「俺は『DEAD』所属のマドックスだ。今日がお前たち悪党の命日だ。」 「悪党は死ななきゃ治らない。その場で撃ち殺すのが俺の正義だ。」 「日本の警察はどうしてこんな短銃身のリボルバーを使う?フルオートのライフルが一番だろう。」 パトリック・マドックス (Patrick Maddox) 男・30歳 UNDO排除部隊『DEAD』に所属するアメリカ人男性。元アリゾナハイウェイパトロール。 UNDOから支給されたデジヴァイスVを保有する。 アリゾナハイウェイパトロールでは主に凶悪犯に対応する業務を担当していたが、犯人の逮捕よりも射殺を第一目的とし、 投降しようとした犯人を問答無用で撃ち殺す事案を何件も起こしており、謹慎処分を5回喰らっている。 5回目の謹慎が明けると共にUNDOへの出向が決定され、現在に至っている。 あくまでも出向ではあるものの、実質的にはクビである。 割と面倒見はいい方で、新人への教育も得意とするのだが、なにぶん問題行動が多かったため、教育を任せられたことは少なかった。 動物の飼育なども上手い。 アリゾナの自宅に射撃場を設置しているほどの銃マニア。 フルオートのライフルに全幅の信頼を置いており、初速が出ないからと拳銃もあまり好まない。 愛用するのはM16にロングマガジンを取り付けたモデルで、作戦行動時にはデジタルデータ破壊弾を装填したそれを二丁で扱い、スペアで一丁M4カービンを携行する。 このスタイルは警察時代から変わっておらず、同僚からは戦争でもする気かと揶揄されることもあった。 どこに行く際も銃を携帯していなければ落ち着かないタチであり、銃規制の厳しいところにはあまり行きたがらない。 最近は脇にパートナーのウルヴァモンを抱えてライフル代わりにする技を編み出したため、彼女を銃扱いして銃が持ち込めない場所にも赴くようになった。 ミドルスクールに通っていた際に学校での銃乱射事件に遭遇し、自身も被害を受けたが、その際に目の前で”警官の銃によって犯人が撃ち殺される場面”を目撃。 それが銃に魅了されるようになった理由であると共に、警察を志した理由でもある。 そのため、悪党を撃ち殺すことが正義であり、それが人々を救うための手段であるという信条を持っている。 犯罪者を理解し思考プロセスを読み解こうとするエルフリーデとの相性は悪く、険悪な間柄。 過去に言い争いになった際、ヒートアップした末に「赤毛のアバズレ女」と罵ってしまい、激怒を通り越して泣かれた事がある。 その際には彼女というよりも彼女のアプモン達の怒りを買ってしまい、 スリープモンに不眠にされ、ようやく眠れたと思ったらドリーモンによって悪夢を見せられる上、 ゲンゴーモンによって自国にいても周囲の人間の言葉が日本語に聞こえるという報復を受けた。 それは彼がエルフリーデに謝罪するまでの4週間に渡って続き、この影響で日本語が日常会話程度にまで喋れるようになった。 ───────── 「同じく『DEAD』のウルヴァモンよ。アンタたちみんな、吹っ飛ばしてやる!」 「この美しいフォルム、甘美なリロード…やっぱりリボルバーが一番よ!」 「フルオートなんて野暮ね。無駄に弾をばら撒くだけ!」 ウルヴァモン 進化ルート:ウルヴァモン→ブラックラピッドモン→ベルスターモン パトリックのパートナーデジモン。愛称は「フェル」。 5回目の謹慎が決まった翌日に、彼の自宅前で行き倒れているところを発見される形で出会った。 パトリックが謹慎中で暇だったため、彼から銃の知識を教え込まれた結果、彼とは違ってリボルバーに魅了されてしまった。 当初は喋るフェレット呼ばわりされていて、愛称もこれに由来するもの。 パトリックがUNDOへと出向することが決まったのは、謹慎中にウルヴァモンと触れ合ったことが州警察の上層部に伝わった結果でもある。 パトリックとのコンビ技として「ウルヴァモン:ライフルモード」があるが、 これは両腕をまっすぐ伸ばした状態で彼の脇に抱えられながらラピッドバーストやスキャッターロケットを乱射するだけの技であり、別に変形するわけではない。 割と疲れるらしく、フェルとしてはあまりやりたくない模様。 ━━━━━━━━━ UNDO排除部隊『DEAD』 「Digimon Eliminate Attack Dept.」の略称で、「デジモン排除攻撃部局」と訳される。 UNDO内にエージェントや即応部隊とは独立する形で存在しており、デジモン犯罪者及びデジモンの捕縛を目的としない任務、つまり標的のデリートが目的の際に出動する。 アルトゥール局長はあくまでもパノプティコンでの犯罪者の更生に重きを置いているため、出動機会はあまりない。 ━━━━━━━━━ ・デジタルデータ破壊弾 FE社の技術者によって開発された特殊弾。 各種NATO弾と同様の規格で複数設計されており、それに対応する銃器ならば使用可能。 炸薬量が意図的に減らされており、デジモンの体内に留まることで弾頭に搭載されたアルカディモンの力を簡易的に再現したデジタルデータを分解するプログラムが効力を発揮、組成データを分解してダメージを与える。 そのため、完全体レベルでも急所に当たれば2発程度でデリート可能であるとされる。 人間への殺傷能力は通常の弾丸とほぼ変わらない。 イレイザー軍が得た、人間の少女を利用したアルカディモン育成のデータがFE社に共有される形で開発されたらしい。 FE社崩壊後の世界においては、抽出された八重練・H・鏡華の記憶からデータをサルベージしたUNDOによって再開発され、少数生産されている。 UNDO排除部隊『DEAD』においても積極的に使用され、その有用性が証明されている。