20:04:「」GM:ログをクリアしました
23:17:リーヴ:
23:17:リーヴ:──夢を見た。
23:17:リーヴ:見た事もない場所で、見た事も無い服を着て、誰かと笑い合う夢。
くだらない事を言い合って、……ああ、あんなボロ切れで顔を隠さなくても良くて。
心が緩やかに満たされていく。
23:17:リーヴ:俺、幸せになりたかっただけなのにな。
23:17:リーヴ:冒険者として多少は名が売れてきて、調子に乗っていたのかもしれない。
……ふと気が付いた。
夢の外の俺には心配してくれる人は、いない。
23:18:リーヴ:メメリとビビ。あいつらは、言わずもがなだ。
互いが互いを思っている。大切に思っている。例えこの先に救いが無かったとしても、親愛たる存在の傍に居られるのは、まだマシだろう。
23:18:リーヴ:サヤ。あいつは家を誇っている。
大切にされたか、蔑ろにされた反動までかは知らないが、それだけ強い繋がりがある。例え形式だけでも心配はするだろう。
23:18:リーヴ:俺には、なにもない。
当たり前だ。家族はいない、友人はいない、……全部、遠ざけてきた。
足元が掬われるのが怖かった。築いた全てを奪われるのが怖かった。いきているいみがなくなるのが、こわかった。
23:18:リーヴ:それが、その結果が。
これだ。
23:18:リーヴ:
23:18:リーヴ:夢の中の俺は、憎らしいほど、楽しそうに笑っていた。 (編集済)
23:18:リーヴ:
02:37:リーヴ:
02:37:リーヴ:
02:37:██ ██:
02:38:██ ██:「………っていう夢を見てぇ」
02:38:「パイセン」:「はあ」
02:38:「所長」:「はあ」
02:38:██ ██:「んでえ。ちょっと寝覚めわっる~~~ってなってえ」
02:39:██ ██:「こりゃもう1回寝直さねえと、元取れねえよなあ!?ってなってえ」
02:39:「パイセン」:「……あのさ?」
02:39:「パイセン」:「あの、うーん、あのね」
「あーしたち、今遅刻の原因を聞いてるの」
02:40:██ ██:「はい」
02:40:██ ██:「だからほら、言ってるじゃないですか」
02:40:██ ██:「ちゃんと詳細をさ!」
02:40:「所長」:「…………」
02:40:「所長」:「二度寝して寝過ごしました、で良いだろうがボケカスッ!!!!!!」
02:41:「所長」:「な~~~~~~~~にが楽しくてテメェのエロ同人ゲー紛いの夢の話を鮮明に聞かされねえといけねえんだよ!!!!!!」
02:41:「パイセン」:「いや待とう、所長」
02:41:「パイセン」:「これは、あーしらに責があるのかもしれない」
02:41:「所長」:「ああ……?」
02:42:「パイセン」:「あーしらが、██ちゃんにちょっと……無理させすぎたというか」
02:42:「パイセン」:「疲れちゃったんだよ……」
02:42:「所長」:「…………」
02:42:「所長」:「██……お前……大丈夫か……?」
02:42:██ ██:「な……なんだ……急に……その目は……」
02:42:██ ██:「俺を憐れんでるのか……?」
02:43:██ ██:「俺は今……憐れまれてるのか……!?」
02:43:「パイセン」:「ごめんね」
02:43:「所長」:「悪かった」
02:43:██ ██:「ガッ……ギィッ……グギッ……!」
02:43:██ ██:「こ……殺してやる……殺してやる……!!!」
02:44:「所長」:「夢の中の自分がさ……ミノタウロスに犯されてさ……」
02:44:「所長」:「しかも、何?孕んだ?」
02:44:「所長」:「産んだ?」
02:45:「所長」:「………重症だな………」
02:45:「パイセン」:「重症、だね……」
02:45:██ ██:「あ~~~もう頭来ました!!!!!!!」
「もういいですいいです、今日の業務全部サボります」
02:46:「パイセン」:「すごい開き直った」
02:46:██ ██:「知らない知らない、所長もパイセンも同じ夢見ればいいんだ!!!!」
02:47:「所長」:「見ねえよ、テメエと違って俺の頭はピンクじゃねえんだ」
02:47:██ ██:「キィーッ!!!!!」
02:47:██ ██:
02:47:リーヴ:
02:47:リーヴ:
02:47:リーヴ:なんだよ。夢の中の俺も、フツーにキレてんじゃん。
02:47:リーヴ:ウケる。
02:48:リーヴ:羨望は諦観になった。
憧憬は受容となった。
……大丈夫だよ。俺、今かなり、愉しいから。
02:49:リーヴ:しあわせになるよ、なれるよ。きっとね。
02:49:リーヴ:
02:50:リーヴ:ひとりの冒険者がいた。
ガルーダのウィークリングの青年。蛮族にも混じれず、人にも混じれぬ半端者。
02:50:リーヴ:いつも卑屈に笑って。それだけが幸せになれると信じて。
誰かの影にずっと隠れて生きてきた。
02:51:リーヴ:でも、あの出来事で、変わった。
02:52:リーヴ:全ての出来事に意味はある。因果は還る。
生きてさえいれば、きっと、幸せになれる!
森羅万象一切合切、それら全てが自分の糧だ!
02:52:リーヴ:そうだ!そんな簡単な事に何故気付かなかったんだろう!
02:53:リーヴ:──だから、今の彼は。
心底楽しそうに、心底嬉しそうに、心底──██そうに!
02:53:リーヴ:
02:54:リーヴ:「よお。俺はリーヴ、今日はお前らと仕事か」
「なーに、任せとけよ」
02:54:リーヴ:「絶対に退屈はさせねえから!」
02:54:リーヴ:
02:54:リーヴ: