GM それでは21時になりましたので

GM 「"プランナー"都築京香の麗しき小学生生活」を始めていきたいと思います

GM みなさんよろしくお願いします

梓川 レク よろしくお願いします!

墨染 よろしくお願いします

景尾 操仁 よろしくお願いします!

都築京香 よろしくお願いします。

真壁 灯 よろしくお願いいたします

GM ではトレーラーから

GM

GM

GM N市立・竹松小学校5年2組。

GM ある日、この学校に"プランナー"都築京香がやってきた!

GM 奇しくも、竹松小学校に集っていたオーヴァード達。

GM 果たして、"プランナー"の、そしてオーヴァード達それぞれの目的は?

GM 全ては、2ヶ月後に控える学芸会に収束する。

GM

GM ダブルクロス The 3rd Edigion
「"プランナー"都築京香の麗しき小学生生活」

GM

GM ダブルクロス―――
それは、裏切りを意味する言葉。

GM

GM

GM ○シーン1:はじめまして、京香です
 シーンプレイヤー:PC1
 登場PC:全員

GM

GM

GM N市立竹松小学校、5年2組。

GM 朝の光がカーテンの隙間から差し込み、黒板の縁を白く照らしている。始業前の教室はまるで小さな世界の縮図のように活気に満ちていた。

GM 男子たちはまだ夢の続きを追うように走り回り、消しゴムの破片を飛ばしながら笑い合っている。

GM 女子たちは机を寄せ合い、カラフルなペンやキャラクターのついた文房具を見せ合いながら小さな秘密を囁いている。

GM 誰もが「いつもどおりの朝」を信じて疑わない。黒板にはまだ何も書かれておらず、窓の外ではチャイムを待つ校庭の風が、木々の葉を揺らしていた。

GM やがて、廊下の向こうから足音が近づく。

GM 「先生だ!」という声とともに教室のざわめきが少しだけ収まる。

GM ドアが開き、担任の――梓川先生が入ってくる。いつものように柔らかな笑みを浮かべ、出席簿を脇に抱えたその姿。

GM だが、今日はひとつだけ違っていた。

GM 先生の隣には、見慣れない少女が立っている。

GM 小さな体にきちんと整えられた服。微笑みを表情に湛えた彼女はどことなく超然とした雰囲気を帯びていた。

GM 新しい朝、いつもの教室――そこに加わった「ひとりの転校生」。

GM この日、5年2組の日常は、ほんの少しだけ音を立てて動き出すのだった。

GM

GM

GM 全員登場です。登場時侵蝕を加算したあとRPをどうぞ。

梓川 レク :侵蝕+1d10 登場/リザレクション

梓川 レク 侵蝕:32+4[4]>36

真壁 灯 :侵蝕+1d10 登場判定&リザレクト

真壁 灯 侵蝕:40+7[7]>47

都築京香 :侵蝕+1d10

都築京香 侵蝕:40+3[3]>43

景尾 操仁 :侵蝕+1d10 登場/リザレクト

景尾 操仁 侵蝕:31+8[8]>39

墨染 :侵蝕+1d10

墨染 侵蝕:35+7[7]>42

梓川 レク 「よーし皆、今日から新しいクラスメイトが来てくれました」

梓川 レク 「慣れてないことも多いから、皆から助けてあげてくれると先生は嬉しいな」

小学生 「えー!?」「なになに!?」「転校生!?」とやかましく5年2組の小学生たちは騒いでいる。おおよその瞳は好奇心できらきらと輝いていた。

梓川 レク 「さっそくだけど、自己紹介をお願いしていいかな?」

真壁 灯 「はい、みなさん。着席して、静かになったらご挨拶をしてくれますからね。」

真壁 灯 プランナーに向けて、心底複雑そうな表情をしてこちらは挨拶の場を整えるでしょう。

小学生 副担任の真壁先生の一言で少しだけ小学生たちのざわめきが静かになる。真壁先生は美人なのでみんなからも人気者です。

都築京香 「はい」
短く返事する。黒髪の少女が教壇に上がってチョークを取り、カツカツと音を立てて黒板に白線を刻んだ。

都築京香 そして、正面へと振り向く。

都築京香 「皆さん初めまして。今日からこのクラスでお世話になります、都築京香です」

景尾 操仁 「──────────」

景尾 操仁 その面差しに少し、ドキリとする。

小学生 「ひゅー、かわいいじゃん!」「どこから来たのー?」「ちょっと男子、黙りなさいよ、頭悪いって思われるでしょ!」

都築京香 年頃の少女らしい笑みを浮かべながら、自己紹介を続ける。

都築京香 「この新しい学校で皆さんと一緒に過ごせることを、とても楽しみにしています」

都築京香 「ぜひ皆さんの好きなことや、この学校での色々なことを私に教えてください」

都築京香 「皆さんと仲良くなれるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします」

都築京香 そつなく自己紹介を終えて……深く一礼。

梓川 レク 「よし、それじゃあ皆拍手!」ぱちぱちぱちー

小学生 ぱちぱちぱちー

景尾 操仁 ぱつぱちぱち……控えめに拍手

真壁 灯 「はい、プラ……都築さん、ありがとうございました。それじゃあ、都築さんの席は──。」

GM 景尾くんの隣が空いてますね。

真壁 灯

梓川 レク 「景尾くん隣だな」

景尾 操仁 隣だったわ。

景尾 操仁 「!」

都築京香 緩やかに机の間を歩み、少年の隣へとたどり着く。

都築京香 「よろしくね、景尾くん」

都築京香 気さくな挨拶。年頃の少女らしい一言。さして代わり映えのない、誰が聞いても違和感を持つこともないような決まり文句。

都築京香 しかし……その瞳が、君を射抜く。

景尾 操仁 「………………うん、えっと」くびの裏が、そわそわとして落ち着かない気持ち。

景尾 操仁 怯えのような。戸惑いのような。

景尾 操仁 客観的には─────かわいらしい女の子に微笑みかけられて、照れたような。

景尾 操仁 「よろしくね、都築さん」

都築京香 「はい、よろしく」

都築京香 柔らかく笑みを浮かべ――しかしそれも一瞬のこと。瞬きの間に、少女の表情はいつも通りに戻っていた。

都築京香 椅子を引いて静かに腰を下ろし、梓川へと視線を送る。どうぞ、進めてくださいと言わんばかり。

GM では────

GM そんな5年2組の様子をひっそりと見守る存在が教室外にあります。

GM 5年2組に現れた“彼女”は“彼”のようなあり方にとっては特別な存在と言えます。少なくとも世界的には。

墨染 「あなや、この火急の刻によもやあのような方が来ようとは」窓の傍にある木の上から教室を覗くその姿は普通の人には視認できないがオーヴァードなら居ると分かる

真壁 灯 ため息を一つ、またオーヴァードが集まってしまった。
けれど──好都合ではある、と出席簿の裏で小さく呟く。

墨染 「されど、この機は生かさねばなりませぬ」そう呟いてすっと消える

梓川 レク まあ、気になりますよねとチラッと窓の外に視線を

GM さらに付け加えれば、教壇の上にいる担任と副担任の先生たちの心中は全く穏やかでありません。

GM 表情は穏やかですけれどね。小学生の前ですからね。すばらしいですね。でも内心を()付きでこっそり語ってもいいんですよ。

梓川 レク (『君がクラスの一員なら、僕は先生として、君の味方だ』とは言ったけど…)

真壁 灯 (小五のカリキュラムをよりによってノイマンが受けるとか、どうやって対応すればいいのかしら……)

梓川 レク (……いや、疑い過ぎちゃダメだな。僕は僕自身の意志で、生徒を守るって決めたんだから)

梓川 レク (でもちょっと目を離さないようにしよう。嘘は言ってないし)

真壁 灯 (そも、ゼノスのリーダーを迎え入れるというのがおかしいのよね、目的は何?
私の邪魔をする──というわけではなさそうだし──難しいわ、でも彼女は間違いなく”違う”はず。)

真壁 灯 (……HRが終わったら、告白をさせていただきましょう)

梓川 レク (学芸会と、関係が何かあるのか……)

GM ───と、このように様々な思惑が交差する中、5年2組は新しい転校生を迎えてのホームルームを始めることになったのです。

GM

GM

GM ○シーン2:校内行事はしっかりと
シーンプレイヤー:PC2、PC3
登場PC:PC1、PC4

梓川 レク :侵蝕+1d10 登場/リザレクション

梓川 レク 侵蝕:36+4[4]>40

真壁 灯 :侵蝕+1d10 登場判定&リザレクト

真壁 灯 侵蝕:47+4[4]>51

GM PC5の参加は自由ですが、ここで起こったことはPC5も把握していると思ってください。見守っていますのでね。

都築京香 :侵蝕+1d10

都築京香 侵蝕:43+8[8]>51

景尾 操仁 へんなところでふってしまった そして既にどんどん高いぞ

GM まあそのへんはHR後のOP終了時にいろいろ説明しますので

GM ではここからは梓川先生と真壁先生にお任せします。カンペをお渡しした通りよろしくお願いします。

梓川 レク OK

梓川 レク では、さっそく先生から皆さんにお知らせです

梓川 レク 「さて、転校したばかりの都築さんには急な話になるけど、2ヶ月後に学芸会が行われます」

梓川 レク 「今年の5年2組は、この地域で昔おこなわれていたお祭りの踊りと演劇を再現する予定です」

梓川 レク 「これは昔、この小学校の中庭にある大岩に祈る儀式だったそうです」

梓川 レク 「近所や親戚のおじいちゃん、おばあちゃんから、当時の踊りや演劇がどんなものだったのか、聞いて回るのも勉強の1つ……」

梓川 レク 「というわけで、どんな踊りや演劇なのかは、今先生からは伝えません」

小学生 「学芸会?」「聞いてないよ~」「劇やるの?え~恥ずかしい……」などとクラスメイトたちは悲喜こもごもです。

真壁 灯 「はい、あちらの……校庭の隅にある大きな岩。あそこで劇をすることになっています。」

梓川 レク 「これも勉強、先生も手伝うからさ」

景尾 操仁 ちょっと恥ずかしい寄りだ。それはそれとして、促される通り窓の外を見やる。

真壁 灯 「はい、先生たちも協力を惜しみません、皆さんでがんばりましょう」

梓川 レク 「さっきも言った通り、都築さんは転校したばかりで慣れてないから色々教えてあげて下さい」

タタリ様 校庭にどーんと鎮座しているとても大きな岩です。

梓川 レク 「……そうだね。影尾くんの隣になったし、これも縁と思って影尾くんが手助けしてくれると嬉しいな」

景尾 操仁 「!」どきり

都築京香 横目に少年を見やる。

都築京香 「迷惑かもしれないけど、景尾くん……お願いしてもいい?」

景尾 操仁 「………………うん」ほんのりと頬が熱い。

都築京香 「ありがとう」

梓川 レク 「わかった範囲から、衣装作りや踊り・演劇の練習に移っていこうと思います」

小学生 一方で「レク先生が手伝ってくれるなら……」とクラスの雰囲気は女の子中心に若干前向きになっているようです。梓川先生は優しいからね。

真壁 灯 「近所のおじいさん、おばあさんから教わった内容がわかり次第、先生たちに伝えてください。
先生たちは衣装の準備、みなさんは踊りや演劇の演習をすることになっています。」

真壁 灯 「みんななかよく、仲間外れを作らないようにしてくださいね。」

小学生 「「「はーい」」」

景尾 操仁 はい。と返事をしながらも、隣の少女のことで頭がいっぱいだった。

真壁 灯 「良い返事、ありがとうございます。」
にっこりとほほ笑んだ。

梓川 レク 「そういうこと、先生たちが作った衣装が気になったら何でも言って下さい」

小学生 「衣装だって!」「どんなの着たい?」「かわいいの!」「かっこいいの!」と口々にささやきあっています。

真壁 灯 「梓川先生、内容としてはこのようなところですか?」
喧噪を背に、出席簿裏のカンペを確認しながら、担任に終わったかな?と確認を。

都築京香 視線を周囲に巡らせて、そんな子供たちの様子を興味深げに眺めている。

梓川 レク 「ありがとうございます、真壁先生。間違いありません」

梓川 レク 「何人かのグループに別れて話は聞いてきてもらった方がいいかな……?」

真壁 灯 「そうですね、子供たちが孤立するのは良くありませんから。
でも3人1組だと一組だけ二人になってしまいますね。」

小学生 「じゃあたし◯◯さんと!」「オレたちで一緒にやろうぜ」「ねえ、◯◯も誘わない?」と早くも相談会が始まっているようですね。

GM そして真壁先生の発言により転入生の都築さんに注目が集まっています。誰が誘うのか牽制し合うような空気です。

梓川 レク (……打算的で申し訳ないけど、プラ……都築さんは少人数で動いてもらった方が動きは把握しやすいな)

都築京香 にこ……

GM 景尾くん!今勇気を出して誘っておかないと!都築さんが他の団体に行っちゃうよ!

景尾 操仁 しょうがないにゃあ…

GM このガキ…

都築京香 「景尾くん。私とグループになってもらえない?」

真壁 灯 (景尾くん、ごめんなさい……!)

景尾 操仁 「──────────、」

景尾 操仁 都築さんは誰と一緒になるのかな、女子が誰か誘うかな?

景尾 操仁 などと、上の空で考えていたところに、ぶっ刺さる。

都築京香 「ダメ……かな?」

景尾 操仁 「え」ほっぺが何だか熱い。何故だろう。

景尾 操仁 くびの裏が、そわそわとして落ち着かない。不安のような。憂いのような。

景尾 操仁 客観的には─────かわいらしい女の子に誘われて、舞い上がっているような。

景尾 操仁 「ぼ、ぼくで、よかったら」

都築京香 「ありがとう、景尾くん」嬉しそうに微笑む。

景尾 操仁 「……うん」つられるように、はにかむ。

都築京香 「先生、私は景尾くんとグループになります」

景尾 操仁 周囲の何か恨みがまし気な視線は、気づく余裕がない。

小学生 「え~!?」「ずる~い!!」という声があがります。いくつかは都築さんとお近づきになりたかった子の反応ですし、いくらかは景尾くんがぽっと出の転校生に取られたことへの不満です。

梓川 レク 「……よし、それじゃあ二人はグループ決定だ。他の皆は三人一組でグループを作ろう」

小学生 景尾くんは男の子なのに大人びていて落ち着いたところがあってそりゃモテるにきまってますからね。

梓川 レク 「グループで分けたけど、別に協力したりおしゃべりしちゃダメなんて言ってないぞ~」

小学生 『他の男子はガキだけど景尾くんは……』とかひっそり言われてますね。

真壁 灯 (……微笑ましい光景でも、正体を知っていると爆弾処理に近い光景ね)

都築京香 副担任の内心など素知らぬ顔で機嫌よく微笑んでいる。

梓川 レク 「真壁先生が言ってた通り、皆仲良く、楽しくやっていこう」

小学生 「「「はーい!!」」」

景尾 操仁 「は、はい」

真壁 灯 「グループ作りが終わったら、梓川先生か、私にお名前を書いた用紙を書いて提出してくださいね」

GM 5年2組の生徒たちは再び「「「はーい」」」と元気よく返事をします。先生たちの目から見ても日々いろいろトラブルはあれどこれという関係の軋轢はありませんし、良いクラスといえます。

梓川 レク 守りたい、この笑顔

真壁 灯 グループ作りを微笑ましく見守りましょう。
生徒たちが悩み、トラプルを起こし、それでもしっかりと前に進む光景に梓川先生と同じく守りたいと思っているのです。

景尾 操仁 隣にちらりと目を向けて、慌てて視線を逸らしたりしています

真壁 灯 ──だが、|それはそれ《・・・・・》だ。

真壁 灯 「それでは、グループ作りの最中ですけれど──
先生から|連絡事項《・・・・》があります。」

真壁 灯 梓川が知らない話をする、副担任。

梓川 レク 「?」(何かあったっけ?しまった忘れてたかも……)

真壁 灯 GM、ここで《ワーディング》を宣言します。

GM ワーディングを許可します。

景尾 操仁 なにっ

真壁 灯 ありがとうございます。

真壁 灯 一拍を置く。
そして、ワーディングを展開する。

真壁 灯 世界が白黒のモノトーンになり、まるで漫画のセル画の背景のようになる。
動けるものだけが色彩を帯びていて、それは窓辺の桜の木も例外ではない。

梓川 レク 「ーーーーー真壁、先生!?」

真壁 灯 副担任は教卓の前に立ち、柔らかい声で黒板の前を整えるように視線を巡らせた。

都築京香 「――――おや」

小学生 生徒たちの姿も停止する。時計の針が止まったみたいに。

真壁 灯 音が消える。
時計の針の音すら、白い空気に吸い込まれていく。
副担任は、まばたき一つせずに言葉を続けた。

景尾 操仁 「え──────────」

GM 墨染さんはここで参加してもいいですし、しなくても構いません。どちらにせよ話されたことをあなたは把握します。

景尾 操仁 それは、先ほどまで隣の少女に向けていたような微笑ましい反応とは違う。

景尾 操仁 純粋な、戸惑い。

景尾 操仁 ─────静止することなく、|反応を、示している《・・・ ・・・・・》。

梓川 レク 考える───突然の、ワーディング

墨染 :侵蝕+1d

墨染 侵蝕:42+6[6]>48

梓川 レク 何にしても、生徒を守らなくてはいけない

真壁 灯 梓川、そしてプランナーの反応を気にせず、言の葉を紡ぐ。

真壁 灯 「……さて、オーヴァードのあなたがたには聞こえていますね。
ここから先は、クラスのみんなには聞こえないお話をします。」

真壁 灯 声の高さも、息遣いも、まるで別の職業のものだ。

梓川 レク 真壁先生と、都築さんに間に入り込むよう移動します

真壁 灯 それは子どもたちに優しい新任教師ではなく、
過去にあなたたちと刃を交えたかもしれない、
FHのエージェントとしての声だった。

梓川 レク 戸惑っている影尾くんにどうしようかと迷いつつ

梓川 レク 「真壁先生、貴方の立場は分かりません……だから、お伺いします」

梓川 レク 「どうして、|こんなこと《ワーディング》を?」

真壁 灯 「まず、梓川先生。
心配なさらずとも──私は副担任、真壁 灯としてこの場で立っています」

梓川 レク (もし攻撃の意図があったなら……不意打ちも出来た)

梓川 レク (真壁先生は少なくとも、子供たちに危害を加えないために行動してくれている)

真壁 灯 梓川先生の心境を察する様子はない。
チョークを一つ手に取り、うんと背を伸ばして黒板に単語を書く。

真壁 灯 ”最後の審判”

梓川 レク 「……?」

真壁 灯 「──というジャームの件です。」
聞かれるのを恐れているのだろう、文字にしたようだ。

真壁 灯 チョークを一本、指先で軽く転がす。
その仕草に余裕がある程度には、不気味なほど落ち着いている。

景尾 操仁 戸惑いは続いている。……いや、状況そのものは、冷静に理解している。

梓川 レク 危険はない、と判断して都築さんと影尾くんを振り返って見る

景尾 操仁 何が起きているのかを、きちんと|知っている《・・・・・》。

梓川 レク 知っているか?と二人の反応を伺う

景尾 操仁 その上で─────実体験としては、初めての現象であり。

景尾 操仁 「先生たちは…………何なんですか?」

真壁 灯 プランナーを見てから……ようやく、景尾がこちらを見ていることに気付いた。
動揺で軽く、瞳を大きくしてしまう。

都築京香 事態が呑み込めていないであろう少年の手を握る。

真壁 灯 「……覚醒ッ……していたの……!?」

景尾 操仁 何故、真壁先生が、ということが不意打ちであるし。そしてこちらを伺うような、梓川先生に対しても。

都築京香 大丈夫ですよ、あなたは既に識っています。

景尾 操仁 「……都築さん?」

都築京香 「先生。質問があります」
そのまま問いかける。

真壁 灯 「……何、でしょうか、都築さん。」

都築京香 「あなたは……誰の味方ですか?」

真壁 灯 双眸が揺れる、よもや──小学五年生の、それも自分が副担任を務めるクラスで。
生徒の中に覚醒者がいるなどと……

真壁 灯 「───」

真壁 灯 目を閉じる。
深呼吸を一拍、13秒を数える、動揺を打ち消す。

真壁 灯 そして、いつも通りの教師の顔を取り戻して、優しく声をかけた。

真壁 灯 「わたしはあなたがた、5年2組の副担任です。
みんなの味方ですよ。都築さん。」

都築京香 「私ではなく、彼に」隣に視線を流す。

都築京香 「教師が生徒を不安にさせるものでは……ないでしょう?」

梓川 レク ──肩の力が、少し抜ける

梓川 レク よかった……問題はもちろんまだあるけど、とにかくよかった

真壁 灯 「ええ、でも──飲み込む時間は、必要だから。
けれど、それを説明する時間がないの。」

真壁 灯 「だから、率直に言わせてもらうわね──」

景尾 操仁 ……二人の言葉に、少し落ち着く。気遣われている、ということを理解する。

景尾 操仁 繋がれた手を淡く、握り返した。

真壁 灯 景尾くんを不安にさせた、それが何よりも酷いミス。
本来はFHの自分が言うべき、言葉ではないのだけれど──

真壁 灯 「景尾くん。わたしたちは……いえ、あなたはオーヴァードという存在。
人間ではないけれど、人間でもある。他の人よりちょっと凄いコトができる子なの」

真壁 灯 「だけど、その凄い力を持つ人間を狙う。悪いヤツ──ジャームがこの小学校に隠れている。」

真壁 灯 チョークの先で、黒板にわずかに触れ、カツ、と乾いた音を鳴らす。

真壁 灯 「どのように形容するか難しいジャームですが……
簡潔に言えば、”イカれ” 狂信者……。」

梓川 レク 「真壁先生……簡潔過ぎます……」

真壁 灯 「──人類も世界も歪んでいる──
ならば|“人間ではないもの”《レネゲイドビーイング》による裁きを受けるべきだ……
そんな妄想を抱いたジャームです。」

真壁 灯 「ヤツはこれまで何度もレネゲイド災害を起こし、
いくつかは成功し、いくつかは私たちが止めてきました。けれど──」

真壁 灯 白いチョークが黒板をなでる。
摩擦音がモノクロの世界に妙に大きく響く。
小さく、しかし確かに──

梓川 レク 視線を……|生徒《ゼノスリーダー》に向ける

真壁 灯 ”竹松小”

と記す。

真壁 灯 「そんな危険人物が、この“竹松小学校”を狙っています。」

都築京香 穏やかに微笑を浮かべ、景尾の手を握りながら。梓川を見つめ返している。

景尾 操仁 「それは…………」簡潔な説明ではあるが。|覚えていること《・・・・・・・・・》と照らし合わせれて、どうにかかみ砕く。

景尾 操仁 それが─────俄かには飲み込みづらい、危険な状況であることを。

梓川 レク 「ワーディングを張ったのは、都築さんが関係していると疑ったからですか?」

真壁 灯 「いいえ、逆です。」

真壁 灯 「ヤツの動機は不明。 どの組織に属しているかも不明。
そしてなにより──ヤツは変身能力を持っているのです。」

真壁 灯 「つまり……”ここの誰に化けていてもおかしくない”ということ。
児童でも、先生でも、保護者でも。
……もちろん、」

真壁 灯 間を置いて、自らの薄い胸に手を当てる

真壁 灯 「わたしにすら。」

景尾 操仁 首の裏がぞわりとする。率直に悪寒だった。

梓川 レク (焦る気持ちは、分かる……そんなやつ、追い詰めるのは至難の業だ)

真壁 灯 「梓川先生も、景尾くんも、わたしは人となりは知っています。
あの"都築 京香"に化ける、というのはリスクが高すぎる。
だから──あなたがたが”ヤツ”であるというのはありえない、という判断です。」

都築京香 「信用されているようで何よりですね」

墨染 「失礼。その話、わたくしにもお聞かせいただきたく」どこからか声が聞こえる

梓川 レク 「墨染さん!?このタイミングで!?」

真壁 灯 「……」
こめかみを軽く抑えつつ、まあ、例外でしょう、と自分を納得させる。
このタイミングで出るなどとヤツであろうはずもない。

都築京香 「……この声の方は?」

梓川 レク 「あー……あそこの木が本体の方です」(窓の外を指刺します

墨染 「お初にお目にかかります。わたくしは墨染と呼ばれるもの、この学校の敷地にかれこれ500年は住まわせていただいております」ひらりと窓から木の葉が一枚入るとそこから一人の者が現れる

景尾 操仁 「わ」びっくり。

梓川 レク 「……疎いとは墨染さんから聞いてましたが、都築さんもご存じでなかった?」

真壁 灯 「お初にお目にかかります、転校届の提出は受け付けていますよ。」
(レネゲイドビーイング……ここで出てきたか、ヤツと手を組まれては厄介……ここは協調を取りましょう)

都築京香 「噂は聞き及んでいましたが、顔を合わせるのは初めてですね。なるほど、あなたが」

墨染 「名前だけは存じておりますれば」

都築京香 「みんなに酷いことをしようとする悪い人がいるので、見つけて懲らしめましょう……というところですが」隣の少年への解説も含めて平易にまとめる。

景尾 操仁 近くにこんなに沢山の"おーヴぁーど"が潜んでいたことに、素直に驚愕している。

梓川 レク 「このタイミングで出てきたということは……ご挨拶だけではないのでしょう?」

真壁 灯 「では、墨染さんと呼ばせていただきましょう。
……お話を先にお伺いするべきでしょうか?」

墨染 「ええ、その事なのです。先ほど魔性の者……ジャームが侵入してきていると申しましたが、おそらくそれにかかわる事でございます」

真壁 灯 「!」
目をわずかに開いた、吉報と判断するには早いが。
今はどのような情報でも欲しいところだ。

都築京香 「どうぞ、聞かせていただけますか?」

墨染 「この“竹松小学校”に潜むジャーム……それは1人でなし、わたくしが古くより知りますある磐座にもおわすのです」

梓川 レク 「|磐座《いわくら》……校庭の、大岩か」

都築京香 磐座(いわくら、岩座)とは、古神道における岩に対する信仰のこと。あるいは、信仰の対象となる岩そのもののこと。つい先ほど該当するものを聞いたばかりだ。

真壁 灯 「あの大岩で……別口のジャームがいる、ですって。厄介な……!」

墨染 「或いはそれは1人であり先ほど申された者と同じであるのか……わたくしには判別つきませぬが、そのものは確かに今微睡から覚めようとしておりますのです」

梓川 レク 「覚めようとしている……覚醒が、近いと」

景尾 操仁 「ええと………」つまり、どうだろう。悪い奴、という言葉で片付けるには聊か平易に過ぎるが。

真壁 灯 「であれば、おそらくは別口のジャームでしょう。
ヤツは幾度も私と戦ってきた相手、昨今まで微睡みの中にいた存在とはかけ離れた悪鬼外道。
ですが、ヤツは|人ならざるもの《レネゲイドビーイング》による裁きを人間に下すことを目的としているわ。」

景尾 操仁 「………………、」考えて。

墨染 「目覚めれば待ち受けるは滅びのみ、故にご助力願いたく現れました」

景尾 操仁 「じゃあ、その人は、タタリ様を目覚めさせようとしている?のかな」

梓川 レク 「……そうだな、影尾くん。その可能性が高いと思う」

真壁 灯 「……ええ、きっと、そう。そうなのでしょうね。」

墨染 「それならば急な目覚めにも得心ゆきますれば」

梓川 レク さて

梓川 レク Rハンドアウト公開条件が、揃いました

真壁 灯 なんと!

墨染 今がOPでなければ公開できる

GM このようにRハンドアウト公開の条件が揃った上で公開の意思がお有りでしたら申し出てもらえるとシーン間に個別シーンを挿入します

梓川 レク 先にGMに確認せず、すいません

梓川 レク 条件に問題がなければ、このタイミングで公開をお願いします

GM いえ先に言い出してもらって助かりました

GM 分かりました、では公開

GM シーン2が終わったら個別HOシーンを挟みますね

墨染 はい

梓川 レク では、詳細は省いて台詞を少々

梓川 レク 「……すまない影尾くん、本当ならちゃんと君にも説明してから、話を進めるべきなんだが」

景尾 操仁 「先生……?」

梓川 レク 「学芸会で、昔おこなわれていたお祭りの踊りと演劇を再現するという話をした」

梓川 レク 「あれは、磐座に眠る災厄を鎮める儀式なんだ」

梓川 レク 「今回、学芸会という形で儀式を行い、災厄を未然に防ぐ」

梓川 レク 「それが……UGNから、僕がこの学校に来た理由だ」

景尾 操仁 UGN?

景尾 操仁 |その言葉は知らない《・・・・・・・・・》。

真壁 灯 (正規の手順をUGNは把握していた、ということ……であれば、協調をしなければ)

都築京香 「皆を守る組織の一員ということですね」

梓川 レク だから墨染さんには接触していたことにしたかったんですよね

都築京香 「梓川先生、彼には私から仔細を説明しておきますよ」少年の手を、握ったまま。

都築京香 「あまり余裕もないのでしょう」

梓川 レク 「……ありがとう、その代わり……いや、違うな」

梓川 レク 「君たちを大人の都合で巻き込むんだ、クラスの皆を危険に晒すようなことは、絶対にしない」

梓川 レク 「その上で、真壁先生、墨染さん……」

梓川 レク 「協力しましょう。僕たちは、それが出来る」

真壁 灯 「FHとして、異論はありません。ですが──」

墨染 「委細承知、もとよりそのつもりで此処に現れました」

真壁 灯 「わたしたちの役目はあくまで“特別な大人”として。
"子どもたち"は、ちゃんと授業を受けて、元気に帰ること。
……いいですね? ”プランナー”。」

真壁 灯 「あなたは、生徒なのですから」

都築京香 「そう怖い顔をするものではありませんよ、真壁先生」

都築京香 「どうぞ、都築京香と呼んでください」

真壁 灯 「……ええ、都築さん。」

梓川 レク 我ながら単純だと思うが……ちょっと涙が出てきた

真壁 灯 「私からのお話は以上です、可及的速やかな連絡ですが。
他にはもう、連絡はありませんね」

梓川 レク 時計の針をチラッと見る どう子供たちを誤魔化すか

梓川 レク ……なるようになるかぁ!

真壁 灯 「では、クラスに大事な連絡があるので、墨染さんは外に戻っていただけますか。」

墨染 「わたくしも後で話す事がありますが……このままですと不審者ですので一旦元に戻りましょう。ではまた後程」姿が消えてただの葉っぱになる

真壁 灯 「ご協力を感謝いたします、では──」

景尾 操仁 「わわ…」消えた

真壁 灯 GM、《ワーディング》を解除します。

GM ワーディング解除を許可します。

真壁 灯 ありがとうございます。

景尾 操仁 びっくりすることが余りにも多かった。半分くらいは知っていることではあったけれど。実感を伴った理解は貴重だ。

梓川 レク 生徒たちの目配り 解除した瞬間で転んで怪我するような子はいないか……?

真壁 灯 パリン、と目に見えないガラスが割れるように世界が震える。
景尾くんが初めて体験する世界が終わる。

景尾 操仁 とはいえ、その驚きにも落ち着いてきた。都築さんが手を握ってくれたからかもしれない。

GM 止まっていた時間が動き出した。5年2組の生徒たちは時間と時間の隙間に何があったのか知りもしない。

景尾 操仁 ……うん…………?

梓川 レク

真壁 灯 「はい、それでは今日の連絡です。
給食のメニューがカレーに変わりました。
アレルギーのある子は、必ず申し出てくださいね。」

真壁 灯 副担任は、教卓の前で微笑んだままだ。
まるで何もなかったかのように。

小学生 「あれ?」「今なにか変な感じした?」「気のせいだよ、俺はなんとも無いぜ」
と、若い児童の感性によって何らかの違和感を感じ取る者もいるがオーヴァードではないものにはっきりと察知することはできない。

景尾 操仁 その綺麗な微笑みも、今は頭に入らない。

景尾 操仁 視線を下げる。

小学生 その違和感も「やったー!カレーだー!」という歓声にまぎれてすぐさま立ち消えた。

景尾 操仁 柔らかい掌の感触がある。女の子の手だ。

都築京香 「給食、カレーだって。景尾くんはカレー、好き?」

景尾 操仁 「ぇ、あ。ぁぁぁぁえ?す、すきだよ?」

景尾 操仁 くびのうらがそわそわとする。

景尾 操仁 取り繕う意味もない。

景尾 操仁 客観的には、気になる女の子に手を握られて、滅茶苦茶挙動不審なだけだった。

都築京香 「そっか。好きなんだ」

都築京香 「給食のカレー、初めてだから」

都築京香 「楽しみだな」

都築京香 微笑む。楽しそうに。少年に向けて。

真壁 灯 「梓川先生、お手数をおかけいたしますが。
どうぞよろしくおねがいいたしますね。」

真壁 灯 いけしゃあしゃあ、なんて単語が似合うような言葉を吐いて。

真壁 灯 副担任は協調を申し出るのだった。

梓川 レク 「ええ、もちろん」

梓川 レク 是非もない きっと全部は信じてはいけないだろうが……

梓川 レク 今はUGNでもFHでもない、同僚の先生なのだから

GM

GM

GM さて、OPはこれで終了し本来であれば今後の進め方について解説するのですが

GM その前にお聞きしますと、Rハンドアウトの開示の宣言をするのは梓川先生だけで大丈夫ですか?

墨染 開示します

GM 他にはいらっしゃらないですね 開示の申し出はいつでも結構なのでよろしくお願いします

真壁 灯 私は様子見をさせていただきます。

GM はいはい

GM では説明を先にやると忘れちゃうのでまずはPC1とPC5の個別シーンをやりましょう

GM 今晩は梓川先生の個別シーンで終わりかもしれませんね では用意

GM

GM

GM ○PC2:儀式補完計画

GM

GM

GM UGN日本支部、支部長執務室。

GM 磨き上げられた黒いデスクの上には整然と書類が並べられ、壁際には任務関連の端末が静かに光を放っている。

GM 窓の外には曇り空に沈む都市の景色。

GM その中心で、霧谷雄吾はいつもと変わらぬ穏やかな笑みを浮かべてあなたを迎え入れた。

GM 柔らかな声、落ち着いた仕草―――だが、その笑みの裏にある意味をあなたはもう知っている。

GM 霧谷雄吾がエージェントを直接呼ぶ時、それはたいてい“困難な任務”の始まりだ。

GM 今回も例外ではないのだろう。

GM 机上の資料に目を落とす彼の横顔は、微笑んでいるのにどこか沈痛でもあり、どこか確信めいてもいる。

GM ―――どうやら、また厄介な仕事が待っているようだ。

GM

GM

霧谷 雄吾 「───あなたをこのような形で再びお呼び立てすることになり、申し訳なく思っています。梓川怜久さん」

梓川 レク :侵蝕+1d10 登場/リザレクション

梓川 レク 侵蝕:40+10[10]>50

霧谷 雄吾 微笑みを引っ込めた日本支部支部長が真剣な表情で怜久を見つめる。

梓川 レク 「いえ……支部を危険に晒した自分が、またお役に立てるならいう事はありません」

霧谷 雄吾 「………確かにあなたの判断は現場においては間違いだったかもしれない」

霧谷 雄吾 「ですがあなたがいたずらにそのようなことをする人ではないということを、私は知っています」

梓川 レク 「……ありがとうございます、しかし……」

梓川 レク 今でも、感情がぐるぐると巡る

梓川 レク 命乞いをするFHの工作員、二度と悪さをしないという話を信じて、見逃した

梓川 レク そして……たくさんの人々を、危険に晒した

梓川 レク 冷静な自分が、自分自身を責める

梓川 レク ──人を信じるから、こうなったんだと

霧谷 雄吾 実際、UGNにおける梓川怜久の立場はデリケートと言わざるを得ない。

霧谷 雄吾 結果としては、彼の過失による被害は免れ得た。他ならぬ怜久本人の奔走によって。だが彼が危機を招いたのも事実。

霧谷 雄吾 現場のエージェントには彼を不安視する声も少なからずあった。

霧谷 雄吾 霧谷雄吾が梓川怜久のエージェントからの除籍を決定したのは表向きは処分というものもあった。

霧谷 雄吾 だが、一方でそこには怜久をほとぼりが冷めるまで一旦現場から遠ざけ、そして彼自身にも心身に休養を取ってほしいという思いがあった。

霧谷 雄吾 それを裏付けるように、霧谷が怜久を見つめる眼差しには信頼が宿っている。そして申し訳なさも。

梓川 レク その眼差しを、真っすぐ受け止めることが、今はできない

梓川 レク 後ろめたさと……人への不信が、影を落としている。

霧谷 雄吾 「………時に、梓川さん。子供たちに教えを授け、導く立場というものに興味はありませんか?」

梓川 レク 「え、あ、はい…?」

霧谷 雄吾 「どうでしょう」

梓川 レク 「……えぇ?」

梓川 レク なんでさ?というツッコミは流石に出さなかった

梓川 レク 「それは……チルドレンの教官、ということでしょうか?」

霧谷 雄吾 「いいえ。あなたは潜入調査用に小学校の教諭としての資格をお持ちでしたね?」

梓川 レク 「あ!……失礼しました、確かに教員の資格は持っています」

霧谷 雄吾 「ええ。あなたにはエージェントとしての活動を停止している間、小学校の教諭というポジションを用意していました」

霧谷 雄吾 「そこでこれからの未来を担う子供たちと過ごすことで、あなたには健やかさというものを取り戻していただきたいと」

霧谷 雄吾 「|その予定だったのです《・・・・・・・・・・》」

梓川 レク 「……予定、だった?」

霧谷 雄吾 「こちらが資料になります」

梓川 レク 「拝見、します」

霧谷 雄吾 霧谷は席から立ち上がり、机の引き出しにしまわれていた用紙を取り出して怜久へと手渡した。

霧谷 雄吾 極秘、という物々しい文字の踊る資料のタイトルには『竹松小学校に存在する高危険度レネゲイドビーイングについて』とある。

梓川 レク 速読で、目を通す。腐ってもエージェント、内容を把握する。

霧谷 雄吾 「────残念ながら、UGNという組織は決して多くの人手に恵まれているわけではありません」

霧谷 雄吾 「任務の中にはオーヴァードとしての能力はもちろんのこと、社会における公的な資格などがエージェントに必要不可欠なものも存在します」

梓川 レク 「内容は、承知しました」

霧谷 雄吾 「今回の場合、小学校の教諭資格という点で合致するエージェントは………梓川怜久さん。あなたひとりなのです」

霧谷 雄吾 「はい。あなたはこれから竹松小学校の教師として赴任し、”タタリ様”が引き起こすレネゲイド災害を防いで頂きたい」

梓川 レク 「自分に、務まるでしょうか……?」

霧谷 雄吾 「私はそう信じています。あなたはご自身が思う以上に優秀なエージェントです。しかしどうか油断はなさらないでください」

霧谷 雄吾 「"タタリ様"は少なくとも1000年以上の古来より存在する、レネゲイドビーイングのジャームです。かつては現地の人々の舞踊と演劇を奉納することでその力を抑えていました。古来の人間の知恵、というものですね」

霧谷 雄吾 「しかし1950年代から始まった都市化と人口増加の間に、儀式も、"タタリ様"そのものも忘れられました」

霧谷 雄吾 「そして昨今のレネゲイドウィルス拡散も重なって、"タタリ様"の力は臨界に達しようとしていることがわかりました。放っておけば、周囲一帯が深刻なレネゲイド災害に襲われます」

霧谷 雄吾 「"タタリ様"は戦って倒すことはできません。そこであなたには、小学校の学芸会の一環としてかつての舞踊と演劇を復活させ、それを収めていただきたいのです」

梓川 レク 知らず、手に力が入る

梓川 レク だめだーーそれは、だめだ

梓川 レク ……平和に生きている人々が、悲劇に見舞われるなんて、絶対にダメだ

梓川 レク 「……自分の、我儘なんて言っている場合じゃない!」

梓川 レク 「やります……やらせて下さい」

霧谷 雄吾 「────ありがとうございます」

霧谷 雄吾 「日本支部支部長の名のもとに、梓川怜久のUGNエージェントへの復帰を認可します」

霧谷 雄吾 「しかし、気をつけていただきたいのはこのレネゲイドビーイングだけではないのです」

梓川 レク 「と言うと……やはり、FHが?」

霧谷 雄吾 「ええ。我々がタタリ様の覚醒に気づいたように、他の組織も同様に気づいている可能性があります。例えば、FH。例えば……そう、ゼノスも」

霧谷 雄吾 「故に、この件はあなた以外には内密に。公共の場で行われる学芸会という性質上、真の目的を察知され妨害されれば防ぐのが難しいですから」

梓川 レク 「分かりました……ただの学芸会として、たまたま過去の儀式をなぞらえた形で、ですね」

霧谷 雄吾 「……………………しかし。ええ、これはあなたという人柄を知っているからこそ、ですが」

霧谷 雄吾 「現場においては臨機応変に。我々が絶対に阻止しなければならないのはこのレネゲイドビーイングの暴走であって他は些事とさえいえます」

霧谷 雄吾 「支部長としては内密にと申し上げざるを得ませんが、あなたが必要と判断したならばその選択を私は肯定したい」

霧谷 雄吾 「くれぐれもよろしくお願いします、梓川さん」

梓川 レク 「……同じ過ちを、繰り返すかもしれなくても、ですか?」

梓川 レク 肯定されたいのか、否定されたいのか、自分でも分からない

霧谷 雄吾 霧谷雄吾はあえて言葉で返事をしなかった。微笑みを浮かべて怜久を見つめる。

梓川 レク ……厳しくも、優しさを感じる

梓川 レク そうだ、自分は選択肢を人に投げた

梓川 レク そして、投げ返してくれた

梓川 レク 自分の気持ちは、願いは、自分で決めろと

梓川 レク 「……ありがとう、ございます!」

梓川 レク 深く頭を下げ……部屋を後にする

霧谷 雄吾 部屋から出る時まで霧谷は怜久のことを見ていた。その眼差しに含みはなく、無事を祈る穏やかさだけがあったのだった。

GM

GM

GM 梓川怜久の個別シーンが終わったところでお時間ですね

GM 次回は墨染さんが明らかにほっといちゃまずいレネビとお話する個別シーンからです

GM ではまた来週 ありがとうございました お疲れ様でした

真壁 灯 本日はありがとうございました。
素晴らしいマスタリングでした、また次回もよろしくお願いいたします。

梓川 レク ありがとうございました!お疲れ様でした!

