : 「……あっ、わたし今日はうっかり名乗り忘れてました!リコットです!リコット・スープと申します!」そう言えば名乗り忘れていたなと、彼の自己紹介で思い出して
[main] クレイヴ・ロック : 「リコット君か。よろしく頼むよ」
[main] リコット・スープ : 「はい!それはもうよろしくお願いします!」
[main] リシア・クンツァイト : 「チェルシーちゃんとリコットちゃんよろしくねー」
[main] チェルシー : 「では、リシアさんと、リコットさん。よろしくお願いします」
[main] クレイヴ・ロック : 「リコット君は物語に興味があるのかい?」
[main] チェルシー : 何が楽しいのか、名前を知っただけでにこにこしている
[main] リコット・スープ : 「物語以外にも、もう色々興味があります!」
[main] シラルカ : ずぞぞぞ。空になったのでスカーレットに椀を向けておかわりを要求する。
[main] クレイヴ・ロック : 「商売とかもかい?」
[main] リコット・スープ : 「商売ですか!?面白そうです!」
[main] リシア・クンツァイト : ニコニコしてるなーとは思いつつも理由は分からないので豚汁を食べつつ、お肉が欲しくなって自前の干し肉を汁でふやかしだしている。
[main]
スカーレット :
「大盛でいいよね」
受け取りながら。
「はい、どうぞ」
[main] クレイヴ・ロック : 「何にでも興味があるのはいいことだ」
[main] シラルカ : 「ああ」僅かに口の端を笑みに変えて受け取る。
[main] リコット・スープ : 「はい!学べることはたくさん学びます!」キルヒアの神官なので
[main] クレイヴ・ロック : 「強さを求めるのもいい。愛を求めるのもいい」
[main] チェルシー : それを眺めて更ににこにこだ。自分も汁物をお願いしつつ、小盛りである。
[main] クレイヴ・ロック : 「手を伸ばす先はいくらでもある。楽しむといい」
[main] リシア・クンツァイト : 「あ、おかわりおっけーなの? じゃー僕もおかわりー汁少なめお肉タップリで!」
[main] チェルシー : おいしそうにたべるなぁ。
[main] リコット・スープ : 「はい!」
[main]
スカーレット :
「もっと食べた方がいいと思うけど……」
冒険者は身体が資本。心が苦しい時でもご飯は頑張っていっぱい食べて来たファイターエルフだ。
「はい、小盛ね」
[main] チェルシー : 「ありがとうございます」寝る前だから、ちょっと少なめだ。
[main]
スカーレット :
「いっぱい作ってあるから、何杯食べてもいいよ?ただしお腹は壊さないようにね」
お肉多めにしてあげる。
「はい、どうぞ」
[main] クレイヴ・ロック : 「私も色々追求したいんだけどなあ」
[main] リシア・クンツァイト : 「ありがとースカーレットちゃん。うへへ、お肉だ……」
[main] チェルシー : 「おいしそうにたべますねぇ」口に出る
[main] リコット・スープ : 「今は冒険者なんですよね?ならいっぱい学んでも問題ないはずです!」言葉を漏らすクレイヴさんへ語りかけよう
[main] クレイヴ・ロック : 「いや、学びじゃないんだ」
[main] クレイヴ・ロック : 「私は…事業が…したい」
[main] リシア・クンツァイト : 「うん、お肉好きなんだー。食べられるって幸せだよー。お腹ペコペコは辛いからねぇ……」
[main] リコット・スープ : 「事業……!商人に戻るということでしょうか!」
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ」
[main] チェルシー : そうですねぇ、と同意しつつ。美味しそうに食べるのを視ていると、なんだか幸せなきもち。
[main] クレイヴ・ロック : 「開拓事業を進めたい」
[main] チェルシー : ごはんつくってあげたいな。でもこれは、彼を通して懐かしんでるだけかな。
[main] リコット・スープ : 「わぁ、開拓!フロンティアスピリットって奴ですね!」
[main] チェルシー : 優しくしたくなるけれど、単なる我儘かもしれない。
[main] クレイヴ・ロック : 「そう、人族の領域を広げて…欲望をさらに拡大する」
[main] リコット・スープ : 「壮大ですね……!」
[main] リシア・クンツァイト : 「んー? チェルシーちゃんどしたのー?」視線を感じて首傾げ
[main] クレイヴ・ロック : 「皆がデカいことをやれるように成るのは実に素晴らしい…」
[main] クレイヴ・ロック : 「だが現状ではねえ…」
[main] リコット・スープ : 「上手く行ってないのですか?」
[main] チェルシー : 「っ」わた、としつつ。照れたようにはにかみ
[main] チェルシー : 見つめていたのがばれてしまった。「えっと、えへへ。ごめんなさい」
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ、だからこうして君達と語らいをしている」
[main] シラルカ : シラルカは話すのが得意ではないが、話を聞くのは嫌いではない。焚火が弾ける様を見つめながら、人の話に耳をそばだてている。あまり行儀のいい行いではないかもしれない。
[main] リコット・スープ : 「なるほど……深いですね」深いのだろうか、わからない。言ってみただけかもしれない
[main] チェルシー : 「リシアさんを見ていて、なんだか─────うん。昔お世話になった人を、思い出していたかもしれないです」
[main]
リシア・クンツァイト :
「んー、なんで謝るのさー。変なチェルシーちゃん」
と言いつつ気にせずにお肉もぐもぐ。
[main] リシア・クンツァイト : 「お世話になった人かぁ。僕を見て……ってことは、その人もメリアだったのかな?」
[main] クレイヴ・ロック : 「シラルカ君は夢や欲望はあるのかい?」と唐突に話を振る
[main] シラルカ : 「……私か?」
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ」
[main] シラルカ : 豚汁の僅かに残る椀を片手に、視線を向ける。
[main] シラルカ : 「語れるほどのものは無い」
[main] シラルカ : 「しいて言うなら何か生涯をささげるようなものを見つけられたら……とは、思っているが」
[main] チェルシー : 「ええ、メリアの方で……」懐かしむように目を細めて、くすり「そうやって、ごはんを美味しく食べる方でしたね」
[main] リコット・スープ : 「わー、素敵ですね!」クレイヴとシラルカの話に勝手に割って入る。先程までクレイヴと話していたのであれば自然なことだろうと考えている
[main] クレイヴ・ロック : 「生涯か。拳や愛や大事業とかそういったものだろうか?」
[main] チェルシー : 「とても─────うん。とてもお世話になったんです」
[main] チェルシー : 過去形。
[main] シラルカ : 「分からん。そうかもしれないしそうではないかもしれない」
[main] シラルカ : 「いざ自由になってみると何を選ぶべきか見当がつかなくてな」
[main] クレイヴ・ロック : 「ふむ、これは特になんとも思ってないという前提で聞くんだが」
[main]
リシア・クンツァイト :
「ふむー、良かった良かった」過去形なのは気付きつつ、まー短命種だったんだろうねぇと。
「ま、チェルシーちゃんという種を残せてそのメリアも幸せだったんじゃないかな」
[main] クレイヴ・ロック : 「奴隷だったのかい?」
[main] シラルカ : 「そうなる」
[main]
スカーレット :
──ぴくり。片耳が反応する。
ただ、それだけ。
[main] チェルシー : 「そうだと─────いいんですけれど」
[main] クレイヴ・ロック : 「そうか。何もかも勝手が違うだろうが」
[main] クレイヴ・ロック : 「君は適応している!素晴らしい!」
[main] チェルシー : どうなのかな。どうして─────あの人は、自分の夢をあきらめて、見ず知らずの自分のために、時間をくれたんだろう。
[main] リコット・スープ : 「はい!自由を手に入れて、冒険者をしてる。素晴らしいことです!」一緒になって肯定しておく
[main] シラルカ : 「……であれば、いいのだが」
[main] リシア・クンツァイト : 「ま、昔の人の考えなんて推察することしかできないしー。だったら悪い方向に考えるより、良かったんだと思うほうがよくないー?」
[main] チェルシー : 永遠に別れてから随分立って、夢を背負うように冒険者になったが─────その答えは、まだ出ない。
[main] チェルシー : 「そうだと─────いいです、ね」
[main] シラルカ : 果たして今の自分が本当に適応できているのか。それを判断するための基準が自分の中にはない。他者の判断を仰ぐしかないのだが。
[main] チェルシー : 気楽な口調に、少し微笑む。
[main] リコット・スープ : 「これからの事は考えながらでも大丈夫ですよー、沢山冒険して、沢山のものを見て、沢山の人に会って……」
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ!そうだとも!」
[main] チェルシー : ああ、あの人もこういう物言いをしていたな、なんて。
[main] チェルシー : 「──────────」
[main] クレイヴ・ロック : 「でなければ…こうして我々と豚汁を飲んでないからね」
[main] リシア・クンツァイト : 「短い人生……いや、僕等なんかと比べたらずっと長いだろうけど。チェルシーちゃんの大事な人生、過去を見ながらより、ズカズカ前に進んだほうが楽しいってきっと」
