GM [大浴場]
星が輝く夜
ここはとある町にある大浴場
近場に似たような施設もなく、癒しを求めるならここ一択
多人数で入ると落ち着かないという客層向けに個室風呂まで完備
美容や傷病に効く薬湯を揃えていることで近頃人気です
湯女 [大浴場]
"そういう"サービスも質が高い
GM [大浴場]
君たちはいずれかを求めてここにやってきたのでしょう
また、君たちは当然お分かりでしょうが混浴です
入り口の混浴を示す看板は湯気かなにかで見えづらくなっていますが
混浴は常識ですし特に問題はないはずです!
ラーク・アズール [大浴場]
「ふう…」そんな浴場に少し疲れた様子のアルヴの少年が入ってきた
「やった…」少年は誰もいないことに少し喜ぶと、疲れた様子を見せながらも体は洗い、湯船に入った…
「はあぁ~~~」そして少年は湯船でリラックスし、力を抜いたのだった…
フィルカ・クラファス [大浴場]
とてとてとてとて
軽快な足取りで浴場に小柄な少女が姿を現す。
「おふろおふろ~」
ラーク・アズール [大浴場]
「~♪」普段ならすぐ気づくところだが、疲れていたからか一瞬気づかなかった
ラーク・アズール [大浴場]
「わっ」少女の声が聞こえたところでやっと気づき、驚きの声を上げるのだった…
フィルカ・クラファス [大浴場]
「わっ、びっくりしちゃった」
ラーク・アズール [大浴場]
「あ、うん…ここ、混浴だけど大丈夫…?」
フィルカ・クラファス [大浴場]
「はい!」お元気良い返事
「こんよく~ってことは、おとこのひと?」
ラーク・アズール [大浴場]
「そっか…うん、俺はラーク、じゃあよろしくね…」普段なら出ていこうか?などと言うところだが、疲れていたので入浴を優先した…
フィルカ・クラファス [大浴場]
「わたしフィルカ! よろしくね、ラークくん!」
にへ、と笑って体を流す。入浴前には身を清めるのがマナーなのです
ラーク・アズール [大浴場]
「よろしく、フィルカ」と挨拶して
ラーク・アズール [大浴場]
ちゃんと洗ってる間は目をそらしてはおきます
フィルカ・クラファス [大浴場]
誰かに見られるかもとかは全然気にしてない。手早く洗い終えてわざわざラークの傍に入ってきた
「おじゃましま~す」
ラーク・アズール [大浴場]
「…わっ。混浴だからって近くじゃなくてもいいんだよ?」
フィルカ・クラファス [大浴場]
「? ちかくじゃダメ?」
ラーク・アズール [大浴場]
「いや…ダメ、じゃないけど…」そう純粋に言われると悪い気になったラークであった
フィルカ・クラファス [大浴場]
「えへへ、じゃあだいじょーぶです」
「それに、みんないっしょのほうがたのしいよ~?」
ラーク・アズール [大浴場]
「そう…?そう言ってくれると嬉しいけど…」アルヴなので、そういう反応だけでも嬉しい
フィルカ・クラファス [大浴場]
ぱちぱち、瞬き。つぶらな瞳でじっとラークの顔を覗き込み
「おめめ、かわったいろしてるね?」
ラーク・アズール [大浴場]
「あ、うん。俺、アルヴなんだ」(ああ、知らないのか…)
フィルカ・クラファス [大浴場]
「あるぶ……?」
ラーク・アズール [大浴場]
「うーん、ヴァンパイアを神様が浄化したって言われる種族で…人族ではあるよ」少年はちゃんと説明した。ライフォスの神官に感知されない以上、人族であることも間違いない
フィルカ・クラファス [大浴場]
「ふーん、そうなんだ?」どこまで理解したかは定かではない
ただそのままずいっと近付いて、じぃっと瞳を覗き込んでいる。
ラーク・アズール [大浴場]
「な、なに?」さすがにあまりされたことのない行為だ
フィルカ・クラファス [大浴場]
「あ、うん。くろくてきれーだなーって」
ラーク・アズール [大浴場]
「…ありがと。フィルカの瞳もエメラルドみたいで綺麗だよ」珍しく褒められたので、お返しをしました
