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バロゥル=バッドアイ
バロゥル=バッドアイ [メイン2]
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「舞踊、それも大陸を問わず幅広く…ですね」
「少々お待ちを」
なるほど、見た目からして踊りの勉強かな?
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: 「舞踊、それも大陸を問わず幅広く…ですね」
「少々お待ちを」
なるほど、見た目からして踊りの勉強かな?
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「ありがとう」
短く礼を告げ、腕を組んでゆったりとエルフは待っている。どことなく空虚な気配のある佇まいに焦りは感じられない。
[メイン2]“名無し”: 「ありがとう」
短く礼を告げ、腕を組んでゆったりとエルフは待っている。どことなく空虚な気配のある佇まいに焦りは感じられない。
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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“たとえ空振りでも構わない。何度も繰り返してきた”という慣れがそこにあった。
[メイン2]“名無し”: “たとえ空振りでも構わない。何度も繰り返してきた”という慣れがそこにあった。
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バロゥル=バッドアイ
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目録から検索
舞踊に関する本はある程度あるが…大きく取るならどれだ
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舞踊に関する本はある程度あるが…大きく取るならどれだ
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バロゥル=バッドアイ
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「………お待たせしました。こちらへ」
これ…かな?少し遠くの芸能関係のコーナーへご案内
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これ…かな?少し遠くの芸能関係のコーナーへご案内
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そこまで人気のある本ではないが、一部は熱心に読むタイプでもある
手入れはされていても年季を感じさせる本が多い
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手入れはされていても年季を感じさせる本が多い
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「ああ」
短く返事をしてエルフは一冊ずつ丁寧に目を通し始めた。
[メイン2]“名無し”: 「ああ」
短く返事をしてエルフは一冊ずつ丁寧に目を通し始めた。
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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まるで獲物を探す狩人のように。一文ずつ、目当てのものを決して逃さないとでもいうように。
[メイン2]“名無し”: まるで獲物を探す狩人のように。一文ずつ、目当てのものを決して逃さないとでもいうように。
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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けれど表情は閑かに。───それ以外の表情を知らないように。
[メイン2]“名無し”: けれど表情は閑かに。───それ以外の表情を知らないように。
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[メイン2]
その間に特定の1冊を探す
たしか…こういうのが…
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: その間に特定の1冊を探す
たしか…こういうのが…
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バロゥル=バッドアイ
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[メイン2]
「ご利用者さま。こちらはいかがでしょうか」
「"赤靴レイラの放浪"というのですが」
なんらかの1冊を読み終わったタイミングで声をかける
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: 「ご利用者さま。こちらはいかがでしょうか」
「"赤靴レイラの放浪"というのですが」
なんらかの1冊を読み終わったタイミングで声をかける
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バロゥル=バッドアイ
バロゥル=バッドアイ [メイン2]
[メイン2]
"赤靴"レイラなる旅の踊り子が世界中を回って見聞した情報をまとめた一冊
本人の趣味も兼ねてか、各地の舞踊と歌唱についての記載に興味深いものがある
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: "赤靴"レイラなる旅の踊り子が世界中を回って見聞した情報をまとめた一冊
本人の趣味も兼ねてか、各地の舞踊と歌唱についての記載に興味深いものがある
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“名無し”
[メイン2]“名無し”: 「!」
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「ああ。ありがたい」
[メイン2]“名無し”: 「ああ。ありがたい」
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「旅の中で図書館と名のつくものは必ず訪れたが、一口に言っても対応は様々だ」
[メイン2]“名無し”: 「旅の中で図書館と名のつくものは必ず訪れたが、一口に言っても対応は様々だ」
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「ただ本を置いているだけの場所もあれば、この図書館のように親身になってくれる館もある」
[メイン2]“名無し”: 「ただ本を置いているだけの場所もあれば、この図書館のように親身になってくれる館もある」
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「ここは……それほど大きな図書館というわけではないが、優れているな」
[メイン2]“名無し”: 「ここは……それほど大きな図書館というわけではないが、優れているな」
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「蔵書が喜んでいる」
[メイン2]“名無し”: 「蔵書が喜んでいる」
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バロゥル=バッドアイ
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「恐縮です」
ただの雇われの身だが…褒められてくすぐったい
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: 「恐縮です」
ただの雇われの身だが…褒められてくすぐったい
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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エルフは勧められた本を1ページずつ丹念に目を通していく。こういったことをずっと繰り返してきた。そういう素振りがある。
[メイン2]“名無し”: エルフは勧められた本を1ページずつ丹念に目を通していく。こういったことをずっと繰り返してきた。そういう素振りがある。
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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しかし……最後のページまで読み進めて、微かに残念そうにかぶりを振った。
[メイン2]“名無し”: しかし……最後のページまで読み進めて、微かに残念そうにかぶりを振った。