[main] チェルシー : 「─────……………」
[main] リコット・スープ : 「なるほど、深いですね!」本当に深いのかは謎である
[main] クレイヴ・ロック : 「これはとても喜ぶべき事柄だよ」
[main] シラルカ : 「そうだな」
[main] チェルシー : 空の椀を傍に置き、居住まいを糺す。
[main] チェルシー : 眼を閉じて、リシアに頭を下げる。
[main] リシア・クンツァイト : 「僕も、僕に関わった人には、偶に思い出してくれたら嬉しいけど、囚われてほしくはないしねー」
[main]
リシア・クンツァイト :
「っとー?」
急に頭を下げられてびっくり。
[main] シラルカ : 「……あまり面白い話が出来なくて済まないな」
[main] クレイヴ・ロック : 「いいんだ。例えばそうだね」
[main] クレイヴ・ロック : 「最近面白かったことやびっくりしたことはあるかい?」
[main] チェルシー : 「……ありがとうございます。そして……ごめんなさい」
[main] シラルカ : 「面白かったこと……ふむ」
[main] チェルシー : 「勝手に、懐かしむのにリシアさんを使ってしまいました」
[main] チェルシー : 「それは─────良くないことだと思いますから」
[main] リシア・クンツァイト : 「あはー、そんなのぜんぜん謝ることじゃないよー。好きに使いなよ、他人なんてさ」
[main] チェルシー : ゆっくりと、頭を上げる。困ったような、微笑み。
[main] シラルカ : 「私に話しかけてくるもの好きに出会ったことは驚いている」
[main] リコット・スープ : 「もの好きさんですか?それは一体何処で!?」何処でだろうここでかも
[main] クレイヴ・ロック : 「そうかい?客観的に見て君は美人で聡明だよ?」
[main]
リシア・クンツァイト :
「初対面の、今後関わるかも分からない相手だよ? そんなの、自分が気持ちよくなるために利用するだけしちゃえばいいさ」
その人と以降も仲良くしたいならベツだけどねー
[main] チェルシー : 「ええ、そうかもしれないし、そうですね」「"だから"─────謝ったんです」
[main] シラルカ : 「……そうか?」目を細める。真に受けていない。
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ」
[main] チェルシー : 微笑んだ。花も恥じらうような、笑顔。
[main] チェルシー : 「また、お会いしたいと思いましたし─────仲良くなりたいなって、想いましたから」
[main] リコット・スープ : 「これが大人のトークって奴ですかね……!」
[main] シラルカ : 「好意は受け取っておこう」
[main] クレイヴ・ロック : 「少なくとも自分というものを卑下もしてなければひけらかしてもいない」
[main] リシア・クンツァイト : 「おー、そりゃ嬉しい。仲良し増えるのは良いことだしねっ」
[main] クレイヴ・ロック : 「他人に対してもどこまでもフラットだ」
[main] リシア・クンツァイト : 「よろしくね、チェルシーちゃん」
[main] シラルカ : 「それを否定はしないが、いいことかな」
[main] クレイヴ・ロック : 「いいことだとも」
[main] クレイヴ・ロック : 「悲しいことにそういう態度は往々にして棘だからね」
[main] チェルシー : 「はい─────よろしくお願いします。リシアさん」
[main] シラルカ : 「……含みのある言い方だな。思うところでもあるのか?」
[main] クレイヴ・ロック : 「棘もなくただそこにあるだけの会話をできるのは技術ともいってもいいんだ」
[main] クレイヴ・ロック : 「私は商人だからね?どちらもけっこうな割合で見てるんだ」
[main] リコット・スープ : 「商人の方が言うと説得力がありますね……!」話術はパワーです
[main] シラルカ : 「苦労したのか」
[main] クレイヴ・ロック : 「勿論さ」
[main] クレイヴ・ロック : 「だがそうやって堰合うのも人生というものだからね」
[main] チェルシー : ……旅の中で少し話しただけのことだ。お互いに行く先があって、違う時間の流れがある。
[main] チェルシー : それこそ逢う機会は、もうないのかもしれないけれど。
[main] クレイヴ・ロック : 「だからざっくり言うと…シラルカ君!君はとても会話しやすいんだ!」
[main] シラルカ : 「そうか」
[main] チェルシー : 懐かしむ気持ちとは別に─────
[main] シラルカ : ここで何か気の利いた返事でも出来ればいいのだが、生憎とそっけない相槌しか出てこなかった。こんなものでいいのか……?