景尾 操仁 お疲れ様でした!

墨染 お疲れ様でした

都築京香 お疲れさまでした。また来週、皆様に会えることを心待ちにしております。

GM では再開していきます

GM 今日は墨染さんの個別HOシーンからですね

墨染 はい

GM ではシーン導入から

GM

GM

GM ○PC5:危険きわまりない同胞

GM

GM

GM 深夜の竹松小学校。

GM 廊下の窓から差し込む月明かりが床に長い影を落としている。

GM 誰もいない教室。椅子の上、机の上、埃を帯びた空気だけが静かに時を刻んでいた。

GM キミはいつもどおりひとり夜を過ごしている。

GM 闇に紛れ、物音ひとつ立てず、昼間の喧騒とはまったく異なる静寂の中で。

GM 人間とは違う感覚で、この学校の夜を読み取りながら、独特の呼吸を繰り返す。

GM ―――その時、違和感が走る。

GM 空気の振動でも視覚でもない。

GM キミの心の奥深くに直接誰かの声が届いたのだ。

GM レネゲイドの共振による精神会話。

GM 知らぬ誰かが言葉を超えてキミの意識に語りかけてくる。

GM 夜の校舎は、変わらず静かだ。

GM しかし、確かに、何かが、キミの孤独を切り裂いた―――。

GM

GM

GM 登場ならびにRPどうぞ

墨染 :浸蝕+1d10

景尾 操仁 侵蝕 ですね 字違い

墨染 :侵蝕1d10

墨染 :侵蝕+1d10

墨染 侵蝕:48+10[10]>58

墨染 「…おや?」

墨染 「わたくしを呼ぶものは誰ぞ?」木の状態のまま静かに精神を広げ、耳を澄ます

GM キミを呼ぶ声は校庭の方から響いてくる。近づけば近づくほど、大きく聞こえてくる。

GM 少女のような、少年のような、それでいて昼間の小学生たちの声とは何かが一線を画している気配があった。

GM 「ねえ───…………」と呼びかけてくる声は無邪気であった。無邪気すぎて空恐ろしさを感じるほど。

墨染 「わたくしになに用かな?」

タタリ様 『────ねえ────ねえねえ!誰かいるんでしょう?』

GM 今度ははっきりと伝わってきた。その声は校庭に鎮座する巨大な岩塊から聞こえてきたのだ。

GM はっきりと、墨染というレネゲイドビーイングあてに声は届けられていた。

墨染 「君か、よもやそのような所に居ようとは」

タタリ様 『────あ!やったぁ!やっと声が届くようになったわ!』

GM 声が通じたことにその岩塊は歓声をあげている。もちろん直接声を発しているわけではない。

GM レネゲイドビーイング間に通じる声なき声が墨染とこの岩塊を結んでいる。

タタリ様 「アタシのこと見える?ほら、ここにいるの!アタシは身動きできないからそっちにいけないわ、|今は《・・》!」

墨染 「ああ、なるほど、もとより目は無いが君がそこにいる事を感じることはできる」

墨染 「会えて嬉しいよ、わたくしは……墨染と呼ばれる。君の名は?」

タタリ様 『アタシ?アタシにそんなのないわ!』

タタリ様 『アタシのまわりでちょろちょろと群れていた生き物たちはアタシのことをいろんな名前で呼んでいたけど、そんなのどうでもいいもの!』

タタリ様 『あなたはいつからここにいるの?アタシ、起きてびっくりしちゃった!』

タタリ様 『目が覚めたら知らない白いナニカに囲まれているんだもの!』

墨染 「ふむ……」その言い回しに不穏な影を感じる

GM 『白いナニカ』。それに該当するものは周囲を見回せばひとつきりだ。この小学校の校舎である。

タタリ様 『なんなのかしらね?これ。もうすぐ地割れや洪水でこれは壊してしまうから、その前に知っておきたいわ!』

墨染 「ここは小学校、人が学び、育つ為の場所だ……」

墨染 「しかし、壊してしまうとは一体……」

タタリ様 『???』

GM 帰ってきた沈黙の意味は怒りではなく、失望でもなく、ただただ純粋な疑問だった。どうしてそんな事を言うの、という。

タタリ様 『だってアタシはそういうものだもの!』

タタリ様 『木の実は秋には地面に落ちるでしょう?』

タタリ様 『水は山の上から下へとくだるわ』

タタリ様 『春はすぐに夏を迎えるし、夏はやがて秋になるし、秋が過ぎれば冬が訪れ、冬があければ春も来るわ』

タタリ様 『それと一緒よ!アタシはそういうものなの!』

タタリ様 『アタシはそういうものと同じように、地割れを起こし、洪水を呼んで、全部をメチャクチャにするの!』

タタリ様 『ね、いいでしょう?久々にわくわくしてきたわ!』

GM ────キミには分かる。『これは説得など不可能だ』と。何故ならこれはジャームと呼ばれる、存在の固着したものだからだ。

GM あるいはこの地における、古き荒ぶる神の一端だったのかもしれない。

墨染 「だが……それでは命は死に、世は悲しみで埋まる……」それでもこれだけは聞く

墨染 「君は……人の営みに、命に、美しさを感じた事はないのか?」

墨染 「如何に君がそのような災い呼ぶものであっても、意志あるならばそれを変える事はできる……そちらの道は望まぬのか……?」

タタリ様 『人………?ああ、あの2本足で歩いてたくさん増える生き物のことね!』

タタリ様 『アタシも好きよ!あの生き物のこと!』

タタリ様 『だって地割れや洪水を起こしたら、|可愛い声でいっぱい鳴くもの《・・・・・・・・・・・・・》!』

タタリ様 『でもあの生き物たち、いつからかアタシが地割れや洪水を起こさなくても可愛い声でいっぱい鳴くようになって……』

タタリ様 『それが聞こえたら満足して眠くなっちゃって……うーん、よく覚えてないわ!』

タタリ様 『ふわ………久々にお話したら何だか眠くなっちゃってきたわね』

墨染 「……」この者を諭すのは不可能だと理解した

タタリ様 『近い内に力を溜めて、全部メチャクチャにしてあげるから楽しみにしててね、えーっと……墨染っていったっけ?』

タタリ様 『アタシ、頑張るから!』

タタリ様 『きっととっても楽しいわよ!』

墨染 「……そう、か」

墨染 「それならばわたくしは、それを止めよう」

タタリ様 『そうなの?まあどちらでもいいわ!どうせ全部壊しちゃうし!』

タタリ様 『あふ、ねむねむ………それじゃ墨染、アタシはちょっと休むわ。またおしゃべりしましょうね』

墨染 「……おやすみ」

タタリ様 『はぁ~い。すやすやすや………』

GM 岩塊からの反応は途絶えていった。だが消え去ったわけではない。眠っているだけだ。

墨染 「……急がねばならぬが、しかしわたくしもまた遠くには行けぬ身……偶然、あの者を封ずる事に協力してくれる者が現れる……果たして左様な幸運があるであろうか……」

墨染 そのまま思案し続ける

真壁 灯 シーンの途中ですが宣言をします。RHOを公開します。

GM 了解 では次のシーンで行いましょう

真壁 灯 かしこまりました。

GM

GM

GM ではこれで墨染さんの個別HOシーン終了

GM 宣言があったので引き続きミドル調査は後回しで真壁さんの個別HOシーンに移ります

GM

GM

GM ○PC3:千変万化の悪

GM

GM

GM とある遺跡の奥深く。

GM 崩れかけた石の壁、湿った空気、かすかに漂う古い金属の匂い。

GM 薄暗い光の中に、砕け散った遺物の破片が転がっている。

GM それはさきほどまで激しく蠢いていた“レネゲイドの遺物”―――そして今は、静寂の中でその機能を完全に失っていた。

"最後の審判" キミの視線の先には、もうひとりの“自分”がいる。

GM 外見も、声も、仕草さえも同じ。

GM しかしその瞳だけが、冷たく歪んだ憎悪を宿していた。

GM 宿敵。

GM キミに成り代わろうとした存在。キミという存在に化けることでこの地に眠る秘奥を謀ろうとした存在。

GM 今度ばかりは先に動けた。

GM 破壊した遺物の煙がまだ立ちのぼる中、キミは息を整える。

GM 遺跡の奥で響く水滴の音だけが、戦いの終わりを告げていた。

GM ―――今回は、かろうじて先手を打つことができたのだ。

GM

GM

"最後の審判" 「────おお!!」

"最後の審判" 「────おお………おお………!なんということを……なんということを……!!」

"最後の審判" 「真壁灯さん!あなたという方はなんということを……!」

"最後の審判" 「それさえ正しく起動すれば、この地域一帯は嵐と洪水に襲われ、人類の贖罪が大きく進んだというのに!」

GM キミと同じ見た目をしたものが、キミとは全く違う表情を浮かべ、砕け散った“レネゲイドの遺物”をかき集めている。

GM 砕け散ったそれらが機能することは、もうない。

GM おっと、もう登場とRP始めて大丈夫です

GM 失礼しました

真壁 灯 了解しました

真壁 灯 :侵蝕+1d10 登場判定&リザレクト

真壁 灯 侵蝕:51+3[3]>54

真壁 灯 ではボロボロのスーツ姿で、使い終えたロケットランチャー砲を放り捨てながらこう述べましょう。

真壁 灯 「You're just talking」《寝言は寝て言え》

真壁 灯 「あなたが後ろめたいのか、それとも自己がないのかは欠片も興味がないの。」

真壁 灯 「でも、私の姿を借りなければこんな杜撰な計画を遂行できないだなんて、お粗末なものね。」

真壁 灯 口先ではそういいますが、本当に紙一重。薄氷の上を歩いて先行できた。

真壁 灯 次があるかはわからない、だが先生なりに精一杯に薄い胸と虚勢を張るのだ。

真壁 灯 「それで、手品の種は尽きたのかしら?」

"最後の審判" 「この“レネゲイドの遺物”はあなたでなければ発動は不可能だった……」

"最後の審判" 「そのために“わたし”は“あなた”となって計画を進めてきたというのに……あなたという人は……!」

GM キミの見ている目の前で、キミのような見た目だったモノがざわざわと波立つように蠢く。

"最後の審判" そして、別人へと成り代わっていた。

真壁 灯 「あらそう、それは光栄ね。私は選ばれた勇者の地位をわざわざ捨てたというわけかしら。」

"最後の審判" 「何故分からないのです?」

"最後の審判" 「何故?」

"最後の審判" 「何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?」

"最後の審判" 「人間は古来より地球を汚染し続けた罪深き存在なのです」

"最後の審判" 「故に超自然存在に命を捧げ、その罪を洗わねばならない」

"最後の審判" 「何故あなたも、他の人々も分からないのです?」

"最後の審判" 「何故です?分かりません。まったく度し難い。何故なのです?」

真壁 灯 「他人がどう、といった感想には興味はないけれど───」

GM ……“これ”が何を言われようと、何を示されようと、もはやその思考を変えることのない|存在《ジャーム》であることは明白だ。

真壁 灯 「あなたには理解できないだろうけど、私も言いたいことは言わせてもらうわね。」

真壁 灯 「ファルスハーツの理念は『己の欲求を満たすこと』」

真壁 灯 「|私の欲求《学校の先生》の邪魔をするから、あなたの邪魔をするだけよ」

"最後の審判" 「分からない!それすらも罪!罪なのです!そのような些事に固執することこそ大罪!許しがたき咎!」

"最後の審判" 「精算です!精算が必要なのです!人々は今一度清らかなものへ立ち返らねばならない!」

"最後の審判" 「あなたのエゴが、そして人類全てのエゴが有り様を歪ませているのです!世界の!誰にでも分かることなのです!」

真壁 灯 手元の通信機器を操作しながら、粛々と録音を記録して発言を受け止めるのみ。

"最後の審判" 「────…………いいでしょう」

GM 狂ったように───否、実際に狂っている男の慟哭が止んだ。100から0へとぴたりと止まるように、静かな声音になる。

GM

真壁 灯 「……」
──警戒、こういう手合いの感情が変化することは、だいたいロクなことがないと察する。

GM

"最後の審判" 「今回は私の失敗を認めます。ひとまず引き上げるとしましょう。しかし審判の時は必ず訪れます。どうかそのことはお忘れなきよう」

"最後の審判" 「真壁灯さん。あなたがいくら追ってきても無駄なのです。審判の時は刻一刻と迫っているのです」

"最後の審判" 「いずれそのことをお伝えする日も来るでしょう、我が行動によって」

真壁 灯 「二度と訪れないことを祈りたいものね」

真壁 灯 「今日は見逃してあげるわ、サッサと行きなさい」

"最後の審判" 「ええ。もはやこの場に留まる理由はどこにもない────おさらばです」

真壁 灯

"最後の審判" 「次にお会いする時は全てが清められる精算の時であることを祈ります」

真壁 灯 「ええ、さようなら」
弾倉が空っぽ、体調は悪い、そして極めつけに──出勤日をブッチせざるをえなかった。

GM すると“最後の審判”はキミの目の前で突然どろりとその人影を融解させた。

真壁 灯 「………」

真壁 灯 「……厄日だわ」

GM 《神出鬼没》のエフェクトだ。肉体を液状化させ、あらゆる場所へと出現し、あらゆる場所へと立ち去る。

GM 戦いの残響が静まり、遺跡の奥にはただ冷たい空気だけが残っていた。

GM 破壊された遺物の残骸を踏み越え、灯は足元に散らばる書類や端末を拾い上げる。

GM それらは“最後の審判”が残したもの――彼が使っていたセーフハウスに関する記録だった。

真壁 灯 「せめて、何か資料。資料の一つくらい残してほしいのだけれど……」

真壁 灯 「……セーフハウス、よし。これであいつの次の行動が割り出せそうね。」

真壁 灯 「AIDA、解読をお願い。
時間がないの、記録から読み取れる情報を可能な限り読み上げて。」
|通信機器《AIDA》に話しかけて資料を解読させる、FHのエージェントのみが取得できる装備に今の灯は頼り切りだ。

GM 慎重に解析を進めていくうちにひとつの名前が浮かび上がる。

GM それは真壁灯にとっては、目にしたくなかった名前だった。

GM 「竹松小学校」。

GM その場所が、次の行動拠点であることを示していた。

真壁 灯 「────」

真壁 灯 声も無く資料を投げ捨てる。
最悪ここに極まれり、あらんかぎりの罵詈雑言をひとしきり口にして──

真壁 灯 「……戻るわよ、仕方がない。もう身バレを気にするほど余裕がないわ」

真壁 灯 「今度来るって話だった新任の担任をどうにか騙して、なるべく距離を置かせて、生徒たちに危害を加えないように──」

真壁 灯 爪を噛んでブツブツと呟きながら、その場を後にする。
やってきた新任の担任がUGNだとは知るよしもなく───

真壁 灯

GM

GM

GM 真壁灯の個別HOシーン終了です

GM 先週の梓川先生も含めて御三方お疲れ様でした

GM ではここでようやくこの卓の進行方針の話

GM あ、説明パートなので適当に顔を出して喋って構いませんからね

梓川 レク OK

真壁 灯 はい

GM ではひとつめ 「このシナリオで時間の管理は行わない。各シーンの間も、数日~1週間といった時間が緩やかに流れているものとする」

GM 2ヶ月後に待つ学芸会までに各タスクをこなすシナリオなので、普段のシナリオと違って1日ないし数日の間に事が進んでいるわけではないってことですね

GM みなさんそれぞれに事件解決に動きつつも日常を過ごしていると

GM ふたつめ 「「「Rハンドアウトを公開するシーンを作りたい」「他PCの事情を探るシーンを作りたい」といった希望は随時受け付ける。タイミングがかぶった場合は、前シーンで登場しなかったPCや、シーンプレイヤーでなかったPCを優先して希望を受け付ける。」

梓川 レク 次のシーンが数日後、ということもざらと

GM そうそうそういうことです

GM 学校の先生をしているなら授業もあるし 小学生なら授業を受けたり放課後の過ごし方もあるし

GM 桜は……桜してるんだろうなぁ……

景尾 操仁 お知り合いになったので水を上げにいきましょう

GM で、ふたつめの規則は要するにどんどんPL間のオリジナルシーンを作っていいですよということですね

GM たとえばさっき公開したRハンドアウトも基本的には公開した時点で皆さんに情報が伝わっているとしていますが

GM これを伝えるシーンをPL側で作っていいということです

墨染 水だあ

GM また、PLが作ったオリジナルのシーンへの登場に際しては侵蝕率の上昇は任意とします

梓川 レク 任意

都築京香 特に目的もなく好感度を上げるためだけのシーンを無料で建ててもよろしいということですね

GM あげてもあげなくてもいいということです 先もいった通り2ヶ月のスパンがあるので侵蝕率がその間ずっと維持されるのも変な話ですしね

GM そうですそうです

GM みっつめ 「「Rハンドアウトを公開したい」と思ったPLは、シーンの合間でもシーン中でも、述べることシーンの合間だと、専用のシーンが作れるので、やりやすい。」

GM というのはもうバリバリ活用なさってますね 割愛

真壁 灯 なるほど、活用できそうですね

GM 4つ目もさっきに関連します 「「誰かに協力を頼む、誰かを問いただすシーン」を作ってもいい。ただしその際、Rハンドアウトを公開できるか/するかは、相手次第となる。」

GM 特に目的もなく好感度上げるシーンを作ってもいいが、おいどうなってんだお前と問うためのシーン作成もOkということです

景尾 操仁 どっかで問い詰められイベントが発生しそうな気はします

GM 最後に 「情報収集の結果も、迷ったら『全ての調査結果をPCが知っている』想定で動いて欲しい。「誰が何を知っているかわからない」事態を防ぐため」

GM これもさっき言いましたね

GM 基本的にはRハンドアウトは公開時点で皆に伝わっているものとする

梓川 レク ありがたい…五人それぞれどんな情報量か精査は大変なので…

GM ただしそのためのシーンを個別に作ったり、調査のためのシーンの間にやってもいいよ と

GM 連絡事項はこれで全部です

景尾 操仁 はーい

GM では情報収集シーンをぺたり

GM

GM

GM ○シーン3:つまり、どういうこと?
シーンプレイヤー:登場PCから任意
登場PC:希望者全員

GM

GM

GM 毎度おなじみの情報収集シーンです ルールの説明必要です?

景尾 操仁 特には

都築京香 このシーンの所有権を主張します

梓川 レク 説明はなくても大丈夫ですね

GM あ、あと早速シーン作りたいんだけどという方がいたらGMにまで

景尾 操仁 所有権。

真壁 灯 こちらも説明は大丈夫です。

GM 全員の了解を得たら情報収集にあたってもらいましょう

真壁 灯 あ、シーンについてはお譲りいたしますね。

梓川 レク PC1から行ってもらいましょう 都築さんが主役だ

GM あ、そうだった

GM これを伝えなければいけなかった ある意味最重要な情報

GM ミドル戦闘は ありません

GM なので侵蝕率に関してはある程度は気にしなくても大丈夫な設計です ある程度は

梓川 レク (100%ないと困るビルド)

GM まあその場合は積極的にRPに参加して侵蝕率を稼いでもらえればと

梓川 レク ですね

GM わかるよ ソウルドウェポン型は100%ないとな

GM

GM

GM ◯幕間1

GM

GM

GM 先も言った通り登場の際の侵蝕率上昇は任意です 登場&RP開始どうぞ

景尾 操仁 :侵蝕+1d10 登場/リザレクト

景尾 操仁 侵蝕:49+4[4]>53

都築京香 :侵蝕+1d10

都築京香 侵蝕:51+10[10]>61

都築京香

都築京香 波乱のホームルームを終えた後、都築京香は少々大人びた小学5年生としてクラスに馴染みながら、心中ほくそ笑んでいた。

都築京香 クラスメイトの子供たちに囲まれて、当たり障りのない答えを返す。何処から来たのか、これまで何をしていたのか。それらには「重い病気で長く入院しており小学校には通っていなかった」とカバーストーリーを流している。

都築京香 ワーディング、UGNとFH、桜の精。“最後の審判”とタタリ様――――常人からすれば突拍子もない話ばかりであっただろうが、それらは全て、全く問題にならない。

都築京香 むしろ……あの二人の教師がこちらの事情には全くといっていいほど踏み込んでこなかったことに少々驚きはしたが、僥倖ではある。

都築京香 彼らが“プランナー”を放置していることは無能の印ではない。ただ純粋に対処しなければならない問題が切迫しすぎているせいである。
そのおかげで私のプランに横槍を入れられることもないだろうし、物事が都合よく運んでいるのは喜ばしいことだ。

都築京香 そんなこんなで普通の小学生として一日目を終えて、就業のチャイムを超えてから……隣の少年に声をかける。

都築京香 「景尾くん、一緒に帰ってもいいかな?」

景尾 操仁 びくっ!と肩が震える。ランドセルにきちんと教科書を詰めていた手が止まる。

景尾 操仁 同時に周りからの物言わぬ視線が殺到するのを第六感がビンビンに察知しているがこれには気づかない。

景尾 操仁 ……落ち着こう。びーくーるだ。

都築京香 動きを止めた少年の顔を覗き込むように、身体を傾けて視線を合わせる。

都築京香 「ダメかな?」

景尾 操仁 「う、ううん。いいよ」ぎこちなく笑みをつくり、頷く。

都築京香 「よかった! じゃあ、下駄箱で待ってるね」

景尾 操仁 「うん」

景尾 操仁 ─────その笑顔に、どきりとする。

都築京香 少女らしい笑みを浮かべてランドセルを背負い、一足先に教室を出ていく。クラスメイトに声をかけられたがやんわりと断って去っていった。

景尾 操仁 頬が熱い。なんというかこう、すごく………………

景尾 操仁 「かわいい…」

景尾 操仁 物言わぬ視線の圧が倍になった気がしたが、気づかなかった。

景尾 操仁 ランドセルをいそいそと背負って、後を追う。少し浮足立ってしまうのを、努めてびーくーる。

景尾 操仁 …………確かに、彼女は待っていた。からかわれたわけではなかったようだ。

景尾 操仁 「お、おまたせ」

都築京香 遠目から見た都築京香はどこか落ち着きなく辺りを見回し、外靴に履き替えたつま先で地面を何度か叩きながら待っていた。

都築京香 「ふふ、来てくれてありがとう」少年の姿を認めると、ふわりと微笑を浮かべる。

景尾 操仁 いや──────────そうは言っても疑ってはいない。

景尾 操仁 |彼女は僕を待っている《・・・・・・・・・・》。

景尾 操仁 頭のどこかでそれを確信している。そのことに、心が追いついていないだけで。

景尾 操仁 「う、ん…………えっと、じゃあ」

景尾 操仁 …………びーくーる。びーくーる……

景尾 操仁 心の中で唱えながら、手を─────傍から見るとかなりぎこちなく堅い所作であるが─────さりげなく差し出して。

景尾 操仁 「い、いこっか」

都築京香 一瞬、目を丸くして……しかし、躊躇うことはなくその手を取った。

都築京香 「うん」

都築京香 少年と手を繋いで、昇降口を後にする。校門をくぐり、学校を離れるまで周囲の視線が突き刺さっていたが、都築京香はそれを気にするようなそぶりもない。

都築京香 上機嫌に微笑みながら、時折少年の横顔をちらりと見る。その繰り返し。

真壁 灯 梓川先生いきますよ、なんて言って梓川の手を引っ張る女教師がはるか後ろにいるわけです。

GM 小学生というものは容赦がない年頃なもので。

小学生 「うわーっ景尾のやつ手ぇつないでる!」「デートだデート!」とすれ違いざまに囃し立ててきたりもするわけです。

小学生 一部の女の子は(ぽっと出の女のくせに景尾くんの手を……!)という視線を都築さんに注いでいたりもしました。

梓川 レク 真壁先生!?ちょっとテンションがおかしいですよ!?と引っ張られつつ

都築京香 当の都築京香は女子の視線をすべて無視し、男子の冷やかしにも上品な笑みを浮かべるだけだった。まるで動じていない。

都築京香 まるで――――そう。

都築京香 最初から|景尾操仁以外の全てが視界に入っていない《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》かのように。

都築京香 「噂されちゃったね」

景尾 操仁 「う、ん」ごめんね、というべきなのかどうか。

景尾 操仁 つないだ手の柔らかさで割といっぱいいっぱいだった。びーくーるの呪文は効果がないようだ…

都築京香 「……嫌だった?」

都築京香 僅かに、つないだ手を持ち上げて問いかける。

景尾 操仁 「そ」

景尾 操仁 そんなことはない。ぶんぶんと首を横に振って否定を示す。

都築京香 「よかった」

都築京香 小さく言って、手を握り直す。前よりも心なしか握る手に力がこもっているような。

都築京香 「今日は、いろんなことがあったから。景尾くん、困っているかなって」

都築京香 少し心配だった、と静かに呟く。

景尾 操仁 「それは…………」先生のこと。墨染という桜のひとのこと。タタリ様。FH。レネゲイドビーイング。|UGN《・・・》。

景尾 操仁 そして何より、今手を繋いでいる|彼女《きみ》のこと。

都築京香 「……聞きたいこと、ある? 私に」少女らしい柔らかな、不安がちな声で。

景尾 操仁 「……………」考える。何を問うべきか。何を聞くべきか。知っていること。覚えていること。信じていること。

都築京香 「それとも――――――――小学生ではない方の、『私』に」

都築京香 一転。声から色が抜け落ち、穏やかであるのに硬質な、柔らかであるのに氷のような。

都築京香 「あるのでは、ありませんか?」

景尾 操仁 たぶん。

景尾 操仁 一小学生である|景尾操仁としては《・・・・・・・・》、彼女に対して質問攻めをするものなのだろう。

景尾 操仁 知らないことも。聞くべきことも。山ほどある。

景尾 操仁 だけど。

景尾 操仁 「……………ううん。大丈夫だよ」

景尾 操仁 「先生は……多分、ちゃんと説明してくれると思うし」

景尾 操仁 |僕《君》は。この良く分からない、不思議な女の子のことを。無条件に信じていた。

景尾 操仁 「ああ……でも」

景尾 操仁 困ったような顔をひとつ。

景尾 操仁 頬が熱いな。今更なんだけれど。

景尾 操仁 「──────────京香ちゃんって、呼んでいい?」

都築京香 その言葉に。底知れぬ水底のような色を映していた瞳が大きく見開かれ。

都築京香 僅かに、沈黙。つないだ手をきゅっと握り。

都築京香 「……どうぞ、操仁。私もそう呼びます」

真壁 灯 名前呼び、名前呼びです。一歩前進ですよ、先生。なんてあとから尾行してきた人が少し大興奮しています。

梓川 レク 俺は……どうすればいいんだ……?

都築京香 邪魔しないのであればご自由に。

梓川 レク 生徒たちの交流の邪魔はしないさ しないけど真壁先生どうしようという顔

真壁 灯 生徒の自主性を重んじましょう、という顔。

都築京香 「ともあれ、このまま“最後の審判”も“タタリ様”も放置するわけにはいきません」

都築京香 「梓川先生と真壁先生の指示に従い、つつがなく学芸会を成功させたいと考えています。もちろん……手を貸してくれますね、操仁」

景尾 操仁 「それは、もちろん」

都築京香 「なにぶん転校生の京香ちゃんはこの街に不慣れなものでして。案内があると非常に助かりますので」

景尾 操仁 これは冗句だなぁ、とくすりと笑う。

都築京香 くすりと、鏡のように笑う。

都築京香 しかしそれが……演技であるかなど、疑う余地はない。

都築京香 「あなたを選んでよかった」

景尾 操仁 ──────────その言葉は、間違いなく初めて聞く言葉であったけれど。

景尾 操仁 泣きたくなるくらい懐かしくて、切なく、胸が軋む────────耳に馴染む覚えが、確かにあった。

GM

GM

GM 幕間1 終了

GM では今晩はちょっと早めですがここまで

GM 次回は幕間2 大人組in居酒屋からです お疲れ様でした

梓川 レク お疲れ様でしたー!

景尾 操仁 お疲れ様でした!

墨染 お疲れ様でした

真壁 灯 お疲れ様でした!

GM こんな感じでゆっくり進んでいきます 最後までよろしくお願いします

都築京香 お疲れさまでした

GM では再開していきます

GM 繰り返しお伝えしますがPLが自主的に作ったシーンの侵蝕率増加は任意とします

真壁 灯 かしこまりました

梓川 レク 了解です とはいえ欲しいので上げましょう

梓川 レク :侵蝕+1d10 登場/リザレクション

梓川 レク 侵蝕:50+8[8]>58

GM では場面へ~

真壁 灯 :侵蝕+1d10 登場判定&リザレクト

真壁 灯 侵蝕:54+4[4]>58

GM

GM 日が落ち、下校時刻が過ぎ、校内には小学生の姿はひとりもいない。

GM 教職員もあらかた帰宅した。宵の口の闇が校舎を包む中、ある一本の巨木の前にふたりの男女が立っていた。

GM

GM 登場&RPどうぞ

真壁 灯 優しい時間が過ぎていく。影の世界のことを忘れてしまいそうだ。
一対の缶コーヒーを手に、副担任は担任にそっと手渡して、こう述べた。

真壁 灯 「さて、いささか急な話になりましたが──
簡単に言ってしまうと、今回の私はFHの任務ではありません。」

梓川 レク 「……申し訳ありませんが、その言葉をそのまま信じることは出来ません」

梓川 レク コーヒーを受け取りながら、それでも、今思っていることをしっかりと伝える

真壁 灯 「それで構いませんよ。
むしろ、梓川先生は|こちら《FH》でも話題になっておりましたから。
てっきり、私のことはとうに知った上で赴任してきたものと思っていました。」

梓川 レク 「あはは……まあ、そうですね、伝わってないことなんてないかー」

梓川 レク 「真壁先生がFHというのは、本当に気が付いていませんでした」

梓川 レク 「子供たちのこと、ちゃんとしっかり見てる先生だなって……それしか」

真壁 灯 「……」

真壁 灯 はぁ、とため息を一つ。

真壁 灯 「なかなかどうして──梓川先生は皮肉がお上手ですね。」

梓川 レク 「えぇ…?」

真壁 灯 「なんでもありません」
梓川のことを軽くジト目で突き刺す、お前のほうが生徒をよく見ているだろう。
そんな瞳だ。

真壁 灯 「それで、墨染という方はこちらに?」

梓川 レク 「ああ、それでしたら――」ちょうど二人の傍の、桜の木を見上げる

墨染 「しかして友よ、わたくしの枝の下に来たのはなにか頼み事かな? お互いの話をするのならばわたくしに聞かせる事もあるまい」もっともこの学校内での話は全て聞こえておりますが、と付け加えつつ木のまま問いかける

真壁 灯 「いえ、子供に聞かせられない話でしたから。
せめて、ここで立ち話を一つさせていただきたかっただけです。
確認、というべきでしょうか。」

真壁 灯 「──ゼノスリーダー、|都築京香《プランナー》について。」

梓川 レク 「……」

墨染 「わたくしはレネゲイド伝手に聞いただけですので、ただレネゲイドビーイングをよく知る方であるとのみ」

真壁 灯 「元FHの日本支部代表というだけで、私としても接点はありません。
むしろ、何の目的があってこの竹松小に、それもよりによってこのタイミングで来たのか。」

梓川 レク 「……彼女が生徒の一人である内は、俺は彼女に先生として接するつもりです」

真壁 灯 梓川先生の意見に首を縦にして肯定します。

梓川 レク 「だから、まずは先生として……え?」肯定されるとは思っていなかった

真壁 灯 「……私も、何を企んでいようといまいと、生徒として扱うつもりでしたから」

梓川 レク 「……ありがとうございます、真壁先生」

真壁 灯 「……いえ。」
照れ隠しにプルトップをプシュ、と開けます。

墨染 「彼女が何者であれ、この学校に入ったのならわたくしは受け入れ、護りましょう。あなた方も子らにそうするように」

梓川 レク 「墨染さんも……ありがとう、ございます」

真壁 灯 「竹松小に住まうレネゲイドビーイングとして私もあなたを歓迎しましょう。
であれば、無為に彼女の目的を暴く行為はしないことを誓います。」

真壁 灯 「あと、景尾くんのことですが……
私、覚醒していただなんて知らなくて……」

梓川 レク 「それは、俺も同じくです」

梓川 レク 「あれぐらいの子が覚醒していたら、オーヴァードの能力で”遊ぶ”なんてよくあると思うんですけど…」

墨染 「正直、子を戦に巻き込んでよいものか……わたくしは悩みます」

真壁 灯 「ですが、|都築京香《プランナー》と組んでいる限り、彼は巻き込まれてしまう可能性は多いにありえますね……」

梓川 レク 「……子供たちを儀式に巻き込もうとする身で、何を言っても説得力はありませんが」

梓川 レク 「子供たちに危険が及ばないようにします……言い切れないのが、カッコ悪いですが」

真壁 灯 「それは私も同じことですよ。
とはいえ、よもやUGN側にそんな意図があったなどとは……」

真壁 灯 「この竹松小のレネゲイドビーイング「タタリさま」については私も対処に協力をします。
いずれにせよ、副担任ですからね。」

墨染 「わたくしにもできる事があればご助力いたしましょう」

梓川 レク 「二人とも……ありがとう、ございます」

梓川 レク 「今のところ、分かっている事としては、タタリ様と復活をもくろむ”最後の審判”がいること…」

真壁 灯 「それと、一つだけ気になったことがあるんですが……」

真壁 灯 「景尾くん、なぜかファルスハーツについては自然と理解していて。
UGNについてはまったく知らないみたいなそぶりをしている気がしたんです。」

梓川 レク 「え?」

真壁 灯 「これはFHの私がお願いするのはおかしな話かもしれませんが……
景尾くんに一度UGNについて教えつつ、それとなく事情を伺ったほうがいいのかもしれません。」

梓川 レク 「ええと、はい」(本当にFHなんだろうかこの人…?)

真壁 灯 「……」

梓川 レク 「いえ、なんでもありません!」

真壁 灯 「……わかればよろしい。」

真壁 灯 ため息、だからFHの仕事ではないと言ったのに。
とばかりに。

梓川 レク 「さきほどの、分かっている事以外に、分かっていない事……それが、影尾くんと、都築さんになる」

梓川 レク 「真壁先生の言う通り、影尾くんにはUGNのことを話しながら、事情を聞いてみます」

真壁 灯 「ありがとうございます。
梓川先生が景尾くんに集中している間は、他の生徒のフォローに入りますから、もし助力が必要なら……」

真壁 灯 「……アドレス、渡しましたっけ?」

梓川 レク 「いえ、確か教員共用のパソコンのものしか…」

真壁 灯 「……でしたね。それでは、|個人用端末《AIDA》のものをお教えします。」

真壁 灯 手にしている赤いスマホのアドレスを軽くメモにして渡した。
ちょっと筆跡が流麗だ。

梓川 レク 「……あの、ええ……?」(UGNですよ?という顔

真壁 灯 「……何ですか、生徒と組織、どちらを取るというのですか?」

梓川 レク 「……もちろん」

梓川 レク 「生徒です」

真壁 灯 「よろしい。」

真壁 灯 真壁はそっと微笑んだ。
いつも生徒たちに向ける柔らかな表情――だが、それが梓川へ向けられた瞬間、どこか色づき、華やいだ。

梓川 レク 少し、照れくさくて視線を外す……なんて顔をするんだ、この人は

梓川 レク 「ええと、墨染さんは……校内であれば電話いらず、ですかね?」

墨染 「うむ、問題ない」

梓川 レク 「ついで……いやついで扱いもどうなんだけど、影尾くんに話をする時に都築さんの話も聞ければいいかな」

真壁 灯 「藪をつついて……の可能性もありえるので、あまり無理にとは言いません。
もし、彼らに早急な事情があれば、私たちのように早く打ち明けているでしょうから」

梓川 レク 「……もし、何か事情があるなら」

梓川 レク 「頼ってくれると嬉しいんだけどな、先生として」

真壁 灯 「………」

真壁 灯 「……それはすごく素敵な悩みですね」

真壁 灯 こちらとしては話題については以上になります。

梓川 レク 自分も、以上です

墨染 大丈夫です

真壁 灯 シーンを終了してよろしいですか!GM!

GM 了解

GM

GM

GM 幕間2 終了

GM

GM

GM ではまだ個別にシーンやりたいよというPLはいますか?

GM まあいないとは思う みなさん5人ともシーン出たしね

景尾 操仁 ウム

真壁 灯 ハーイ

GM では調査フェイズです

都築京香 情報収集に移りましょう

GM どれについて調べますか?

GM 誰がどれに と言うべきか

景尾 操仁 事前相談通り情報収集しつつ梓川先生に詰められるとしたらー

景尾 操仁 ぼくはとりま出るとして、噂話ならコネがありますね

梓川 レク 詰めないよー

墨染 情報系はほぼ役に立たないです

都築京香 勿論それもプランのうちです

墨染 ダイス1個

梓川 レク いつもは沢山ある情報:UGN所有者が俺一人…!

真壁 灯 フフフ、先生はなんと財産ポイントが17もあります

都築京香 登場された方には《戦術》を差し上げますよ

GM 舞踊や演劇の情報なら噂話でいけますね

景尾 操仁 すごいぜ。

墨染 一応UGNが1

真壁 灯 さらに言えばフローズンリリーも搭載しています、遠慮なく皆さん振ってくださいね

景尾 操仁 とりあえず簡単なとこからやってこう 演劇についてを調べに行きますぜ!

梓川 レク ひとまずは登場だ 景尾くんと同じシーンには出たい

景尾 操仁 ということで登場を振ろう シーン的には……うーんだな

GM ふむ 演劇ということでしたら

景尾 操仁 図書室で調べものとかかしらん

GM 学校の図書室とか詰めるにはいいかもしれませんね

GM 言われた

都築京香 まずは登場 :侵蝕+1d10

都築京香 侵蝕:61+8[8]>69

景尾 操仁 フフフ

景尾 操仁 :侵蝕+1d10 登場/リザレクト

景尾 操仁 侵蝕:53+1[1]>54

景尾 操仁 スン

梓川 レク :侵蝕+1d10 登場/リザレクション

梓川 レク 侵蝕:58+5[5]>63

GM では情報収集シーンを

GM

GM

GM 竹松小学校の図書室にはかつてこの学校で行われていた学芸会についての情報が冊子で残されている。

GM 既に随分古びた装丁ではあるものの、棚の隅で埃を被りつつ年度別に分けて内容が記されていた。

GM キミがそれを手に取れば、昔日のこの学校でどのような催しが行われていたかを紐解くことができるだろう。

GM

GM

GM 登場&RPどうぞ

景尾 操仁 「─────────」

景尾 操仁 古びた本は、一冊一冊がずしりと重たい。

景尾 操仁 それは歴史であり、積み重ねられた記憶が物質化した、ひとつのカタチだ。

景尾 操仁 それを一冊、二冊、大事に抱えて─────小さな体には、それだけで結構な重荷だった。

景尾 操仁 その上で─────背伸びをして、棚の上の方に手を伸ばす。

梓川 レク 「おっと」

梓川 レク 先生はあんまり手伝わないみたいな事言ったが……こういうのは、別にいいだろう

梓川 レク 「いっぺんに荷物を持つと危ないぞ」

景尾 操仁 「あ」

梓川 レク 棚の上の本を、先に取ります

景尾 操仁 感傷に耽っていたからだろうか。近づかれたことに気づかなかった。

景尾 操仁 大柄な背丈が落とす影に、振り返る。

景尾 操仁 「……えっと。ありがとうございます、梓川先生」

梓川 レク 「どういたしまして。……ひとまず、持ってる本を机に持って行こうか」

景尾 操仁 「…………」

梓川 レク 周囲には……幸い、他に生徒の気配はない

景尾 操仁 ほんの少し─────ほんの少しだけ、眼を細める。

梓川 レク 話をするなら、きっと今だろう

景尾 操仁 梓川レクという教師について。その人柄、人格、人間性について。

景尾 操仁 信頼はある。いいひとで、いい先生だと、感じている。

景尾 操仁 その上で──────────先日の、他の同級生の知らないあの場の話を終えて以来。

景尾 操仁 ほんの少し、警戒を持っているのは確かだった。

景尾 操仁 「……はい」

梓川 レク 「……よかったら、少し話を聞いてもらっていいかな?」

梓川 レク 「景尾くんが少し前に見た……世界の、裏側について、説明させて欲しい」

景尾 操仁 「………………………」

景尾 操仁 その言葉に、作為は感じなかった。その勘を、信じることにする。

景尾 操仁 年相応の拙さでそんな打算を隠して、「はい、先生」机に書籍を置いて、椅子に座る。

梓川 レク 「……ありがとう」

梓川 レク それから、UGNについて、オーヴァードについて、ゆっくりと説明する

梓川 レク 相手はもうオーヴァードだけど……自分と、真壁先生と、墨染さんの、大事な生徒だ

梓川 レク 世界の裏側について、かみ砕いて……嘘や、誤魔化しが少ないよう説明する

梓川 レク ……FHや、ゼノスについては、今は言及を避けた

景尾 操仁 それを、大人しく聞いている。

梓川 レク (真壁先生は、FHについて知っていそうだと言っていたけど……)

梓川 レク (そうでないなら……今は、真壁先生や都築さんに、普通に接してあげて欲しい)

梓川 レク (……こういう所がダメなんだろうな、俺)

景尾 操仁 ─────とはいえ。真壁灯のその直感は、正しい。

景尾 操仁 それを裏付けるように─────今こうして説明を受けながら。

景尾 操仁 意図的に説明を避けられた部分について─────それがどういった種のものかを理解して、|何故そうしたのかを含めて《・・・・・・・・・・・・》、察して、それを|年相応に《・・・・》拙くも隠している。

景尾 操仁 それは、何か─────酷く作為的で、矛盾した振る舞いだった。

梓川 レク 「ひとまず説明はここまでだけど、分からない事は……たぶん、いっぱいあったと思う」

梓川 レク 「先生からのお願いとしては……景尾くんに言っても、出来てることで申し訳ないんだけど」

梓川 レク 「なるべく人前で、力を使わないで欲しい」

梓川 レク 「それから……学芸会が終わったら、一緒にUGNの支部に来て欲しい」

梓川 レク 「酷いことはしない。それは先生として、約束する」

景尾 操仁 「……それは…………」

景尾 操仁 一つ目は、分かる。

景尾 操仁 だが、二つ目は……まだ、どう応えるべきか分からなかった。

景尾 操仁 家族にどう説明するべきか、とか。そういうこともあるけれど─────

景尾 操仁 「……………ごめんなさい」

景尾 操仁 ─────あの、不思議な少女のことが、想われた。

景尾 操仁 「それは、まだ、決められないです」

景尾 操仁 この人を相手にして、|ソレ《・・》を口にするべきなのか。

梓川 レク 「…………そうか、うん」

梓川 レク 「それなら、構わない……むしろ、即答しないところから、変な詐欺に引っかからない警戒心を褒めるべきかもな」

梓川 レク 「……よかったら、何で決められないか聞いてもいいかい?」

景尾 操仁 ……貴方達が信用できないからです、とは流石に言わない。少なくともこのひとは子供相手に誠実に話をしたし、それは信頼できる。

都築京香 「……操仁くん?」

景尾 操仁

景尾 操仁 ぴこん、と背筋が跳ねる。

梓川 レク 「うわぁ!……つ、都築さんか……」

都築京香 そこへ、本棚の陰からひょっこりと顔を出す少女。何かまずい所に来てしまったかというように目を大きく開き、それから。

都築京香 「梓川先生とお話していたんですね。なかなか戻ってこないから気になって……」

景尾 操仁 「きょ、京香ちゃん」びっくりした。本当に。

都築京香 ちらり、梓川へと視線を向ける。

都築京香 「お邪魔してしまったでしょうか?」

梓川 レク 「いや……先生が、呼び止めてしまったんだ。話も、ちょうど終わったよ」

梓川 レク 「ああでも……ええと名刺がまだ確か……」ポケットから、UGNの名刺を取り出す

梓川 レク 「景尾くん、もし困って何かに頼る時があったらこの連絡先に」

景尾 操仁 「あ、はい」

景尾 操仁 素直に受け取る。…………なんだか大人っぽいな。ちょっとかっこいい。

都築京香 それを見ても都築京香はわずかに首を傾げるだけだ。それが何か、などとは追求しない。

梓川 レク 「……必要ないかもしれないけど、もし困った時にね」

景尾 操仁 そんなことで心密やかに興奮する様子は、本当に─────年相応で。

景尾 操仁 そうした反応が、何の演技もない地の反応であるからこそ─────先ほどまでの落ち着いた姿と、不可思議に矛盾していた。

梓川 レク きっと、真壁先生の言葉がなければ……その矛盾に、気づかなかっただろう

梓川 レク 影尾操仁には、何かがある

梓川 レク でも今は、それを突き詰める場面じゃない

梓川 レク 「……先生が邪魔してしまったけど、二人はまだ調べものしていくのか?」

都築京香 「はい。そのことなんですけど……気になるところを見つけて」

都築京香 「よろしければ先生も見て行ってもらえませんか?」

都築京香 教師には丁寧な言葉遣いで振る舞う。典型的な優等生といった様子で梓川を誘う。

梓川 レク 「うーん……二人が困ったところだけだぞー」

景尾 操仁 「はぁい」

GM 情報収集を行う場合は〈情報:噂話〉で目標値は8ですね

都築京香 「はーい。操仁くんもほら、早く来て!」

都築京香 そして同級生には年頃の少女らしい振る舞いで、自然に少年の手を引いて歩いていった。

梓川 レク 「あと手伝った事は他の子たちには言わないでくれ。ズルいって先生が怒られる」

梓川 レク (……事情を知らないと)

梓川 レク (本当に、ただの子供たちなんだけどなぁ)

景尾 操仁 はわわ、と繋がれた手に慄きながらも大人しくついていく様は─────確かに。

景尾 操仁 ただの、子供の様に思われた。

景尾 操仁

景尾 操仁 では情報収集 演劇についてを噂話で

GM どうぞ

景尾 操仁 コネ:噂好きの友人でダイス+2

景尾 操仁 (1+0+2)dx(10+0)+1+0 情報:噂話

景尾 操仁 DoubleCross : (3DX10+1) → 9[2,9,9]+1 → 10

GM はい成功

景尾 操仁 わぁい

GM ではそうですね

真壁 灯 成功ヨシ!

GM 学芸会について調べた冊子の編者を確認したところ、ずっとそこに名を連ねている方がいるのが分かります

GM 年齢や住所が表記されていることからこの町でも古い家屋が残るあたりに住んでいらっしゃる老人であることも分かるでしょう

景尾 操仁 ほほー

景尾 操仁 小学校である感じの奴だ!

GM 少なくともこの学芸会について他の誰よりも詳しいであろう、ということがPCたちにも想定できます

梓川 レク OK

真壁 灯 OK

梓川 レク では かつての舞踊について 情報:噂話 8 行きます

景尾 操仁 OK ……ではあるけど項目として追加される感じかな?

GM またそのつもりがあるなら電話でまだそこに住んでおられるか確認も取れますし、その際に本人が電話に出たことからまだ健在でいらっしゃる事もわかります

梓川 レク おっと

梓川 レク シーンとしてなら直接出向く方がいいかな…?

GM この調査を終えたことでシーン6へと進行できるようになります

景尾 操仁 なるほどだぜ

GM 他の調査を先に行ってからでも構いませんし、いきなり行っても構いません

都築京香 別のシーンになることでしょう。今は他の情報を調査してからが良さそうですね

梓川 レク ですね、遠回り過ぎると長くなり過ぎますし

梓川 レク では改めて、・かつての舞踊について 情報:噂話 8 判定します

GM 遅くなってすみません どうぞ

梓川 レク コネ:噂好きの友人+情報収集チーム 判定ダイス+2 達成値に+2

梓川 レク (1+2+0+0)dx(10+0)+1+2+0 〈情報:噂話〉判定

梓川 レク DoubleCross : (3DX10+3) → 5[3,4,5]+3 → 8

GM 情報収集チーム…こんな小学校の学芸会まで調べをつけるなんて…

GM はい成功です

梓川 レク あぶな!

真壁 灯 セーフ!

GM では

GM 学芸会について纏められている冊子の内容をひとつひとつ検分したところ、劇の内容に統一性がないことが分かります

GM 毎年「どんな劇をする~?」と小学校の5年生の子たちに先生が尋ね、内容をまとめて、それを披露しているようです

GM つまり『儀式としてこの学芸会を見た場合、その内容自体は重要ではなく、学芸会を行うことそのものに要点がある』と推測できるでしょう

GM また墨染さんのRHOが達成されているのでお話すると、タタリ様なるレネゲイドビーイングは時折目覚めて災害を起こす非常に危険な存在ですが、同時に人間たちの騒ぐ声に反応していたことも彼から聞けるはずです

GM それが悲鳴なのか、それとも歓声なのか、それをタタリ様は判別していないということになりますし、それを耳にさせることでこれまでは鎮められてきたということが分かります

梓川 レク 墨染さんのOP描写がなるほど過ぎる…

GM この情報が分かったことでシーン5へと進出できます

GM 先程と同じくいきなり向かっても構いませんし、情報収集を優先しても構いません

都築京香 それでは ・中庭の大岩 知識:レネゲイド 6で

都築京香 7dx10+3 〈知識:レネゲイド〉

都築京香 DoubleCross : (7DX10+3) → 9[1,3,5,5,6,9,9]+3 → 12

真壁 灯 グッド!

都築京香 もちろん知っています

景尾 操仁 さすプラ

梓川 レク 先生より生徒二人の方が安定している

GM では成功なので情報開示

GM とはいえこれについてはあまり多くのことが分かるわけではありません 分かっていることの再確認になります

GM 校庭の大岩からは都築さんの感覚で見てもかなり強力なレネゲイドの力が発せられているのが分かります

GM 詳しくはどこにも文献などが残っていないので分かりませんが、もとを正せばこの地域の荒神の一種であったのでしょう

GM それ以上のことは分からない……はずなのですが、既に墨染さんがRHOを公開し情報を皆に伝えていますので

GM これがどういった性質であり、危険性があって、これを再び眠りにつかせることが至上命題であるということがあなたたちは分かっているはずです

GM この情報で進行可能になるシーンはありません

都築京香 竹松小学校の年鑑を引いて学芸会について調べ、いくつかの情報を得た。

都築京香 都築京香はあくまで小学生らしい能力の範疇で調査を進め、肝心な部分に当たりを付けた上で同級生と担任教師にそれとなく回す。

都築京香 ……無論、そうと知っていればその程度の小細工を見破ることは容易いだろうが、あくまで『日常』に波紋を起こさないためと思えば、梓川も厳しく追及はしないだろう。

都築京香 「ありがとうございました、梓川先生。結局いっぱい手伝ってもらってしまって」

都築京香 「ハクさんの方は……後日、操仁くんと訪ねたいと思います」

梓川 レク 「……うん」(渋面

都築京香 「……先生?」

景尾 操仁 「先生…?」

梓川 レク 「いやうん……いや、ごめん先生ちょっと消化できないことがあってね」

梓川 レク (都築さん…いやプランナーの動きが分からない…)

梓川 レク (まるで本当に、ただ小学生として過ごしているだけみたいじゃないか)

都築京香 「お疲れでしたら少し早めに休憩するといいと思います」

梓川 レク 「ええと、ハクさんの所に行くときは先生たちも挨拶したいから……俺か、真壁先生が一緒に行くと思う」

梓川 レク 「そうだな……先生は教室にいるけど、二人とも遅くなり過ぎないような」

都築京香 「はい。できるだけ早く帰れるようにしますね」

景尾 操仁 「は、い」先ほどまでの話を思い出したように。少しだけぎこちなくもなりつつ……

景尾 操仁 「ありがとうございました」頭を下げた。

梓川 レク 「……ああ、こっちこそ」

梓川 レク 手を上げて、梓川は二人を残して図書室を去ります

都築京香 「先生」

都築京香 その背中に、短く呼びかける。

都築京香 「お手伝い、ありがとうございました」

都築京香 「お体には気を付けて」

梓川 レク 「うん……ありがとう、都築さん」

梓川 レク 「あー……そういえば」

梓川 レク 「もし課題以外で手伝うことがあったら、いつでも先生たちを頼ってくれ」

都築京香 「勿論です」

都築京香 微笑む。

都築京香 「先生こそ、一人で思い詰めたりしないでくださいね」

梓川 レク 「ありがとう。でも、そこは大丈夫だよ」

梓川 レク 「うちのクラスの副担任の先生は、とっても頼りになるからね」

梓川 レク 「それに、墨染さんにもよく相談させてもらっているんだ」

梓川 レク 「……今、なんか都築さんにも相談させてもらった感じになったな」

梓川 レク 「──ゼノスのことは、景尾くんには話してないよ」
小さく、都築京香にだけ聞こえるよう、伝える

都築京香 囁きを残して梓川が立ち去ると、図書室に静寂が下りる。自然、隣の少年と視線を合わせる形になった。

都築京香 「結構進んだね、調べもの」

景尾 操仁 「うん……先生に、結構手伝ってもらっちゃったね」

都築京香 そうだね、と少女は気恥しそうに笑う。

景尾 操仁 古びた書籍はその先生が片付けて行ってくれた。なので手元のノートを片付ければ、お勉強は終わりだ。

景尾 操仁 ……その微笑みが、ちょっと、気恥ずかしい。頬がちょっと熱い。

都築京香 「今度はハクさんに演劇のこと聞きに行って、それから衣装と小物も作らないと」

都築京香 「クラスのみんなと協力しないと、だね」

都築京香 楽しげに笑いながら、少年を見つめる。

景尾 操仁 「………………うん」

景尾 操仁 その─────|瞳《眼》だ。

景尾 操仁 何もかもを見透かすような。何にも気づいていないような。

景尾 操仁 総てを掌に並べて─────その上で、全てを此方に委ねているような、そういう優しい眼。

景尾 操仁 この子に見られていると─────不思議な気持ちになる。怯えのような、惑いのような、安堵のような。

景尾 操仁 ひどく、落ち着かない。

景尾 操仁 ……もちろんそんなことは、見られる側の勝手な言い分なのだけど。

景尾 操仁 ただ─────ひとつ大事な話題もあった。

景尾 操仁 「……梓川先生に、UGN、について。いろいろきいたよ」

都築京香 ぱち、と瞬きを一つ。

都築京香 「……うん」相槌、その続きを促す。

都築京香 その瞳は少年を、じっと正面から見つめている。その言葉を待っている。

景尾 操仁 「多分─────先生は、いいひとなんだ。嘘も言ってないと思う」

景尾 操仁 「UGNも…………ぜんぶがぜんぶ、良いことばかりじゃないんだろうけど。いい人たちなんだろうね」

景尾 操仁 ぽつぽつと、言葉を吟味しながら、素直な感想を口にする。

景尾 操仁 いいひとたち。それは絶対ではないけれど。概ね、正しい。

景尾 操仁 少なくとも─────FHよりは、間違いなく。

景尾 操仁 そこまでは、口にしないけれど。

都築京香 「……はい。そうですね」

都築京香 口調が切り替わる。視線を合わせたまま少年の手を取り、両手で包むように握る。

都築京香 「操仁の感じたことは間違いではありません。彼らは平穏な日常を守護する者たちですから」

都築京香 「梓川先生から頂いたのは、UGNの名刺ですね?」

景尾 操仁 「うん。……学芸会が終わったら、一緒に来て欲しいって」

都築京香 その言葉に、少女は反応を見せない。ただ少年をまっすぐに見つめている。

都築京香 そうしろとも、そうするなとも、言わなかった。

景尾 操仁 その沈黙に応じるように、ゆっくりと言葉を紡ぐ。

景尾 操仁 「断った。まだ決められない、って言ったけれど…………でも、時間をかけて考えても、変わらなかったと思う」

景尾 操仁 視線を落とす。つないだ手。柔らかくて、暖かい。

景尾 操仁 その手に、己の手を重ねる。

景尾 操仁 「僕は─────」

景尾 操仁 「僕は」

景尾 操仁 「誰のところで─────誰の味方をするのか」

景尾 操仁 「|初めから《・・・・》、決まってるから。そこに、嘘はつかない」

都築京香 「……そうですか」

都築京香 瞼を下ろし、静かに呟く。ゆっくりと……噛み締めるように。

都築京香 「操仁、私はあなたの選択を尊重します。UGNへ行きたければそれでもいいし、FHに下るというのであればそれを止めはしません。あるいは誰の下にもつかないというのであれば、それも祝福しましょう」

都築京香 「しかし……」

都築京香 「個人的な感想を述べるなら、今……少しだけ、嬉しく思います」

都築京香 「いずれ、その答えを改めて聞ける日を心待ちにしていますよ」

景尾 操仁 「うん」

景尾 操仁 はにかんだ。頬が熱い。

景尾 操仁 距離が近かった。とても、かわいいなと思った。

景尾 操仁 それは怯えのようで、惑いのようで、安堵のように心に沈む。

景尾 操仁 ─────たぶん、きっと。

景尾 操仁 ─────|僕《君》はずっと前から、|都築京香《彼女》が、好きだった。

都築京香 そうして、次に目を開いたら。

都築京香 「……じゃあ、帰ろっか。あんまり遅くなると、先生に怒られちゃうし」

都築京香 ごく普通の少女のように笑う、都築京香がそこにいて。

都築京香 「明日からも頑張らないとね」

都築京香 また明日も会おう----と。君に語り掛けるのだ。

都築京香 ごく普通の日常。代り映えのしない毎日。昨日と同じ今日のように、明日もまた。

都築京香 彼と彼女は……隣にいる。

GM

GM

GM 情報収集シーンが終了したところで今週はここでセーブとなります

GM 来週はシーン5およびシーン6を進めるか 希望があればPL同士のシーンを挿入する感じですね

GM では今週もお疲れ様でした

梓川 レク お疲れ様でした GM感謝

景尾 操仁 お疲れ様でしたー

墨染 お疲れ様でした

真壁 灯 おつかれさまでした!

都築京香 お疲れ様でした。

都築京香 それではまた来週お会いしましょう。

GM また来週もよろしくお願いします

GM はい

GM というわけで今週も進めていきます

GM 前回は調査が諸々終わったところで終了でしたね

景尾 操仁 でした

景尾 操仁 トリガーシーンの時間だ!

GM 選択肢としては3つあって

GM ・シーン5に進む ・シーン6に進む ・PL間のシーンを挟む

GM があります

梓川 レク シーン6に真壁先生を送り込みたいので、その前にPL間シーンを入れたい希望があります

GM 了解です

GM えーと、どういうシーンになります? BGMの選定のためお聞きしようかと

真壁 灯 送り込みたい……!?

梓川 レク 真壁先生の方は良かったかな?
ハクさんの話を聞きに行くシーンについて行って頂くことになりますが?

真壁 灯 こちらは大丈夫です。

景尾 操仁 まぁ生徒だけだとアレだから引率というのは自然ですが…

景尾 操仁 考えを聞こう!

梓川 レク 自分の視点で見た景尾くん、都築さんについて相談して、真壁先生からも見て欲しいと頼む感じですね

GM ではそのためのシーンを挿入するということで

真壁 灯 かしこまりました、承ります

景尾 操仁 なるほどだ

GM レク先生的に 和やかを1としてシリアスを10とするとどのくらいを想定です?

梓川 レク 5:5でしょうか

GM 了解!

GM ではシーン挿入しましょう

GM

GM

GM 例によって侵蝕増加は任意です 登場&RPをどうぞ

梓川 レク :侵蝕+1d10 登場/リザレクション

梓川 レク 侵蝕:63+10[10]>73

梓川 レク 最大かぁ

真壁 灯 :侵蝕+1d10 登場判定&リザレクト

真壁 灯 侵蝕:58+8[8]>66

真壁 灯 梓川先生を意識しているので昂ってしまった…

梓川 レク それでは、人の気配がないのを見計らって廊下で真壁先生に声をかけます

真壁 灯 太陽の微笑みがあなたを包み込む。影の世界の住人には、あまりにまぶしすぎる。
声に反応する真壁に、梓川は少しまぶしい存在だ。

真壁 灯 「……梓川先生、何でしょうか」

梓川 レク 「ええと……」きょろきょろと周りに人がいないことを確認しつつ

梓川 レク 「景尾くんに、世界の裏側のことを説明しました」

真壁 灯 「そう……でしたか……」

真壁 灯 少し意気が消沈する。
彼にUGNの説明をと勧めた身だが、あまり良い意見ではないと自覚をしていた。

梓川 レク 「できればUGNに来て欲しいとも話しましたけど……まだ、決められないと」

真壁 灯 「ああ、確かに。まだ小学生ですし……いざというときは、親御さんにご説明をする必要もありますからね」

真壁 灯 手元の|携帯電話《AIDA》をくるくると表裏で回しながら、眉を顰める。

梓川 レク 「それと、FHとゼノスについては、まだ話していません」

梓川 レク 「……いっぺんに説明しても情報量が多いですし……まだ、早いと思いました」

真壁 灯 「そうですね、ゼノスは……しかるべき人物が説明をするでしょう。ただ……」

真壁 灯 「|彼女《プランナー》が説明する気があるかどうか、私は測りかねています。」

梓川 レク 「うん、そこは本当に……うん……」ちょっと渋面を作りつつ

真壁 灯 「あと、私はFHとして説明をする気はまったくありません。」

梓川 レク 「……いずれ、俺の方から話します」

真壁 灯 「いえ、そういうわけではなく……」
ちょっと意地悪だったか、と顔をしかめて。

真壁 灯 「……子供に与える情報量が多すぎて、彼に悪影響を及ぼしてしまいそうですから。」

梓川 レク (それに――)

梓川 レク (今、先生と生徒として、日常を過ごすことが出来ている)

梓川 レク (それを壊したくない……なんて言ったら、怒られるだろうな)

真壁 灯 (……|FH《ファルスハーツ》のチルドレンは──必要に迫られてはいる子が多いですから)

真壁 灯 「彼に軋轢を持たせず、情操教育を受けてから選び取るのが正しいかと」

梓川 レク 「……そう、ですね」

梓川 レク (……いつまでも、担任と副担任と、生徒でいられる訳でなない)

梓川 レク (分かっているんだけどなぁ)

真壁 灯 (……)

梓川 レク 「ええと、それと真壁先生にお願いしたいことがありまして」

真壁 灯 (……梓川先生に勝てるビジョンがまるで見えない……どうして、あなたはそんなに生徒にカンタンに寄り添えるのか……)

真壁 灯 反応が薄くぼうっとしています。

梓川 レク 「学芸会の調べもので、町内で一番長生きのハクさんという方がいて、その方に昔の儀式を生徒……都築さんたちと伺う話が上がっています」

梓川 レク 「教師が付き添いで行く事になると思うので…それを、真壁先生にお願い出来ないかと」

真壁 灯 「……はい、わかりました。」
ぼうっと、じいと梓川先生を見つめたまま、生返事を返す。

梓川 レク 「……真壁先生?」心配になって、思わず目をのぞき込むように近づける

真壁 灯 「……」

真壁 灯 「……は、はいっ!?」
一瞬だけ肩を震わせて、目を収縮させてビックリしています。

梓川 レク 「だ、大丈夫ですか?……オーヴァードでも調子を崩す時はあるんですから」

梓川 レク 「体調が悪ければさっきの話は忘れてもらって……」

真壁 灯 「ええ、いえ、大丈夫、大丈夫です、ちゃんと聞いていましたから……」

梓川 レク 「?」

真壁 灯 「では、梓川先生はなすべきことを成してください、ご指示はしっかりと受け持ちましたので。」

梓川 レク 「頼み事なので、指示と言われるとちょっと違うんですけどね……」

真壁 灯 |携帯電話《AIDA》を大事そうに抱えながら、けっこう慌てています。

梓川 レク ちょっと真面目な顔で

梓川 レク 「景尾くんは、何か隠しています。ただそれを本人が自覚しているかが、分かりません」

梓川 レク 「都築さんは……先生として接すると決めましたが、何もないなんて方が無理がありますね」
あはは、と

真壁 灯 「……彼の意図はどうあれ……」

真壁 灯 「最悪の場合、私が悪役を受け持った上で問いたださなければならないのかもしれません」

真壁 灯 真壁にとってはあまり良い手段ではないが、もう彼女の目的に抵触するデッドラインに近い。

梓川 レク 「悪い警官と、良い警官をされるなら……俺が悪い警官役を受けますよ」

真壁 灯 「冗談を言わないでください、梓川先生。」

真壁 灯 「悪い役は、ファルスハーツの専売特許ですよ。」

梓川 レク 「……俺はきっと、今回の事件が終わったら、UGNに戻ることになります」

梓川 レク 「任務で生徒たちを振り回すことになった俺が言える事ではないですが」

梓川 レク 「真壁先生なら、安心して生徒たちを任せられます」

真壁 灯 「ストップ。」

真壁 灯 梓川の唇を人差し指で止める。

梓川 レク 「……ぇ」

真壁 灯 「……それ以上を口にしたら、怒りますよ、わたし。」

真壁 灯 「たしかに、私と梓川先生は陣営こそ違います。
が──それ以前に、この五年二組の担任と副担任です。」

真壁 灯 「任務を投げ出すなんて、格好悪いでしょう?」

梓川 レク 「……困った、何も言い返せない」

真壁 灯 「わかればよろしい、それでは。
お互い、自己犠牲の精神はナシでお願いいたしますよ。梓川先生」

梓川 レク 「……はい、申し訳ありません。真壁先生」
少し茶化すように、嬉しいように

真壁 灯 「それでは、頼まれごと。たしかに承ります」
そう言って廊下の角を曲がって去ろうとします。

梓川 レク 「ああ、すいません少しだけ」

真壁 灯 「……何でしょうか?」
ビクッと、何かを隠しているように。

梓川 レク 「……都築さん何ですけど、儀式の事を調べる時に、普通に手伝ってくれました」

梓川 レク 「邪魔をすることなく、かといって、深く調べるような感じでもなく」

真壁 灯 (……ゼノスという立場を考えると、レネゲイドビーイングに関与しているとも取れる……目的が読めないわ)

梓川 レク 「……彼女の目的は、少なくとも儀式に関係ないんじゃないか、とも」

真壁 灯 「留意した上で接触するように心がけるべき、ということですね……
まあ、何というか──」

真壁 灯 「レベル100小学生を相手にするわけですから、最大限に警戒をさせていただきましょう」

梓川 レク 「納得しかない…!」

梓川 レク (流石に……)

真壁 灯 (カリキュラム……どうしましょう、ノイマン相手に……)

梓川 レク (景尾くんとただイチャイチャしたくて小学校に来た、なんてことはないと思うけど)

真壁 灯 「それでは、また、後ほど
連絡は密にお願いいたしますね。」

梓川 レク 「はい、ではまた」

梓川 レク 去っていく、真壁先生を姿が見えなくなるまで見送る

真壁 灯 廊下の角を曲がって、急いで|携帯電話《AIDA》に音声ログを要求する真壁先生であった。

真壁 灯 といったところでシーン終了を要求させていただきます

梓川 レク では、同じく

小学生 なおこっそりその様子を見ていた小学生が真壁先生のしっとりした態度から「壁ちゃん先生はレク先生のことが好きなんだ…!」と

小学生 「壁ちゃん先生はレク先生のことが好きなんだ………!!!」と

梓川 レク やめなさい君たち

小学生 そんなふうなことを思われていましたが話の展開に支障はありません

GM ではシーン終了

GM

GM

真壁 灯 ちがうんです、そうじゃないんです

真壁 灯

GM 改めて先程のに立ち返ることになります

GM ・シーン5に進む ・シーン6に進む ・PL間のシーンを挟む

GM ですね

GM シーン5とシーン6の内容については情報タブを参照のこと

梓川 レク 先に6やってから、5の方が悪くない順番に思えますが

景尾 操仁 ですかしら?

GM ではそうします? 他のPLの方の意見を聞こう

景尾 操仁 PL間シーンはとりあえず思いついてない

真壁 灯 確かに内容を知らないと衣装が作れませんからね…

都築京香 出し物の内容を詳らかにしてから衣装や小物を製作すべきでしょう

真壁 灯 ではシーン6でしょうか…?

景尾 操仁 特に反対意見はないです

GM 墨染さんもそれでよろしいですかね たぶん内容としてはおばあさんが喋りだすところでフェードアウトして

GM 墨染さんの過去を昔話としてシーン5あたりでやる みたいな感じになると思います

墨染 はい

GM よし ではシーン6へ移行します

GM

GM

GM ○シーン6:????
 条件:「かつての演劇について」調査後
 シーンプレイヤー:登場PCから任意
 登場PC:希望者

GM

GM

都築京香 :侵蝕+1d10

都築京香 侵蝕:69+4[4]>73

GM

景尾 操仁 :侵蝕+1d10 登場/リザレクト

景尾 操仁 侵蝕:54+5[5]>59

真壁 灯 :侵蝕+1d10 登場判定&リザレクト

真壁 灯 侵蝕:66+2[2]>68

GM 導入綴るところだったけどまあいいか!

GM

GM

GM 町一番のお年寄り――ハクさんの住まいは、昔ながらの木造の一軒家だ。

GM 瓦屋根は年季を感じさせるが、庭の植木はきちんと剪定され、縁側の障子も真新しい。

GM 古いながらも住む人の丁寧な暮らしぶりが伝わってくる。

GM 風鈴が軒先で鳴り、午後の日差しが砂利道を白く照らしていた。

GM 事前に連絡はしてあるから、ご在宅であることは既に分かっている。急な来訪で驚かせるということはないだろう。

GM

GM

GM RPどうぞ

真壁 灯 「はい、都築さん。景尾くん。先生と合わせてごめんください、と声をかけようね」

真壁 灯 「せーの」

景尾 操仁 どきどき

都築京香 「ごめんくださーい」

景尾 操仁 「ご、ごめんくださーい」

真壁 灯 「ごめんくださーい」

GM と、門を潜ったキミたちが呼びかけるも返事が返ってくる様子はない。

景尾 操仁 「あれ?」

真壁 灯 「……連絡はついているはずなのだけど……」

都築京香 「何かあったのかな」

GM もう一度呼びかけてみてもいいかもしれない。相手はご老人だからね。耳が遠くなっていらっしゃるということもあるでしょう。

真壁 灯 「……もう一度かけてみましょうか」

景尾 操仁 「もういっかいよんでみよっか」

景尾 操仁 「ごめんくださーい!」

真壁 灯 「ごめんくださーい!」

都築京香 「竹松小学校から来ましたー! ごめんくださーい!」

GM ………やはり返事が返ってこない。おかしいな、とキミたちが思ったところ。

GM

GM ○シーン6:影の萌芽

GM

GM 「きゃああっ!!」

GM 甲高い悲鳴が、家の中から響いた。

GM 続いて何かが倒れ割れるような大きな音。

景尾 操仁 「!」

真壁 灯 「二人はそこで待っていて……!」
急いで突入します。

都築京香 「……操仁くん、どうする?」

景尾 操仁 「………行こう」「先生だけだと、あぶないかもしれない」

景尾 操仁 およそ、小学生らしくない落ち着き。

都築京香 「うん、いこっか」頷いて、真壁の後を緩やかに追う。

GM ではキミたちは家の中へと突入し、居間へと辿り着いた。

ハク そこには気絶して倒れているおばあさんと、置物を持って今にも彼女へ落とそうとしているおじいさんがいる。

景尾 操仁 いかん…!

GM おじいさんはキミたちの姿を見ると、「はっ!?わ、わしはなにをしようと…?!」と我に返ったようだった。

GM 置物を取り落としてしまう。ごろんごろんと置物が転がる重い音が響いた。

GM ここで判定です。

GM 知覚:10 or 情報(噂話):10 をキミたちは振ることができる ただし

GM 真壁先生、あなたは振ってはいけません

真壁 灯 (状況が読めない……おじいさんに化けているのか、あるいは操られているのか……!)

景尾 操仁 おやおやおや

景尾 操仁 はい!(挙手)

GM はい景尾くん

景尾 操仁 この知覚は目の前の御爺さんに対するものですか?それとも、僕たちの気づいていない何かに対するものですか?

景尾 操仁 おじいさんに対して探りを入れるタイプの場合

景尾 操仁 《七色の直感》は使えるかな?という感じです

GM どちらかというと気付いてない何か寄りですがおじいさんに対するものとして捉えることもできるため、七色の直感の使用を許可します

景尾 操仁 では使います おじいさんの感情をオーラのように読み取ることができる

GM だったら知覚に そうだなボーナス+3つけよう

景尾 操仁 わぁい

真壁 灯 やったぁ

都築京香 素晴らしいですね

GM 情報の方は振りません?

都築京香 では操仁、先にどうぞ。情報が必要であれば、私が

景尾 操仁 ではとりあえず知覚チャレンジ

景尾 操仁 (5+0+2)dx(10+0)+2+0+3 〈知覚〉判定

景尾 操仁 DoubleCross : (7DX10+5) → 9[1,3,3,3,3,6,9]+5 → 14

景尾 操仁 やったぜ。

GM 成功~

GM では内容は後回しにして情報の判定をどうぞ

GM 知覚の方で成功しているのでもう問題はありませんが、一応秘された情報を公開できるのでできればといったところです

都築京香 【Scientia potentia est.】《生き字引》1:〈情報:〉の代わりに〈意志〉で情報収集する。その判定に+LVdする。7dx10+1 :侵蝕+1

都築京香 侵蝕 : 73 → 74

都築京香 8dx10+1>=10

都築京香 DoubleCross : (8DX10+1>=10) → 9[1,1,4,4,5,7,8,9]+1 → 10 → 成功

GM 素晴らしい

GM では内容を伝えていきます

GM まず知覚で成功した内容ですが、景尾くんは〈七色の直感〉で読み取ったところおじいさんに表面上の怯えと内面の感情が全く合致していないという違和感に気づきます。

GM そしてよくよく見てみると、向こうにある仏壇の遺影におじいさんの顔が映っている事に気づけます。

景尾 操仁 むむっ

GM そして情報の内容ですが、

GM このハクというおばあさんは夫であるおじいさんに数年前先立たれたはずだ、ということを都築さんは知っているはずです。

GM そして真壁先生は、こういうふうな手口を使う者をよ~~~~~く知っているので特に判定が必要ありません。

GM 以上のことから、キミたち───特に真壁先生は、目の前で慌てふためているおじいさんの正体が何者であるか看破できました。

真壁 灯 銃を撃ってやりたいところですが、子供たちが来てしまったので躊躇した、ということでここはひとつ。

景尾 操仁 「…!」

景尾 操仁 明確に─────強い敵意を以て、|ソレ《・・》を睨む!

GM 「わ、わしは気がついたらこんなものを持っておって……!ばあさん、大丈夫かぁ……?」とおじいさんがおばあさんの様子を確かめようとしています。

GM 「し、信じてくれぇ!」

景尾 操仁 「その人に─────触るな!」

都築京香 「――――なるほど」仏壇の遺影を見やる

景尾 操仁 ─────|ソレ《・・》が、他人に成りすますことは聞いていた。

景尾 操仁 素直に、怖気が走る思いがした。だが、実際に目の当たりにして─────

景尾 操仁 相手の大切な|記憶《・・》を、土足で踏み躙って穢す行いに。

景尾 操仁 誰であろうと持っている─────神聖な領域に唾を吐き、糞を塗りたくるような背徳に。

景尾 操仁 素直に、怒りを発した。

景尾 操仁 ─────|怒りを《・・・》、|発した《・・・》。

景尾 操仁 家の家財には、何ら影響を与えず。へたりこんだ老婆には、なんの痛痒も与えず。

景尾 操仁 しかし確かに|暴嵐が《・・・》、小さな客間をブチぬいた。

景尾 操仁 ─────瞬間風速に換算して。換算することが、馬鹿らしい。

景尾 操仁 暴力的な突風が、|ソレ《・・》に叩きつけられる…!

GM 老人の震える指先が老婆へと伸ばされる───触れようとした、その直前。少年の怒りの颶風が吹けば飛びそうなその痩躯に殺到した。

GM しかし───その老人としての輪郭は暴風が叩きつけられるその直前、不気味にどろりと溶ける。

真壁 灯 先生は躊躇なく二人の前に躍り出た。
だが次の瞬間、暴風に身体ごと押し流されそうになり──驚愕が表情を裂いた。

GM まるでスライムが飛び跳ねるかのような生理的嫌悪感を催す仕草で液体は飛び跳ね、そして居間の隅で再び人の形を取った。

"最後の審判" 「────変装自体は完璧だったはずなのですがね。よく見破った、と言うべきかもしれませんが………」

"最後の審判" 「ミス・真壁。あなたがいらっしゃるならばどのみち時間の問題ではありましたね」

真壁 灯 「──"|最後の審判《ラスト・ジャッジメント》"!」

都築京香 「彼が例の探し人ですか。真壁先生」

真壁 灯 「ええ、彼か彼女か、もうどちらが正しいかも忘れてしまった狂人よ。」

"最後の審判" 「ごきげんよう。今は真壁先生とお呼びするべきでしょうか? そちらの少年は見事でしたね。〈ハヌマーン〉のシンドロームの持ち主として優れた素養がおありだ」

"最後の審判" 「そして────“プランナー”都築京香」

景尾 操仁 その白々しい称賛に強い敵意を以て相対する。

"最後の審判" 「私はあなたをお迎えでき嬉しく思います。こちらにいらっしゃったのはもちろん、私の考えにご賛同していただけたからなのでしょう?」

都築京香 「初めまして、“最後の審判”。私のことはご存じのようなので自己紹介は不要ですね」

都築京香 「人ならざる者による人類の粛清……でしたか?」

"最後の審判" 「はい。私は常々、現人類は自分に対し自らの手で裁きを与えねばならないと考えております」

"最後の審判" 「そのことについてかの“プランナー”からもご賛同をいただけるとは、本当に喜ばしいことだと感じております」

真壁 灯 「……」
静観している、プランナーがどのような意図でこの学校に転校してきたのか、知るチャンスだと。

"最後の審判" 「御身がいらっしゃるのであれば、このように回りくどい手など使わずとも────」

都築京香 「時に、“最後の審判”。あなたが誅すべきと断ずる人類の罪とは?」

"最後の審判" 「説破。それは“汚染”です」

"最後の審判" 「人間という種はそこに存在し、呼吸し、生きているだけで罪深い。あらゆる汚濁を垂れ流す生き物です。それは物質的にも、ミーム的にも、そしてレネゲイドとしても」

"最後の審判" 「しかしこうしてレネゲイドウィルスというものが世界に撒かれ、好機は訪れました。超自然存在に存在の罪を委ね、贖う時が来たのです」

"最後の審判" 「これは人類にとって幸福なのです。幸運なのです。私はそのために今日まで働いてまいりました」

都築京香 「なるほど、なるほど」

"最後の審判" 「分かっていただけましたか……!なんという僥倖………!」

"最後の審判" 本当に感動しているらしく、“最後の審判”は身を震わせて喜びを表現しています。

都築京香 「実に興味深いお話でした。こうして対話が出来たことを嬉しく思います」

都築京香 にこり、微笑み。静かに数度頷き。

都築京香 「“最後の審判”。あなたは――――」

都築京香 「|まったくもってあなたの言う通り《・・・・・・・・・・・・・・・》、|人間らしく汚らわしく愚かしいですね《・・・・・・・・・・・・・・・・・》」

"最後の審判" ────ぴたり、と“最後の審判”が動きを止める。

"最後の審判" 「────残念です。ああ、なんと残酷なことだ。“プランナー”都築京香。あなたほどのお方までもが………人類の汚濁に毒されているとは」

"最後の審判" 「やはり天誅が必要なのだ。かように素晴らしいお方にもう一度目覚めていただくためにも罪の精算が必要なのだ」

"最後の審判" 「それを今、私は再び確信できました」

都築京香 「どうぞ、理解はお好きなように」

都築京香 「しかし蓮は泥から咲きます。美しい物だけが美しい物を生むとは限らない」

都築京香 「私のフラスコを割ろうというのであれば、あなたには退場願う他ありませんね」

"最後の審判" 「……………いいでしょう」

"最後の審判" 「かの学び舎の敷地に座すジャームを眠りにつかせるための劇を知る者。それを消しに来たつもりでしたが、ここはあなた方が僅かに一歩先んじたことを認めます」

真壁 灯 (さりげなく社会をフラスコ呼ばわりしているあたり、信用はできないけど。
この状況では信頼に値するわね……)

"最後の審判" 「いずれ再びお目にかかります、“プランナー”都築京香」

都築京香 「二度と会わないことを願いましょう。三度目はありませんよ」

景尾 操仁 動揺も感嘆もない。彼女がどう応えるか、|僕《君》は知っている。

"最後の審判" 「無論、真壁灯さん。あなたも。全くもって不幸な偶然です。私の追い求めるものと、あなたが守ろうとするつまらないもの」

"最後の審判" 「それが同じ場所にあったとは。全くもって、全くもって不幸な巡り合わせだ。ある意味では運命とさえいえるかもしれません」

"最後の審判" 「───いい加減決着をつけてもよろしいでしょう。幕の用意は済ませておかねば」

景尾 操仁 「……………………………」

景尾 操仁 ………………………

真壁 灯 「今ここで片をつける覚悟も示せない。
そんなのは策士どまりよ。“最後の審判”なんて名折れね。」

真壁 灯 そう吐き捨てます。

"最後の審判" 「これは手厳しい。しかし、物事には段取りというものがありますれば。それに────ここで戦うことになれば、困るのはあなたがたでしょう」

"最後の審判" と、暗にそこで意識を失っているハクという老婆のことを示唆する。

真壁 灯 フン、と鼻を鳴らす。
正直ハクという老婆よりも、生徒二人のほうが大事だ。

"最後の審判" 「………………。それにしても、良い怒り。美しい怒りでした。そこな少年。それは私に根ざすものと同じものです」

"最後の審判" 「君は幼いが良き戦士やもしれません。ご芳名をいただいてもよろしいでしょうか?我が名は“最後の審判”」

"最後の審判" 「できれば、我が宿願に賛同していただければ幸いなのですが」

景尾 操仁 ─────その慇懃な、何の情も籠ってない礼節に対して。

景尾 操仁 |僕《君》は、滅多に他人に対してそういう感情を懐くことはなかったが─────

景尾 操仁 「景尾、操仁」

景尾 操仁 「|今はそう名乗っておくよ《・・・・・・・・・・・》」

景尾 操仁 名乗った。心底からの、|侮蔑《礼節》を込めて。

景尾 操仁 「|お前のことを《・・・・・・》、|覚えておいてやる《・・・・・・・・》」

景尾 操仁 ─────年齢に見合わない、底冷えのする冷たさで、宣告した。

"最後の審判" 「─────よろしい」

"最後の審判" 「ではこの場はこれにて失礼。次にお目にかかる時は────破滅の降臨なりし時であるとよいですな」

GM そう言い残し、“最後の審判”は再びどろりとゲル状に身体を変化させると家の隙間に染み込んでその場を去っていきます。

GM 真壁先生は複数回この狂人と対峙してきた過去から、彼の気配が素早くこの場から立ち去っていっていることが分かるでしょう。

真壁 灯 最後まで警戒せず、周囲を見回してクリアリングしましょう。
銃を構えてキビキビと隅々をチェックしてから……

真壁 灯 「……救急車を呼ぶべきかしら、それとも|応援《FH》を呼ぶべきかしら」

景尾 操仁 その間に、おばあさんを助け起こしておこう。意識はあるのかな…?

ハク 「うーん………」

都築京香 「先生として相応しい方をお勧めします」

GM ちょうどその頃、うめき声をあげながらハクさんが目覚めました。

ハク 「………あら?あなたたちはどちらさんでしたかしら……?」

ハク 「いやねえ、歳のせいかしら。転んだ拍子に死んだ爺様に会った夢を見ていたようですわ」

真壁 灯 「先ほどお電話をさせていただきました。竹松小学校の5年2組の副担任、真壁と申します。」

景尾 操仁 「……そうですか」困ったような、安堵のような。笑顔を作る。

景尾 操仁 年相応に─────幼く、あどけない。

ハク 「おお、そうでしたそうでした!タタリ様と、かのお方を祀る演劇の話を聞きにいらっしゃるというお話でしたわね」

真壁 灯 (景尾くん……さっきのドスの利いた声は……いったい……?)

ハク 「あら、かわいいお客さんねぇ。せっかく来たんだ、お菓子があるから食べていきなさいな」

都築京香 「ありがとうございます、ご馳走になります」

ハク 景尾くんと都築さんににこにこ笑って卓上のお菓子を勧めてきます。

景尾 操仁 はわわ。その暢気さに安心半分、恐縮半分。

ハク 「そうねえ、もうすっかりあの演劇をすることもなくなってしまって。このあたりで内容を覚えているのは私くらいかもしれませんわねぇ」

都築京香 折り目正しく一礼をしてお菓子を受け取り、少年にも「どれがいいかな」なんて聞いていたり。

ハク 「私はまたあの演劇が見られるというならどんな協力も惜しみませんわ」

真壁 灯 |携帯電話《AIDA》で録音しつつ、梓川先生に連絡を入れておきます。

ハク お菓子を選ぶ小学生たちをまるで自分の孫を見るように優しい眼差しで見つめながら、「それで、早速だけれど肝心の内容はねぇ」とハクさんが切り出します。

都築京香 「私達、今度の学芸会でタタリ様の演劇をすることになって。それで、昔はどんなことをしていたのか調べているんです」

景尾 操仁 行儀よく正座して聞きますよ

都築京香 「お話、聞かせてください」

ハク 「ええ────竹松小学校にも生えているでしょう?桜の古木が。あの木にまつわるお話なのよ」

真壁 灯 こちらは生徒が主役とばかりに後ろで立っています。

ハク そう言ってハクさんが語り聞かせたのは、途中からキミたちが(……ん?それってひょっとして)と思うようなお話だったのでした……。

ハク

ハク

GM

GM

GM シーン6 終了

GM

GM

GM というわけでシーン6が完了し、シーン5かPL間のシーンを挟むかというターンに再び戻ってきました

GM と同時に、シーン6が完了したので調査項目が追加されます

梓川 レク やりたいことがなければシーン5かな

梓川 レク と思ったら調査項目追加!?

GM これらの調査項目を達成し、学芸会の準備が整うとクライマックスへと移行します

GM 要するに今調査を完了してもまだヤツとは戦えないよということですね

墨染 はい

GM というわけで次のシーンはどうするか シーン5にいきますか?

都築京香 5に進みたいですね

景尾 操仁

梓川 レク 同じく、5で良いかと

真壁 灯 そうですね、5にいくべきかと

墨染 5で

GM 了解 ではシーン5へ

GM

GM

GM ○シーン5:手芸の時間です
 条件:「かつての舞踊について」調査後
 シーンプレイヤー:登場PCから任意
 登場PC:希望者全員

GM

GM

GM 目の前にあるのは最近では家庭でもあまり見かけなくなったミシンだ。

GM ずっしりとした金属の機械に、ところどころ擦れた塗装。

GM 机の上には授業の資料として配られた文献のコピーと色とりどりの布や糸が並んでいる。

GM 赤や青、白、金――どれも鮮やかで、見ているだけで少し気分が浮き立つようだ。

GM 今日の課題はそれらを使って古い舞踊の衣装を再現すること。

GM さて――この中に、手芸の経験がある者はいるだろうか?

GM 慣れた手つきの者もいれば、針に糸を通すのに苦戦している者もいるかもしれない。

GM それぞれの手元に、少しずつ色が、形が、生まれていく。

GM

GM

GM 登場&RPをどうぞ

GM 墨染さんはできれば登場していただきたいです

梓川 レク :侵蝕+1d10 登場/リザレクション

梓川 レク 侵蝕:73+10[10]>83

梓川 レク むぅ……戦闘時には100%には行きたいが

墨染 :侵蝕+1d10

墨染 侵蝕:58+9[9]>67

景尾 操仁 :侵蝕+1d10 登場/リザレクト

景尾 操仁 侵蝕:59+9[9]>68

景尾 操仁 アガってきた!

景尾 操仁 まぁ衝動判定とかも考えると先生は十分なペースではないでしょうか

都築京香 :侵蝕+1d10

都築京香 侵蝕:74+8[8]>82

真壁 灯 ちょっと顔を出しすぎているので様子見しますね。

GM 了解、ではこの4人ですね

GM では先日ハクおばあさんから聞いた話がどこかで聞いたようなふうだったのでその本人を招いたというところです

梓川 レク 「では本日の特別講師の墨染さんです。衣装について分からないことがあったら、遠慮なく聞いて下さい」

墨染 「わたくしに出来る事でしたらなんなりとお答えいたします」

景尾 操仁 「はーい」クラスメイトと共に返事をする。

景尾 操仁 何でもありだなUGN……!

小学生 「かっけー…!」「昔の劇(※時代劇)に出てくる人みたーい!」と口々に小学生たちが反応しています。

小学生 「はーい先生!質問です!」

梓川 レク イージーエフェクトの文書偽造で墨染さんの身分をちょいちょいと

梓川 レク 「おっと、どうしたんだい?」

小学生 「学芸会で劇をするっていうけどー、どんな内容なんですかー?」

墨染 UGNの特技

GM と、小学生が尋ねてきましたので

GM 墨染さんの語りが始まるわけですね…!

梓川 レク 墨染さんに授業に出て頂くためなので、後ろめたさなくエフェクト使用出来たと思います

GM 墨染さん!今からGMが勝手にでっちあげてきたにほんむかしばなしを語りますので!「そうそうあんなことがあったんだよ」と相槌をうってもらえればと思います!

墨染 はい

GM では始めます……

GM 昔々あるところに立派な桜の樹が生えていました。その樹は山の営みも人の営みも見つめてきました。もちろんそれはあなたのことですよね?

墨染 わたくしが生まれた時の事ははっきりとは覚えてはおりません、ただ気が付けば当たり前のようにそこにおりました、まだ小学校も無ければ町もなかった頃からの話でございます(はい)

GM 山のものどもからも敬われていたその樹のもとにある時山の花の精がやってきました。まあ、現代感覚だとレネゲイドビーイングだったんでしょうね。
彼女が人間に恋をしたというのです。その人間は山に入ってきても花を手折らずただ愛でてくれるのだと。
「好きな人間ができました。ですが人の心は移ろいやすいと聞きます……墨染様、わたくしはどうしたらよいのでしょう」と問いかけてくるわけです。
よしそういうことならそいつの性根を確かめてやろう……となりますよね?

墨染 そうだねx3

GM ですよね!

GM そしてこっそりとその人間の枕元に立ったりして様子を確かめに行った墨染さんですが、そこでその人間が大変なスパダリ的イケメンだと分かるわけですね。
日々を正直に暮らし、祠に供え物をして神や精霊を敬い、枯れそうな樹があれば得にもならないのに世話をしてやり、エトセトラというような。

GM そこで墨染さんは相談してきた山の花の精に言いました。はいどうぞ!

墨染 「人の心は移ろいやすけれど、それを愛で慈しむのもまた人の心。貴方がその者を恋するのなら人の心を以て声をかけてあげなさい」

GM 「墨染様…!」と感極まって涙がちょちょぎれる山の花の精。名場面ですね!

GM そして助言通り花の精はその人間のもとに現れ、正体を明かして言います。
「わたくしは山の花の精。あなたの優しさが好きになりました。よろしければわたくしをあなたの家に迎えてください」
人間は驚きながらも喜び、花の精はその人間のもとへ嫁ぐことになったのです。めでたしめでたし。

GM で終わりませんでした。

GM ある年、村に災いが降りかかります。長く続く大雨で水が溢れたのです。
人間の世界や村の人々の苦しみに心を痛めた山の花の精は再び薄墨さんのもとを尋ね、相談しました。

GM 「わたくし、どうすればよいのでしょう……。人間たちの苦しみがわたくしにも伝染るかのようです。夫も暗い顔をしていて……心が折れそうです」
などと弱気なことを言いますが、墨染さんは嫁ぎ先の人間がスパダリ的イケメンであると知っていますから彼女を放っておかないと知っています。
その上で励ましてあげてください!はいどうぞ!

墨染 「彼の心に寄り添い、励ましなさい。そうした時、彼もあなたの心を励ますでしょう。相手に思われているという事はその者の心を強く致しますから」

GM 花の精は迷いましたが、結局は墨染さんの助言どおりに彼のことを信じ、励ましました。

GM すると人間はその励ましを心強く思い、彼もまた苦難の中で諦めず病人や怪我人を看護し、村のために働き、そして最愛の妻である花の精を気遣いました。
他者への思いやりを続けた結果、前向きになった村の人々は災いの仲の僅かな晴れ間を利用して神を祀るお祭りを行い、怒りを鎮めてもらおうと立ち上がったわけですね。

GM 墨染さんも山と人の里の間を取り持つ偉大なる……たぶん偉大なる存在として、山の他の精たちにはたらきかけて人間たちと共に祭りを執り行おうと呼びかけたんですよね?

墨染 そうだねx4

GM ですよね!

GM すると人と山の精霊たちが一緒になって執り行ったお祭りによってか、長く続いた大雨はやんで綺麗な青空が戻ってきました。
再び山には多くの花々が咲き乱れ、村には子供たちの遊ぶ声が響き、そしてあの人間と山の花の精も笑顔を取り戻して末永く幸せにくらましたとさ。

GM とっぴんぱらりのぷう!

GM ────というようなお話を小学生に語り聞かせたんですよね、墨染さん!

墨染 さすがに本人なことは隠すかな

GM それはそう

GM まあこんな昔話を知っているんですよ というていでお話したのだと思われます

梓川 レク 山の精たちが協力した衣装となると、花の色が入った綺麗な衣装になることでしょう

小学生 「花の精!?花の精ってどんな格好なの、墨染さん!」「あたしその役やりたーい!」

景尾 操仁 ラヴってすごい。そう思った。

都築京香 「とても美しい方……だったのかと思いますけど、どうなんですか?」

墨染 「……ああ、とても美しい子だったよ。小さく慎まやかながらも気高く咲く子だった」懐かしむように

GM

GM ありがとうございます というわけで今週はここまでで

GM 次週はシーン5の判定をしてシーン5を閉じて それから改めて次の方針決定ということになりますね

GM お疲れ様でした また来週

梓川 レク お疲れ様でした!

都築京香 お疲れさまでした

墨染 お疲れ様でした

景尾 操仁 お疲れ様でした!

真壁 灯 お疲れさまでした!

都築京香 ではまた来週お会いしましょう

GM はい ではシーン5の途中からでしたね

GM 特別講師の墨染さんが学芸会でやる劇の昔話をしてくださったところでした

GM で、残っているタスクは判定ですね

GM 先に判定の内容から申し上げておくと<芸術:手芸>で目標値は9です

景尾 操仁 芸術は…感覚!

梓川 レク ダイスボーナスは+2あるからイケるか

GM 登場しているのはレク先生と墨染さんと小学生2名ですね

GM 学芸会で着る服の裁縫を行っているところでした

真壁 灯 万が一の場合は先生が出張ります、きっと担任の先生がそこにいるから大丈夫です。

梓川 レク おっと期待か重いな?

景尾 操仁 ぶっちゃけエフェクト使えば確定成功ではありますが

GM というわけで

景尾 操仁 僕は行儀よく地力で行きましょう

墨染 オリジンは使わず振るか

小学生 「あはは、表も裏も縫っちゃってるじゃん!」「しかたねーだろ使ったこと無いんだから!」

GM と、案の定小学生たちは慣れないミシンに苦戦中です

GM カッコよくお手本を作れる人が必要だ

景尾 操仁

GM また小学生のうち数名は

小学生 「ねーねー墨染さん、あのあと花の精はどうなったのー?」などと墨染さんのそばでお話をせがんだりもしてたりします。

GM そしてクラスでも密かに憧れている女子が多い景尾くんがお手本を作っちゃうのでしょう。

GM 判定どうぞ!

都築京香 少し贔屓してしまいましょう

都築京香 【Praemonitus, praemunitus.】《戦術》3:場面(選択)の対象が行うメジャー判定+LVd 自身不可。ラウンド持続。侵蝕6

都築京香 :侵蝕+6

都築京香 侵蝕 : 82 → 88

都築京香 「操仁くん、ここが分からなくて……教えてくれる?」家庭科が苦手な素振りで躓きやすい所を取り上げて、一緒に解決策を考えていきましょうね。

景尾 操仁 「はわわ」はわわ

景尾 操仁 (5+1+3)dx(10+0)+0>=9 【感覚】判定

景尾 操仁 DoubleCross : (9DX10>=9) → 9[1,2,2,8,8,9,9,9,9] → 9 → 成功

GM 成功

墨染 「さてな、されどこのような話の結末は良きものと決まっていようて」

墨染 (6+1+0)dx(10+0)+0 【感覚】判定

墨染 DoubleCross : (7DX10) → 9[4,6,8,8,9,9,9] → 9

GM 成功

GM では

墨染 指に針ドスッは避けられた

GM 景尾くんは都築さんに応援されながら学芸会で着る服のうちの一着を完成させることが出来ました!

景尾 操仁 さりげなく身を寄せてくる京香ちゃんにはわわしつつも、気合が入ったのかきちんとミシンを動かします

景尾 操仁 「こ、こう……かな!」

景尾 操仁 テテーン

小学生 「景尾くん、すごーい!」

GM 小学生たちが色めき立っています。景尾くんは女の子に人気があるのでうっとりと見つめている子もいますね。

墨染 「確かこんな着物であったはずだが…」手縫い

GM あと距離の近い都築さんに可愛い敵意のこもった眼差しを向けてる子もいるかもしれません。色を知る歳だ。

GM 一方、墨染さんは古風な衣装を手縫いで見事に仕上げてくださいました。

GM さすがは年の功です。ちゃんと小学生にも縫えるよう、簡易的でありつつもしっかりとした縫製で見栄えも完璧です。

都築京香 「わぁ……操仁くん、上手だね!」少年の隣で静かに微笑んでいる。自分の方はというと、少々出来の悪い裁縫が出来上がっていた。

梓川 レク 裏でイージーエフェクト修繕師をひっそり使って失敗した生徒にリトライの機会を与えています

小学生 「かわいー!!着てみていい?墨染さん!」と早くも墨染さんは小学生の人気者です。こういう雰囲気の大人は珍しいからでしょうかね。

GM 出来の悪い縫製……これもプラン通りなのでしょうね。

都築京香 もちろん、その通りです。

墨染 「ああ、着てもよいぞ」

景尾 操仁 (はわわしつつも、教え方が悪かったかな……と自省)

GM 墨染さんに促されてきゃっきゃとはしゃぎながら小学生たちがかわるがわる試着をしています。

GM 最初に完成した2着を参考に、他の小学生たちも衣装を完成させていきます。

小学生 「あ……こうすればよかったんだね。レク先生、ありがとう!」

GM と、手先が不器用な子もレク先生の指導を受けてなんとか完成させることが出来たようです。

GM ひっそりとレク先生がイージーエフェクトを発動していたことなど彼らは知る由もありません。

梓川 レク 「一回やっただけだと分からないからなー……先生直す方は得意だから、失敗したら見せてくれ」

都築京香 「梓川先生、私もよろしいですか? あまりうまく出来なくて……」

梓川 レク 「ああ、もちろん。ちょっと待ってて……」

梓川 レク 受け取って、針で糸を外すふりをして修繕師を発動……よく見れば、違和感には気づかれるかもしれない

小学生 (都築さん、景尾くんだけじゃなくて今度はレク先生に…!)キッ

梓川 レク 待ちたまえ

GM 小学5年生の女の子ですよ 冷静に考えてもレク先生みたいな方が人気無いわけありません

都築京香 「ところで梓川先生、真壁先生とお付き合いされているというのは本当ですか?」

景尾 操仁 (!?)

小学生 (!?)

梓川 レク 「お、おう……うーん、先生は真壁先生とは釣り合わないかなー」

梓川 レク 「真壁先生みたいに人に、俺なんかはもったいないよ」本心

都築京香 「そうですか。風の噂で聞いたもので……あ、直していただいてありがとうございました」爆弾を投下するだけして直してもらった衣装を受け取り、ぺこりと頭を下げる。

梓川 レク (都築さん……いったい何を考えているんだ……!)

都築京香 「操仁くん操仁くん、もう一回教えて。他のみんなと一緒に」他の女子にも手招き

景尾 操仁 (え…!?)

小学生 「はーい」と招かれて女の子たちがちょろちょろ寄ってきます。

景尾 操仁 京香ちゃんは─────京香ちゃんだから京香ちゃんとしても。

景尾 操仁 女子に寄られるとそわそわしてしまいます。最近おませな御年頃ですからね。

GM 一部の女の子は景尾くんのことを私が最初に好きだったのに…!していますが都築さんもクラスの中では人気があるでしょう。大人びてますしね。

都築京香 もちろんそういった女子たちもお招きします。操仁とお近づきになるチャンスを逃したくはないでしょう。

GM でもそういう子も都築さんみたいに急接近したりというのは難しいです。だって恥ずかしいので。

GM 集団の中でもじもじしながらちらちら景尾くんを見ていたりする子がひとりかふたりか。あとは都築さんに注目していますね。

都築京香 ではそれらの女子にもこちらから接近しましょう。

都築京香 「一緒に操仁くんに教えてもらいませんか? 私もあまり上手く出来ないので、ずっと教えてもらっていると少々……気恥ずかしいというか」

都築京香 「仲間がいると気が楽なんです」

小学生 「え………なに、都築さん……?」と少々挙動不審になっていましたが、そう誘われればまんざらでもありません。

小学生 「景尾くんと……?い、いいけど……」と明らかにちょっと嬉しそうになって輪に加わります。

都築京香 プランは順調に進んでいますね。喜ばしいことです。

GM では都築さんは【交渉】で判定どうぞ 目標値は……3くらいでいいんじゃないかなプランナーだし………

景尾 操仁 状況にいっぱいいっぱいなので京香ちゃんの意図に考えを巡らせる余裕がない!

都築京香 4dx10+0>=4 〈交渉〉

都築京香 DoubleCross : (4DX10>=4) → 9[4,7,8,9] → 9 → 成功

GM 余裕だった

GM というわけで都築さんは優れた人心掌握術により景尾くんに熱視線を注いでいて都築さんには敵意の眼差しを向けていた女の子からも好感度ポイントを荒稼ぎです。

小学生 (都築さん……本当はいい人かも……)と思い直した子たちからの敵意が和らぎ逆に好感が向けられるようになりました。

GM そして都築さんの呼びかけにより熱い視線が景尾くんの手元(と景尾くん本人)に注がれ、縫製の方法がそれぞれに伝わっていきました。

GM もう学芸会で着る衣装については心配なさそうです。この授業中に完了しないにしても、後日の授業の中で全てが完成するのも時間の問題でしょう。

都築京香 クラスの輪が出来上がるのを中心から少し外れた場所で眺めながら、静かに微笑んでいる。

GM 小学生たちはふざけ合いつつもそれぞれの作業を進め、墨染さんから過去の衣装について参考となる情報を尋ねつつ、ひとつひとつ仕上がっていくのでした。

都築京香 (懸念点であったクラス内の敵対感情は大幅に抑制できた。好ましい経過ですね)

梓川 レク (真壁先生と……うーん)

景尾 操仁 はわわ…はわわ………

梓川 レク (素敵な人だとは分かってるけど……背中を預けられる人だと思っているけど……)

墨染 (皆仲を深めたようで何より)

梓川 レク (|ファルツハーツ《敵対組織》なんだよな……)

梓川 レク (この事件が終わったら……話してみよう)

梓川 レク (|うち《UGN》に来ないかって)

GM

GM

GM シーン5完了

GM さて選択肢としては

GM ・シーン7へと進む
・残りの情報収集を行う
・PC間のシーンを挟む

GM ということになります

GM また整理のため言っておくとRHOが公開されていないのは都築さんと景尾くんです

真壁 灯 個人的には情報を集めるだけあつめておくほうが方針が整理しやすいでしょうか

景尾 操仁 ですかねー

真壁 灯 でもシーンが開示されることで探索対象の情報公開もありえますよね…難しい。

GM 先にお伝えしておくと情報収集の成功をトリガーとして挿入されるシーンはありませんので安心して判定してもらえればと

景尾 操仁 ではとりあえず情報収集のシーンを作りますか

都築京香 それがよいでしょう

景尾 操仁 先に言っておくと京香ちゃんは休んでおいた方が良いぜー!

GM もう侵蝕88とかあるからね

真壁 灯 かしこまりました、では情報収集に参加させていただきましょう

都築京香 ではお言葉に甘えて

景尾 操仁 :侵蝕+1d10 登場/リザレクト とりあえず登場を振ります

景尾 操仁 侵蝕:68+3[3]>71

真壁 灯 :侵蝕+1d10 登場判定&リザレクト

真壁 灯 侵蝕:68+7[7]>75

墨染 逆に低めだから出るか

墨染 :侵蝕+1d10

墨染 侵蝕:67+10[10]>77

梓川 レク でかい

真壁 灯 こういう時がでかいですね…

真壁 灯 対象は"最後の審判 "の能力 "最後の審判"の潜伏場所の2項目でしょうか。

GM とはいえ残りシーン数を考えるとこのくらいあってもではありますね

GM その通りです 情報タブにある通りですね

GM 情報収集だけちゃちゃっと判定済ませてしまっても構いませんし、RPを挟んで他PCと関係を深めてもらっても構いません

景尾 操仁 真壁先生にも詰められるパートがあってもいいのかもしれませんね

真壁 灯 そうですね、それでは詰めさせていただきましょう。

景尾 操仁 ひええ

GM ひええ

景尾 操仁 そうですねー……最後の審判にはいたく憤慨してるので

景尾 操仁 因縁のある真壁先生に色々話を聞いたりしながら情報を整理する…みたいな感じかな

真壁 灯 シーンは図書室は使ってしまいましたし…放課後の教室とかで。

景尾 操仁 墨染さんは…どうやって絡んでいただこうか

GM 墨染さんも登場してもらってますので…ヒートアップしたら宥めに入る役とかいいかもしれませんね

真壁 灯 教室の窓の傍に桜があるからちょうどいいかな、と…

墨染 別の敵がいる事は聞いてるしその事について聞きに来たとかでええんじゃないの

景尾 操仁 なるほどだぜ

GM それならそれでOKです

真壁 灯 いいですね!

GM ではそういうことで 舞台は放課後の教室

GM

GM

GM ○シーン8:敵の姿
条件:「シーン6:影の萌芽」の後
かつPC3のRハンドアウト公開後
シーンプレイヤー:登場PCから任意
登場PC:希望者全員

GM

GM

GM 侵蝕は振ってもらいましたのでRPどうぞ

景尾 操仁 「─────先生」

景尾 操仁 ─────何やら、神妙な顔つきだ。

景尾 操仁 日中、和気藹々と同級生と過ごしていた姿とは打って変わって。緊張を面差しに宿している。

真壁 灯 放課後の校庭から、まだ喧噪がきこえてくる。
チャイムが鳴り終わり、茜色に染まる教室で生徒と対峙する先生の顔は、表向きは柔らかかった。

真壁 灯 「──なぁに、景尾くん」

景尾 操仁 ─────その穏やかさに、たじろぐ気持ちが確かにある。

景尾 操仁 其処に居るのは、真実─────日常の存在である"真壁先生"の延長だから。

景尾 操仁 少なくとも、|僕《君》はそう感じているし、信じている。この人は、僕たちの日常を、この上なく尊重してくれている。

景尾 操仁 そういう怯みを─────年相応の拙さで押し殺しながら。努めて冷静に、問うた。

景尾 操仁 「……"最後の審判"について。教えてください」

真壁 灯 「……」

真壁 灯 ため息を一つ、吐き出す。

真壁 灯 聞かれるだろうとは思っていた、そしてあんな現場に居合わせさせてしまったのもまた事実。

真壁 灯 だが、最後の一線を聞かなければならない。
これ以上彼を、自分と“最後の審判”という宿命に似た関係に付き合わせるわけにはいかなかった。

真壁 灯 「……わかったわ、でも交換条件をしたいの。」

景尾 操仁 「……?」

景尾 操仁 すんなりと教えてくれるとは思っていなかったが、何だろう。

真壁 灯 「景尾くん、あなたがまるでファルスハーツを知っているかのように、振る舞っているわ。
それは私がFHのエージェントである以前に……先生として、あなたの歪みを知りたいの。」

真壁 灯 「梓川先生と私は敵対組織の関係だけど、それ以前に二人とも5年2組の担任と副担任として。」

真壁 灯 「あなたを導くために、わたしたちに教えてもらえないかしら。」

景尾 操仁 ……………………

景尾 操仁 …………

景尾 操仁 ……

景尾 操仁 ─────長い沈黙があった。

真壁 灯 「……無理に。」

真壁 灯 「今すぐ聞きたいわけではないわ」

景尾 操仁 其処に込められた感情を表すならば戸惑いであり、迷いであり、納得であって─────

景尾 操仁 「………………………つまらないですよ」

景尾 操仁 「そんな話は」

景尾 操仁 ──────────そんな、大人びた、顔をした。

景尾 操仁 ─────そこに込められた複雑さを、敢えて表現するならば。

景尾 操仁 景尾操仁は、確かに、間違いなく歪だった。

真壁 灯 「……」
眉を顰める、これは──もしかすると。
“最後の審判”とは別の種類の厄介な事が彼の身に降りかかっているのではないだろうか、と。

真壁 灯 「つまらなくても、いいの。
ただ、先生は――ううん、梓川先生も、あなたの話を聞きたがっている。」

真壁 灯 ただね、と優しく、やわらかくつとめて一呼吸を置いて。

真壁 灯 「“最後の審判”と私の宿業も、きっと似たようなつまらないものだから。
私にも、景尾くんの重荷を背負わせてほしい」

景尾 操仁 「………………」

景尾 操仁 不意に、窓の外を見た。古ぼけた桜が舞っていた。

真壁 灯 「……だめ、かな?」

景尾 操仁 あの桜は─────一体、何時から咲いていたのだったか。

景尾 操仁 「わかりました」

景尾 操仁 「でも─────本当に、つまらない話なんです。何処にも向いていない、僕だけの話なんです」

景尾 操仁 隠さなければならないと思った理由は─────半分が、無用な心配を掛けたくないからで。

景尾 操仁 もう半分は─────「多分、誰にも信じてもらえないんじゃないかなって」

真壁 灯 「信じて──もらえない?」
言葉を反芻する、いったい彼の身に何が起きているのか、と。

景尾 操仁 家族も、先生も、友達も─────みんな、良い人だった。そう思う。

景尾 操仁 だから─────これは単に。

景尾 操仁 僕が勝手に、壁を作っているだけの、ことなのだろう。

景尾 操仁

景尾 操仁 RHOを公開…します!

真壁 灯 ありがたい…

GM 了解です

GM シーン8を閉じたら個別HOシーンを挟みましょう

景尾 操仁 ではとりあえず情報収集判定ですね

真壁 灯 ではそうしましょうそうしましょう

GM ンー そうですねぇ

GM 情報収集判定だけ先にしてもらって 一旦シーン8を閉じてもらって 個別HOシーンに入って

GM その後でシーン8の今のシーンの続き ということでシーンを作ってもらってもいいかもしれませんね

真壁 灯 了解しました。

景尾 操仁 なるほどだぜ

景尾 操仁 了解です

GM 墨染さんもそれでよろしいでしょうか?

墨染 はい

真壁 灯 それでは、知識:レネゲイド8か噂話8が得意なPCのお客様はいらっしゃいますか?

景尾 操仁 噂話いきます!

GM GO

真壁 灯 GO!

景尾 操仁 うおお

景尾 操仁 (1+1+0+2)dx(10+0+1)+0 【社会】判定

景尾 操仁 DoubleCross : (4DX11) → 10[2,4,9,10] → 10

景尾 操仁 やったぜ。

真壁 灯 成功だ!

墨染 (1+1+0)dx(10+0)+0 【社会】判定

墨染 DoubleCross : (2DX10) → 8[3,8] → 8

GM 偉すぎる 天才小学生か?

景尾 操仁 あ、コネを使っています 情報通の友人ですね

墨染 友人凄い

GM そして墨染さんも成功していた 偉い

GM では貼り出しますね

真壁 灯 おや、両方成功。出番はなさそうですね

GM 以上の情報が判明します というより

GM 真壁さんの長年の経験を話してそこから景尾くんや墨染さんが小学校の地形から推察した という感じでしょうかね?居場所については

真壁 灯 そうですね、ヤツの能力を知っているので、話したところで割り出して、みたいな下りかもしれません。

GM ともあれこれでシーン7をクリアすることでクライマックスへと突入できるようになりました

GM なおシーン7は学芸会準備フェイズなのであまり気負わず

景尾 操仁 わぁい

GM それでは判定も終了したので早速シーン8の情報収集を閉じましょう

GM

GM

GM ○PC4:一度だけ見た、あの人のために

GM

GM

GM 放課後の陽射しが傾き、川面を黄金色に染めていた。

GM 景尾操仁はいつもの帰り道を歩き、ゆるやかに架かる橋を渡っていく。

GM 遠くからは放課後を迎えた生徒たちの笑い声。

GM 風に揺れる制服の袖が、日常の穏やかさを感じさせていた。

GM ――――その時だった。

GM 川の方から小さな鳴き声が聞こえた。

GM 最初は気のせいかと思ったが、すぐにそれが悲鳴にも似た叫びであると気づく。

GM 目を凝らすと、濁流の中でもがく小さな影。

GM 子猫だ。

GM どうやら流れに呑まれてしまったらしい。

GM 橋の上から見下ろしても、どうすればいいのかわからない。

GM 手を伸ばせる距離ではないし、足場も悪い。焦りと迷いが胸をよぎる―――その瞬間。

GM 不意に水音が周囲に響き渡る。

GM 同い年くらいの少女がためらいもなく手すりを越え、川へと飛び込んだ。

GM 水しぶきが陽の光を受けてきらめく。

GM その姿はあまりにも突然で、あまりにも勇敢だった。

GM

GM

GM 景尾くんは登場&侵蝕増加をお願いします また

GM このシーンは都築さんも登場をお願いしますが、このシーンにおける都築さんは過去回想の中の子猫を助けようと川へ飛び込んだ都築さんです

GM なので侵蝕増加は必要ありません 登場だけお願いします

景尾 操仁 :侵蝕+1d10 登場/リザレクト

景尾 操仁 侵蝕:71+5[5]>76

景尾 操仁 「──────────」

景尾 操仁 一瞬、思考が止まった。

景尾 操仁 ああ、実のところ、|僕《君》には─────|僕《君》にだけは、流される仔猫を助ける手段があった。

景尾 操仁 ずっと備わっている、使い方を知っている─────その力を、使えばいい。

景尾 操仁 それを、僅かに躊躇った。誰に見られているとも知れない、この場に於いて。

景尾 操仁 保身を優先した自分が居た─────だからこそ。

景尾 操仁 背負ったランドセルをもどかしげに放り捨てて、橋下へと走った。

景尾 操仁 息を切らせながら─────川べりへと走り込む。

都築京香 「ぶはっ」水面から顔を出す、黒髪の少女。腕の中には小さな子猫。

都築京香 先日の雨のせいか。普段の穏やかな流れはなりを潜め、濁った水が絡み合うようにうねっていた。

都築京香 少女は――片手で必死に水をかき分け、川岸へと向かおうとしている。しかし……わずかに届かない。

景尾 操仁 ────────────────────その時、風が吹いた。

景尾 操仁 川の流れが変わる。逆巻く水流は、少女と仔猫を、ふわりと浮き上がらせる。

景尾 操仁 それは嵐のように苛烈な力で、そよ風のように優しく、両者を川岸へと着地させた。

景尾 操仁 ああ、そうだ。この時─────|僕《君》は|生まれてから初めて《・・・・・・・・・》、その力を行使した。

景尾 操仁 極めて繊細な、レネゲイドコントロール。同時に、確信があった。

景尾 操仁 自分ならできると、|覚えていた《知っていた》。

景尾 操仁 息を吸って吐くのと同じくらい、身に馴染んだ行為だった。

都築京香 「げほ、ごほっ」多少水を飲んだのか、うずくまって咳き込む少女。顔を上げる前に、抱きしめていた子猫をの無事を確認し、そっと地面に置いた。

都築京香 「ぅ……よかった」苦し気に顔をゆがませながらも、子猫の容態を見て喜びを顔に浮かべる。

景尾 操仁 「─────、」

都築京香 そうして……ようやく。傍に君が立っていることに気が付いて、顔を上げた。

景尾 操仁 その顔を─────認識する。

都築京香 「……あなたは」

景尾 操仁 眼が、合う。

景尾 操仁

景尾 操仁 ……………

景尾 操仁 ………

景尾 操仁

景尾 操仁 それは何の根拠もない、脈絡のない妄想で。

景尾 操仁 それは同時に、絶対的な確信で。

景尾 操仁 どうかしているな、と、思いながら───初対面の少女に懐く感情としては、余りにも場違いだと、自分でもそう考えていても。

景尾 操仁 ───確かに感じるのだ。

景尾 操仁 |僕《きみ》は、この|少女《ひと》に。|無条件に愛されている《・・・・・・・・・・》。

景尾 操仁

景尾 操仁

景尾 操仁

景尾 操仁 そうだ─────|偽神の心臓《ファルスハーツ》。|僕《君》は、その忌み名を知っている。

景尾 操仁 |懐かしい《・・・・・》。あの万魔殿は、今も変わらず在るのだろう。

景尾 操仁 |僕《君》がかつて彼の組織で|マスターレイス《最強》を名乗ったことを、真壁灯は知る由もあるまい。

景尾 操仁 あるいは─────それより以前。

景尾 操仁 数多の歴史、数多の戦場、数多の─────数えるのも馬鹿らしい、いくつもの、戦いの中で。

景尾 操仁 運命に導かれた勇士が如く、振る舞ったことを知ったとしたら。

景尾 操仁 彼女は笑うだろうか。

景尾 操仁

景尾 操仁 前世の記憶がある。

景尾 操仁 そんな戯けた妄想を自覚したのは、あるいは母の胎内だったかもしれない。

景尾 操仁 目を閉じれば無数に浮かび上がる人生の軌跡。

景尾 操仁 生誕から死滅までの数十年と、そのサイクル。

景尾 操仁 それらがかつて本当に在ったことで、同時に他者には決して理解できないことなのだと自覚したから、誰にもそのことを口にしない。

景尾 操仁 あらゆる隣人は、全てに於いて他人だった。

景尾 操仁 人は、自分の知るものしか他者に与えることができない。

景尾 操仁 その意味に於いて─────景尾操仁は確実に歪で、異物だった。

景尾 操仁 赤子が、|世界《父母》の無償の愛を信じるのよりも尚早く。

景尾 操仁 |僕《君》について、覚えて、知っていた。

景尾 操仁 世界は、別段、|僕《君》について興味など無いことを。経験を伴った実感として、知っていた。

景尾 操仁

景尾 操仁 誰にも明かさない。

景尾 操仁 誰にも口にしない。

景尾 操仁 つまらない話だ。思春期に誰でもかかる|はしか《・・・》のような妄想である。

景尾 操仁 そのように自分を騙して振る舞っていれば、少なくとも景尾操仁としては普通に過ごせる。

景尾 操仁 ─────ああ、だというのに。

景尾 操仁 |僕《君》は、やっぱり。

景尾 操仁 |彼女《君》を、見つけた。

景尾 操仁

景尾 操仁 ─────永遠のような忘我があった。

景尾 操仁 視線の先には、|彼女《君》が居る。水に濡れて、疲労を抱えて、|僕《君》を視ている。

都築京香 毛先から水滴が落ちる。

都築京香 斜陽に照らされる川岸。黄金色を散らばせる少女の姿がどのように映るのか。

都築京香 それは――――あなたにしか分からない。

都築京香 「……初めまして」

都築京香 「|お久しぶりですね《・・・・・・・・》」

景尾 操仁 ─────その矛盾した言葉に、知らず、涙が零れた。

景尾 操仁 言葉にならない。嗚咽のような音が、口端から漏れる。

都築京香 そのたおやかな指先が伸び、あなたの両手を取る。

都築京香 泥水に濡れたままの両手。

都築京香 「助けていただき、ありがとうございました」

都築京香 「けれど……不思議なことに。えぇ、とても不思議なことに」

都築京香 「|こうなる《・・・・》予感がしていました」

景尾 操仁 「………………ぁ」

景尾 操仁 不格好な、笑みがこぼれた。

景尾 操仁 ああ─────見て見ぬふりをすれば、忘れたことにすれば─────何もかもがなかったことになるのだと、分かっている。

景尾 操仁 だけど、同時に。どれだけ繰り返しても─────その記憶に目を背けることだけは出来ない。

景尾 操仁 どの|人生《きみ》にも、彼女が傍にいたから。その|縁《ロイス》を無にすることだけは、決して出来なかった。

景尾 操仁

景尾 操仁 それは、何度となく繰り返された誓いだ。

景尾 操仁 間違っていると言われれば、そうかもしれない。

景尾 操仁 悪女に絆された愚か者と言われれば、そうなのかもと思うよ。

景尾 操仁 けれど、何度繰り返したって、|そんなこと《善悪》への興味など毛程にも湧かなかった。

景尾 操仁 「う、ん………………はじめ、まして」

景尾 操仁 「ひさし、ぶり」

景尾 操仁 理由は要らない。あるいは何だっていい。どんな下らないモノだったとしてもかまわない。

景尾 操仁 ─────|貴方《きみ》のことが、好きだから。

景尾 操仁 何度生まれ変わっても、|貴女《きみ》を護るよ。

景尾 操仁

都築京香 「……ふふ」

都築京香 少女は、花開くように笑った。

都築京香 しかしそれも束の間。その指先は水がこぼれ落ちるように、少年の手から離れていく。

都築京香 「それでは……これで」

都築京香 一瞬だけの、その笑みの奥に在った感情は……きっと。

都築京香 あなたにしか分からない。

都築京香 「また、いずれ」

景尾 操仁 それを、信じた。何の根拠もなく。

景尾 操仁 |景尾操仁《きみ》は、無条件に、|都築京香《彼女》の味方だから。

GM

GM

GM 景尾操仁の個別HOシーン終了

GM 即座にシーン8の続きとなるPC間シーンを挿入します

GM

GM

GM 登場どうぞ 侵蝕増加は任意です

真壁 灯 続きのシーンなので上昇はせずです。

GM 任意ですので上げたければ上げて上げなくなかったら上げずにで大丈夫です これはレク先生や都築さんも同様

景尾 操仁 :侵蝕+1d10 登場/リザレクト

景尾 操仁 侵蝕:76+4[4]>80

景尾 操仁 「──────────ああ、だから」

景尾 操仁 西陽に染まった少年の頬は、朱に染まって。

景尾 操仁 「つまらない、話でしょう」

景尾 操仁 |誰に向いたものでもない《・・・・・・・・・・・》、彼だけの─────彼の中で閉じたその|秘密《恋》を。

景尾 操仁 恥じらうように、打ち明けた。

真壁 灯 彼の独白が終わると、教室には短い沈黙が落ちた。
真壁はすぐには答えない。ただ一歩だけ近づき、静かに頷く。

真壁 灯 「……ちゃんと話せて、えらい。」

真壁 灯 そっと、彼の髪に触って、ゆっくりと撫でた。

真壁 灯 責めるでも、慰めるでもない声音。

景尾 操仁 ぁ─────、思わなかったその反応に、上ずった声が出た。

景尾 操仁 年相応の幼さで。

景尾 操仁 どれほど積み重なった記憶を宿していても─────それを受け継いだのは、今ここにある景尾操仁だった。

真壁 灯 「今の話を、君がつまらないと思うのは、間違いじゃないの。」

真壁 灯 「君が思い至るその感情は、君の中で巡り巡るもの。
同じ考えを何度も巡らせてしまうから、君は迷っているんじゃなくて、吐き出す出口を探しているだけだったの。」

真壁 灯 そう言って、彼女は背を向ける。
チョークを取り、黒板に白い音を残しながら文字を書く。

真壁 灯 ――輪廻

真壁 灯 「“輪廻(りんね)”。
同じところを回っているように見えて、実は少しずつ位置が変わっている、という意味の言葉よ」

真壁 灯 チョークを置き、振り返る。

真壁 灯 「今のあなたも、たぶんそれ。
昨日と同じ不安でも、同じ悩みでも、
あなた自身はちゃんと前のあなたとは違っている」

真壁 灯 黒板の文字を、もう一度だけ指で示す。

真壁 灯 「だから大丈夫。
今は、輪の途中。君の悩みは決して無駄じゃないわ。」

真壁 灯 「ところで……」

真壁 灯 「|"殺戮中毒"《モルト・ジュヒティガー》という単語に、聞き覚えは?」

景尾 操仁 「…?」

真壁 灯 普通に、いや遥か頭上の知識ですらあやふやな単語。
当然知らないであろう言葉を口にした。

真壁 灯 「そう、知らなければそれでいいの。」

真壁 灯 チョークを持ち直し、文字の横に小さくルビを書く。

真壁 灯 ――輪廻《アルマ》

真壁 灯 「レネゲイドウイルスに感染したジャームの中で、隔世遺伝子が発現する現象の一つ。
過去の資質、過去の“在り方”が、形を変えて表に出てくる状態を指す言葉。」

真壁 灯 「きっと、君のその感情は、レネゲイドウイルスがどこかから運ばれてきたものかもしれない」

真壁 灯 「でも──」

真壁 灯 「これだけは信じて|あげて《・・・》ほしいの。あなたが感じているその感情は、ウイルスや、衝動に操られて生まれたものじゃあない。」

景尾 操仁 「──────────はい」

景尾 操仁 ゆっくりと─────噛み締めるように。

真壁 灯 「だから、安心して。
あなたの感情はあなただけのもの。
ただ、思い出せるところまで来てしまっただけ」

真壁 灯 「がんばれ、少年。
彼女に──想いをせいいっぱい、伝えようね。」

景尾 操仁 「──────────はい!」

真壁 灯 うん、と笑顔をうかべた。
輪廻《アルマ》の文字だけが、
夕暮れの教室で、静かに白く残っている。

景尾 操仁 思えば─────

景尾 操仁 それは、彼女の教師としての指導であり、激励であり─────

景尾 操仁 一人の人間として、景尾操仁に寄り添った─────赤裸々過ぎて恥ずかしくなるような恋愛相談への、真摯な回答だった。

GM

GM

GM 今週はここまでです お疲れ様でした

真壁 灯 お疲れ様でした!

都築京香 お疲れさまでした。

GM 来週はPC間シーンで都築さんと墨染さんのお話シーンからですかね

景尾 操仁 お疲れ様でした!

GM 今週もお付き合いくださりありがとうございます また来週

真壁 灯 また来週お会いしましょう。

梓川 レク お疲れ様でしたー!

景尾 操仁 また来週!

墨染 お疲れ様でした

都築京香 それではまた来週お会いしましょう。

GM

GM では今週も第6回目を始めていきます

GM 最初のシーンは都築さんと墨染さんが中庭の巨岩の前でお話するシーンからですね

GM 例によってPL間で作ったシーンについては侵蝕値増加については任意とします

GM

GM

GM 登場&RPどうぞ

墨染 :侵蝕+1d10

墨染 侵蝕:77+1[1]>78

都築京香 登場します。侵蝕は今回は遠慮させていただきますね。

墨染 京香さんから先にRPしますか?

都築京香 では私から行かせていただきます。

タタリ様 中庭には相変わらず巨岩がそびえ立っています。休眠しているのか、“タタリ様”が話しかけてくる素振りはありません。

タタリ様 おそらく自身の起こす災害で付近一帯が阿鼻叫喚の光景となるのを楽しみに夢見ているのでしょう。

都築京香 竹松小学校、中庭。
白い校舎に囲まれ、中央には岩倉が鎮座している。その前に――――

都築京香 一つの影があった。

都築京香 静かに微笑を浮かべながらタタリ様を見上げる、艶やかな黒髪の少女。
名を都築京香。

都築京香 何を思っているのか、声をかけてくるわけでもない岩の前に佇み、じっと見つめ続けていた。

墨染 「都築京香殿」風が吹き、草花が揺れるとそこに初めからいたように現れる

都築京香 「墨染さん。そんなにかしこまらなくてもいいんですよ」

都築京香 「ただの小学生相手にそんなにされると困ってしまいます」

墨染 「わたくしは物を頼む側である故、それならば相手が何者であろうと礼儀は尽くすものでしょう?」静かに歩き、京香の隣に立ち岩を見つめる

都築京香 「そうですね。私にできることであれば伺います」

墨染 「このタタリ様とやら…やはり気になりますか? 今はまだ微睡の中…されど目覚めんとするその脈はわたくしにも伝わっています」

都築京香 「ええ、それは勿論」

都築京香 大岩を見上げながら、目を細める。口調はかすかに、硬質さを帯びていた。

都築京香 「彼……便宜上彼女というべきでしょうか? 彼女の目覚めは否応なく大きな影響を齎すでしょう」

都築京香 「彼女は現状、私の計画に欠かせない存在ですので、そういう意味では常に気になっていますね」

墨染 「……一つ、無礼を承知でお尋ねしたい」

都築京香 「どうぞ。遠慮なく」

墨染 「何故、此の地に参られた? 他の者が何故此処に来たのかは、詳細は知らぬまでも大まかな事は存じております。梓川殿の目指す物、真壁殿の追ってきた物、操仁殿の前世も」

墨染 「貴方の事だけは、未だ分かりませぬ。不信を抱えて事に臨むよりも、どうか今お聞かせ願いませぬか?」

都築京香 「普通の小学生として学校生活を楽しみに来たと言えば、信じますか?」

墨染 「信じる…と、申せれば良いのですが、わたくしは人を常より多く見てきましたゆえに……長生は猜疑心を強めます、困ったものです」ばつが悪そうに笑う

都築京香 「ふふ、であれば……これ以上の問答は無意味ですね」

都築京香 「あなたは私の言葉を信用しない。であれば何と答えたところであなたの意に添うものでない限り、その疑念を晴らすことは出来ない」

都築京香 「実はこのタタリ様を目覚めさせ竹松小学校の人間を生贄に方陣を作る。同様の儀式を八ヶ所で行うことで世界を変える……などと答た方がお好みでしたか?」

墨染 「左様ですか……申し訳ない、不躾な事をお聞きした。疑われれば気分もよろしくないでしょう」

都築京香 「ふふ、構いませんよ。それも織り込み済みです」

都築京香 「元FH日本支部長、現ゼノス首魁、世界最古のレネゲイドビーイング……それらの肩書を完全に切り離せるとは思っていません」

都築京香 少女は……静かに微笑んでいる。

都築京香 「墨染。あなたは……この学校を気に入っていますか?」

墨染 「ええ、とても」

都築京香 「何故?」

墨染 「切っ掛けは些細な事です。救われた、故に感謝し続けております」

都築京香 「そうですか。なるほど」

都築京香 目を細めて……墨染を見つめ、微笑む。

都築京香 「あなたはよく進化されているようですね」

墨染 「貴方も学生として此処を好きになってくれていると、とても嬉しいのですが」

都築京香 「さて、努力はしていますが」

都築京香 「レネゲイドビーイングというものは、オリジンの影響を逃れることは出来ません」

都築京香 「人が食事や睡眠を欲するように。タタリ様が人間の声を大きさ以外で判別できないように」

都築京香 「あなたは桜の木だそうですね。樹木が恩や義を感じる……ということは本来あり得ないことです」

都築京香 「人間と近くあることで、影響を受けているのかもしれません。引き続きこの学校を見守り続けてくださるのなら、その先に新たな進化があるかもしれませんね」

墨染 「何かのきっかけで影響を受け、その在り方を変える。それは人もレネゲイドビーイングも変わらぬ事と思います」

墨染 「人は欲を抱くと同時にその欲を超えた意志で動く事も出来ます、人と同じく意志を持つレネゲイドビーイングにもそれは出来るとわたくしは信じております」

墨染 「……タタリ様も、なにかあれば変われたやもしれませぬが……そう簡単に変わらぬのもまた人と同じです」

都築京香 静かに、ひとつ頷き。

都築京香 「あなたのことは十分に理解出来ました。一つだけお約束しておきましょう」

都築京香 「この学校に存在する人間に危害を加えるつもりはありません」

都築京香 「信じていただけますか?」

墨染 「……ええ、信じましょう」静かに、確信をもって頷く

都築京香 「ふふ、ありがとうございます」

都築京香 「学芸会、成功させましょうね」

墨染 「折角の学芸会、良い思い出にしませんとね」

都築京香 穏やかに風が吹く。

都築京香 都築京香の転校からはやひと月。学芸会は着実に迫っていた。

GM

GM

GM PC間シーン終了

GM 進行に移ります 現在PLには2つの選択肢があります

GM ・シーン7を完了させる
・PL間シーンを挟む

GM まあ「RHO公開をする」というのもありますがこれは残る1つの都築さん次第ですので

GM というわけで 何もなければシーン7へと移行です

景尾 操仁 シーン7は学芸会の準備完了って感じのシーンですかね

GM そうですね 学芸会の準備に関するシーンになります

GM これが終了するとクライマックスへ突入する用意が整います

真壁 灯 では申し訳ございません、GM。

真壁 灯 さっそくPL間シーンを挟ませていただきます。

真壁 灯 居酒屋で大人組の会合です。

GM 今ちょうど良さそうなBGM探してて…!3分以内に見つけてきます

真壁 灯 かしこまりました!

GM OK、おまたせしました

GM

GM

GM 侵蝕点増加についての説明は省略 登場&RPどうぞ

真壁 灯 では登場侵蝕は省略させていただきまして。

梓川 レク すいませんが同じく侵蝕省略

墨染 省略で

GM ここは竹松小学校に近………すぎるということもありませんがそれほど遠くはないところにある大通りの居酒屋。小学校の教職員もたまに利用している方がいる店です。

GM 今回の件に関わっている3人の大人……ひとりはレネゲイドビーイングですが……が集まっていました。

真壁 灯 テーブル席。四人分の空間、座席にスーツの上着を畳んで置く。
真壁は鞄を膝の横に寄せ、自然と背筋を伸ばしたままだ。

梓川 レク 「墨染さんはお酒は問題ありませんか?」

真壁 灯 「よろしければ、最初は軽めに烏龍茶を注文します。あくまで、生徒が来ないように、という場所のチョイスですから。」

梓川 レク 「おっと……すいません、つい」

墨染 「おや、それは残念だ」

真壁 灯 「……では、生を3つ。ジョッキにしましょうか」

GM 「かしこまりましたー!生3つー!」と元気のいい店員が注文を通していきます。

梓川 レク ひとまず、情報共有はかくかくしかじかで

真壁 灯 「──というわけで」

真壁 灯 「|輪廻の獣《アルマ・レグナム》を他人に憑依させる厄介者、|"殺戮中毒"《モルト・ジュヒティガー》ギュンター・シュトライトが、景尾くんに関わっていないことがわかりました。おそらく──」

真壁 灯 「彼は前世の記憶、それもFHの中枢に近い人物を前世に持っていると思います。」

真壁 灯 「……そんな人物はおおむね、"マスター"がつく人物だと思いますけれど、そこはそれ、でしょう。」

梓川 レク 「……ふー」お酒を置いて水を一口

梓川 レク 「すごいですね、うちのクラス」

墨染 「左様か」

真壁 灯 「……ええ、"プランナー"に"マスター……"に。将来有望な子ばかりで、驚きを隠せません。」

真壁 灯 「でも」

真壁 灯 ジョッキを傾けて、ゴクリと喉を鳴らして豪語します。

真壁 灯 「私のクラスに入った以上は、生徒です」

梓川 レク 「……はい、その通りですね」口元が緩む

真壁 灯 「私は、ちゃんと教職員として、彼らを守る責任があります。 だから──」

真壁 灯 「プランナーがどう事件に関わっていて、小学生を本当に羨んで入学してきた以上は、全力で、守ります。」

梓川 レク 「俺も、同じ気持ちです」

真壁 灯 真壁はそう赤い顔で告白した、少し酔いが混ざっている。

墨染 「わたくしも最後まで貴方がたを守りましょう」

梓川 レク 「ありがとうございます、墨染さんも……」

梓川 レク 「真壁先生、もっとペース抑えても…」

真壁 灯 「……そんなにハイペースでしたか?」
気が付けばジョッキがカラになっていた。

GM 「おまたせしましたー!おかわりでーす!」と先ほど注文を運んできた店員が空のジョッキを回収し、再び3つ置いていった。

梓川 レク 「いつもよりはちょっと早いかなって」

真壁 灯 「いえ、そんなことはありませんが……そうですね。墨染さんがいらっしゃるせいかもしれません。」

真壁 灯 「なんというか、聞き上手で話しやすい方ですから。」

墨染 「おや、それは嬉しい事を言ってくれるものだ」ジョッキは空だが本人はいたって平常

梓川 レク 「しかし……何となく今の話を聞いていると……」

梓川 レク 「都築さんは、景尾くんに会いに来たのかな?小学生になってまで、わざわざ」

真壁 灯 「判断材料がないのもありますが、まったくの偶然かもしれませんね。」

梓川 レク 「そうですね……ちょっと願望かもしれません」
「都築さんは本当に儀式に関係なく、巻き込まれただけなのかもって」

墨染 「会った事そのものは偶然なようにも思えるがさて…」

真壁 灯 「目的があるように見えないというのが本音です。
彼女が転入してから数週間が経ちますけれど、行動に指標のようなものを感じません。」

梓川 レク 「学芸会のお手伝いも、楽しそうに手伝ってくれていましたよ」苦笑しつつ

真壁 灯 「変な話をしてしまいますけれど……」

真壁 灯 「このまま六年生に進級してほしい、そう思ってしまうのは欲の張った考えなのでしょうか」

梓川 レク 「欲、なんでしょうけど」

梓川 レク 「先生としての欲、ですね。それは」

真壁 灯 もしプランナーが本当に五年生で、たまたま恋人として惹かれる男の子がいて、クラスの中心になるような美少女だったら。

梓川 レク お酒が入ってか、どうにも口元が緩む

真壁 灯 「やはり、そうですか……」

真壁 灯 このままクラスにいてくれればいいのに、だなんて。
夢想してしまうのだ。

梓川 レク 「欲にも良い悪いはあると思いますけど……きっと、良い方の欲ですよ」

梓川 レク 「だって俺たちは、あの子たちの先生なんですから」

真壁 灯 「そう、ですね……私たちはあの子たちの担任ですからね。」

真壁 灯 「墨染さんも、彼らがこのまま居てくれると、思いますか?」

墨染 「さて…ただわたくしはそうであってほしいと願うのみよ」

墨染 「だが願うのは疑うより難しく故に尊いとわたくしは思うよ」

梓川 レク 「……なんだか、校長先生と話をしているような感じです」

梓川 レク 「ちゃんと校長先生は勤務されているんですけど、なんとなく」

真壁 灯 「校長先生に叱られてしまいますよ、私が校長だ、って。」

梓川 レク あっはっは、とお酒が回った顔で少し笑う

真壁 灯 クスクスと、つられて声を上げながら笑ってしまうのだ。

墨染 釣られるようにクスリと笑う

真壁 灯 では、シーンをしめさせてください。

GM

GM

GM PL間シーン2終了

GM 再び戻ってきました

GM シーン7に進むか もういちどPL間シーンを挟むか

GM

GM

梓川 レク では、シーン7へ進みます

GM ○シーン7:主役はだあれ?
 条件:「シーン6:影の萌芽」の後
 シーンプレイヤー:登場PCから任意
 登場PC:希望者

GM

GM

GM 演劇のあらすじは、おおよそ把握できた。

GM 台本も配り終え、あとはこれを小学生にもわかりやすい内容にまとめて練習を重ねていくだけ―――

GM 言葉にすれば簡単だが、現実はそう甘くない。

GM 教室の中では配役をめぐる小さな戦争が繰り広げられていた。

GM 「主役がいい!」「悪者の方がかっこいい!」

GM 机を挟んで言い合う声、笑い声、走り回る足音。

GM 誰もが真剣で、けれど同時に無邪気だ。

GM 黒板の前で先生―――梓川先生は、苦笑いを浮かべながら子どもたちを見守っている。

GM 窓の外では春の風がカーテンをゆるやかに揺らしていた。

GM その穏やかな光景の中に小さな混沌としたエネルギーが満ちている。

GM ―――この元気さを“まとめる”のが何より難しい仕事かもしれない。

GM

GM

GM 登場PCは任意です 登場&RPをどうぞ

真壁 灯 :侵蝕+1d10 登場判定&リザレクト

真壁 灯 侵蝕:78+8[8]>86

景尾 操仁 :侵蝕+1d10 登場/リザレクト

景尾 操仁 侵蝕:80+1[1]>81

景尾 操仁 スン

都築京香 :侵蝕+1d10

都築京香 侵蝕:88+2[2]>90

梓川 レク :侵蝕+1d10 登場/リザレクション

梓川 レク 侵蝕:83+6[6]>89

墨染 :侵蝕+1d10 登場/リザレクト

墨染 侵蝕:78+5[5]>83

小学生 「はいはい!オレ主役!主役がいい!」「なんでだよー!オレがやりたいのに!」

小学生 「あ、あたしは後ろの樹でいいかな……」「そんなことないよ!一緒にお花の精の役やろ?」

GM ………などと。予想はできたことですが、小学生たちは賑やかに役の取り合いをしています。

梓川 レク (じゃんけん……いやくじ引きか……!)

真壁 灯 「はい、皆さん。慌てないでくださいね。今から希望の役をプリントに書いて提出してもらいますから。前から順にプリントを手渡しでくばりますよ。」

梓川 レク (すいません真壁先生……!)

小学生 「えー!?」「はーい!」「オレ主役ー!」

景尾 操仁 はぁい、返事をしつつ。希望か……希望…………

GM それぞれ文句を言ったり素直に受け取ったりしつつ5年2組のクラスメイトたちはプリントを受け取っていきました。

景尾 操仁 (京香ちゃんは……何をやりたいんだろう……)ちらり、と隣を見る。

真壁 灯 「はい、好きなハンドアウトを選んで5番目くらいまで希望をだしてください。終わったら伏せて、前の子に渡して集めてくださいね。」

梓川 レク ハンドアウト

都築京香 真剣な顔で、プリントを眺めている。

GM 小学生たちに演劇をさせる上で難しいのは、小学生に分かる程度に簡略化して平易にした内容にすること

GM そして役割分担や演技練習の過程での生徒との交渉能力といえます。

GM 具体的に言いますと次の判定をしていただきます。

GM ①知識:教育学、演劇、文学など、目標値9
②交渉:目標値9

真壁 灯 |こういうの《統率》は得意なんですよ、と梓川先生に顔を向けながら。以前ほどの敵愾心はないものの、すこし得意げにしています。

都築京香 「操仁くん。私、演劇ってやったことがないんだけど……」

都築京香 少し、大きめに。近くの席の子供にも聞こえるような声で。

GM このシーンの中で両方に成功できればシーンクリアとなり、本番を迎えることが出来ます。

梓川 レク 「……ぁ」ちょっとボーっとして、顔を振って立ち直る

都築京香 「これって、主役が目立つだけじゃなくて……ちゃんと周りの役も頑張ってくれるから、いい劇が出来上がるんだよね」

都築京香 「主役は確かに大事だけど、脇役がしっかりできてる劇ってすごく素敵だなって……思ったりして」

梓川 レク

梓川 レク 失礼しました、判定結果の書き込みを見逃していました

GM 両方に誰かひとりが成功すればOKです

梓川 レク ありがとうございます

景尾 操仁 「そ、そうだね……………」京香ちゃんは大人だなぁ、と思う。いや僕も演劇やったことないけど。いや劇の中身みたいなのはいっぱいあるけど。

景尾 操仁 「でも─────」

景尾 操仁 自然と呟きかけた言葉を、意識して飲み込んだ。

真壁 灯 交渉を振ります、目標は9

小学生 どうぞ!

真壁 灯 (2+3)dx(10+0)+0+0 〈交渉〉判定

真壁 灯 DoubleCross : (5DX10) → 6[1,3,6,6,6] → 6

真壁 灯 財産を3消費して成功します。

真壁 灯 :財産-3

真壁 灯 財産 : 17 → 14

小学生

小学生 では真壁先生に話を振ってみよう

小学生 そこでふと手を挙げる子がいました。以前都築さんに敵意を持っていましたが都築さんがお話をしたことで心変わりしてくれた子です。

小学生 「あの、真壁先生……」

真壁 灯 「なぁに? 〇〇さん。」
生徒に背をあわせて屈んでお話を伺いましょう。

小学生 「わ、私……劇の主役の女の子の方……花の精の役は都築さんがいいと思うんです……」
と、ちらちらと都築さんの方を見ながら真壁先生へ生徒が告げます。

景尾 操仁 (!)

真壁 灯 「そう? 遠慮なんて、しないでいいのに。 〇〇さんだって、立派な花の精ができると思うけど……」

小学生 「でも都築さん、かわいいし……それに転校したばかりなのに、みんなの話を聞いてくれるし……優しいから……」

小学生 「劇の内容を見て、花の精の役にぴったりだなって……」

真壁 灯 「〇〇さんは優しいコなんだね、でも……そっか。」

小学生 都築さんと視線があうと頬を染めて視線をそらしてしまいます。手懐………とても仲良くなれたおかげで彼女は都築さんのことを好ましく思っているようです。

都築京香 微笑を浮かべて視線を送りました。

真壁 灯 「じゃあ──来年は、胸を張って花の精になれるように、わたしが〇〇さんのことを覚えておくからね」

小学生 「………はい!」

真壁 灯 「うん、ゆびきりげんまん」

GM どうやらクラスでも都築さんは存在感を発揮しているらしく、彼女の発言に否定的な態度を表す女子生徒はいないようです。

真壁 灯 そう言って女の子と約束しながら、カリスマ性に畏怖をします。

真壁 灯 ゼノスリーダーの|統率力《カリスマ》、すごいなあと。

梓川 レク では、知識チャレンジ行きたいと思います

GM はい

景尾 操仁 その話の流れに明らかに挙動不審になっています。

梓川 レク 頼んだ侵蝕ボーナスダイス

梓川 レク (1+2+1)dx(10+0)+0+0 〈知識〉判定

梓川 レク DoubleCross : (4DX10) → 8[1,3,6,8] → 8

梓川 レク 1足りない!

景尾 操仁 彼女がヒロインを遣るということは、つまり誰かがその隣に立つ訳で─────

GM 財産点さんは…

真壁 灯 フローズンリリーの出番ですね。

梓川 レク 使えます!?財産あります!

真壁 灯 良かった!

GM よかった 足りた

景尾 操仁 この一か月で、彼女が男子から意識されているのは、一歩引いたところから見ていれば分かるのだ。

梓川 レク あって良かった財産1

梓川 レク では財産を使用して達成値を9にして成功にします

梓川 レク :財産-1

梓川 レク 財産 : 1 → 0

景尾 操仁 もう一歩引けば、そう言っている本人が意識し過ぎてちょっと面白いのも分かるのだが、それはさておき。

GM というわけで景尾くんが決心を固めようとしている中、梓川先生は劇の内容の要約をぱぱっと済ませて小学生でも演じやすいようシンプルな内容に整えました。

GM この難しい言い回しは削って、ここのシーンは多人数が演じられるよう役を増やして、とかそういう整理ですね。

梓川 レク 「ええとここはこうして……え、こうした方がいい?……なるほど」

GM そうですね。都築さんはもう間違いなくクラスの人気者です。男子女子問わず。

GM 特に男子の中ではまだ幼い反応ながらも意識しているような素振りの子もちらほらいますし、女子にもなるべく仲良くなりたいと努めようとする子たちがいます。さっきの子とか。

梓川 レク (……ひょっとしたら、会いに来たかもしれない、か)

梓川 レク 昨日、居酒屋で思ったことを振り返る

景尾 操仁 彼女は─────どう考えているのか。

景尾 操仁 他愛ない、ただの演劇として。大人の視線で捉えているのだろうか。

景尾 操仁 過去の|僕/俺/私《君》なら、そういう風に考えれたかもしれない。

景尾 操仁 しかし今、|僕《君》はちょっとませたフリをしてるだけの|景尾操仁《お子様》である。

梓川 レク 「なあ、景尾くん」

景尾 操仁 「─────いえ」

景尾 操仁 先生を手で制する。

梓川 レク 「……そっかー、いや、悪かった」

梓川 レク 本当は具体的には分からなかったが……どうやら、お邪魔虫になったようだ

景尾 操仁 先生の気遣いに感謝する。しかし─────それを先生から振られて、有難く乗っかるのは、かっこわるい。

景尾 操仁 小学生には小学生なりに見栄があった。好きな女の子の前では、特に。

都築京香 その、当の都築京香はと言えば。

都築京香 クラスの注目が集まる中で、静かに話の行く末を見つめながら……しかし、その瞳には普段の微笑は浮かんでいなかった。

真壁 灯 「あの、大丈夫ですか? 景尾くん、主役になりたそうにしていますけれど…」
こしょこしょと先生会議をしている。

景尾 操仁 「─────はい」

GM 真壁先生の配ったプリントの第一希望へ主役を書き込んでいる男の子は……それほどたくさんいるわけではないですが、2,3人はいます。目立ちたがりやなタイプの子たちですね。

都築京香 僅かな俯き加減。揺らぐような……不安の色が覗く瞳。

景尾 操仁 挙手。もう片方の手には、記入済みのプリント。

都築京香 控えめに……少年を横目に。

GM 一方、女子は先程のやり取りがあったので第一希望に主役を書き込んでいる子はほぼいません。

梓川 レク 「まあその……このぐらいの子でも、見栄があるんです。男の子には」
こしょこしょと、楽しそうに

真壁 灯 「そ、そうですか……」
真壁としては、不安になるがそういうものなのだと断言されてしまうと納得せざるを得ないのだ。

GM ところで先生、希望する役が被った場合はこの場で抽選を行うんですよね。ね?

真壁 灯 そうですね、抽選ということですね。すっかり忘れていました。

景尾 操仁 それまで大人しく、周りがやいのやいの言っている中で暢気しているだけであったのだが。

景尾 操仁 決意を秘めて、静かに─────しかし、教室に通る声で、発言する。

景尾 操仁 「みんな。僕─────主役をやりたい」

景尾 操仁 「他にやりたい人が居たら─────」

景尾 操仁 悪いけど、とは言わない。

景尾 操仁 「|譲って《退いて》」

GM 一瞬、クラスがざわつきました。普段の景尾くんは控えめで大人しくて、そういうことを進んで立候補するタイプではなかったからです。

GM それに、景尾くんらしからぬどこか威圧的な雰囲気に呑まれたというのもあります。しかしすぐにクラスはざわめきを取り戻しました。

GM 主役に立候補した目立ちたがりやの子たちも驚き気圧されたようでしたが、すぐに「ヤだよ、オレがやるんだ!」と主張します。

都築京香 その喧騒の中で、ゆっくりと……顔を上げて、少年を見つめて。

都築京香 |微笑む《・・・》。

都築京香 一言も発することはなくとも、誰にでも分かるように。

都築京香 |あなたがいい《・・・・・・》と――――――――

GM しかし、名乗り出た彼らも譲る気はないようです────運命は真壁先生が用意した抽選箱の中身に託されました。

GM さあ真壁先生、抽選箱に手を突っ込んで高らかに主役の名前を掲げてください……!

真壁 灯 「それでは、まず花の精は立候補者1名のため都築さんになりました。そして──」

GM choice(景尾 操仁,景尾 操仁,景尾 操仁)

GM DoubleCross : (choice(景尾 操仁,景尾 操仁,景尾 操仁)) → 景尾 操仁

真壁 灯 「主役は景尾くんになりました!」
一瞬だけ、一瞬だけ見えた抽選箱の中身にある種の狂気を垣間見たが──見なかったことにした。

梓川 レク 「……よし、皆拍手!」
都合の良すぎる展開のような気もするが……

梓川 レク 運命というのが本当にあったら、そう見えるだろう。きっと

小学生 「ちぇー」「景尾かよー」と立候補していた子たちが不満げにぼやくものの、拍手はクラス全体から湧いていておおむね好意的に受け止められているようです。

小学生 中には「これが見たかったの……!」と熱視線を注いでいる子もいましたが。

景尾 操仁 「…………………」控えめにガッツポーズ。

都築京香 「……よろしくね、景尾くん」

景尾 操仁 「…………うん」

景尾 操仁 「よろしくね、京香ちゃん」

真壁 灯 「それでは景尾くんと都築さんは、振り付けについてあとで梓川先生と相談をしてください。
続いて……」
真壁先生はそのまま他の抽選を続けていきます。

景尾 操仁 微笑みを、返す。

都築京香 言葉はそれだけだった。けれど、それだけで十分。

都築京香 少々手を回した甲斐がありましたね。

都築京香 微笑んだ。静かに。

GM では、教室の隅で劇の内容の監修役として生徒たちの様子を穏やかに見守っていた、この中で最も【感覚】の高い墨染さん。

GM 【知覚】判定をどうぞ 目標値は9です

墨染 (6+2+0)dx(10+0)+0 【感覚】判定

墨染 DoubleCross : (8DX10) → 10[1,3,5,6,6,7,8,10]+9[9] → 19

GM 成功

真壁 灯 おおー!

梓川 レク 回った!

GM では、墨染さんはふと何かの気配を感じて窓の外を見ました。

ハト 学校の敷地外から見える電信柱。その電線の上に一羽のハトが止まっているのが見えました。

ハト 紅い瞳で。じっとクラスの中を遠くから覗き込んでいた。

墨染 ただ見返す、正体を見透かすように

ハト 墨染さんが見つめた直後────その一羽のハトは翼をはばたかせて彼方へ飛んでいったのでした。

墨染 「見ている、か」警戒する

GM

GM

GM シーン7終了

GM 今回はここまでです お疲れ様でした

梓川 レク お疲れ様でしたー

真壁 灯 お疲れ様でした!

景尾 操仁 お疲れ様でした

都築京香 お疲れさまでした。

景尾 操仁 遅れて申し訳なしでした

GM 次週はおやすみなので次回は再来週の月曜日 年が明けて1/5となります

墨染 お疲れ様でした

GM よろしくお願いします

真壁 灯 かしこまりました、それでは冬休みの宿題をこれから配ります。

景尾 操仁 ひぇー

小学生 「えー!?」

梓川 レク 1/5 了解です

都築京香 ではまた再来週お会いしましょう。

景尾 操仁 はーい

GM

GM というわけで年が明けて最初からクライマックス

GM の前に、皆さんロイスは取得終了していますか

梓川 レク OK 埋めてあります

GM まだ埋まってない!という方がいたら時間を作りますので!

墨染 埋まってます

景尾 操仁 埋まってない!

GM はい!

GM 15分から開始ということで!

都築京香 残りはclimax中に取得する予定です

真壁 灯 こちらも残り1枠はクライマックス中に取得予定です

GM 了解です じゃ景尾くんも埋め終わるかクライマックス中に取得できますという段階まで埋めちゃってください

景尾 操仁 二枠の内一枠を残して一つ取ります

都築京香 そして操仁が望むのであればRPシーンを挟むという話だったと記憶していますが

GM 了解

GM ですね 残るはクライマックスだけなのですが間にPLがシーンを挟むよということでしたらそちら優先です

真壁 灯 こちらはRPとしてできることは全部できました!といった塩梅ですね

景尾 操仁 取りました!

GM OK

GM で、PLは既に全てのシーンを完了していますのでGMから提出するシーンはクライマックスのみ

GM その間にPL側から挿入するシーンがあれば申告お願いします

景尾 操仁 RPシーンは……うーん
始めたらなんやかんや始められる気もしますが
これだ!!!というシーンが浮かんでいるわけではないのでクライマックスを進めて頂いて大丈夫です

GM OK

GM では始めていきましょう クライマックス

梓川 レク OK!

墨染 OK

都築京香 いつでもどうぞ

真壁 灯 OK!

景尾 操仁 OK!

GM

GM

GM ○シーン9:邪魔者、死すべし
シーンプレイヤー:登場PCから任意
登場PC:全員

GM

GM

GM 梓川レクと真壁灯は共に職員室の扉を開けて外に出る。つい先程まで話し合われていた議題のせいで重い空気が漂っていた。

GM 職員会議で取り扱われた内容は5年2組の学芸会で発表する劇の内容についてだった。

GM 『素性のよく知れない外部の者を特別講師として招き、小学生が演ずるに相応しからざる内容を発表しようとしている』

GM そういった指摘が複数の保護者からなされた、という内容である。

GM UGNが既に行っていた根回しやレクと灯の丁寧な説明によって一旦疑惑は解けた。

GM だがこのタイミングで横槍が入るというのは何らかの干渉が行われた結果であるというのは明らかだ。

GM 灯はこうした手口をよく知っている。

GM 自在に姿を変化させられるのをいいことに、第三者を装ってじわじわと自分にとって都合の良い状況を構築しようとするやり方───

GM “最後の審判”の仕業だ。

GM 放置しておけば学芸会までに妨害はエスカレートし、そうなれば小学生たちにも被害が及ぶかもしれない。決着の時だ。

GM

GM

GM 登場&RPどうぞ

真壁 灯 :侵蝕+1d10 登場判定&リザレクト

真壁 灯 侵蝕:86+5[5]>91

梓川 レク :侵蝕+1d10 登場/リザレクション

梓川 レク 侵蝕:89+10[10]>99

墨染 :侵蝕+1d10

墨染 侵蝕:83+2[2]>85

都築京香 :侵蝕+1d10

都築京香 侵蝕:90+6[6]>96

景尾 操仁 :侵蝕+1d10 登場/リザレクト

景尾 操仁 侵蝕:81+2[2]>83

梓川 レク 衝動判定で100超えは間違いないな…

景尾 操仁 此処に来て伸びが悪い!