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「すまない。求めたものはこの中には無かったようだ」
[メイン2]“名無し”: 「すまない。求めたものはこの中には無かったようだ」
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バロゥル=バッドアイ
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「そうでしたか」
「特定の舞踊についてお調べを?」
途中から勉強が目的ではないことがわかったが…
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: 「そうでしたか」
「特定の舞踊についてお調べを?」
途中から勉強が目的ではないことがわかったが…
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「ん。ああ」
[メイン2]“名無し”: 「ん。ああ」
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“名無し”
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「探している舞踊の型がある。それがどこの大陸のどこから発したものなのか」
[メイン2]“名無し”: 「探している舞踊の型がある。それがどこの大陸のどこから発したものなのか」
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「それを求めるための旅をしている」
[メイン2]“名無し”: 「それを求めるための旅をしている」
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「なるほど」
…ん。そういえば、以前………
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: 「なるほど」
…ん。そういえば、以前………
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「図書館の職員がこのような事を言うのも妙な話なのですが」
前置きをして
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前置きをして
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バロゥル=バッドアイ
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「あるいは本だけではなく、神の御力を借りるのはいかがでしょうか」
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: 「あるいは本だけではなく、神の御力を借りるのはいかがでしょうか」
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バロゥル=バッドアイ
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「キルヒア神のご加護の一つに、求める知識を探しやすくする…というものがございます」
正確には違うのだが
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: 「キルヒア神のご加護の一つに、求める知識を探しやすくする…というものがございます」
正確には違うのだが
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バロゥル=バッドアイ
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「キルヒア神官へ助力を求めれば…あるいは」
「お探しの舞踊への情報が見つかることもあるかもしれません」
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: 「キルヒア神官へ助力を求めれば…あるいは」
「お探しの舞踊への情報が見つかることもあるかもしれません」
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バロゥル=バッドアイ
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探す旅をしている、という事なのである程度長い期間探索をしているのだろう
なので気休め程度の助言だった
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なので気休め程度の助言だった
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「ありがとう。だがすまない、それは既に試した後なんだ」
[メイン2]“名無し”: 「ありがとう。だがすまない、それは既に試した後なんだ」
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「高位の神官…冒険者ギルドの与えるレベルにして、10ほどか。彼らの信仰による賜物にすがったこともあったが、望んだ結果は得られなかった」
[メイン2]“名無し”: 「高位の神官…冒険者ギルドの与えるレベルにして、10ほどか。彼らの信仰による賜物にすがったこともあったが、望んだ結果は得られなかった」
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バロゥル=バッドアイ
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「ああ…」
「申し訳ありません、いらぬ世話を」
なるほど、神頼みもしていた後だったか
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「申し訳ありません、いらぬ世話を」
なるほど、神頼みもしていた後だったか
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「それ以上の最高位の神官ともなれば違うのかもしれないが、そんな神官とは出会うことさえ稀だ」
[メイン2]“名無し”: 「それ以上の最高位の神官ともなれば違うのかもしれないが、そんな神官とは出会うことさえ稀だ」
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「いいんだ。お前の気遣いだけでも嬉しく、そして励みになった」
[メイン2]“名無し”: 「いいんだ。お前の気遣いだけでも嬉しく、そして励みになった」
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「エルフの寿命は長い。その間に一度きりでも見つけられればそれでいい」
[メイン2]“名無し”: 「エルフの寿命は長い。その間に一度きりでも見つけられればそれでいい」
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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「感謝する。お前のその心配りだけで私はこの図書館に訪れた甲斐があった」
[メイン2]“名無し”: 「感謝する。お前のその心配りだけで私はこの図書館に訪れた甲斐があった」
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バロゥル=バッドアイ
バロゥル=バッドアイ [メイン2]
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「いえ」
「お探しの知識が、得られることを祈っております」
半分ほどは社交辞令だが、もう半分は気遣いから
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: 「いえ」
「お探しの知識が、得られることを祈っております」
半分ほどは社交辞令だが、もう半分は気遣いから
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バロゥル=バッドアイ
バロゥル=バッドアイ [メイン2]
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一介の雇われ職員に出来ることはもう無い
あとは見送るだけだ
[メイン2]バロゥル=バッドアイ: 一介の雇われ職員に出来ることはもう無い
あとは見送るだけだ
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“名無し”
“名無し” [メイン2]
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こくりと頷いてエルフはその場を去っていった。
[メイン2]“名無し”: こくりと頷いてエルフはその場を去っていった。