[main] シラルカ : まあいいのだろう本人がそれでいいと言っているのだし。
[main] チェルシー : 優しくしてあげたいなと、そうおもった。
[main] クレイヴ・ロック : 「だから君も好奇心の赴くままに誰かに話しかけるといい」
[main] クレイヴ・ロック : 「誰かはきっと応えてくれるよ」
[main] シラルカ : 「そうしてみよう」
[main] リコット・スープ : 「はい!わたしに話しかけてくれても問題ありませんよ!」
[main] シラルカ : 「話しかけてほしいのか?」
[main] クレイヴ・ロック : 「早速一人見つかったようだね」
[main] リコット・スープ : 「うーん……はい!」少し考えて勢いよく返事を返す
[main]
リシア・クンツァイト :
「ふー、それにしても食べたぁ、おいしかった~」
チェルシーさんの内心には気付くことなく、豚汁2杯と追加した自前の干し肉も食べ尽くして、お腹をポンポンする。ちょっと元気が出たのか花の香りが少し強くなっていた。
[main] リコット・スープ : 「どうぞ!もう、なんでも!来てください!」腕を大きく広げて構える。もはやどんとこいだ
[main]
リシア・クンツァイト :
「スカーレットちゃん、ご馳走さまでした。美味しかったよー、ありがとね」
食器を返却ー
[main] シラルカ : 「特に聞きたいことはないな……」
[main]
スカーレット :
「お粗末様でした。空いた食器はそこの篭に入れておいてね」
テント横に篭。
[main] リコット・スープ : 「そんなー……」
[main] シラルカ : 「何故君がそうも他者を受け入れようとするのかは気がかりではある」
[main] リシア・クンツァイト : 「はいはーい」食器を籠に置いて、元の位置に戻る。
[main] リコット・スープ : 「何故ですか……?うーん、何故でしょうか……?でもなんだか求められてた気がして、それで……つい?」
[main] リコット・スープ : 「あっ!でも、せっかく学んだ知恵を誰かのために活かしたいって気持ちはあります!」
[main] リコット・スープ : 「そのせいでしょうか?」
[main] チェルシー : 「…………?」ふしぎそうに。食べ終えたなら、行ってしまうかな、と思ったが。
[main] リシア・クンツァイト : 「んー、おなかがくちると眠くなるねぇ……」のびー、として深呼吸ー
[main] シラルカ : 「……学徒の類か?」
[main] クレイヴ・ロック : 「キルヒア信徒ではスタンダードだね」
[main] リコット・スープ : 「はい!わたしはキルヒア様の神官です!」
[main] リシア・クンツァイト : 「眠いけど、焚き火に当たりながら喧騒の中にあるのが心地良いんだよねぇ……」と、不思議そうにしているチェルシーさんに。
[main] シラルカ : 「神官か。道理で」
[main] クレイヴ・ロック : 「私も神官ではある」
[main] リコット・スープ : 「わぁ、そうなんですね!」
[main]
リシア・クンツァイト :
思い出すのは、一人、筏で大海原を彷徨っていた時のことだ。
寒くて、喉が乾いて、お腹が空いて。そしてただひたすらに、波と風の音だけが響く静寂の物悲しさ。……あれは、堪えた。
こうして、人が沢山いて、話し声が聞こえて、温かい。お腹もいっぱい。あぁ、なんて幸せなんだろう。
[main] クレイヴ・ロック : 「ガメルだがね」
[main] シラルカ : 「貨幣の信徒か」
[main] リコット・スープ : 「商人らしくて素敵だと思います!」
[main] チェルシー : それは─────なるほど。よくわかる考えだ。
[main] クレイヴ・ロック : 「うむガメル信徒だ」
[main] チェルシー : 微笑む。「なら、僕も御付き合いしましょう」
[main] チェルシー : 旅の中で少し話しただけのこと。お互いに行く先があって、違う時間の流れがある。
[main] シラルカ : 「信仰……私には少々縁遠い話だな」
[main] チェルシー : それでも─────共感できる考え方があって。共有できる時間があることを。
[main] クレイヴ・ロック : 「何、私もそうだった」
[main] チェルシー : 素直に、うれしいなと思う。
[main] クレイヴ・ロック : 「信仰なんてどこで目覚めるかもわからないものだ」
[main] クレイヴ・ロック : 「私も奈落魔法に目覚めて商人ではいられなくなった」
[main] リコット・スープ : 「信仰を見つけた生き方も素敵ですし、それがなくとも生きていける人生もまた素敵ですよ!」そんな話さっきしてたような忘れた
[main]
リシア・クンツァイト :
パチパチという火花の音。燃える薪の明るさ。近くで話し合っている人々の声。隣から注がれる温かい視線。
それらを浴びながら、うとうとと船を漕ぎだす小さな花。
[main] リコット・スープ : 「奈落魔法……魔域に巻き込まれた時のお話でしょうか?」
[main] チェルシー : ほんの少し勇気を出して、身を寄せる。船を漕ぐこのひとが、暖かいように。もたれられるように。
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ」
[main]
リシア・クンツァイト :
「ふわ、ぁ……」欠伸を一つ。
「んー……むにゃ……」
丸くなって、縮こまろうとして……寄せられた熱に、身を委ねて。
そのまま睡魔に抗わず、微睡みに落ちていった。
[main] クレイヴ・ロック : 「──魔域から帰還したらね、世界がね、ひび割れて見えるようになった」
[main] リコット・スープ : 「世界がひび割れて……」まるで想像ができない。彼は今でも世界がそう見えているのだろうか
[main] チェルシー : 寄せられる重みと熱に、ふと夜空を見上げた。
[main] シラルカ : 首をかしげている。他人の感覚は共有できない。
[main] クレイヴ・ロック : 「どうやら私には奈落魔法の…現実世界と異界の境界面が見える才能があったようだ」
[main] チェルシー : 心地が良い。このまま微睡むのもいいかもしれない。
[main] チェルシー : ─────このひとに、優しくしたいな、と。
[main] チェルシー : ふと、思った。
[main] リコット・スープ : 「現実世界と異界の境界……今もそういうものが見えているのでしょうか?」
[main] クレイヴ・ロック : 「そしてどうにも才能を持て余してね」
[main] クレイヴ・ロック : 「勿論だとも」
[main] リコット・スープ : 「なるほど、それで冒険者に……その視点は色々なものを与えてくださっているのでしょうけど……」
[main] リコット・スープ : 「後悔はしていないんですか?」
[main] クレイヴ・ロック : ▶︎奈落魔法行使[インビジブル・ストレージ] MP-5 物体を魔域内から1つまで出し入れする(永)
[main] クレイヴ・ロック : 「|裂界、第五階位の蔵。虚空、収納──隠庫《スリズ・ペオース・フェフ──オサラ》」
[main] クレイヴ・ロック : 「いや別に?」
[main] クレイヴ・ロック : そう言いつつずるりとお酒を異界から取り出して
[main] クレイヴ・ロック : 「とても便利だからね」
[main] リコット・スープ : 「わぁ、今の奈落魔法ですよね!凄いですね!」
[main] シラルカ : 「悔んだり厭っていないならいいことだ」
[main] クレイヴ・ロック : 「ま、これも人生さ」
[main] リコット・スープ : 「例え世界の見方が変わっても、それを受け入れて進めるのは素敵なことですね!」
[main] クレイヴ・ロック : 「そうどんな不幸なことが起こっても人生は続いていく」
[main] リコット・スープ : 「んー、そういう意味ではシラルカさんも、同じようなもの……なんですかね?」
[main] シラルカ : 「私が?」
[main] クレイヴ・ロック : 「人はどんなに絶望しても息を止めることはとても難しい」
[main] リコット・スープ : 「はい!自由を手に入れて今はその勝手がわからないって言ってましたけど……」
[main] クレイヴ・ロック : 「ただ、楽しむといい」
[main] リコット・スープ : 「きっとすぐにクレイヴさんみたいになれるってことですよね!」
[main] シラルカ : 「……そうか。これも変化か」
[main] シラルカ : 「だといいな。少し楽しみだ」
[main] クレイヴ・ロック : 「それに勝手がわからないということは」
[main] リコット・スープ : 「はい!一歩一歩進んでいきましょう!」
[main] クレイヴ・ロック : 「どんなものも新鮮ということだ」
[main] クレイヴ・ロック : 「それに関しては素直に羨ましいね!」
[main] リコット・スープ : 「わぁ、そう思うとお二人が少し羨ましいかもしれません……!」少し不謹慎かもしれないが
[main] シラルカ : 「そうかもしれないな。だが知ったものには知ったものの楽しみ方があるのだろう」
[main] シラルカ : 「他者をうらやむのも構わないが、自分の人生も大事にするといい」
[main] クレイヴ・ロック : 「それが人生を二倍楽しむコツだね」
[main] リコット・スープ : 「はい!沢山学べばその分新しい発見もありますから!」
[main] クレイヴ・ロック : 「知らないことを楽しみ知ったことで楽しむ」
[main] クレイヴ・ロック : 「お得だろう?」
[main] シラルカ : 「そうだな」
[main] リコット・スープ : 「一石二鳥……って奴ですね!」
[main] クレイヴ・ロック : 「では私はそろそろ寝よう。おやすみ諸君!」
[main] クレイヴ・ロック : そう言って一礼して去っていく
[main] リコット・スープ : 「はい!おやすみなさい!」
[main] シラルカ : 「ああ、おやすみ」
[main] リコット・スープ : 「シラルカさんもこれから沢山学びましょう!勉強のお誘いならいつでも待ってますからね!」
[main] シラルカ : 「勉学……あまりしたことはないが。機会があればな」
[main] リコット・スープ : 「はい!きっと楽しいですよ!」
[main] シラルカ : 僅かに笑みをこぼす。夜も深まってきた。人もはけたし、そろそろ時間も近い。
[main] シラルカ : 椀を傾け、残っていた豚汁を飲み込む。
[main] シラルカ : 「私もここで失礼する」
[main] リコット・スープ : 「はい!お気をつけて!」
[main] スカーレット : 「お粗末様でした。食器はそこの籠に返してね」
[main]
シラルカ :
「ああ」
席を立ち、空の椀を片付けて。
[main] シラルカ : 「美味しかった。それと、つまらない話を聞かせならすまなかったな」
[main]
スカーレット :
「そんなことないよ」
気付かれていた?いや、深堀するようなことではない。
[main] シラルカ : 「そうか。思い違いなら失礼した」
[main] シラルカ : では、と軽く礼をして立ち去る。今日も夜番だ。
[main] リコット・スープ : 「アレだけ賑やかだったのに、みんないなくなっちゃいました」そろそろ底をつきてきた豚汁を啜る
[main] リコット・スープ : 「……」
[main] リコット・スープ : 「そう言えばわたし、今まで起きてたんでしょうか?それとも何か用事があって起きてきた……?」
[main] スカーレット : 「ええ……大丈夫……?」
[main] リコット・スープ : 「……大丈夫です!よくあることなので!」
[main] スカーレット : 「それ大丈夫とは言わないんじゃ?」
[main] リコット・スープ : 「多分そのうち思い出しますよー。あっ、豚汁のおかわり頂いてもいいですか?」
[main]
スカーレット :
「食べるの優先でいいの……?」
ともあれ従う。
「はい、どうぞ」
[main] リコット・スープ : 「食べたら思い出すかもしれません!」
[main] スカーレット : 「豚汁にそんな効能はないよ……?」
[main] リコット・スープ : 「でも、お腹がいっぱいになったら安心して考え事に集中できるような……眠くなるような……」
[main] スカーレット : 「眠くなったなら寝た方がいいんじゃないかな……」
[main] リコット・スープ : 「うーん……うーん……」また一口啜り
[main] リコット・スープ : 「……」
[main] リコット・スープ : 「ぐぅ……」
[main] スカーレット : 「えっ」
[main] リコット・スープ : そのまま椀を抱え、居眠りをしていた
[main] スカーレット : 「えー……」
[main] スカーレット : 溢すといけないので椀は回収してしまう。
[main] スカーレット : 今日は……なんだろう。焚火の周りとはいえ、冬の夜に外で船を漕ぎ出すのが3人もいる。
[main] スカーレット : というかこれ私がそれぞれのテントまで運んで行ってあげないといけないのか……
[main] リコット・スープ : その後、彼女がいつまで眠っていたかは定かではないが、仕事の予定をすっかり忘れ、後に叱られたのは確かだった
[main] スカーレット : けれどこのままでは風邪を引いてしまうだろうし。放って眠ってしまうのも忍びない。
[main]
スカーレット :
「はあ……」
思わずため息が飛び出した。
[main] スカーレット : 誰かに触れるのは、怖いことだ。触れられることも。
[main] スカーレット : いつか──寸鉄を帯びていない時は苦手だろうと、そう言われた。
[main] スカーレット : 実際は、少し違う。なんとか我慢できる範疇に持っていけるだけだ。
[main] スカーレット : その行為を為すためには、覚悟が必要だ。
[main] スカーレット : 料理を作って供するだけの仕事に、その覚悟が必要だとは思ってないから用意していない。
[main] スカーレット : しばらくの時間を要してから、3人をそれぞれのテントに送り届けた。
[main] スカーレット : 自分以外、誰もいなくなった焚火の前で、用意した椅子に座る。
[main] スカーレット : どっ、と汗が噴き出る。
[main] スカーレット : 装備を、一つ剥がして、汗を拭き取って、また付ける。
[main] スカーレット : いつか、私の優しさは、自分を切りだして与える優しさだと言われた。