GM まあソウルドウェポンには100%必要ですしね?

梓川 レク ですね

真壁 灯 「|”最後の審判”《ラスト・ジャッジメント》がいよいよ焦れてきた、といったところでしょうか。
まあ、事情が怪しい教師を追放しようというには些か手遅れな気がしますけれど。」

梓川 レク 「話には聞いていましたが……名前に対して、陰湿な手口を使ってきますね」

梓川 レク 「幸い、他の先生たちは俺たちを信じてくれて、助かりました」

墨染 「どうやらわたくしが口実となったよう…申し訳ない」声だけが聞こえる

GM 墨染さんの素性などもレク先生の報告を受けてUGNがそれらしいのをでっちあげてくれていたと思われます。

真壁 灯 「いいえ、元より"イカれ"のクセに世情に詳しい、という厄介な相手です。
レク先生の素行が良かった影響もありましたし、切り抜けられました。」

梓川 レク 「"イカれ"、か……真壁先生、最後の審判は婉曲的な妨害に失敗しましたが……」

梓川 レク 「次は、どう来るか予想できますか?」

真壁 灯 「おそらく、直接対決ではないか、と。
前回も、私一人に派手なことをしでかしてきた相手です。」

真壁 灯 「……正直に言いますが、我々のみでは戦力として厳しいかもしれません。」

梓川 レク 「……それでも」その後の言葉が、詰まる

墨染 「しかし…これ以上巻き込むのは気が引ける…」

真壁 灯 「ええ……」

景尾 操仁 「──────────先生」

梓川 レク 「……景尾くん」

景尾 操仁 大人たちの密談に、脚を踏み入れる。

景尾 操仁 横槍が入ったのは察していた。自習時間に教室を抜け出すのはよろしくないが、致し方ない。

景尾 操仁 繋いだ京香ちゃんの掌が、暖かい。

景尾 操仁 「僕も、行きます」

真壁 灯 「……」
いつものように、だめだよ。と制止することができない。
僅かながら、彼ら彼女らに期待してしまっている。

都築京香 「お話が聞こえてきたもので……というのは、少々わざとらしいでしょうか」

都築京香 少年の隣に、静かに佇む少女。湖面のように凪いだ瞳が見つめていた。

都築京香 「お困りではありませんか?」

梓川 レク 「……やっぱり、俺は先生に向いてないんだろうな」

墨染 「…よいのか? これより先は子が踏み入るには危険が過ぎる」操仁と京香に問いかける

都築京香 「ふふ、私に言っているとしたら愉快な冗談ですね」

梓川 レク 「……それは違うさ」

景尾 操仁 「──────────」

景尾 操仁 怯えを感じない訳ではない。記憶の中で潜り抜けた星の数ほどの鉄火場は、記憶に過ぎない。

墨染 「学校生活を楽しみに来た普通の小学生に問う言葉としてはおかしかったかな?」

梓川 レク 「俺と、真壁先生と、墨染さんにとって、都築さんは───大事なこの学校の生徒だ」

景尾 操仁 |景尾操仁は子供に過ぎない《・・・・・・・・・・・・》。熟練の戦士のような心構えでは、居られない。

真壁 灯 「たとえゼノスの首魁であろうと、たとえマスターエージェントであろうと。あなたたちは私たちの生徒ですから、ね。」
梓川先生に目くばせしながら、頷いた。

景尾 操仁 だけど。

景尾 操仁 繋いだ手に、力が籠った。

都築京香 静かに握り返す。

都築京香 私はここにいますよ。あなたの隣に。

景尾 操仁 その実感が、全ての記憶よりも愛おしい。

景尾 操仁 「─────だけど、それでも。僕は、|あいつ《最後の審判》を許さないし、この学校を護りたい」

景尾 操仁 「先生のことも。墨染さんのことも。京香ちゃんのことも」

景尾 操仁 「|僕《君》は──────────」

景尾 操仁 「|僕《僕》は、護りたい」

梓川 レク 「……分かった」

梓川 レク 「結局、その大事な生徒を、結局戦いに連れて行くわけだから……やっぱり、俺は先生失格なんだよな」

真壁 灯 「あら、梓川先生。」

真壁 灯 「それなら、副担任の私も先生失格ですよ。」

墨染 「なればやることは一つ、最後の審判には一刻も早く出て行ってもらおう」

梓川 レク 「……ありがとう、真壁先生」
そんなことないとか、言葉を繋げたいが──きっと、それは望んでいないだろう

都築京香 「教育には本職の後塵を拝するところですが……」

都築京香 「危険から守り、遠ざけ、かごの中で飼い殺すだけが教育ということもないでしょう」

都築京香 「時には危険を承知で外に出し、それらを経験として与えることも必要なのではありませんか?」

真壁 灯 「おっしゃる通り──ですね。」
うん、と頷いて見せて。

梓川 レク 「相変わらず、都築さんには教えてもらってばっかりだな…」

梓川 レク 「せめて、都築さんと景尾くんは俺の後ろに。断言できないのが歯がゆいけど──」

梓川 レク 「君たちは、先生が守る」

景尾 操仁 「…………はい」

景尾 操仁 あるいは、戦いではその余裕はないかもしれない。

真壁 灯 「できれば、二人は私の背中で集中してください。
こう見えて、拠点防衛は私のほうが長けていますので」

景尾 操仁 でも─────その誇りを、尊重する。

GM

GM では皆さんは意思を固め、揃って校舎の裏手へと訪れました。

GM この学校は歴史が古く、昭和の遺物がそのままの形で残されています。焼却炉です。

GM 現在は使われていないこの設備ですが、調査の結果ここが怪しいとあなたがたは見ていました。

GM 鍵を開けて中を覗き込むと中は煤にまみれた焼却炉の底が……見えますが、あなたがたはオーヴァード。

GM 明らかにそこにはレネゲイドの濃い感覚が漂っています。腕を突っ込んでみれば、案の定その底は幻でした。

GM 焼却炉は大人でも少し縮こまればくぐれるくらいの入口のサイズです。そして奥へ奥へと続いています……。

GM

GM

GM RP続行どうぞ

真壁 灯 「では、先行します。みなさんは、私の後に続いてきてください。」
さも平然と先陣を切る宣言をすると、屈んで入ろうとした。

梓川 レク 「先は俺が……って」

梓川 レク 「真壁先生は一番後ろをお願いしようかと……先に行かせて後方から奇襲、ということもありますし」

真壁 灯 「……」

真壁 灯 「……なるほど、その考えはありませんでしたね。」
大人しく身を引いて、梓川先生に譲る。
火に弱そうな墨染に任せるという選択肢は最初からなかったつもりだ。

梓川 レク 「よしっ、では後ろの方をお願いします」

墨染 「私も先を行こう、こう見えても目は良いのでな」

真壁 灯 「それじゃあ、都築さんと景尾くんは安全が確認してから、はいってね。」

都築京香 「はい」

景尾 操仁 「は、はい」

都築京香 大人たちのやり取りに口を挟まず眺めていた。彼らの流儀に合わせるという意味もあったが……

都築京香 「操仁。緊張していますね」

景尾 操仁 「…………」強がっても仕方ない。「うん」

都築京香 「無理もないことです。あなたが少々特異であるとはいえ、それでもここにいる操仁はこれまでごく普通の子供でした」

都築京香 「しかしこれからは操仁の体験したことのない領域に踏み込もうとしています。そして、その凄惨な世界をあなたは知っている」

都築京香 「彼らが操仁を急かすようなことはないでしょう。どうぞ、胸の内に語り掛け、決意を整理してください。その時間くらいは用意してくれます」

景尾 操仁 「……………うん」

景尾 操仁 ─────眼を閉じる。深呼吸を、2回。

景尾 操仁 努めて気持ちを落ち着かせる。その気遣いに、感謝する。

景尾 操仁 同時に─────強がっても、仕方ないが。

景尾 操仁 「大丈夫。ありがとう」

景尾 操仁 強がりを事実にするように、微笑んだ。

景尾 操仁 小学生にも、相応の|見栄《意地》というものがある。

都築京香 「どういたしまして」

GM

GM そうして全員が焼却炉の中へと身を滑り込ませた先には───下へ、下へと続く階段があった。尋常な状態ではない。

GM 小学校の地下にこんなものがあるはずがない。間違いなくこの果てに“最後の審判”が待っている───

GM

GM このシーンを終えたらボスとの対面、そして戦闘の開始です。RPなど準備が終わったら始めましょう!

景尾 操仁 「京香ちゃん」

景尾 操仁 繋いだ手を引いて、一歩一歩、確かめるように降りながら、先導する。

都築京香 「何でしょう」

都築京香 繋いだ手を引かれるまま、一歩一歩、静かに足を進め、後に続く。

景尾 操仁 それは、多分。今問うべきことではない。

景尾 操仁 ただ─────終点が近いのを感じた時、不意に、口を突いて出た。

景尾 操仁 「京香ちゃんは、この学校に来て、楽しかった?」

景尾 操仁 ─────それは恐らく、この場の全員が疑問に感じて、そして答えが出ないまま保留にした疑問。

景尾 操仁 |都築京香は何故この学校に来た《・・・・・・・・・・・・・・》?

景尾 操仁 その答えを、無条件に信じているのは、きっとこの場で僕だけだった。

景尾 操仁 「─────これが終わったら、教えてね」

都築京香 「えぇ、きっと。ですが……意味のないことだと思いますよ」

景尾 操仁 「いいんだ」

都築京香 「ふふ、では約束です」

都築京香 「学芸会には、私の目的を明らかにしましょうか」

景尾 操仁 「うん」

景尾 操仁 それは多分、本当に無意味なことなんだろう。

景尾 操仁 だけど─────その無意味さを、共有したかった。

景尾 操仁 「京香ちゃん」

景尾 操仁 「─────大好き」

景尾 操仁 振り返らないまま、僕の|無意味《気持ち》を、口にした。

真壁 灯 急に目の前で繰り広げられた告白に、思わずAIDAに録音のボタンを押してしまった女教師。

都築京香 返事はなかった。少年は振り返らなかったのだから。

都築京香 ただ繋いだ手が温もりを重ね、変わらず握り返すだけ。

GM 一方その頃、列の先の方では……。

梓川 レク ではまあ、後ろのイチャイチャに気が付かず、密やかな事で相談を

梓川 レク おかげで、ちょうど真壁先生に聞かれなくていいな

梓川 レク 「墨染さん。目の前の大事に集中すべきなんですが、一つ悩んでいることがあって……」

墨染 「ふむ…なにかな」

梓川 レク 「真壁先生のことです」

梓川 レク 「彼女と俺は、敵対している組織にいます。今一緒に居るのは、お互い先生という立場だからです」

梓川 レク 「そして|最後の審判《ラストジャッジメント》との闘いが終われば、その関係も……」

梓川 レク 「真壁先生は、とても……とても良い人で、出来れば、このまま先生でいて欲しい」

梓川 レク 「……すいません、自分でも答えが出ない話なのに、こんな事を聞かせて」

墨染 「ふむ…君たち二人が本来ならば敵対している関係にあるという事は知っていた」

墨染 「あいにくわたくしは両者ともよく知らぬ故にどちらが正しいかは答えられぬ」

梓川 レク 「そう……ですね」

墨染 「だがわたくしからも一つ言えるのは、ここでの出会いは単なる敵という関係を超えて紡いだのだという事だ」

梓川 レク 「……え」

墨染 「何が起きたとて、出会いは決して無碍にはならず深い絆となる。わたくしは二人もそうであろうと思っているよ」

墨染 「この学校を卒業した子らがそうであったように」

梓川 レク 「……絆」

墨染 「それでも悩むなら、思い切って己の彼女への思いの一切を打ち明けなさい」

梓川 レク 振り返って、彼女の顔を見たい気持ちを堪えた

墨染 「ま、それに存外なにか起きて味方として肩を並べるやもしれんぞ。何が起きるか分からぬ世よ、希望は捨てずにとっておく方がよかろう」

梓川 レク 「希望……か」

梓川 レク 思い返せば、彼女と話した時間は短いのに、もうすっかり信頼仕切っていた

梓川 レク ……話してみよう。この戦いが終わったら。

梓川 レク ……一緒に、考えよう。これから、どうするのか。

梓川 レク 不思議と、悪いことにはならないだろう。そう思えた。

梓川 レク 「ありがとうございます、墨染さん」

梓川 レク 「びっくりするぐらい、悩みが軽くなりました」

墨染 「なに、それならこの爺も役に立てたようでよかった」

GM

GM

GM そこは本来あるはずの構造ではなかった。

GM “最後の審判”のエフェクトによって歪められ、拡張された内部は、まるで大きめの倉庫のような空間へと変貌している。

GM 壁も床も無機質なままだが、どこか生々しい圧迫感がまとわりつく。

GM 視線を上げると、天井付近に張り巡らされた鉄の棒が目に入る。

GM そして――──そこにびっしりと止まっているのは、無数のハトたちだ。

GM 一斉にこちらを見下ろすその姿は、異様というほかない。

GM 本来は鈍く穏やかなはずの瞳が、赤く爛々と光を放ち、理性の欠片も感じさせない。

GM 羽ばたきの音すらなく、ただ“睨みつけてくる”。

GM ―──―間違いない。どれもが、ジャームだ。

GM そして、空間の奥。

GM ハトたちの群れの先に、ひとりの男が立っている。

GM ゆったりとした服に身を包んだ、痩せぎすで神経質そうな男。その視線は確かに君たちを捉えていた。

GM 敵意とも、観察ともつかない、冷たい眼差し。

GM ……“最後の審判”がそこにいた。

GM この場を支配する狂気の中心にいる存在だと、本能が告げている。

GM 静寂の中、決戦の時はすぐそこまで迫っていた。

GM

GM

"最後の審判" 「─────鳥。美しい生物です」

"最後の審判" フードを被ったまま、“最後の審判”がとまり木に止まる無数のハトたちを眺めながら呟くように言う。

"最後の審判" 「私の行いが人々に対する神の怒りの代行だとするならば、飛んで逃れることのできる彼らは神の祝福を受けしもの」

"最後の審判" 「人間たちが己の罪業によって滅んだとしても、彼らは痛痒にも感じないことでしょう。素晴らしいことだ」

"最後の審判" 「先日、我が友である彼らのうちの1羽があなたがたの動向を私に届けてくれました」

"最後の審判" 「個人的には………疑心暗鬼にかられ、お互いに潰し合ってくれることを期待したのですがね。どうやらそうはならなかったようだ」

"最後の審判" 「残念です」

"最後の審判" そう言ってキミたちに正対する。その動きに合わせてハトたちも一斉にキミたちを睨みつける。異様な光景だった。

景尾 操仁 「──────────」

景尾 操仁 侮蔑にも似た強い敵意を以て相対する。

景尾 操仁 その大義に理解はない。興味はない。

景尾 操仁 ただ─────この男が何の痛痒もなく踏みつけにしたものを、想う。

景尾 操仁 |大切な人の記憶《・・・・・・・》を─────誰でも心の内に抱えた神聖な領域を、土足で踏みつけにして憚らないその厚顔を。

景尾 操仁 景尾操仁は、許さない。

"最後の審判" 「────良い怒りです。とても、とても良い怒りです。お若いのにあなたには素質がある」

"最後の審判" 「私はあなたを高く評価します。惜しむらくはその怒りが人間の情欲によって為されていることです」

"最後の審判" 「人の大罪の精算という大義の前には人間の友愛や愛情といったものは取るに足らぬゴミに他なりません」

"最後の審判" 「しがらみを捨て、その怒りを正しいことに何故使えないのでしょうか?私は大いに不思議であり、そして悲しく思います」

"最後の審判" 淡々と語るが、その語りぶりは支離滅裂なものだ。ジャームに対してまともな会話を望むなど無意味ではあるが───

真壁 灯 「──悪いけれど。
 いの一番に、貴方の手品の種を公開させてもらったわ」

真壁 灯 真壁は視線を外さず、低く言い切る。
その唇が、ほんの一瞬だけ動いた。

真壁 灯 ——AIDAへ、何事かを囁く。

真壁 灯 次の瞬間。
彼女の隣の床に、何もないはずの場所が沈み込んだ。

真壁 灯 鈍い音。
倉庫のコンクリート床に刻まれる、巨大な足跡。

真壁 灯 姿は、まだ見えない。
だがそこには、明確な質量があった。

真壁 灯 「……あなたの大道芸の時間は終わり。
さっさと、不法滞在者には、この学校から退去してもらおうかしら」

"最後の審判" 「私のなすことは多くが正しい論理に基づいています。“プランナー”の存在さえその範疇にあります」

"最後の審判" 「しかし────認めましょう。あなたの存在は私の計算ミスだった。もっと早期に舞台の上から排除しておくべきでした」

"最後の審判" 「私の元へこれほど早く辿り着いたのはあなたの差し金ですね。もともとFHに属するあなたが彼らと協調はできない……そう踏んでいたのですが」

"最後の審判" 「思いの外、あなたがたは生温い関係と認識を持っていたようだ。情愛、情愛、情愛。私にとっては唾棄すべきものです」

"最後の審判" 「ですがその点については同感です。真壁さん、いよいよあなたとの関係も精算の時であるようだ。ここであなたを始末し、かのジャームに全てを一掃してもらおう」

墨染 「そうか。弱いな、君は」

墨染 「情愛から背を向け、代行などと言っておきながら己の力ではやらず」

墨染 「影に隠れ、すべて失敗しては、何度もみじめに逃げ出す」

墨染 「神にとっても君は邪魔なだけだな」それだけ言い、後はどこか憐れむような眼で沈黙する

"最後の審判" 「─────?」
“最後の審判”は目の前のレネゲイドビーイングの言葉に対し、奇妙そうに首を傾げた。まるでわからない、といったように。

"最後の審判" 「分かりません。あなたはレネゲイドビーイング。人間たちのように汚濁に塗れた存在ではありません。尊きものです」

"最後の審判" 「そう、私は何度となく計画を阻まれ、そのたびに逃げ出しました。ただ罪深き人を裁くため、偉大なる貴方たちにすがってきました」

"最後の審判" 「諦めないからです。人間たちもたまには良い言葉を残す。諦めなければ悲願は叶うのです」

"最後の審判" 「あなたもどうか諦めないでください。あなたはこの地で数々の人々の愚行や罪深さを目にしてきたはずです」

"最後の審判" 「例えばこの地もかつての大戦の折は大規模な空襲にあったと聞きます。火の海に包まれる世界を目にして怒りに震えなかったのですか?」

"最後の審判" 「大丈夫です。私はあなたがたの味方です。共に人間の罪深さを洗いましょう。そのような悲しいことをおっしゃらずともよろしいのです」

梓川 レク 「矛盾を突き付けても、人の絆を見ても、何も感じないんだな」

梓川 レク 「ジャームの一言で片づたくはないけど……分かったよ、お前はもう救えない」

梓川 レク 「人として、|絆《ロイス》を亡くしたお前を倒す」

梓川 レク それだけ伝え、一歩前に出ます

"最後の審判" 「凡庸なる穢らわしい人間め。梓川レクさん。あなたはこの中で最も凡庸で、最もつまらなく、最も取るに足らない存在です」

"最後の審判" 「思考、行動、立場。全てが当たり前であり、当たり前に己の罪を自覚しない、当たり前に存在する憎むべき人類のひとりと言えます」

"最後の審判" 「ですが私は寛容さを示しましょう。どうか罪を自覚してください。どうか罪を理解してください。どうか罪を自認してください」

"最後の審判" 「まだ間に合います。間に合うのです。罪を知り、罪に目覚め、己が手で己を罰する機会は残されています。今がその時です。さあ」

"最後の審判" 「………どうやら退くか、あるいは己の生をこの場で終わらせる気はないようですね。やはりあなたはどこまでも当たり前だ。醜悪な生にしがみつく汚らしい人間だ」

"最後の審判" 「汚染は消毒が必要です。ここにいる彼らと同様に、あなたもまた私にとって当たり前のように清掃を試みるとしましょう。どのみちここまで踏み込んだ以上、帰す気はありません」

都築京香 くすくす、くすり。

都築京香 首筋に刃が張り付くような緊張感がのしかかる、巨大な棺桶にも似た無機質な地下空間に……静かに響く声。

都築京香 笑っていた。

"最後の審判" 「──────」

都築京香 「分かりますよ、“|最後の審判《ラストジャッジメント》”」

都築京香 「|私はあなたを理解します《・・・・・・・・・・・》」

"最後の審判" 「──────おお」

"最後の審判" 「おお……なんということだ……やはりあなたは他の無理解な者たちとは違う。崇高なるレネゲイドビーイングだ」

"最後の審判" 「ならば、共に人類に贖罪の機会を────」

都築京香 「ええ、ええ、そうです。レネゲイドビーイングは人ならざる者。故に貴く、尊い。そうですね?」

都築京香 「人は醜く汚らわしく愚かしい。故に、人ならざる者よりも卑しく浅ましい。そうですね?」

都築京香 「では……疑問があるのですが」

都築京香 小さく、首を傾げる。小学生が問題を前に頭を捻るように。

都築京香 「何故、あなたは私に従わないのですか?」

"最後の審判" 「───────────────ならばお尋ねしましょう。“プランナー”都築京香。貴く、尊き、至高のものよ」

"最後の審判" 「この私にどのようなご下命をいただけるというのですか?」

都築京香 「あなたが聞き入れるとはとても思えませんが、問うならば答えましょう」

都築京香 「私はこのまま学芸会を遂行しますので、この場から立ち去りなさい。そして人類の粛清とやらもプランの邪魔なのでやめなさい」

"最後の審判" 「…………………………」

都築京香 「勿論、お断りでしょう?」

"最後の審判" 沈黙があった。彼にとってそれは悲痛なものであり、そして彼にとって悲痛ということは───キミたちにとっては、全く理解のできないものだということだ。

"最後の審判" 「なるほど」

"最後の審判" 「なるほど、なるほど」

"最後の審判" 「なるほど。なるほど。なるほど。なるほど。なるほど。なるほど。なるほど。なるほど。なるほど。なるほど。なるほど」

"最後の審判" 「────その通りです。“プランナー”都築京香」

"最後の審判" 「…………やはり我が崇高なる理想は、人ならざる身のものにも理解していただけぬ様子」

都築京香 くすくす笑う。

都築京香 「言いましたよ、“|最後の審判《ラストジャッジメント》”。|私はあなたを理解します《・・・・・・・・・・・》」

都築京香 「あなたは人の情愛を嘲笑いましたが……ふふ、面白いことに」

都築京香 「あなたが誰よりも人類を愛している」

都築京香 「そうではありませんか? “|最後の審判《ラストジャッジメント》”。あなたのそれは狂気とも言えるでしょう。妄執とも言えるでしょう。常人には理解しがたき行いであり、人生の全てをかけて実行し、この私にさえ刃を向けようとしている」

都築京香 「ですので、私も答えましょう」

都築京香 「何故あなたの理想に賛同しないのか? 簡単なことです」

都築京香 ふと、笑みが消える。

都築京香 「愛してもいないものの汚れをわざわざ取り払いはしませんよ」

"最後の審判" “最後の審判”がに身に纏っていた上着をぱさりと床に落とす。そこに立っていたのは───“人の形をした、人のようなもの”だった。

"最後の審判" 「“プランナー”都築京香」

"最後の審判" 「|まことに、あなたの方が正しい《・・・・・・・・・・・・・》」

"最後の審判" 「この矛盾を解消するため、僭越ながら御身の排除を決定しました。大変残念なことですが、致し方ありません」

"最後の審判" 「言葉を繰る時間は終わりました。あなたがたはここで消去します。ひとり残らず。これは────確定事項です」

都築京香 「どうぞ、ご自由に」

都築京香 「しかし、残念ですね。“|最後の審判《ラストジャッジメント》”」

都築京香 「私はあなたのことは好ましく感じていましたよ」

都築京香 「矛盾だらけで、支離滅裂で、愛を否定する癖に愛に狂い、神の名を借りながら神に反逆する」

都築京香 「実に好ましい。私が人間に求める、汚らわしく愚かしい、混沌そのものでした」

都築京香 「しかしここに至っては是非もありません。あなたは私の“プラン”に消費することにします」

GM 都築京香のその宣言を皮切りにして、“最後の審判”がその不気味な肉体をどぷんと変化させていく。止まり木のハトの群れが一斉に飛び立つ。キミたちへと殺到する────

GM

GM

GM 戦闘開始!まず皆さんは衝動判定を行ってください。<意志>の目標値は8です。

景尾 操仁 (2+2+0)dx(10+0)+1+0>=8 〈意志〉判定

景尾 操仁 DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 8[2,4,4,8]+1 → 9 → 成功

真壁 灯 (1+0+0)dx(10+0)+1+0 〈意志〉判定

真壁 灯 DoubleCross : (1DX10+1) → 3[3]+1 → 4

GM その間に盤面整えるね…!

真壁 灯 暴走!

梓川 レク (1+2+0)dx(10+0)+0+0 〈意志〉判定

梓川 レク DoubleCross : (3DX10) → 8[1,3,8] → 8

墨染 (1+2+0)dx(10+0)+2+0 〈意志〉判定

墨染 DoubleCross : (3DX10+2) → 7[4,6,7]+2 → 9

梓川 レク 同値は成功!マイナー使うから助かった

景尾 操仁 :侵蝕+2d10 衝動判定 運命の…!

景尾 操仁 侵蝕:92+9[8,1]>101

景尾 操仁 ヨッシャァァァァァァ

都築京香 8dx10+1>=8

都築京香 DoubleCross : (8DX10+1>=8) → 10[1,2,6,6,7,9,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

墨染 :侵蝕+2d10

墨染 侵蝕:88+10[1,9]>98

梓川 レク :侵蝕+2d10

梓川 レク 侵蝕:99+8[3,5]>107

墨染 ちょっと足りないけどリザレクトで足りるだろう

都築京香 :侵蝕+2d10

都築京香 侵蝕:96+9[6,3]>105

真壁 灯 :侵蝕+2d10 衝動判定

真壁 灯 侵蝕:91+6[5,1]>97

GM 配置終わり こちら初期位置です

GM 皆さん振り終えてるね 真壁先生だけ暴走

景尾 操仁 囲まれ堕

GM ではセットアップ 何かありますか

景尾 操仁 そしてはとがはやーい!

梓川 レク ハト早いねー!

真壁 灯 セットアップありません。

梓川 レク セットアップなし

景尾 操仁 なし

墨染 なし

GM ではイニシアチブ

都築京香 100%《戦術》4:場面(選択)の対象が行うメジャー判定+LVd 自身不可。ラウンド持続。侵蝕6
100%《常勝の天才》8:場面(選択)の対象が行う攻撃のダメージ+[LV×4] 自身不可。ラウンド持続。シーン1回。侵蝕6
:侵蝕+12

都築京香 侵蝕 : 105 → 117

都築京香 「|理性は万物の支配者であり女王である。《Domina omnium et regina ratio est.》」

都築京香 「既にあなたを消去するプランは揃いました。あとは実行するだけです」

"最後の審判" 「左様ですか───それはこれを受けても口にできますかな」

GM エネミー側は“最後の審判”がよくあるあれです 加速する刻さんです

真壁 灯 いつもすまないねえ!今日はいらないよ!

都築京香 《プランナーの予言》:エンブレム。「タイミング:イニシアチブ」のエフェクトを打ち消す。ゼノスエンブレムを所持しているキャラクターには使用できない。使い捨て。

GM いきなり“最後の審判”のメインプロセスからスタート───なにぃ

都築京香 「言ったはずですよ」

GM では

都築京香 「|私はあなたを理解します《・・・・・・・・・・・》――――と」

GM “最後の審判”は先んじてその伸び縮自在な肉体によってキミたちを薙ぎ払おうとした、だが

"最後の審判" 「何─────」

GM ここまでその狂気をいかんなく見せつけてきた“最後の審判”が初めて微かな動揺を見せた。

都築京香 予言。それは何か。

都築京香 予め言い当てること。それ自体は何一つ意味を持たない空想に過ぎない。未来を見通すなどという芸当が真実可能でなければ。

都築京香 言い換えるなら。

都築京香 |そうである《・・・・・》と思ってしまったなら、|そうである《・・・・・》のだ。

GM そう。伸縮する腕が薙ぎ払った箇所に確かに彼らはいたはずだ。だが手応えはない。

都築京香 存在する。“プランナー”都築京香がそこに。常ならばかの凶手は過たず彼らを微塵に引き裂いただろう。だが、しかし。それが揺らいだならば打ち破ることは容易い。

都築京香 薄暗い地下室。澱んだ空気の流れ。反響する笑い声。陰る立ち位置。深淵は平等に心を蝕む。何かがあると思えばそこには闇が潜む。故に、“最後の審判”の手は幽かに乱れ、隙を生んだ。常人ならば誤差でしかない、しかし超人には致命的な隙。その死角に潜れたなら、凶手は空を切る。

都築京香 「先生方、来ますよ」

"最後の審判" 「これがプランナーの力だというのか────我が友らよ!」

GM だが“最後の審判”の号令と共に、空中を舞うハトたちがキミたちに向かってくる。

GM メインプロセスへ移行します

梓川 レク 「……知らなかったな。|都築さん《プランナー》がいると、こんなに心強いなんて」

GM しばらくハトのターン 故にさくさく行きます

景尾 操仁 こいやーっ

真壁 灯 こいやー!

GM RP上は無数にいるハトのジャームが爪や嘴であなたがた目掛けて飛びかかってくる感じです。

ハト_A choice[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染]

ハト_A DoubleCross : (choice[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染]) → 梓川レク

ハト_A レク先生へ 「死神の針」

ハト_A (6+0+3+0)dx(10+0)+3+0 判定/100%以上

ハト_A DoubleCross : (9DX10+3) → 9[1,2,3,4,7,9,9,9,9]+3 → 12

ハト_A ドッジダイス-2個です

梓川 レク それでもドッジの可能性はありそうだ 回避選択

ハト_A GO

梓川 レク (4-2+3+5)dx(10+0)+1+0 〈回避〉判定 ダイス-2個適用

梓川 レク DoubleCross : (10DX10+1) → 10[1,1,3,4,4,5,8,8,9,10]+8[8]+1 → 19

ハト_A 回避成功

梓川 レク よし!

ハト_B choice[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染] 続いて

ハト_B DoubleCross : (choice[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染]) → 景尾操仁

景尾 操仁 来るがいい

ハト_B 「死神の針」

ハト_B (6+0+3+0)dx(10+0)+3+0 判定/100%以上

ハト_B DoubleCross : (9DX10+3) → 9[1,2,3,3,4,4,7,7,9]+3 → 12

ハト_B 以下全てドッジ-2個です

景尾 操仁 (1+3+0-2)dx(10+0)+0+0 〈回避〉判定

景尾 操仁 DoubleCross : (2DX10) → 9[8,9] → 9

景尾 操仁 ぐえーっ

ハト_B 2d10+6+0 ダメージ/100%以上

ハト_B DoubleCross : (2D10+6+0) → 9[3,6]+6+0 → 15

ハト_B 15点いただき

真壁 灯 お待ちを。

ハト_B

景尾 操仁 ジャケット着ててよかった

真壁 灯 《砂の結界》を宣言!

真壁 灯 カバーリングに入ります。

ハト_B では景尾くんに襲いかかった何匹ものハトが真壁先生に阻まれます

景尾 操仁 「!」

景尾 操仁 装甲でノーダメージですね

真壁 灯 ハトの攻撃は、女教師の目前で何かに阻まれた。

真壁 灯 装甲15のためゼロです。

"最後の審判" 「───あなたが私をよく知るように、私もあなたのことはよく知っています」

"最後の審判" 「おのれ、何と厄介な。相手があなたでなければ、人間でなければ、手放しに称賛したいものだが」

ハト_C 続いてハトC「死神の針」

ハト_C choice[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染]

ハト_C DoubleCross : (choice[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染]) → 景尾操仁

真壁 灯 「褒めていただいて光栄だわ、あなたを相手にコレを持ち出す気はなかったもの」

ハト_C (6+0+3+0)dx(10+0)+3+0 判定/100%以上

ハト_C DoubleCross : (9DX10+3) → 10[2,3,4,4,5,7,8,9,10]+6[6]+3 → 19

真壁 灯 :侵蝕+2

真壁 灯 侵蝕 : 97 → 99

景尾 操仁 (1+3+-2)dx(10+0)+0+0 〈回避〉判定

景尾 操仁 DoubleCross : (2DX10) → 3[1,3] → 3

ハト_C 2d10+6+0 ダメージ/100%以上

ハト_C DoubleCross : (2D10+6+0) → 8[1,7]+6+0 → 14

真壁 灯 再びカバーリングに入ります。

真壁 灯 :侵蝕+2

真壁 灯 侵蝕 : 99 → 101

景尾 操仁 先生は頼りになるな…

ハト_C 阻まれます、見えざる壁に。それによって激突したハトが次々と地面に落下していきます。

ハト_C しかし頭上にはまだまだ無数のハトが飛び交っているのです。

景尾 操仁 厳密にいうとカバーはダメージロール前なので先に宣言しておいてもいいかもだ!

真壁 灯 おっとそうでした!

ハト_D 続いてハトD 「死神の針」

ハト_D choice[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染]

ハト_D DoubleCross : (choice[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染]) → 都築京香

ハト_D (6+0+3+0)dx(10+0)+3+0 判定/100%以上

ハト_D DoubleCross : (9DX10+3) → 5[1,2,3,4,4,5,5,5,5]+3 → 8

都築京香 2dx>=8

都築京香 DoubleCross : (2DX10>=8) → 10[1,10]+8[8] → 18 → 成功

ハト_D ハトDくん?

真壁 灯 ハトDくんさすがにそれは…

景尾 操仁 プランってすごい

都築京香 プラン通りです

ハト_C プランナー相手に怖気づいたのか……ハトの群れは都築さんに襲いかかったものの標的をあっさりと見失いました。

ハト_E 続いてE 「死神の針」

ハト_E choice[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染]

ハト_E DoubleCross : (choice[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染]) → 都築京香

ハト_E (6+0+3+0)dx(10+0)+3+0 判定/100%以上

ハト_E DoubleCross : (9DX10+3) → 9[3,3,4,4,4,5,5,6,9]+3 → 12

都築京香 2dx>=12

都築京香 DoubleCross : (2DX10>=12) → 10[7,10]+6[6] → 16 → 成功

ハト_E ハトはプランナーに恐怖している!

都築京香 プランは完璧です

ハト_E ポッポー

GM そうしてキミたちは襲いかかる無数のハトたちの猛攻を凌ぎきった。

GM 上空を旋回するハトたちの攻撃が一旦止む。好機だ!

GM というわけで12時なので一旦ここまで 続きは来週だ

GM 再開です

GM 状況は“最後の審判”の加速する刻が都築さんによって阻害されハトの群れの猛襲をしのぎきったところから

GM 行動値13 墨染さんからです

景尾 操仁 リザ機会があるかもだから待機でもいいかもですね

墨染 単体アタッカーだし待機で

GM 了解 墨染さんは手番の最後に回されます

GM 次、行動値12の景尾くん

景尾 操仁 はい

景尾 操仁 ─────死が近い。戦慄を肌で感じる。

景尾 操仁 それに対して懐く感情は|怖い《・・》であり、同時に想起するのは|懐かしい《・・・・・》だ。

景尾 操仁 そして─────

景尾 操仁 それら全てを呑んで立つ、景尾操仁の情動は。

景尾 操仁 「─────僕は、名乗ったぞ」

景尾 操仁 「|地獄に落ちても《・・・・・・・》、|忘れるな《・・・・・》」

景尾 操仁 どこまでも純粋な義憤に突き動かされる─────|暴乱《怒り》に他ならない。

景尾 操仁 〇マイナーアクション

景尾 操仁 《オールシーイングアイ》

景尾 操仁 :侵蝕+4 シーン中感覚判定達成値+10/12

景尾 操仁 侵蝕 : 101 → 105

景尾 操仁 〇メジャーアクション

景尾 操仁 《サイレンの魔女》《光の手》《マスヴィジョン》

景尾 操仁 :侵蝕+11

景尾 操仁 侵蝕 : 105 → 116

景尾 操仁 対象シーン選択 最後の審判とハト全員を対象にRC攻撃

景尾 操仁 判定能力値を感覚に置換します

GM シーン選択…ツヨイネ…

景尾 操仁 (先週貰ったバフがあるから…)

景尾 操仁 4つだな

景尾 操仁 (2+0+4)dx(10+0)+4+3+12 〈RC〉判定

景尾 操仁 DoubleCross : (6DX10+19) → 10[2,3,7,10,10,10]+10[2,3,10]+9[9]+19 → 48

景尾 操仁 回った

GM 全員ガードを選択 選択できるよね?

景尾 操仁 出来ます

景尾 操仁 そして感覚でといいつつ精神で振っていた

GM ではガードです ダメージどうぞ

景尾 操仁 失礼 差分だけ振ります

GM ほいほい

景尾 操仁 3dx10

景尾 操仁 DoubleCross : (3DX10) → 5[3,4,5] → 5

景尾 操仁 変動なしと

景尾 操仁 5d10+18+20+32 ダメージ

景尾 操仁 DoubleCross : (5D10+18+20+32) → 38[7,9,8,5,9]+18+20+32 → 108

景尾 操仁 わぁ

GM わぁ

真壁 灯 わぁ…

GM ハトさんたちは受けきれるはずもなく沈没

GM “最後の審判”は…本来であれば先に〈形なき剣〉で装甲値上昇してるんですが

GM プランによって阻害されてしまったので装甲値5点計算です

"最後の審判" :HP-103

"最後の審判" HP:0-103>-103

景尾 操仁 サイレンは…装甲無視!

"最後の審判" OH

"最後の審判" そうだった

"最後の審判" :HP-5

"最後の審判" HP:-103-5>-108

景尾 操仁 ヨシ!行動〆です

"最後の審判" 「ぐ────おおおおっ!?おお、我が友たちよ!!」

"最後の審判" 景尾くんの衝動の発露によってばたばたと叩き落とされていくハトのジャームたち。

GM “最後の審判”はその様子にはっきりと伝わる嘆きの感情を見せています。本気で彼らのことを友と信じているのでしょう。一方的な関係であっても。

景尾 操仁

"最後の審判" まちがえたー!

"最後の審判" 「───景尾さん、やはりあなたは大変な素質があり───そして危険な存在だ」

"最後の審判" 「同志になってくださらないのならば、今後私の計画の大いなる障害となることは間違いないだろう。惜しいが、ここで皆さん諸共消えていただく他にない」

景尾 操仁 「寝言はいいよ」

GM 一転、急に落ち着いた様子になった“最後の審判”がどろどろの液体のような身体を変形させ……あなたがたに向けて今度こそその不定形の体を伸ばしてきます!

景尾 操仁 端的に、冷たい言葉と眼光で、それを向かえ打つ決意を固める…!

GM 行動値10 “最後の審判”のターン

真壁 灯 「よくやったわ景尾くん、私の後ろに下がって!」

"最後の審判" 【マイナー】:「骨の剣」+「オウガバトル」

"最後の審判" :侵蝕+5

"最後の審判" 侵蝕 : 150 → 155

梓川 レク 「その友への感情を、少しでも人に向けてくれていたら――」

"最後の審判" 【種別:白兵 技能:〈白兵〉 命中:-1 攻撃力:+12 ガード値:6 射程:至近】+「ダメージ+14」

"最後の審判" 【メジャー】:「コンセントレイト:オルクス」+「形なき剣」+「伸縮腕」+「コンバットシステム」+「要の陣形」

"最後の審判" メジャーアクション / 白兵 / 対決 / 3体 / 視界

"最後の審判" :侵蝕+12

"最後の審判" 侵蝕 : 155 → 167

GM 3体まで選べます 対象はそうだなー

GM 景尾くんでしょ 墨染さんでしょ あとひとり 真壁さんかな

GM この3人でいきます

景尾 操仁 カバー込みでダメージを増やして来たな…

真壁 灯 なるほど、それでは回避を選択させていただきましょう。

"最後の審判" (10+6+4+0)dx(7+0)+-1+0 判定/150%以上

"最後の審判" DoubleCross : (20DX7-1) → 10[1,2,2,3,3,3,3,3,4,5,5,7,7,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,2,4,4,4,4,4,9,9]+5[3,5]-1 → 24

真壁 灯 (2+0+0)dx(10+0)+0+0 〈回避〉判定

真壁 灯 DoubleCross : (2DX10) → 5[2,5] → 5

景尾 操仁 ふむむっ

景尾 操仁 これは使い時だ

景尾 操仁 Dロイス特異点を使って達成値+20を宣言しつつ、ドッジ!

GM 達成値+20は強いな どうぞ

景尾 操仁 (1+3+0)dx(10+0)+20+0 〈回避〉判定

景尾 操仁 DoubleCross : (4DX10+20) → 7[5,6,6,7]+20 → 27

景尾 操仁 避けた!

GM ドッジ成功

GM 真壁さんにはHIT 墨染さん次第ですね

墨染 (1+2+0)dx(10+0)+0+0 〈回避〉判定

墨染 DoubleCross : (3DX10) → 4[1,3,4] → 4

GM 墨染さんにもHIT ダメージいきます

"最後の審判" 3d10+12+14+0 ダメージ/150%以上

"最後の審判" DoubleCross : (3D10+12+14+0) → 9[3,2,4]+12+14+0 → 35

GM 35点ダメージ

墨染 :侵蝕+1d10 リザレクト

墨染 侵蝕:98+4[4]>102

"最後の審判" 「────死になさい」

墨染 :HP=4

墨染 HP : 23 → 4

真壁 灯 装甲15点を引いて20点をいただきましょう

真壁 灯 :HP-20

真壁 灯 HP : 25 → 5

景尾 操仁 「─────」

GM その腕は鞭のようにしなやかで、鋼のように鋭く。剣と呼ぶにはあまりに邪悪な一閃でした。

GM “最後の審判”がその不定形の肉体の上半身を大きく歪めながら巨大な触腕で一帯を薙ぎ払い、あなたたちを一息に伸してしまおうと攻撃します。

景尾 操仁 先生が庇おうとしているのは分かっていた。

景尾 操仁 だが─────それを構わず、一歩。前に出る。

景尾 操仁 確信があったわけではない。肌で感じる死は懐かしくとも恐ろしく、怒りという蛮勇だけで乗り越えることは不可能だ。

景尾 操仁 それでも─────前に出ろ。

景尾 操仁 後ろに下がれば、彼女に届く。

景尾 操仁 ─────結果的に。幸運にも。全くの偶然で。

景尾 操仁 自ずと避けるように、その邪悪な一閃は、景尾操仁に掠りもしない。

"最後の審判" 「───ひとつは手応えあり。しかし真壁さん、あなたには防がれ、そして───」

GM “最後の審判”が触腕の鞭をぎゅるぎゅると不気味な音を立てて収納しつつ、じっとその幼い少年を見つめる。見つめていたのだろうか。そこに瞳はあったのだろうか。

GM 『人間』と呼ぶにはあまりにもかけ離れた姿になったこのジャームに、本当に誰かを見つめる目はついているのだろうか。

GM 彼の視覚は、聴覚は、触覚は、本当に正しく世界を見つめているのだろうか。

GM 次の手番 行動値8 都築さんです

真壁 灯 「そんな目でわたしの生徒を見つめないでほしいものね
”誰かさん”のおかげで職員会議は散々だったのだから」

"最後の審判" 「どうか安心してください真壁さん。その困難も私ならば解決できます。かの強大なジャームを呼び覚まし、学び舎諸共滅ぼせば解決します。大丈夫です。約束します」

GM 淡々と“最後の審判”は語る。そこに侮りや嘲りという感情がまったくない。本当に、誠意を込めて、心の底から彼ないし彼女なりの厚意を口にしている。

GM 真壁灯が最初に対峙したときから変わることはない。

GM これはそういうジャームなのだ。狂える存在に人間の倫理観は全く通じはしない。

真壁 灯 「元より、会話が通じる相手とは思わなかったけれど──
こうも我欲を優先するジャームになり果ててしまうとはね!」

GM で 都築さんですが…行動放棄でよかったですね?

都築京香 私の“プラン”は既に始動しました。調整は必要ありません。行動を放棄しましょう。

GM 了解 では行動値7の真壁先生と梓川先生がどちらが先に動くか相談してもらいつつちょっと待ちましょうか

GM では行動値7 レク先生の手番です 専用BGMスタート

梓川 レク 前に進む景尾くんの、その先に、飛び出る

梓川 レク 君にも、使命とか、維持とか、あるんだろうけど――

梓川 レク 俺は、君たちの先生だ!

梓川 レク マイナー 【抜剣解放】:インフィニティウェポン+イオノクラフト(+ソウルドウェポン+ポルターガイスト)

梓川 レク :侵蝕+15

梓川 レク 侵蝕 : 107 → 122

梓川 レク "最後の審判"にエンゲージ!

GM こいこい

"最後の審判" 「────!想定よりも───速────」

梓川 レク 「都築さんの言葉でもお前は止まれないなら───」

梓川 レク 「俺たちが止める。約束する」

梓川 レク 【創剣一閃】:C:モルフェウス+カスタマイズ(+ソウルドウェポン+ポルターガイスト)

梓川 レク (4+3+3+5)dx(7+0)+4+0 判定/100%以上/創剣一閃

梓川 レク DoubleCross : (15DX7+4) → 10[1,1,1,1,2,2,6,6,6,7,7,8,9,10,10]+10[1,1,2,3,3,9]+6[6]+4 → 30

GM ガード ガードです

梓川 レク ダメージを行くぞ!装甲値は十分か!

梓川 レク 4d10+24+16+24+16+32 ダメージ/100%以上/創剣一閃

梓川 レク DoubleCross : (4D10+24+16+24+16+32) → 23[10,6,3,4]+24+16+24+16+32 → 135

GM つよい。

梓川 レク 4Dでおかしいダメージがいくー

"最後の審判" :HP-135+11

"最後の審判" HP:-108-135+11>-232

"最後の審判" 「ぐ────ごおおおおっ!?」

梓川 レク 仕留めきれない───だが、動揺はない

GM 炸裂する剣戟が一瞬逃げ遅れた“最後の審判”の黒いゲル状の肉体を捉える。まるで破裂したかのようにその肉体が弾け飛んだ。

"最後の審判" 「く…………凡庸なる人間め、おのれこれほどまでとは………!?」

GM 散らばった不定形の肉体を寄せ集めて再び身体を作り直そうとするも、声には明らかに動揺の色があった。

梓川 レク 会話は、無意味だ。後ろ髪を大きく引かれるが……今は、それを惜しんではいけない

梓川 レク 一刻も早く、敵を倒す

梓川 レク 大事な人たちを傷つけないために

梓川 レク 「───真壁先生、お願いします!」

梓川 レク

GM 次の手番 真壁先生です

真壁 灯 では、手番をいただきます

真壁 灯 「何故、あなたが人間を忌み嫌うのか
私には知る術も知る気もないけれど——」

真壁 灯 「その貴方が侮る凡庸なニンゲンに、
あなたの野望は打ち砕かれるのよ」

真壁 灯 そう言うな否や。
攻撃を三度、阻んだ壁にひらりと飛び上がった。
——透明な壁、ではない。

真壁 灯 空気の歪みが色を帯び、偽装が剥がれる。
現れたのは、全長六メートルの赤い人型兵器。

真壁 灯 真壁はスーツ姿のまま機体に駆け上がり、胸部の装甲が開く。
滑り込むように、コックピットへ。

真壁 灯 「“All systems green.”
“Combat systems online.”
“Ready to launch.”
“Standing by for orders.”」

真壁 灯 「”Authorization pending.
State the password.”」

真壁 灯 「”Pass Word――|鉄拳制裁《Irons Sanctions》”」

真壁 灯 一拍。

真壁 灯 「“|Tartarus《フロスト》 online.”」

真壁 灯 青い光が走る。

真壁 灯 赤い機体は、
まるで長い眠りから覚めた獣のように、
ゆっくりと、しかし確かな力で、起き上がった。

真壁 灯 マイナーアクション 【|Duel《マスターワーク》】:《マスターワーク》Lv5

真壁 灯 :侵蝕+3

真壁 灯 侵蝕 : 101 → 104

真壁 灯 指定は《射撃》を選択します。

真壁 灯 メジャーアクション 【|SPEED《ペネトレイト》】:《ペネトレイト》Lv1+《AIDA》

真壁 灯 :侵蝕+3

真壁 灯 侵蝕 : 104 → 107

真壁 灯 ターゲットは"最後の審判"

真壁 灯 (4+3-1+4)dx(+0)+1+15+0 判定/《ペネトレイト》/|SPEED《ペネトレイト》

真壁 灯 DoubleCross : (10DX0+16) → クリティカル値が低すぎます。2以上を指定してください。

真壁 灯 (4+3-1+4)dx10+1+15+0 判定/《ペネトレイト》/|SPEED《ペネトレイト》

真壁 灯 DoubleCross : (10DX10+16) → 10[2,5,6,6,7,7,8,9,10,10]+4[1,4]+16 → 30

GM 基本的に“最後の審判”はガード選択

GM ダメージどうぞ

真壁 灯 4d10+21+32 ダメージ/100%以上《ペネトレイト》/|SPEED《ペネトレイト》

真壁 灯 DoubleCross : (4D10+21+32) → 29[9,5,6,9]+21+32 → 82

GM

真壁 灯 ガトリング砲を浴びせかけましょう。

"最後の審判" :HP-82+11

"最後の審判" HP:-232-82+11>-303

梓川 レク :侵蝕+4 メジャーコンボ上げ忘れ

梓川 レク 侵蝕 : 122 → 126

"最後の審判" 「い────いけない、これは計算外だ。ここで真壁さん、あなたのそれを相手にするわけには───くっ」

GM “最後の審判”が作り直したばかりのその不定形の身体を変形させ、まるで鉄板のようになって硬質化する。しかしその肉体をヤスリがけするように鋼の咆哮が削り取っていく。

真壁 灯 |射撃射撃射撃射撃射撃射撃《バラララララララララララ》
排弾される無数の弾丸が的確に"最後の審判"をとらえ続ける。

真壁 灯 「私に|タルタロス《WAP》を持ち込ませた程度に、
私は怒っている、そういうことよ!」

GM かつて“最後の審判”はその紅い鋼の鎧を“真壁灯”そのものになることで欺き、奪い取ろうとしたことがある。もしソレに意思があるとすれば、その時の怒りが込められているのかもしれない。

"最後の審判" 「ちぃ、このままでは………!状況を打開しなくては………!」

GM 次の手番 待機した墨染さんのターンです

墨染 【梓弓】:ハンドレッドガンズ+オリジン:プラント マイナー

墨染 :侵蝕+5

墨染 侵蝕 : 102 → 107

墨染 【散るは刹那】:コンセントレイト:エンジェルハイロウ+小さな塵+マスヴィジョン メジャー

墨染 (6++3+4)dx(7+0)+4+12+0 判定/100%以上/散るは刹那

墨染 DoubleCross : (13DX7+16) → 10[1,3,3,4,4,4,5,5,6,7,7,8,9]+6[3,5,5,6]+16 → 32

GM ガードです ダメージどうぞ

墨染 4d10+34+32 ダメージ/100%以上/散るは刹那

墨染 DoubleCross : (4D10+34+32) → 23[2,9,9,3]+34+32 → 89

"最後の審判" :HP-89+11

"最後の審判" HP:-303-89+11>-381

墨染 「戦は不得手であるが、それでも一助にはなろうて」足元から植物の蔓が生え、それを手折ると弓の形に変わる

墨染 そして花びらを矢に変えて撃ちぬいた

墨染 :侵蝕+8

墨染 侵蝕 : 107 → 115

"最後の審判" 「ぐ、ううっ!?まだだ、まだ!私の宿願はこんなところでは潰えぬ……!まだ……!」

GM 矢の一撃を受けた“最後の審判”が再び肉体を再生させ、元に戻そうとする。しかしその動きは先程よりも明らかに遅い。再生するそばからぼたぼたと地面に肉体の欠片がこぼれ落ちてしまう。

"最後の審判" 「おのれ………!まだ…………!まだ……………!」

GM 1ラウンド目終了 2ラウンド目開始

GM セットアッププロセススタート なにか宣言のある方います?

景尾 操仁 セットアップはなしです

墨染 なし

梓川 レク なし

真壁 灯 ありません

都築京香 【|予めに警告された者は、予めに武装している。《Praemonitus, praemunitus.》】100%《戦術》4:場面(選択)の対象が行うメジャー判定+LVd 自身不可。ラウンド持続。侵蝕6

都築京香 :侵蝕+6

都築京香 侵蝕 : 117 → 123

GM 他はないですね ではイニシアチブ

GM “最後の審判”はラスト1回の「加速する刻」を起動します PC側はなにかありますか?

真壁 灯 ございません

都築京香 予言はもうありませんよ、ご安心を。

景尾 操仁 ニコ…

墨染 なし

梓川 レク 受けて立つ

"最後の審判" 「おのれ………!おのれおのれおのれおのれ!ここで我が悲願、潰えてなるものか!!なるものか!!」

都築京香 微笑んでいる。静かに。常に。

都築京香 戦いの火蓋を切った時から、多少の言葉を添えるだけで、それはただ立ち尽くしたまま。

都築京香 あなたを見ている。

GM 叫ぶ“最後の審判”。もうその身体は人型でさえない。球体のぶよぶよしたナニカになったそのジャームは、その表面から無数の触手を展開した。もう誰を狙うともなく、手当たり次第に当たればよいというように。

"最後の審判" 【マイナー】「オウガバトル」

"最後の審判" :侵蝕+5

"最後の審判" 侵蝕 : 167 → 172

"最後の審判" 【メジャー】:「コンセントレイト:オルクス」+「形なき剣」+「伸縮腕」+「コンバットシステム」+「要の陣形」

GM もう彼はなりふり構わず攻撃してくるので指定で攻撃はしません choiceします

GM choice3[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染]

GM DoubleCross : (choice3[都築京香,梓川レク,真壁灯,景尾操仁,墨染]) → 真壁灯, 梓川レク, 都築京香

都築京香 ニコ…

GM 以上の3名に触手が伸びてきます。

"最後の審判" (10+6+4+0)dx(7+0)+-1+0 判定/150%以上

"最後の審判" DoubleCross : (20DX7-1) → 10[1,1,1,1,1,2,2,3,3,3,4,4,6,7,8,8,8,8,9,9]+10[2,2,2,4,4,5,7]+6[6]-1 → 25

梓川 レク 「俺はいい!都築さんを!」>真壁先生に

真壁 灯 「梓川先生…ちいっ!」

真壁 灯 回避を一応宣言します

梓川 レク ドッジします

真壁 灯 (2+0+0)dx(10+0)+0+0 〈回避〉判定

真壁 灯 DoubleCross : (2DX10) → 9[7,9] → 9

GM どうぞ

梓川 レク (4+3+0)dx(10+0)+1+0 〈回避〉判定

梓川 レク DoubleCross : (7DX10+1) → 9[1,1,1,4,5,7,9]+1 → 10

都築京香 4dx10+0 〈回避〉

都築京香 DoubleCross : (4DX10) → 5[2,4,5,5] → 5

都築京香 ふふ

"最後の審判" 3d10+12+14+0 ダメージ/150%以上

"最後の審判" DoubleCross : (3D10+12+14+0) → 18[1,8,9]+12+14+0 → 44

都築京香 すみません、先生。

都築京香 カバーリングは辞退いたしますね。

梓川 レク

真壁 灯 なんと!?

景尾 操仁 「ッ……」頬を掠めた触手が、背後に飛ぶのを感じた。「京香ちゃん!」

都築京香 ふらり、都築京香の足取りが揺らぐ。不規則な挙動、吸い寄せられるように触手へと体が向かう。

都築京香 折角ですし真壁先生の分のダメージも受けておきましょうか。メインプロセスを放棄してカバーを行いましょう。いかがですか?

真壁 灯 うーん、こちらは侵蝕率が低いので、こちらで引き受けたいところです。

都築京香 ふふ、ご安心を、演出は一度で十分ですからね。

真壁 灯 お考えがあるのであれば、一任いたしましょう。

都築京香 では二人分のダメージを受けます。装甲値も一切ありませんので88点を

都築京香 :HP-88

都築京香 HP:28-88>-60

GM ど、どうぞ

都築京香 先生方お二人にロイスを取り、それで戦闘不能を回復しますね。では……

都築京香 是非とも“最後の審判”には凄惨に私の身体を引き裂いていただきたく思います。

景尾 操仁 京香ちゃーん!?

梓川 レク 挟まってすいませんが自分の処理を

梓川 レク 死亡 "最後の審判"のロイスをタイタスにして復活

GM はいどうぞ

梓川 レク :HP=14

梓川 レク HP : 29 → 14

真壁 灯 「都築……さんっ!?」

梓川 レク 「都築さん!?」

真壁 灯 自分の生徒がバラバラになる──
そんな凄惨な光景を目の当たりにして、頭から血が引いた。

GM “最後の審判”のゲル状の身体から鋭く伸びる無数の黒い触手。レクの身体を切り裂きつつも、その傍らを通り抜け───そして、その触手の切っ先にあったのは“プランナー”都築京香の華奢な身体だった。

GM ずぶり。ずぶ、ずぶ。全員の目の前で少なくとも見た目はただ小学生の女の子でしかないレネゲイドビーイングの肉体に触手が突き刺さる。

都築京香 軽いステップで黒髪が躍る。散歩道のように気負いなく、躍り出た先には黒い触手があった。
何故そうしたのか、事故だったのか。あるいは……

都築京香 「――――――――」瞳が、少年を一瞥し。

景尾 操仁 「──────────」視線が、交錯する。

都築京香 その眼前で。

都築京香 肉体が無残に貫かれ、鮮血が弾ける。

GM 鮮血が飛び散った。触手はそれだけに留まらず、その幼い肢体を四散させるようとうねる。傷口を大きく開くような動きで抜き放った。

GM 少女を無惨な遺体へと変えるために。

都築京香 「ごぁ……あ――――」

"最後の審判" 「──────おお」

"最後の審判" 「おお」

"最後の審判" 「“プランナー”都築京香をこの私が仕留めた、と?」

都築京香 意図したものではない、体構造を捻り、潰されて漏れ出す不随意の苦鳴。

都築京香 華奢な四肢があらぬ方向に曲がり、その柔らかな肌を切り裂かれはらわたがこぼれ落ちている。

GM そうなるのは当然だ。突き刺さった触手は少女の肉体を万力で引きちぎるように四方へと捻りを加えながら引き抜いたのだから。

"最後の審判" 「素晴らしい。これで大きな矛盾がひとつ解消されました。そうです、考えを改めよう」

都築京香 力を失った頭がぐらりと傾ぎ、黒髪が無造作に振られる。口角から溢れた血液が逆さまに垂れて。

"最後の審判" 「この地における試みは失敗に終わったと考えてもいい。“プランナー”をこの私が仕留めたという事実を評価するべきです」

都築京香 力無く、ぐるりと回る瞳が――――あなたを見つめていた。

"最後の審判" 「“次”がある。“次”を試せばいい。そうです、諦めなければいいのですから」

GM 血溜まりに沈む都築京香を前にして“最後の審判”は何やら納得したように満足気に頷いている。

"最後の審判" 「彼女が私に与えた矛盾をこの手で消滅せしめたことで私はまた次の機会を目指すことができます」

"最後の審判" 「さて、となればもう皆さんに用事はない。大変恐縮ですが、私はこれで失礼しま──────」

GM 次の手番 行動値13 墨染さんです

墨染 【散るは刹那】:コンセントレイト:エンジェルハイロウ+小さな塵+マスヴィジョン

墨染 :侵蝕+8

墨染 侵蝕 : 115 → 123

墨染 (6++3+4)dx(7+0)+4+12+0 判定/100%以上/散るは刹那

墨染 DoubleCross : (13DX7+16) → 10[2,3,3,4,4,5,5,6,6,6,8,8,9]+10[4,6,10]+10[10]+1[1]+16 → 47

GM ガードです ダメージどうぞ

墨染 5d10+34+0 ダメージ/100%以上/散るは刹那

墨染 DoubleCross : (5D10+34+0) → 33[9,4,3,7,10]+34+0 → 67

"最後の審判" :HP-67+11

"最後の審判" HP:-381-67+11>-437

"最後の審判" “最後の審判”HP0です Eロイス「不滅の妄執」を宣言します

GM 戦闘不能を即座に回復し そして即座に退場“しよう”とします

景尾 操仁 それを許すはずがねぇなぁ!?

墨染 「逃がすと思うてか?」

真壁 灯 どこへ逃げるというのだね

GM Eロイス「不滅の妄執」解除条件は もうちょっとまってね

"最後の審判" 「ご────────」

墨染 「それともう一つ言っておこう、オーヴァードはそう簡単には死なぬよ」

GM 墨染の一射を喰らい、隙を見せた“最後の審判”がその不定形の肉体をびちゃりとひしゃげさせ地面に飛び散る。

墨染 「おぬしの如き|縁《ロイス》を持たぬ者には出来ぬ事ではあるがな」

"最後の審判" 「ぐ────お─────こんな────こんなことが」

"最後の審判" 「あと一歩だというのに」

"最後の審判" 「あと……………一歩………………─────」

GM 今際の際の言葉を残しながら、どろどろと融解してその場に広がっていく“最後の審判”だったもの────。

GM ────しかし。以前、ハクという老人の自宅を訪れたことのある3人は知っています。

GM “最後の審判”はあの時一体どのようにしてあの場を去ったのかを。

GM 都築京香、真壁灯、景尾操仁の3人は【感覚】で判定をどうぞ 要求値は10です

真壁 灯 (4+0+0)dx(10+0)+0 【感覚】判定

真壁 灯 DoubleCross : (4DX10) → 10[1,1,5,10]+7[7] → 17

景尾 操仁 (5+3+0)dx(10+0)+12+0 【感覚】判定

景尾 操仁 DoubleCross : (8DX10+12) → 9[2,3,5,5,7,7,8,9]+12 → 21

都築京香 4dx10+1

都築京香 DoubleCross : (4DX10+1) → 8[1,3,6,8]+1 → 9

GM そう。あなたたちは知っています。

GM “最後の審判”はエフェクト〈神出鬼没〉によってどんなところにも身体を変質させ出入りすることを。

GM そして分かるはずです。

GM どろりと広がったゲル状の身体で『仕留められた』と偽装し、暗がりの中この地下室のコンクリートの裂け目へと伸びていく液体の影があることを────

GM Eロイス「不滅の妄執」が解除されました トドメRPをどうぞ!

景尾 操仁 「──────────」

景尾 操仁 それを、|僕《君》は見ていた。

真壁 灯 「──潜られた!
でも安心して、AIDAに位置は特定させているわ!」

景尾 操仁 彼女が引き裂かれ─────内臓を零しながら、血を吐き、力なく倒れ伏すさまを、見ていた。

景尾 操仁 先生が叫ぶのを、聞いている。

景尾 操仁 墨染さんがまだだと言ったのを、聞いている。

景尾 操仁 でも、そんなことは重要じゃない。

景尾 操仁 彼女は─────彼女の鼓動は、まだ響いている。|僕《君》の耳は、それを余さず捉えている。

景尾 操仁 でも、|そんなことは重要じゃない《・・・・・・・・・・・・》。

景尾 操仁 ─────瞬間、風が吹いた。

景尾 操仁 強烈なアップストリーム。

景尾 操仁 地面から、身体が浮き上がりそうなほどに強く、強く、強く─────

"最後の審判" 「─────────」

GM 果たして。真壁灯の指さした場所に吹き付けた暴風は逃れようとしていた『なにか』を巻き上げた。強く、強く、強く。

景尾 操仁 ガラクタのように転がった雑多な荷物が撒き上がる。

景尾 操仁 床をへばりついたままの粘体を、隠れる場所など何もない中空へと、巻き上げる。

景尾 操仁 ──────────視線が、『ソレ』を視た。

"最後の審判" “最後の審判”の欠片めいたその粘液には返答をする機能は残されていない。ただそのふるふると揺れる液面がひとつの疑問を発していた。

"最後の審判" “────────────────────なぜ?”

景尾 操仁 答えはない。|僕《君》は片腕で風を繰りながら──────────空いた腕で、自分の胸を掴んだ。

景尾 操仁 胸の上から─────心臓を、握り潰すように、強く、強く─────

景尾 操仁 |僕《君》は、見ていた。

景尾 操仁 何もできずに、見ていた。

景尾 操仁 覚えている。置いていくのはいつも|僕《君》で、置いていかれるのはいつも彼女で。

景尾 操仁 護ると決めたその薄っぺらな自分の弱さが、殺しても飽き足らないほどに、憎い。

景尾 操仁 これか。こういう痛みか。

景尾 操仁 先に死なれるのは、こういう痛みか。

景尾 操仁 ─────その憤激は、"最後の審判"には一欠片だって伝わるまい。

都築京香 怒り。

都築京香 それに呼応して、景尾操仁に力が流れ込む。

都築京香 君の脳裏にチラつく|光の柱《・・・》。
10の円と22の線からなる巨大なそれが何なのか、今考える必要はない。

都築京香 ただ――――|理解《わか》る。

都築京香 |先行種《アンリミテッドエボルブ》。
インフィニティコードに触れ、レネゲイドに進化を促す力を持つに至った者。
一時的に他者のレネゲイドを進化させる力。都築京香が君に与えた力。

都築京香 何時? いつでも。都築京香は君の隣にいた。手を繋いでいた。触れあって繋がっていた。いつだって出来た。その機会は十分にあった。

都築京香 そしてその最後のトリガーが……最大限のレネゲイド励起と、暴走にも似た感情の激発。

都築京香 ――操仁。

都築京香 あなたに渡します。“|無限の始源《インフィニティコード》”を……

都築京香 そのために少々、過剰な演出が必要でしたが……許してくれますね?

景尾 操仁 「─────ダメだ」心に触れる声を、切って捨てる。

景尾 操仁 激する心が、颶風として収束する。

景尾 操仁 宙空を舞う"最後の審判"に向けて、最大の嵐が叩きつけられる。

景尾 操仁 その寸前─────その寸暇にも。

景尾 操仁 "最後の審判"には、何ら理解し得ないことだったろう。

景尾 操仁 その怒りを。

景尾 操仁 何故、彼がそれ程怒っているかを。

GM 終わりはひどくあっけないものだった。

GM 最後まで液面は“なぜ?”という疑問を讃えて震えていた。いっそ無邪気なほどにその欠片に残った“最後の審判”の残滓は首を傾げていた。

GM 直後、颶風の暴力が逃走を試みた“最後の審判”に叩きつけられ、ぱちんと音を立ててソレは弾け飛んだ。

GM 世界中を渡り歩き、真壁灯と渡り合い、あらゆる人類社会崩壊のためのトリガーを求め、狂った妄執を撒き散らし続けた───

GM そんなジャームの最期は、そうしてひどくあっさりとしたものだった。

GM

景尾 操仁 それを見届けた後─────無言の後、踵を返し、彼女の元へ。

都築京香 血だまりに倒れ伏していた無残な死骸は……

都築京香 “最後の審判”が弾けてから、数秒置いて。まるで映画の特殊効果のように綺麗に戻っていた。

都築京香 肌には傷一つない。床に血痕すらも。

景尾 操仁 |でも《・・》、|そんなことは重要じゃない《・・・・・・・・・・・・》。

景尾 操仁 ─────抱きしめた。正面から。力いっぱい。

都築京香 何事もなかったかのように起き上がった少女は、口を開く寸前に抱きしめられて、目を丸くした。

都築京香 「……怖い思いをさせてしまいましたか?」

景尾 操仁 答えない。ただ、腕に込めた力を強くする。

景尾 操仁 ああ─────生きている。此処にいる。

景尾 操仁 それに安堵する自分に、怒りを覚えた。

都築京香 その背に優しく手を回し、指先までを密着させて抱き返す。

都築京香 「……ふふ」

都築京香 「それほどまでに心を動かす姿を見て、喜ばしいと感じています」

都築京香 「悪い女ですね、私」

景尾 操仁 「そうだね。だから─────」

景尾 操仁 だから──────────

景尾 操仁 ここで、都築京香へのロイスをタイタスに

GM どうぞ

景尾 操仁 そして、都築京香へ 〇純愛/憤懣 でロイスを取得します。

景尾 操仁 「──────────死んでも、君を、|許《離》さない」

景尾 操仁 死が二人を別つとも。

景尾 操仁 その怒りを─────いつまでも、覚えている。

GM 戦闘終了です PLの勝利です おめでとうございます

GM 勝利後のRPに移る前にバックトラックチェックを行いましょう

GM 今回“最後の審判”がEロイスを1つ保有していたので皆さんは1d10ほど侵蝕値を下げてもらって構いません

景尾 操仁 はーい

都築京香 いただきます

景尾 操仁 最終侵蝕は116

真壁 灯 Eロイスは辞退します

景尾 操仁 等倍でも戻れそうですが安全を拾っておきましょう

都築京香 :侵蝕-1d10

都築京香 侵蝕:123-4[4]>119

景尾 操仁 :侵蝕-1d10

景尾 操仁 侵蝕:116-1[1]>115

景尾 操仁 ほらね

梓川 レク 最終侵蝕は126 同じく拾います

墨染 拾います

景尾 操仁 残ロイスは5 等倍振りです

墨染 :侵蝕-1d10

墨染 侵蝕:123-7[7]>116

梓川 レク :侵蝕-1d10

梓川 レク 侵蝕:126-10[10]>116

景尾 操仁 :侵蝕-5d10

景尾 操仁 侵蝕:115-21[2,7,2,7,3]>94

真壁 灯 では、等倍振りで帰ります。

真壁 灯 :侵蝕-5d10

真壁 灯 侵蝕:107-34[10,5,7,7,5]>73

GM 全員拾ったね バックトラックチェックどうぞ

墨染 等倍で

都築京香 ロイスが5つ残っていますね、そのまま振りましょう

梓川 レク 同じく等倍で

梓川 レク :侵蝕-5d10

梓川 レク 侵蝕:116-32[9,4,6,4,9]>84

都築京香 :侵蝕-5d10

都築京香 侵蝕:119-23[7,3,2,4,7]>96

墨染 :侵蝕-7d10

墨染 侵蝕:116-44[7,6,2,7,10,7,5]>72

GM ハイ問題なく全員クリア

GM 残っているのはエピローグのみです 時間も残り30分なので戦闘後RP終えたら今日は終わりにしましょう

梓川 レク では

景尾 操仁 はーい

景尾 操仁 つまり僕はこれから全力ハグしている所からスタートするということだな…

都築京香 私はハグし返していますね。

梓川 レク 先に保護者組でいいかな? 最後に二人に〆てもらおう

真壁 灯 機体から降りて、一息ついたところで。
ちょっと頬を赤く染めてから、2人から目をそらして見せましょう。

真壁 灯 「……梓川先生、今時の子って。大胆なんですね……」

梓川 レク 「あはは……そうかも、しれませんね」

梓川 レク ちょっと困り顔だ

真壁 灯 同じく困った顔をしてみせて、
梓川先生と顔を見合わせてから……

真壁 灯 クスリとほほ笑んでみせましょう。

真壁 灯 「何にせよ、これで万事解決ということで。よろしいですね?」

梓川 レク 「……そう、ですね」

梓川 レク "最後の審判者"は倒した、だから――

梓川 レク 「いや、ダメだ。違いました、万事には一番大事なことが残ってます」

真壁 灯 「……え?」

梓川 レク 「学芸会」

真壁 灯 「……そうでした、人数分の衣装。本番用をそろえておかないと!」

梓川 レク 「まだもうちょっと、忙しくなりますよ」

真壁 灯 「……がんばりましょう、ね」

梓川 レク 「もちろん、皆でよい学芸会にしましょう」

梓川 レク 「───そうだ、もう一つ」

真壁 灯 「? まだ何かありましたか?」

梓川 レク 「学芸会が終わったら、話したいことがあります」

梓川 レク 「いい話になるか、分からないですけど……真壁先生と話し合いたいことが」

真壁 灯 梓川の真剣な表情に、きっと組織が絡む事情なのだろう、と──
察しながら、小さくうなづく。

梓川 レク 不安と、期待と……ハッキリしない、もやもやとした感情と、色々ある

真壁 灯 「では学芸会が終わったら」

梓川 レク 「ええ」

梓川 レク でも───君と二人なら、きっと───

真壁 灯

墨染 1人背を向け床を見つめる、最後の審判はもはや欠片一つ残さず散っていた

墨染 この結果は全て彼の者が招いた事であり虎の尾を踏んだ故の当然の帰結であった

墨染 しかし、と思わなくもないのだ

墨染 彼が鳥に向けた愛情、それを心ある誰かへの|縁《ロイス》として紡げていれば

墨染 こうはならなかったのだろうと

墨染 静かに手を合わせる、それは驕りかもしれない、無意味な苦悩かもしれない

墨染 「君に気づくのが間に合わず、済まない」

墨染

都築京香 身体にかかる力に目尻が下がるのを自覚しながら、少年の背中を優しくさする。

都築京香 「操仁……操仁。こうされているのは嬉しいのですが、そろそろ戻りませんか」

景尾 操仁 言われてからも十秒くらいは無言だったが─────

景尾 操仁 「………………………………、」

景尾 操仁 「……うん」

都築京香 微笑む。微笑んでしまう。常の余裕のある笑みではなく、彼のこの態度が全て私への感情からだということを自覚すると、自然に。

景尾 操仁 ゆっくりと─────身を離す。

景尾 操仁 離れて、彼女に見せる顔は。「……ごめん」

景尾 操仁 年相応の、恥ずかしそうな顔。

都築京香 「それは……何に対する謝罪ですか?」

景尾 操仁 「何って……その」

景尾 操仁 口にするのもなんだか気恥ずかしい。激情は消えたわけではなく、腹の底に刻みついて残っているけれど、それはそれとして冷静になってみると何をしているんだろう僕は。

景尾 操仁 「きゅ、急に抱き着いて……ごめん、びっくりしたよね」

都築京香 にこにこしている。操仁が困っている顔をしているというのに。

都築京香 「嬉しかったので構いませんよ」

景尾 操仁

都築京香 「どちらかと言えば少々責められるかと思っていました。操仁が気に病むだろうと確信したうえであのようなことをしたので」

景尾 操仁 「それは──────────」

景尾 操仁 それは、本当に。

景尾 操仁 「──────────それは、本当に、怒ってるから」

都築京香 「おや。やはり」

都築京香 「ふふ……では、どうしますか?」

都築京香 片手を持ち上げて、問いかける。手放していると、またふらりと危ないことを始めるかもしれませんよ?

景尾 操仁 「…………ぅ」

景尾 操仁 顔が赤くなる。

景尾 操仁 ゆっくりと、おずおずとした動きで。先程の激情によるものとは打って変わって、冷静なまま─────

景尾 操仁 それでも─────力を込めて。

景尾 操仁 抱きしめた。

景尾 操仁 ─────ああ、暖かい。

景尾 操仁 生きている。此処にいる。

都築京香 「……また抱きしめられてしまいましたね」

都築京香 ふわり、笑みをこぼす。

都築京香 客観的に見て……結構な仕打ちをしている自覚はあるのです。
それでもあなたは私を想い、抱きしめて無事を喜んでくれます。私は……それが嬉しい。

都築京香 「帰りましょうか」

都築京香 少年の背中を軽く、ポンポンと叩いて。

景尾 操仁 「………うん」

景尾 操仁 一緒に、帰ろう。

GM ────そうして“最後の審判”に勝利したオーヴァードたちは彼が築いたこの空間が壊れ始める前に、地下空間からひとりひとり脱していったのだった………。

GM

GM 今週はここまで 次回エピローグです お疲れ様でした

梓川 レク お疲れ様でした

真壁 灯 お疲れ様でした!

都築京香 お疲れさまでした。

墨染 お疲れ様でした

景尾 操仁 お疲れ様でした!

GM

GM

GM ○シーン10:おやすみなさい、タタリ様
 シーンプレイヤー:PC5 or PC1
 登場PC:全員

GM

GM

GM 今日は学芸会の発表日だ。

GM 校舎には朝からいつもより少しだけ浮き立った空気が満ちている。

GM 中庭に面した廊下には保護者席が設けられ、折りたたみ椅子に腰掛けた大人たちが、我が子の出番を今か今かと待っていた。

GM 小さな声で交わされる会話、カメラのシャッター音、プログラムをめくる紙の音。

GM どれもが、ごくありふれた、そして少しだけ非日常的な、平和な光景だ。

GM 舞台の上では5年生の子どもたちがクラスごとに今日まで練習してきた劇を演じている。

GM ぎこちない台詞回し、少し大きすぎる身振り。

GM それでも真剣な表情で役になりきろうとする姿に、廊下から温かな視線が注がれていた。

GM 彼らは知らない。

GM この場所、この日常を守るために、どんな戦いがあったのかを。

GM 密やかに地域へ忍び寄っていた狂気も、焼却炉の奥で繰り広げられた死闘も、すべては静謐の中に、彼らの知らぬところで終わっている。

GM やがて、5年2組の発表が始まる。幕が上がり、見慣れた顔ぶれが舞台に並ぶ。

GM 練習通りつつがなく物語は進み、観客席には安堵と期待が混じった空気が広がっていく。

GM そして―──―場面はクライマックス。

GM 主人公とヒロインが向かい合い、互いの手を取り、これからも仲睦まじく暮らしていくことを誓う場面だ。

GM 『────そうして長く長く続いた大雨は止み、綺麗な青空が戻ってきました』

GM 『山には再び色とりどりの花が咲き乱れ、村では大人たちに笑顔が戻り、子供たちの遊ぶ声が毎日のように聞こえます』

GM 『そしてみんなのために働いた人間と山の精は、いつまでも仲睦まじく暮らしましたとさ』

GM ナレーションと共にエピローグの場面は進み、舞台の上には2人の主役のみ残された。

GM 彼らの締めくくりの台詞によって2ヶ月に渡って準備を進められてきた5年2組の学芸会は幕を下ろすことになる────

GM

GM

景尾 操仁 ────視線は、傍にある彼女に。

景尾 操仁 とくりとくりと心臓の鼓動を意識する。

景尾 操仁 ここまで、緊張の連続だった。セリフを噛まなかったのは奇跡だと思う。

景尾 操仁 ただ──彼女に今向かい合うのが自分であることに。

景尾 操仁 ささやかに、誇らしい。

都築京香 ――――視線が、重なる。

都築京香 しとやかに、落ち着いた振る舞い。しかし僅かに汗ばんだ指先。

都築京香 遠目には涼しい顔に見えるだろうが、近くにいればそれが僅かにこわばっていることを感じられるだろう。

都築京香 ただ……一心に、この学芸会を成功させようと努める、一人の|都築京香《おんなのこ》がそこにいた。

都築京香 もうすぐ幕が下りる。芝居は終わる。さあ、最後のセリフは――――

都築京香 「あなたを想い、愛します」

景尾 操仁 ──劇のセリフだ。

景尾 操仁 だが──その答えは、本心から。

景尾 操仁 「あなたを、|久遠《とわ》に、大切にします」

都築京香 向かい合って、互いに半歩……歩み寄り。

都築京香 二つの影が重なって、照明が消えた。

GM 照明が消え、天幕が落ち、舞台が覆い隠され、そしてナレーションが劇の終了を告げるアナウンスをする。

GM 彼らの小学生とは思えない真に迫った演技に静まり返っていた保護者席からも、やがて盛大な拍手喝采が巻き起こります。5年2組の発表は大成功だったと言えるでしょう。

GM と────そこに『声』が聞こえます。それは人間の耳には届くことのないもの。レネゲイドビーイングにしか聞こえない響きでした。

タタリ様 『────あら?いつの間に……とっても可愛い声、可愛い音で周りが満ちているわ………』

タタリ様 『ねえ墨染?墨染、いないの?それとも、つい昨日だか一年前だか……あまりよく覚えてないけれど、妙に気配の大きな子も……』

タタリ様 『たくさん音がさざめいているわ。きっと地割れや洪水が起きたのね。起こせたのね』

墨染 『うむ……そうだ、だからもう…眠れ』

タタリ様 『そうよね。そう。そうでしょう。ああ、でもいいの墨染』

タタリ様 『起こせたのだとしても、起きていないのだとしても、どっちでもいいの。だってもう眠いから……あなたの言う通り、もう一眠りするわ』

タタリ様 『次は百年後かしら。二百年後かしら。あるいはもっと………その時、まだ生きていたらまた会えるかしら?あなたとも』

墨染 『ああ…私はずっとここにいるとも、君のすぐそばに』

都築京香 『……様子を見に来たのですが、もしやお邪魔でしたか?』
歓声の響く舞台からするりと抜け出し、姿を現した。

墨染 『いや、構わぬさ』

タタリ様 『そう………じゃあ、またね?』

GM その一言を最後に、“タタリ様”と呼ばれたジャームは再び眠りにつき、もう言葉を投げかけても返事をすることはありません。

GM 果たしてこれは本当にジャームというべきものだったのでしょうか?ちっぽけな人間たちがそう決めただけで、本当は本物の荒ぶる神だったのかもしれません。

墨染 「……おやすみ」声として出た呟きは誰にも聞こえることなく風に散る花のように消える

GM 真相は誰にも分かりません。“タタリ様”が長い長い眠りに再びついた今、それを確かめるすべはないのです。

都築京香 僅かに目を細め、磐座を見やる。

都築京香 「これで憂いは取り除けました。約束通り、この学校の人間に危害を加えることはありませんでした」

都築京香 「墨染、あなたは……この結末をよかったと思いますか?」

墨染 「……結末か」

墨染 「悪しき敵を倒し荒ぶる神を鎮め万事目出度しといったところであろう」と言うものの寂寥感を漂わせ

墨染 「されど……わたくしはその敵も神も出来るならば争いなしに終わらせたかった」

都築京香 「やはりあなたは……大きく人の影響を受けたようですね」

墨染 「彼らが人の、鳥の、花の、全ての命を愛せるようにできればと……それはあまりにも傲慢でわたくしの身には余る願いだ」

都築京香 くすくすと、少女は笑う。

都築京香 「確かにそうでしょう。それは彼らの在り方を否定し、捻じ曲げようという願いです。傲慢ですらあることでしょう」

都築京香 「“最後の審判”は己の信仰に殉じました。タタリ様は始めから他者を慈しむ機能を備えてはいないのでしょう。それらを憐れむというのは、あなたの身勝手な感傷に過ぎません」

都築京香 「しかし……嫌いではありませんよ」

墨染 「……そうか」フッと微笑み

墨染 「それを聞けただけでも、わたくしには救いだ」

都築京香 「それは何よりです」

都築京香 「それでは失礼します。この後は、クラスで学芸会の打ち上げをするそうなので……よければ顔を出してみては?」

墨染 「そうだな……うむ、後程向かうとしよう。今は暫く、ここにいたい」

都築京香 微笑を浮かべ、黙したまま礼をして……その姿は闇に溶けた。

墨染 それを見送ると静かに目を閉じ、そしてふっといなくなる

墨染 校舎の桜に季節外れの花が一輪咲き、その花弁は風に乗って大岩の上に一枚はらりと落ちた

墨染 一羽の鳩だけがそれを不思議そうに見ていたとか

GM

GM

GM ○シーン11:あなたの採点結果です
 シーンプレイヤー:PC2
 登場PC:なし

GM

GM

GM 中庭に設えられていた学芸会の舞台はてきぱきと片付けられていった。

GM 背景幕は外され、段差用の台は重ねられ、飾り付けられていた小道具も箱の中へ収められていく。

GM 少しだけ夕方の気配が漂い出した風が吹き抜け、さきほどまで響いていた拍手の余韻を、やさしくさらっていった。

GM 梓川レクはその様子を中庭を渡す廊下の端から眺めている。

GM 子供たちは打ち上げ会の話題に夢中で、保護者たちも笑顔で帰路につき始めていた。

GM 5年2組の学芸会は、こうして穏やかに終わっていった。

GM そのとき、懐が小さく震えた。着信を知らせる、短い振動。

GM 端末を取り出すと、画面にはUGNの関係者ならば誰でも知っている名前が表示されていた。

GM ―──―「UGN日本支部 支部長 霧谷雄吾」

GM

GM

霧谷 雄吾 「────今回は本当にご苦労さまでした、梓川レクさん」

GM 開口一番、真心を込めたねぎらいの言葉が端末から響いてきた。

梓川 レク 「───ありがとうございます、霧谷さん」誰かに聞かれるかもなので、念のため日本支部長とは呼ばない

霧谷 雄吾 「報告は受けています。先程“タタリ様”が完全な休眠状態になったことを日本支部の調査員も確認しました」

霧谷 雄吾 「ひとまずのこの地における危機は脱した────そう見てよいでしょう」

梓川 レク 「そうでしたか……よかった」

梓川 レク 「霧谷さん……大変、恐縮なのですが」

梓川 レク 「もう少し……今、俺が受け持っているクラスの子供たちが次の学年になるまで」

梓川 レク 「教師を続けさせて欲しいんです」

GM 微かな沈黙があった。呼吸ひとつぶんくらいの僅かな空白。

霧谷 雄吾 「話の続きをしましょう。危機を脱した………そう言いましたが、いつ次に“タタリ様”が休眠から目覚めて活動を再開するのか。我々にも判断がつかない状態です」

霧谷 雄吾 「さすがに明日明後日ということはないでしょうが、それはもしかしたら一年後かもれしないし、百年後かもしれない」

梓川 レク 「では───」

霧谷 雄吾 「日本支部の試算では“タタリ様”がもし完全な状態で災害を招いた場合、近隣どころか県ひとつが水没し隣県も甚大な被害が及ぶという極めて激烈な事態が予想されています」

霧谷 雄吾 「UGNはこれに備えなければならない。優秀なオーヴァードをひとり割いてでも」

梓川 レク 「────────────ありがとう、ございます」

梓川 レク 大きく、頭を下げる

霧谷 雄吾 「私はまだ何も言っていませんよ、梓川さん。ですが近々次の指令があなたのもとに行くでしょう」

霧谷 雄吾 「それにしても“プランナー”都築京香の出現、それもあなたのクラスの学生となって……きっと大いに混乱なさったでしょう」

梓川 レク 「……あはは、ええまあ、はい」

霧谷 雄吾 「それに……報告の中には、事件解決に協力したオーヴァードが他にもいた、とありますが─────」

梓川 レク 「……はい、レネゲイドビーイングの墨染さんと、生徒の景尾くん」

霧谷 雄吾 「そう。そしてあなたの受け持ったクラスの副担任の方」

梓川 レク 流石に、誤魔化せないよなと、強い後ろめたさを感じる

GM だが。

梓川 レク UGNと、真壁先生と、両方に

GM 通話の中で霧谷雄吾はくすりと微笑んだ。

霧谷 雄吾 「────UGNは残念ながら慢性的な人手不足で、現地で発見されたオーヴァードに協力を要請することはままあることです」

霧谷 雄吾 「『きっと、そういった立場の方だったのでしょう』」

梓川 レク 「……俺は、どれぐらい貴方に感謝すればいいんでしょうか」

梓川 レク 「助けてもらってばかりで、本当に何と言えば──」

霧谷 雄吾 「いいえ。私は渡された報告書を読んで適切な理解と判断を行ったまでのこと。そしてあなたは私の期待に応え、見事今回の事件を解決してくださった」

霧谷 雄吾 「私がお礼を言うことはあれど、あなたが私に礼をする必要などありませんよ」

霧谷 雄吾 「件の学芸会も終わったばかり、まだ先生としての仕事が残っていることでしょう。取り急ぎご連絡を差し上げましたが、お話はここまでにしておきます」

梓川 レク 「……ありがとうございます」

梓川 レク 「必要はなくても、俺が言いたいから言わせて下さい」

梓川 レク 「本当に、ありがとうございます」

霧谷 雄吾 「────そうですか。ではこれはあなたの気持ちとして受け取っておきましょう」

霧谷 雄吾 「ではそろそろ失礼します。改めてになりますが本当にお疲れさまでした。あなたの働きは素晴らしかった」

梓川 レク 「忙しいところ、すいません。……でも俺だけでは、きっと解決できなかったと思います」

霧谷 雄吾 「────きっと、あなたがそういう方だから解決できたのだと私は思います。いいえ、違いますね」

霧谷 雄吾 「あなたがそういう人だから解決は必ずできると、私は最初から信じていましたよ」

GM では、と短い返事と共に通話が切れる。あとには学芸会の片付けを眺める梓川レクひとりが残された。

梓川 レク 通話が切れた端末をポケットに仕舞い、もう一度、遠い誰かに向かって頭を下げる。

梓川 レク ……さあ、皆のところに戻ろう。

梓川 レク 俺は──この学校の先生だから。

GM

GM

GM ○PC1:タイトルに書いてあるでしょう

GM

GM

都築京香 生徒たちの騒がしい打ち上げが終わり、放課後。
菓子の空き袋、空のペットボトル、使い捨ての紙コップ。それらをまとめて片付けてから。

都築京香 斜陽が窓から差し込む、どこか寂寥を感じさせる教室に……都築京香は、居残っていた。

都築京香 「私の目的を明らかにするという約束でしたね」

都築京香 「結論から言えば――――」

都築京香

都築京香 RHO公開

都築京香 ロイス:麗しき小学生生活(P:好奇心/N:偏愛)
Rハンドアウト公開条件:2人(PC5人のときは3人)が、Rハンドアウトを公開すること

キミの目的は、「普通の小学5年生として、楽しく日常を過ごすこと」だ。それ以外に、キミにはなんの含みもない。
どうやら、この小学校にはレネゲイドに関わる秘密があるようだが、本質的にそれはキミの目的――"プラン"には関係がない。もし関係するとすれば、それはキミの麗しき小学生生活を、ソレが邪魔をするときだけだ。
さしあたり。まもなく始まる学芸会と、その準備を、小学生らしく全力で楽しませてもらうとしよう。

都築京香

都築京香 「目的は特にありません。しいて言えば、この学校生活を楽しむことでしょうか」

都築京香 くすりと、少女は悪戯っぽく笑う。

景尾 操仁 「──────────」

景尾 操仁 ふわり、と少年は優しく笑う。

真壁 灯 唖然、である。

真壁 灯 何かしらの企みがあってこその"プランナー"の固有名詞だ。

真壁 灯 |春日玲央《ナイトオブライオン》など彼女に心酔する信者をも魅了するそれを、いともたやすく放棄して小学校に飛び込んできたなど──

真壁 灯 誰が予想できただろうか。

梓川 レク 予想した内容の内ではあったけど……まさか、という考えは捨てきれなかった

梓川 レク とはいえ、不思議と苦笑と共に受け取れた。

景尾 操仁 「うん─────ありがとう」

景尾 操仁 意味のないことだと、彼女はあの場所で言った。

景尾 操仁 事実、そうなのだろう。何の意味もない。

景尾 操仁 そんな─────無意味な、他愛のない話をできることが、幸せだ。

景尾 操仁 それが─────確かに守れた、|日常《無意味》だった。

真壁 灯 「……"プランナー"の言うことを素直に受け取れるエージェントは、きっといないでしょうけれど。」

真壁 灯 「私は、都築さんの言うことであれば、信じましょう。」

真壁 灯 「あなたの先生ですから、ね」

真壁 灯 苦い笑いをほほ笑みに変えながら、信じてみせた。

梓川 レク 「……それじゃあ、学校生活は楽しかったか聞くのはまだ早いかな」

梓川 レク 「まだ一年の少しが経っただけで、これから学校は続いていく」

都築京香 「ふふ、少しは怒られるかと思っていましたが、好意的に受け取って頂けたようで何よりです」

真壁 灯 「怒るも、何も、ね?」

真壁 灯 「あなたは何も、悪いことをしていないですから。」

都築京香 おかしそうに笑みをこぼす。

都築京香 「自分で言うものではありませんが、元FH日本支部長で現ゼノスリーダーに向けての言葉ではありませんね」

都築京香 「えぇ、えぇ、勿論です。私は何も悪いことはしていません。少なくとも、今回に限っては、の話ですが」

梓川 レク 「それを言われたら、UGNとFHのエージェントが揃って何を言ってるんだってね」

梓川 レク 「……最初に言った通りさ」

梓川 レク 「君が生徒として、学校に居てくれるなら……俺たちは、先生だ」

都築京香 「エージェントとしては少々不安ですね」

梓川 レク 「……手厳しい」

都築京香 「目的は先ほど明かした通り、特にこれといった不利益を振りまくものではありませんでした。しかし私は己の肩書を切り離せるとは考えていませんでした」

都築京香 「そのため、この時期を狙って行動に移したのです」

都築京香 「“最後の審判”およびタタリ様の存在を囮に、私への注意を分散させる腹積もりでした……が、それも今となっては不要だったように思われますね」

都築京香 もし、仮に。“プランナー”都築京香が前触れもなく小学校に姿を現したとして。その時他に障害が存在しなければどうなっていたか。
当然、全ての組織が動向に注目するだろう。それでは少々……この小学生生活に支障をきたす。

梓川 レク 「そこは注意する所のように感じる」

都築京香 いうなれば彼らはUGNとFHの視線から逃れるための隠れ蓑であり、協力体制を通じて信用を勝ち取るために利用したに過ぎない。

真壁 灯 「プランを練らないために過ごすためのプランというあたりに、私たちが予想もできない視野を持っている、"プランナー"の神髄を極めているわね……」

都築京香 「お褒めにあずかり光栄です。しかし……わざわざ大人受けのいい子供のフリまでする必要はなかったかもしれませんね」

真壁 灯 (逆に肩の力を抜きすぎて、らしくないフリをするよりマシだと思うけれど…)

都築京香 「とはいえ」

都築京香 「私から見てもお二人は立派な先生でした。本職にされては?」

景尾 操仁 それは僕も思う。

景尾 操仁 そもそも─────僕を含めて学校のみんなは、二人が教師であることに、何の疑いもない訳だし。

景尾 操仁 それは、カヴァーとしての振る舞い以上に─────二人の在り方が、それに沿っていたからだろう。

梓川 レク 「ありがとう……本職は、どうだろうなぁ」

真壁 灯 「さて……それを世間が許してくれるかどうか、でしょうか。」

真壁 灯 「何しろ、正体のはっきりしない組織のエージェントが、
小学校の教師という顔をしているのですから……それに、ね。」

真壁 灯 「梓川先生とは、組織で対立をしているわけだし──」

真壁 灯 いずれは互いを、と含みを持たせて、簡単ではないの。と。

梓川 レク うーん、と困り顔

都築京香 「ふふ、本心からの言葉には見えませんが」

都築京香 「しかしそれらは当事者間で決着をつけるべきことでしょう。私を生徒と受け入れられるのならさほど難しくもないとは思いますが」

梓川 レク 「……都築さんには敵わないなぁ」先生の面目なし

真壁 灯 「……まったく、都築さんにはかないませんね。」
こちらは別の意味を持つ、頬がわずかに朱を差して。

梓川 レク 「墨染さんにも言われたよ……その件は、また後で真壁先生と話すつもりだ」

都築京香 「是非、そうしてください」

都築京香 そう言って、数歩足を動かし……少年の傍に立つ。

都築京香 「私が|生徒《こども》で居られる期間もそう長くはないでしょうから」

梓川 レク 「……ああ」

真壁 灯 やはりそうなのか、と少し惜しいような。その背を見送りながら。

真壁 灯 「景尾くんも、都築さんを送ってあげてね。劇は帰るまでが、劇ですからね。」

都築京香 「二か月。振り返ってみればあっという間でしたが、これでも組織の長です。いつまでもその席を空けておくわけにはいきませんからね」

景尾 操仁 「………………、」

景尾 操仁 その言葉に浮かんだ感情を、今は嚙み潰した。

景尾 操仁 はい、と返事をして─────そっと、彼女の手を取る。

都築京香 年頃の少女のように微笑み……手を握り返し。

景尾 操仁 「行こっか」

都築京香 「うん」

景尾 操仁 それは折しも─────彼女が学校にやって来たばかりの日のように。

景尾 操仁 並んで、帰路に就く。

景尾 操仁 「先生」

景尾 操仁 「さようなら。また、明日」

都築京香 「さようなら、また、明日」

梓川 レク 「ああ、二人とも……また明日」

真壁 灯 「さようなら、また明日。」

都築京香 ごく普通の子供のように笑って、ごく普通の子供のように挨拶を交わして、ごく普通の子供のように……友達と肩を並べて帰路につく。

都築京香 普通の生活。普通の暮らし。普通の日常。

都築京香 さようなら、また明日。

GM

GM

真壁 灯 「行っちゃいましたね、あんなに──普通の子供みたいに、仲睦まじく。」

梓川 レク 「ですね……本当に、普通の子供たちみたいに」

梓川 レク 「……UGNは、この学校にFHがいることを把握していません。──把握していないことに、してくれました」

真壁 灯 「そうでしたか……いえ、UGNとしてもそうせざるを得ないのでしょうけれど」

真壁 灯 「ちょっとこんな毎日が続けばいいのに、だなんて──思ってしまいますね。」

真壁 灯 「ああ……二回目、でしたっけ。コレ。
最近、こんなボヤきが多くて、こまります。」

梓川 レク 「俺も、同じ気持ちです」

梓川 レク 「毎日、こんな日が続けばいいなって」

真壁 灯 「でも、彼女はゼノスの首魁。
私はファルスハーツのエージェントで、あなたはUGNのエージェント。」

真壁 灯 「……ままならないものですね、現実って。」

梓川 レク 「……実は、その事について話し合いたいと思っていました」

真壁 灯 「……梓川先生?」

梓川 レク 「これは俺の我儘だと思っています……でも話し合って、決めたかった」

梓川 レク 「俺は、真壁先生に学校の先生で居て欲しい。立場の違いで、戦いたくない」

梓川 レク 「俺に出来る事なら、何でもするつもりです」

真壁 灯 「私の中で、これまで葛藤はあったつもりです。」

真壁 灯 「"最後の審判"を追撃するのに、無断でAIDAを私物化したり、タルタロスを持ち込んだりと大人げない部分を看過されてきた自覚もあります。」

真壁 灯 「これ以上の越権行為をすれば、私はFHから追放されることになるでしょう。」

真壁 灯 「……それでも、私はこの学校の先生でいてもいいのでしょうか」

梓川 レク 「──俺は、居て欲しい。その気持ちは、変わりません」

梓川 レク 「俺に、手伝えることはありませんか」

真壁 灯 「もし、私が新たな火種を、この学校に持ち込んでしまったとしても……」

真壁 灯 「それでも教師として、私を受け入れてもらえますか?」

梓川 レク 「その時は、真壁先生に居て欲しいと我儘を言った俺が原因です」

梓川 レク 「責任は、俺が取ります」

真壁 灯 「──責任、ですか?」

真壁 灯 「……軽々しく責任だなんて、言っちゃダメですよ。梓川先生。
……本気にしてしまいますよ?」

梓川 レク 「……ああ、ええと……!」

梓川 レク 気が付いて、顔が赤くなる

梓川 レク いや、でも──

梓川 レク 「……軽々しい、気持ちでは、ないです」

真壁 灯 ちょっと軽く試しのつもりだったのに──想いのほか重く受け止められて。

梓川 レク 「率直に、真壁先生の人生というか……生き方に口出しすると言いますか……そういうことになるので」

真壁 灯 「……ぁの、その。それじゃあ……」

真壁 灯 「………」

梓川 レク 「俺に出来ることなら何でもやる……この言葉に、嘘はないつもりです」

真壁 灯 「──そういうつもりで、受け止めますからね。」

梓川 レク ──心臓が、ドキドキした

真壁 灯 「──覚悟、してください、ね。
わたし、本気になりましたから、ね。」

梓川 レク 「え、あ……」ぱくぱくと、口が動くが言葉が出ない

真壁 灯 「あと、一つだけ訂正をさせてください。」

真壁 灯 最初のころのように、唇に指をあてて、一言。

真壁 灯 「責任は、割り勘でお願いします。」

梓川 レク 「────────────────────────────はい」

真壁 灯 誤解のないように、そんな風に言い含めて。
生徒がいないのを確認してから、身を寄せるのだ。

梓川 レク ────え

梓川 レク 驚きと、喜びと……もうよく分からない感情がいっぱいで

梓川 レク でも確かなぬくもりが、すぐ近くにあって

梓川 レク おずおずと……その肩に手を回す

真壁 灯 夕日の中で影が一つになった……。

GM

GM

都築京香

都築京香 この二か月。いつも通った帰り道。

都築京香 もうすっかり見慣れた風景。アスファルトの道。点字ブロックが一部だけ欠けていたり、小さな川に古びた橋がかかっていたり。

都築京香 “プランナー”都築京香には必要のないものだった。そもそもにして、ゼノスリーダーである自分には帰り道などない。定住すらしていない。世界各地に隠れ家を持ち、それらを必要に応じて移動するだけ。こんなに長い期間を、同じ道を通るということ自体が珍しいことだった。

都築京香 これが……普通の生活。普通の暮らし。普通の日常。

都築京香 「操仁くん」

都築京香 手を繋いでいる隣の少年に声をかける。

景尾 操仁 「うん」

都築京香 竹松小学校、5年2組の転校生、一人の少女である都築京香として。

景尾 操仁 もう暗くなる時間。帰路に交わす言葉は不思議と少なく─────ただ、握った掌の温もりを意識する。

都築京香 「楽しかった」

都築京香 言葉は短く、飾り気がない。

景尾 操仁 「──────────」

景尾 操仁 その言葉に、小さく微笑んだ。

景尾 操仁 ああ、もっと問うべきなのかもしれない。

景尾 操仁 いつまでこの学校に居られるのか。世界の裏側で、何をしているのか。

景尾 操仁 僕は、君に、何をしてあげられるのか。

景尾 操仁 「そっか」

景尾 操仁 ─────その全てを、吞んだ。

景尾 操仁 そのどれもが、この場にはきっと、相応しくない。

景尾 操仁 「─────よかった」

都築京香 「うん」

景尾 操仁 竹松小学校、5年2組のクラスメイト、一人の少年である景尾操仁として。

都築京香 繋いだ手を軽く握り返す。その感触と、体温を確かめるように。

景尾 操仁 このささやかな|日常《幸福》を、噛み締めるように。

都築京香 それを表現しようと思えば、もっと精緻で美麗な文章を出力できる。

都築京香 しかしそれは必要ない。

都築京香 ここにいるのは、一人の少女。景尾操仁の、同年代の友達だから。

都築京香 一歩、一歩。歩みを進め、家路を埋めていく。

都築京香 ただここにこうしてあるということ、それだけを確かめる時間。

都築京香 激動の中には決して存在しない、ありふれた幸福のピース。

都築京香 「……ふふ」

景尾 操仁 「……なに?」

景尾 操仁 問いながら、自分もやはり、笑っていた。

都築京香 「小学生の私は不便だな、と」

都築京香 一度、笑みを浮かべて閉じた目を開く。薄く浮かぶ笑み。瞳の奥には透き通るような知性の色。

都築京香 「小学生生活を送るにあたり、適切な|仮面《ペルソナ》を用意してきました。しかしあまりにも年頃の少女の感性というものは機能的ではありません」

都築京香 「あなたに伝えたいこと、伝えなければならないこと、それらがどうでもよくなってしまう」

都築京香 すぅ――と。わざとらしく、深呼吸する仕草をして。

都築京香 「あなたに会いに来たのですよ、操仁」

景尾 操仁 ─────知らず、掌に力が籠った。

都築京香 「あなたに会うために、小学生として転校しました。逢瀬を邪魔されないために時期を選び、UGNとFHのエージェントに優等生の心象を植え付け、ジャームを共通の敵とし、桜の精に本心を匂わせて」

都築京香 「すべては――――|あなたとの普通の想い出《・・・・・・・・・・・》が欲しかったからです」

都築京香 「覚えていますか? あなたがマスターエージェントだった頃。あるいは第三帝国の高官だった頃。またあるいは円卓の騎士だった頃もありましたね」

都築京香 「しかし思い返せばそれらの中に、こういった穏やかな時間はありませんでした。ですので」

都築京香 「欲しかったのです」

景尾 操仁 「─────そっか」

景尾 操仁 その言葉に、小さく微笑んだ。

都築京香 都築京香の本当の目的。小学生生活を満喫するという、その真の意味。

都築京香 ただ好きな人に会いに来ただけだ、などと――――誰が思い至ろうか。

景尾 操仁 「………そっか」

景尾 操仁 ──────────握った掌の温もりが、愛しい。

景尾 操仁 愛されているという確信を。

景尾 操仁 愛しているという、確信を。

都築京香 「……不思議ですね」

都築京香 足を止め、その手を両手で包むように握る。

都築京香 「操仁。“最後の審判”にとどめを刺す時……何か、奇妙なものを見ませんでしたか?」

景尾 操仁 ─────思い出すと、少し気恥ずかしい。あの時は、激情に駆られていたけれど……

都築京香 見えたはずだ。光の柱が。

都築京香 10の円と22の線からなる巨大なそれ。

都築京香 「あなたの身体……いえ、魂と言うべきでしょうか。ともかく、力を注ぎこみました。身体に異常などなければよいのですが」

景尾 操仁 「確かに、あの時は力が湧く感じがしたけれど……」

景尾 操仁 少し、戸惑う。両手で大切に握られた手が、今は気になる。

都築京香 「そうですか。無事であればよいのです」

都築京香 「少し……私の妄想を聞いていただけますか?」

景尾 操仁 「………うん」自分も、そっと手を重ねる。

景尾 操仁 向き合って、こんな風に手を取り合うのは。なんだか劇の続きみたいだ、なんてことを想いながら。

都築京香 重ねた手の上に浮かび上がる、捻じれた光の環。

都築京香 「あなたに与えたものは、“インフィニティコード”と呼ばれているだろうものです」

都築京香 それは、レネゲイドの究極の可能性であるとも、根源であるとも、また、レネゲイドに関わる全ての謎を解く鍵であるとも囁かれる。あるいは進化するレネゲイドの次のステージ、またあるいは、それらを体現したオーヴァードそのもの……いずれかは誰も知らず、しかしコードウェル博士は、みずからの求めるものをそう呼ぶのだ。

都築京香 「それが何であるかは明かされていませんが、私はこれがそうだと考えています」

都築京香 「端的に言えば、これは……全能の力の破片です」

都築京香 「UGNとFHはカバラ思想の用語を引用することが多々あります。それに照らし合わせて見れば……」

都築京香 「|∞《インフィニティ》は|00《アイン・ソフ》に、最も大きく最も小さい|神《無限》になぞらえたもの。こぼれ落ちた|始源《コード》とは、世界を創る|無限光《アイン・ソフ・オウル》を示すもの」

都築京香 「10の|円《セフィラ》と22の|線《パス》からなる巨大な樹形――――|生命の樹《セフィロト》を遡り、|完全なる人《アダム・カドモン》へと還る道標」

都築京香 「その断片をあなた自身に与えました」

都築京香 「……難しい用語が多くなってしまいましたが、大丈夫ですか?」

景尾 操仁 「う、うん」記憶を意識して引っ張り出す。

景尾 操仁 それを受けて─────自分がどうなっていくのかまでは、理解が及ばないけれど。

都築京香 「簡単に言えば……この世界という本に文字を書き足せるインクを一滴、操仁に使ったということです」

都築京香 「これで|景尾操仁《あなた》は特別な存在になりました。時間と空間と可能性を超越し、上位次元から干渉を受けた存在として、一つの特異点となったと言えるでしょう」

都築京香 「とはいえ……なにも変化がないように感じる。そうではありませんか?」

景尾 操仁 「……うん」そんな大層なものになったとは─────思えない。

景尾 操仁 そも─────この、幾度も受け継ぐ記憶自体が、特異であると言えばそうだが…

都築京香 「驚きました、私は。あなたに干渉しようとしたその時。既にあなたが《特異点》であったことに気づいたのです」

都築京香 「不思議なことですよ。私はあなたに|先行種《アンリミテッドエボルブ》を使用しました。その結果としてあなたは特異点になったはずです。が……これではまるで」

都築京香 「あなたが特異点だったから、このような結果に収束したのだとも考えられるのです」

都築京香 「私はあなたに特別な存在であってほしいと思いました。この先、レネゲイドの進化を探求するとき、それを体現する者が好いた人であれば嬉しいと思っていたからです」

都築京香 「しかし……どうでしょう」

都築京香 一度、言葉を切り。正面から、|景尾操仁《あなた》の瞳を見つめる。

都築京香 「あなたが特異点だから好いたのでしょうか? それとも、私が好いたからあなたが特異点になったのでしょうか」

都築京香 「不思議だとは――――思いませんか?」

景尾 操仁 「…………………どうかな」

景尾 操仁 自分が特別なものだという─────理解はあっても、実感はそれほどない。

景尾 操仁 確かに。自分は他者と違う。

景尾 操仁 繰り返す人生の足跡を覚え続けている。そのことは、確かに奇異で、特異であるだろうけれど──────────

景尾 操仁 ふと、空を仰いだ。

景尾 操仁 暗がり始めた空に、まばらに星が見える。

景尾 操仁 ──────────こうして二人で星を見た夜があったことを、憶えている。

景尾 操仁 それがいつのことなのかもわからない、遠い昔のこと。

景尾 操仁 もしかしたら─────すべての始まりの、出逢いのことを。

景尾 操仁 「ごめん─────あんまり、ピンと来てないかも」

景尾 操仁 僕にとっては─────それが、どう特別であるかよりも。

景尾 操仁 手を重ねた彼女が、好きだと言ってくれたそのことが─────ずっと、ずっと─────

景尾 操仁 世界で一番、特別で、特異で、価値のあることだと誇れるのだ。

都築京香 「ふふ、構いませんよ。少し難しい話でしたね」

都築京香 そう、微笑む。

都築京香 「これは何の根拠もない、脈絡のない妄想でしょう」

都築京香 「しかし同時に、絶対的な確信でもあります」

都築京香 「どうかしているのかもしれません。ただの人間に懐く感情としては、余りにも場違いだと、自分でもそう考えていても」

都築京香 「――――確かに感じるのです」

都築京香 両手を、握り締めて。

都築京香 「私は、あなたを。|無条件に愛している《・・・・・・・・・》」

都築京香 「不思議なことです。私があなたを何故こうまで好いているのか、あるいはそれは始点などなく、そうであるようにと誰かに定められていたのか」

都築京香 「私は、それが知りたい」

景尾 操仁 微笑みで、それを受けた。頬と胸に、熱を感じる。

景尾 操仁 ─────同じ学校に通って、こうしてありふれた幸福を甘受できるのは、あとどれくらいのことだろう?

景尾 操仁 ささやかなモラトリアム。好きな人と過ごす、日常の時間。

景尾 操仁 けれど─────例え、それが終わってしまったとしても。

景尾 操仁 「─────僕は、君を、|無条件に愛している《・・・・・・・・・》」

景尾 操仁 それが益体のない妄想でも、独りよがりの狂気でも。

景尾 操仁 今日、一緒に居られたことを、憶えている。

景尾 操仁 死が二人を|別つとも《・・・・》。

景尾 操仁 「ずっと─────一緒だ」

都築京香 「――――えぇ。私の愛しい人」

都築京香 都築京香は、景尾操仁を愛している。

都築京香 一体何を愛しているのか?

都築京香 それは本人にさえ定かならない。なぜならそう、その愛は無条件だ。

都築京香 それは……たとえ。

都築京香 |景尾操仁に愛されないことさえ理由にはならない《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》。

都築京香 愛している。愛しているのだから、愛している。

都築京香 何一つ条件はなく、真実の意味で、無条件に。

都築京香 そこに違和感を抱くことはあったとしても、その愛が消えることはない。

都築京香 「あなたの全てが欲しい」

都築京香 「歓喜も、憤怒も、悲嘆も、享楽も」

都築京香 「あなたの殺意さえ、私のものにしたい」

都築京香 「あなたを|想《奪》い、|愛《欲》します」

都築京香 「死が二人を分かつとも」

都築京香 「永遠に」

都築京香 あぁ……本当に。

都築京香 理性的に考えれば、受け入れられるはずがないと分かっているのに。

都築京香 信じている。そして、その通りにあなたは微笑む。

都築京香 喜ばしいことです。この私が特定個人にそのような感情を抱くこと自体が不思議でならないことだというのに。

都築京香 全く説明が出来ないそのことを、心地よく受け入れている。

都築京香 私の剣、私の盾、私の騎士、私の恋人。

都築京香 いずれ――――その切っ先が。『私』の胸を貫くとしたら、それはどんな衝撃なのか。

都築京香 知りたい。

都築京香 ただ――――知りたい。

都築京香 どうか、願わくは。私の道にあなたがついてきてくれることを。

都築京香 そうでなければ……ふふ。

都築京香 無理矢理にでも引きずっていきますがね。

都築京香 愛していますよ、あなたを。

GM

GM

GM ○シーン12:麗しき小学生生活は、続く!
  シーンプレイヤー:PC1
  登場PC:全員

GM

GM

GM 終業のホームルーム。

GM 午後の光が教室に差し込み、黒板の文字をやわらかく照らしている。

GM 梓川先生と真壁先生は教壇に立ち、手元のプリントを一枚ずつ配っていく。

GM 林間学校について書かれた、少し分厚いお知らせだ。

小学生 「楽しみだね」「キャンプファイヤーあるんだって」

GM 席に戻ったクラスメイトたちは顔を見合わせて声を弾ませる。

GM まだ少し先の予定なのに、すでにその話題だけで胸が躍るらしい。

GM やがて、帰りの礼。

GM 椅子が引かれ、ランドセルが持ち上げられ、教室は一気に『帰宅の時間』の空気に変わっていく。

GM 都築京香と景尾操仁もまた、並んで教室を出ていく。

GM その様子を、梓川リク、真壁灯、墨染はそれぞれの立場から見守っていた。

GM 教師として、同級生として、あるいは―──―人知れずこの場所を守る存在として。

GM 今日も、何事もなく一日が終わる。

GM それこそが、守られた結果なのだと、誰も口にはしないまま。

GM 竹松小学校の日常は、こうして明日へと続いていく。

GM

GM

真壁 灯 女教師の声が帰りの教室に響き渡った──。

真壁 灯 「みなさん、今日も気をつけて、帰ってくださいね───」

真壁 灯 「車にひかれないように、友達とはぐれないように、それと……」

小学生 「はーい!」「壁ちゃん先生さよならー!」「また明日ー!」

真壁 灯 「ちゃんと、手をつないで帰ること──」

真壁 灯 女教師の挨拶はこれでおしまいだった。

GM はーい!とまた元気な返事。勧めに従った子供たちが一組、また二組と手と手を繋いで教室を出ていく。

梓川 レク 「また明日、か」

梓川 レク 「明日と同じ日常を、いつか変わるけど、変わらない日常を……」

梓川 レク 何となく、目が真壁先生に向く

真壁 灯 そして何となく、目が梓川先生に向いて

真壁 灯 ほほ笑みで返すのだ。

梓川 レク 相変わらず、少し顔が赤くなる

梓川 レク この日常はいつか変わってしまうけど……今この時間を、俺は大切にしたい

墨染 姿は見せないがそよ風が葉を揺らす音は何時もの、そして新たな日常を見てそっと笑っているようだ

都築京香 「……帰ろっか、操仁くん」

景尾 操仁 「うん─────」

都築京香 自然な仕草で、少年に手を差し伸べる。

景尾 操仁 微笑んだ。自然に、いつものように─────何もかも、受け入れるように。

景尾 操仁 「帰ろう、京香ちゃん」

景尾 操仁 繋いだ手は─────心は。

景尾 操仁 いつまでも。

GM

GM

GM かくて、"タタリ様"に始まるレネゲイド事件は、世間の誰にも知られることなく終息した。

GM 人知れずこの地に蔓延っていた不穏な気配はまるで最初から存在しなかったかのように消え去り、竹松小学校には再び穏やかな時間が流れている。

GM 朝になれば、校門をくぐる子どもたちの声が響き、廊下には足音と笑い声が満ちる。

GM 給食の匂い、チャイムの音、黒板をこする音────どれもが当たり前で、かけがえのない日常だ。

GM 小学生にとっては、昨日も今日も、そして明日も、すべてが初めてで、すべてが大切な一日である。

GM 彼らは知らない。

GM この場所が一度、破滅の瀬戸際にあったことも。

GM その裏側で、名もなき存在たちが戦っていたことも。

GM そして彼女もまた、その日常の中に在り続ける。

GM 遠くない未来に待ち受ける波乱、巨敵が現れる間際のほんの僅かな間の平穏だったとしても────

GM そう、”プランナー”都築京香の麗しき小学生生活は──――これからも、続く!

GM

GM

GM 全シーン終了

GM セッション完了です お疲れ様でした

真壁 灯 ありがとうございました!

梓川 レク お疲れ様でした!

GM 単発なのに3ヶ月もの間お付き合いいただき感謝

景尾 操仁 お疲れ様でした!

景尾 操仁 そんなに。

都築京香 お疲れさまでした。長きにわたるGMも、PLの皆様もありがとうございました

墨染 お疲れ様でした

真壁 灯 1シナリオ3か月は普通ですヨ

景尾 操仁 烏滸がましいとしか形容できないPCでしたが

GM そうかなぁ!?

梓川 レク そうかな…そうかも…

景尾 操仁 受け入れてくださり改めて感謝を

都築京香 全力で来られていたので……

都築京香 こちらも抜かねば不作法というもの……

真壁 灯 同じく、全力で応じさせていただきました

GM 感想戦したいところだが平日月曜日の25時である 休むべき方はお休みになってください…

真壁 灯 何か言い残すことがあれば今の内ですよ!
たぶんみなさんもう眠いので!

GM GMは祝杯の封を切りました。

梓川 レク この時間から!?

都築京香 手前味噌ですが私以上のプランナーはなかなかお目にかかれないだろうと思っていますよ

墨染 HO5なので緩くやりました

真壁 灯 HO3なので好き勝手させていただきました

都築京香 しかしそれを気に入って頂けるかは別の問題でしたので、楽しんでいただけたようで何よりでした

GM 思った以上に精鋭が集ってしまった 本当にありがたかった

真壁 灯 何も知らずにノコノコとHO3かプランナーを希望に来た私はお笑いでしたよ…!

梓川 レク 今回の都築さんのことは、特に記憶に残りましたよ

都築京香 ふふ、ありがとうございます

景尾 操仁 本当にね……

真壁 灯 そうですね、都築さんと景尾くんは印象に残りました

GM まあ概ね楽しんでいただけたようでやってよかったなと思います

景尾 操仁 あれですね

梓川 レク HO2 記憶にある憧れの先生エミュです

真壁 灯 あと墨染さんのRPぢからがつよい…

都築京香 ええ、見守りがお上手でしたね

景尾 操仁 僕のPCはプランナーに無条件に愛されてる運命的に惹かれ合ってるキャラです!

景尾 操仁 とかいうイカレた寝言にここまで返して下さるとは…

景尾 操仁 僕は何を考えているんだ?

梓川 レク 正気に戻らないで

都築京香 無条件に愛されているそうなので無条件に愛します

都築京香 喜びも悲しみもすべて見せてほしいし他の誰にも渡しませんよ

都築京香 そして私のために奮起し私のために泣き私の愛に喜んでください

梓川 レク (カバーもらわず攻撃を受ける)

真壁 灯 カバーされてしまった…

都築京香 操仁が私の骸を見て怒りに震えていますね……

都築京香 ふふ……

GM じゃあく~

景尾 操仁 京香ちゃん。

都築京香 はい。

景尾 操仁 ぼくはおこりました。

都築京香 そうですか。私はとても嬉しいです。