ニャアン人妻概念のおはなしするね。 ニャアンはエグザベくんと結ばれました。マチュはちゃんとシュウジのことを連れ戻しました。 ニャアン・オリベは無事名誉除隊しジオン公国の市民権を獲得した。今はジオン公営団地に住んでるよ。シュウマチュ夫婦も隣に住んでいます 採光性も高い大きな窓もある。4LDK風呂トイレ別。愛の棲家にしては十二分だった―――。 宇宙世紀0085年から48ヶ月―――ニャアン産みました。かわいい女の子です。 年齢、実にいっちゃい(産後18ヶ月)!赤ちゃんと幼児の境目を楽しく遊んでいます。 ニャアンはいいおかあさんになれたよ。 二人目も、もうおなかにいる。エグザベくんとの赤ちゃんだよ。 一方マチュも、念願かなってやっとシュウジとの赤ちゃんを妊娠! マチュはいいおかあさんになったよ ニャアン、マチュともに妊娠6ヶ月。お互い半年もしないうちに新たな命と出会う。 そんな1月のおはなし 「成人式じゃん」 マチュはトイレで日めくりカレンダーを見ながらお腹を撫でている。トイレには、脱いだ服が見える。 ―――生粋のヌーディストであるマチュは妊娠後は服を着るようになりました。 ニャアンのマタニティウェアのおさがりを貰おうと思っていましたが、ニャアンの長身ではマチュにはブカブカになってしまうし なにより同じタイミングで妊娠してしまったので、おさがりにはあずかれません 赤と緑の捕色がちょっとチカチカする自前のマタニティワンピースどころか、全部脱いで用を足します シュウジとの長年の生活を経て、「トイレでは全裸派」の人間になってしまったアマテ・イトウ(19)。 もう戻れません、公衆トイレでも全裸にならざるおえません。トイレの垣根に衣服がかけられる日はそう遠くありません そんなマチュ1月第二週月曜日が祝日でない事に気づきます。 旧世紀のコメディアン「みやぞん」が語る毎日を元気にするステキな日めくり言葉をガン無視して 所要を済ませて、マチュはトイレから出ます 「シュウジ!シュウジ!成人式じゃん」 アマテ・イトウ。当時17歳と数カ月。二年の月日が流れた。二十歳を迎えようとしていた。早生まれなのでまだ19、数えで二十歳。 「そうだね、成人おめでとうマチュ」 推定年齢17歳。実年齢不明の少年シュウジがマチュの成人を儀を祝ってくれる。 機動戦士ガンダムジークアクス。2年後の世界。もう少年少女の物語ではありませんでした。 暴漢に孕まされた褐色の経産婦。 向こう側から来た蒼き少年。 そして向こう側からきた男を捕まえた「少女」が出会い、重なる。 等身大の少女であった彼女は愛を経て「女」になり、そしてこれから「母」になろうとするお話になっていました。 「ありがとシュウジ!もう女の子じゃいられないね」 シュウジは青色の地毛がプリンになっているマチュ地毛。そのつむじを撫でてくれる 染めすぎて髪が傷んでいるので現在髪染めは休ませ中。毛先にまだらなビビッドレッドと、根本にはタマキさん譲りの深い青が入り混じるマチュのショートヘア 撫でてくれるのだ、撫でてくれる蒼き少年がいるのだ。 もう少年ではない。夫であり父親だ。 「マチュおめでとう、きみは成人であり、おかあさんになるんだ、ボクはこの世界で父親になれてよかったよ」 とシュウジが言っている。ガンダムの言葉ではない。 「ありがと///マジマジと言われるとこまっちゃうなぁ…」マチュ照れてる。 「『祝福』だ。僕達にはこれから祝福の二文字だけが迎えてくれる…」 「そうだね、祝ってくれるね」 「そうさ、あと成人になったね。僕達オトナなんだね、実感ないや」 シュウジは語る。シュウジ・イトウ。実年齢不明。17歳として等身大の男子を演じていたが。何度も世界を行き来しているため、彼には時の刻みは存在しない。 100歳かも知れないし、まだ0歳かもしれない。シュウジにとっての時間は可塑性を持つのだ。 そんな話はどうでもいいのです!成人式です 「成人式!?やらないの!?ジオン」 ここはサイド3、首都コロニーズムシティ。成人を祝う文化は存在しなかった。 むしろ成人することで社会的責任と国民としての義務が多く発生する。社会を構成するための枷(かせ)をつけられる、そんな年齢であった。 「マチュ、成人を祝う文化はたくさんあるけど、国が祝うような事ではない、成人式は日本の文化だよ」シュウジは淡々と語る。 「えっ!?そうなん!?マジで!?」マチュスマホ調べる 「成人式」検索。「成人式 日本だけ」とサジェストされる 「ほんとじゃん!日本の文化なんだ成人式…」 「成人の定義は国によって様々だからね。12歳から成人として社会的責務を追う国もあれば、ジオンは16歳で成人相応の役務が生じる、「兵役」だね。日本の20歳で成人は結構遅い方だよ」 ※「機動戦士ガンダム」は富野由悠季監督曰く「インターナショナルな世界」のお話だそうです。成人の定義は曖昧にしておきます。 「そうなんだ…世界って広いなぁ」 「そうだよ、世界は広いし成人の意味は多種多様なんだ。成人した後も人間は肉体的に成長するしね」 「肉体的身長ねぇ…背、伸びないな」マチュ、ちんちくりんの147cmの身体に不満があるらしい 「ボクはいまのマチュが好きだよ。お腹が大きくなっているよ。新たな命を育まれている」 シュウジがお腹を撫でる。手袋をしていなくても多きな掌だった。掌と重なる子宮が温(ぬく)まるのを感じる 胎動を、キラキラを、感じるのだ。 人よ、命よ、はじまりを見る。 「シュウジ、だいすき」マチュ大きな声 「お腹のあかちゃんにも『だいすき』って伝えて」 「だいすき!だいすきだよ!」マチュもっと大きい声で伝える 胎動で胎児は答える。いま、翠色の光に包まれたキラキラには二人と一人。3つの魂が泳いでいる。 シュウジとマチュ。すこし、キラキラを泳ぐ。 「そうだ、ニャアン祝わないのかな。成人式」 「聞いてみたらいい、というかもう玄関にいるよ」 とシュウジは予言、イトウ家の軽金属性の扉の前には多きなお腹と幼子を抱いたニャアンがいた。 「マチュの『成人式!』って叫びが聞こえたから…」と幼子を抱きながら語る 幼子をシュウちゃんに託し、とりあえず玄関でスリッパを脱ぐニャアン。妊婦マチュが妊婦ニャアンを支える 「妊婦」が「妊婦」を支えるのだ。とても神聖な瞬間なのだ。理解(わか)れ!理解してくれ! この瞬間の神聖な光を人類が浴びれば。きっと戦争というわだかまりから解放される日がくるだろう。 「イズマコロニーにあったよね成人式!?」マチュ携帯で探した派手な晴れ着姿の少年少女達を晒す 「難民だったから関係なかったかな…15でイズマコロニーに来たけどもう大人としてやってたし…」 ニャアンの闇の部分が見えてきた。キラキラの雲行きが怪しくなってきたので過去を詮索するのをやめるマチュ ニャアンもスマホをいじる。カバーには三日月のメタルキーホルダー。エグザベくんと同じ、グラナダ近衛部隊の証であった。 「福岡 成人式」でサジェスト。 輩めいたオラついた兄ちゃんが旗を持って大暴れしてる。あと派手に塗装された車。屋根を切り取ったセダン、ミニバン、そしてロケットカウルの単車 「こういうの…やりたいの?」ニャアン伺う 「いや…そこまでは…」とマチュ 「マチュ…わからないけど、『おかあさん』になった時、わたしオトナになったんだと思う」 ニャアンの一言は漠然としていたが、人類という生態系の雌蕊として産まれた自分を確信している一言だった。 「へぇ…ニャアン語るじゃん」 新人ママ、マママチュは先輩ママニャアンの語りを傾聴するしかなかった! 次回、後編に続くッ! 以上がシュウマチュニャアン成人式概念前編です。 後編に続きます 明日はおやすみです、後編は明後日ね。 次回のジークアクスの内容次第で語りたいない所があると思うので、続きはまた後日。