[main] スカーレット : 普通の人なら、こんなもの、普通に与えることのできる優しさだろうとも、思う。
[main] スカーレット : それを、我が身を切りだせねば与えられないのだから、やはり、自分は劣っているのだと思わずにはいられない。
[main] スカーレット : 普通になりたい。
[main] スカーレット : 多くは望まない。
[main] スカーレット : 普通に……生きたい。
[main] セレスティン・バライト : ぴょこりとテントから顔を出す。目を伏せている仲間が、一人。……どうやら、遅かったらしい。
[main] セレスティン・バライト : 声をかけてくれれば、運ぶの手伝ったのに。まだ、頼ってもらえないようだ。
[main] セレスティン・バライト : 少し悲しく思いつつ、もぞりとテントに戻った。
[main] スカーレット : テントから僅かに音がした。意識的に、笑顔を作って表を上げる。
[main] スカーレット : 「セレス……?」
[main]
セレスティン・バライト :
「……バレた」
声をかけられて、再び頭だけを外に出す。
[main] スカーレット : 「ちょっと……来てもらっていい?それか、行っていい?」
[main]
セレスティン・バライト :
「……ん」
這い出る。とてとてと、近寄った。
「スカーレット、泣いてる?」
[main]
スカーレット :
「……泣いてはないよ」
心には雨が降ってはいただろうけど。
[main] セレスティン・バライト : 「そういうときに泣けないほうが、よくないよ」
[main] セレスティン・バライト : 「かなしいとき、つらいときは、素直に泣いちゃおう」
[main]
スカーレット :
「泣き方、忘れちゃった」
あの日から泣いた記憶は、ない。
[main]
セレスティン・バライト :
「……」
どうしよう、と思う。
私は、悲しい時、好きな人が側にいることが心地良いのだと、知った。一人だった私に、スカーレットが教えてくれたから。
でも、そのスカーレットは……誰かが近くに居ることを、嫌がる。いや、怖がる。
[main] スカーレット : おもむろに、セレスへと両腕を伸ばす。
[main] セレスティン・バライト : だから、どうすれば彼女の乾いた涙を拭えるのか、分からなくて。
[main]
セレスティン・バライト :
「──」
伸びて来る手を、ただ待つ。受け入れる。
[main] スカーレット : 脇に差し込んで、持ち上げて、膝上に乗せる。
[main] スカーレット : 抱きしめて。身体を折った。身長差があるから、セレスを窮屈にはさせないはずだ。
[main]
セレスティン・バライト :
「……スカーレット」
大丈夫? と言いかけて、かつてのように震えがないことに気付いて。
「……ん」
すり、と腕の中で頭を擦りつけた。
[main]
セレスティン・バライト :
スカーレットの体温を感じながら。
寒さで凍えている彼女の心に、自分の熱を伝えるように。
[main] スカーレット : 「ねえ、セレス」
[main] セレスティン・バライト : 「なに、スカーレット」
[main] スカーレット : 「ごめんね。そしてありがとう。こんな私の傍にいてくれて」
[main] セレスティン・バライト : 「一人だった私の手を引いて掬い上げたのは貴女だよ、スカーレット。こちらこそ、傍に居させてくれて、ありがとう」
[main] セレスティン・バライト : 「だから……ごめんねは、違うし、悲しいな」
[main] スカーレット : 「う」
[main] セレスティン・バライト : 「私は、もっとスカーレットに頼られたいよ。寄りかかられたいよ」
[main] スカーレット : 「……いいの?」
[main] セレスティン・バライト : 「いいよ」
[main] セレスティン・バライト : 「スカーレットの、好きなようにしてほしい……って言うと、遠慮しそうだね」
[main] セレスティン・バライト : 「したくなくても、嫌じゃなかったら、私にも押し付けて」
[main] スカーレット : 「私がしたくないことをセレスに押し付けるのは嫌かなあ……」
[main] セレスティン・バライト : 「むぅ」頑固者め。
[main] スカーレット : 「でも、でもね」
[main] スカーレット : 「一緒に、寝たいな……だめ……?」
[main]
セレスティン・バライト :
「……」
一緒に寝る。無防備なところを晒す。……それは、とても恐ろしいことだ。怖いことだ。
他人には隠している、臆病な自分の防衛本能が警鐘を鳴らす。
でも。その相手が、スカーレットなら。
[main] セレスティン・バライト : 「……いいよ。ゆっくり休もう」
[main]
スカーレット :
セレスはああいうけれど。セレスも心に抱えてるものがある。未だにテントを分けているのも、それだ。だからきっと、
「え。いいの……?」
[main] セレスティン・バライト : 「なんで、自分で言っておいて驚いてるの……?」
[main] スカーレット : 「だって……セレス就寝時は頑なに一人で寝ようとするし……」
[main] セレスティン・バライト : 「う。……でもそれは、スカーレットも同じだったはず」触られるの、嫌なくせに。
[main]
セレスティン・バライト :
「……ううん、でも、嬉しい」
小さく、顔をほころばせる。
「スカーレットが、自分のための我儘を言ってくれた。初めて」
[main] セレスティン・バライト : 「それを委ねても良いと、思ってくれたのが、とても嬉しい」
[main] スカーレット : 「……あの日」
[main] スカーレット : 「セレスを受け入れられるようになりたいって言ったのは、嘘じゃないから」
[main] スカーレット : 「でも、セレスも私を受け入れたくない部分があるのも当然だと思ってて……」
[main]
セレスティン・バライト :
「むぅ……」
す、と手を持ち上げて、自分を抱き締める腕に添わせる。
「親しき仲にも礼儀あり。そうやって、考えてくれるのは、スカーレットの優しさだと思うけれど」
[main] セレスティン・バライト : 「もっと、ズカズカ踏み込んでほしいよ。……スカーレットが、色んな人に、よくやってるみたいに」
[main] スカーレット : 「うん」
[main] スカーレット : 「だから言っちゃった。一緒に寝たいって」
[main] セレスティン・バライト : 「うん、許す。……一緒に、寝よ?」
[main] スカーレット : 「私も……受け入れて欲しかったから、セレスに」
[main]
セレスティン・バライト :
「……ただ、その。内緒にしていたことだけど」
ただでさえ垂れている耳が、更にペタンと縮こまって。羞恥を示すように、頬が朱に染まって。
「私、ぬいぐるみに囲まれて、抱きしめながらじゃないと……寝れなくて」
だから。
[main] セレスティン・バライト : 「寝るとき、ぎゅーってしてて、いい?」
[main]
スカーレット :
「もちろん、いいよ」
同時に、さらに抱きしめるのを強くした。
[main]
スカーレット :
「フフ」
笑みが、漏れ出て。
「行こっか」
抱きしめながら、立ち上がってテントへと向かう。
[main]
セレスティン・バライト :
抱えあげられる。持ちやすいように重心を調整する。
「……スカーレットの寝袋、二人入れる大きさなの?」
[main]
スカーレット :
「セレスなら、大丈夫かな?余裕あるの買ってるから」
密着すると、汗が気になるからだ。
[main] セレスティン・バライト : 「ふふ。小さいのも偶には役にたつんだね」
[main] スカーレット : 「もうちょっと大きくなって欲しいけど……戦闘になるといつも不安になっちゃう」
[main] スカーレット : 「セレスが強いのは、知ってるけど」
[main] セレスティン・バライト : 「小さいとそれだけ被弾面積も少ない。いいこと」
[main] セレスティン・バライト : 「……スカーレットに抱きしめられると、全身でスカーレットを感じられるのも、いいところ」
[main]
スカーレット :
「む」
「私も全身でセレス感じてみたいな……」
[main] セレスティン・バライト : 「ふふ。……スカーレットなら、好きにして、いいから」
[main] スカーレット : 「……」
[main] スカーレット : 「そのうち……」
[main] スカーレット : ぶるり、と身体が震えた。
[main] スカーレット : ──だめだ。それはまだはやい。
[main]
セレスティン・バライト :
「……」
その反応に、少し目を細めて。
「無理は、しないでね」
[main] スカーレット : 「うん」
[main] スカーレット : 一呼吸を置いて。次には笑顔が戻っている。
[main] スカーレット : テントに入って、装備を脱いだ後、一緒に寝袋に入った。
[main]
セレスティン・バライト :
「おやすみ、スカーレット」
──願わくば、貴女が心地良い眠りを迎えられますように。
目覚めた時、その身に背負う恐怖を、一時でも忘れられますように。
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スカーレット :
「おやすみ、セレス」
ぞわりぞわりと、肌にセレスを感じるたび、心の奥底から得も言われる不安感に襲われる。
それらを無視するようにセレスを強く強く抱き込んで。
[main]
スカーレット :
それはとても、幸福なことだった。
受け入れてくれる人がいること。
受け入れたいと思ってくれる人がいること。
[main] スカーレット : セレスの寝息が聞こえてきて少ししてから、やっと眠りに就いた。