フィルカ・クラファス [大浴場]
「えへへ、どういたしまして!」にっこり嬉しそうに笑う
ラーク・アズール [大浴場]
「ふふ…アルヴは、こういう目が特徴なんだ。あとは肌が白めなくらいかな」こちらも少し笑って説明を続けました
フィルカ・クラファス [大浴場]
「そーなんだー、びじんさん?」
ラーク・アズール [大浴場]
「さあ…それは人によるんじゃない?」肌が白いのは特徴だが、美人という特徴はなかったと思う…多分
フィルカ・クラファス [大浴場]
「おはだがしろいのはびじんさんなんだってー。ほら、ラークくんのおはだきれいだし?」勝手にラークの手を取って眺める
ラーク・アズール [大浴場]
「わわっ!男の手をむやみにとっちゃいけません!」
ちなみにラークの手は手の甲は綺麗だが、手のひらは多少固かった…
フィルカ・クラファス [大浴場]
「えー、なんで? あ、がんばってるおててだ!」
ラーク・アズール [大浴場]
「あ、ありがと。えーと…男はすぐカン違いして女の子を好きになっちゃうから…?」
フィルカ・クラファス [大浴場]
「ラークくんがんばりやさんだねー」少々硬い手の平をむにむにしている
「すきになっちゃダメなの?」
ラーク・アズール [大浴場]
「うーん、好き自体はダメじゃないけど…フィルカちゃんをよこしまな目で見る男もいるかもしれないし…?」
自分でもあんまり自信がなさそうである。そもそもどう言えば正しいのか分からない…
フィルカ・クラファス [大浴場]
「よこ……しま……?」
ラーク・アズール [大浴場]
「えーとぉ…まあいいか…!」
自分からじゃ説明はムリ!ラークはあきらめた…
フィルカ・クラファス [大浴場]
「おめめがよこのしましまなの……?」
ラーク・アズール [大浴場]
「うん…ごめんね…?俺の言い方が悪かったからよこしまは忘れて…?」
フィルカ・クラファス [大浴場]
「? はーい」
フィルカは不思議なこともあるんだなーと思ったが、これまでに目が横の縞模様になっているひとを見たことがなかったので大丈夫だろうと思った。
ラーク・アズール [大浴場]
「俺、拳闘士なんだけど、最近エステル式ポール舞闘術っていうところで修行してたんだよね」そして露骨に話題を変えた
フィルカ・クラファス [大浴場]
「あ、なんだかすごそう! どんなの?」
ラーク・アズール [大浴場]
「うん、蹴りがメインの流派だから、手は姿勢を変えるのに使うくらいなんだ」なので手の甲は汚れていない
フィルカ・クラファス [大浴場]
「ふんふん……?」
「さかだちするの?」
ラーク・アズール [大浴場]
「うん、流派の人にもよるけど、俺はやるよ」
フィルカ・クラファス [大浴場]
「すごーい! さかだちむずかしいのにラークくんできるんだ!」
ラーク・アズール [大浴場]
「えへへ…そこまでじゃないよぉ」ほっこり…
フィルカ・クラファス [大浴場]
「えー、わたしがさかだちしようとするとたおれちゃうもん、だからすごいよ!」
ラーク・アズール [大浴場]
「人には向き不向きがあるよ。フィルカちゃんにはフィルカちゃんのできることがあるでしょ?」
フィルカ・クラファス [大浴場]
「んー、わたしにできること……」
「……ごはんをいっぱいたべれる?」
ラーク・アズール [大浴場]
「大きくなるには大事なことだね。フィルカちゃんはえらいよ」
フィルカ・クラファス [大浴場]
「えへへ、やった~!」
ラーク・アズール [大浴場]
「…んーっ」なんとなく会話に詰まった。でもラークは疲れていたのでリラックスしようと体を伸ばす…
フィルカ・クラファス [大浴場]
「ラークくん、おつかれさま?」
ラーク・アズール [大浴場]
「うん…修行でけっこう疲れててさ」
「でも、強くなってる実感があるから、楽しいよ」
フィルカ・クラファス [大浴場]
「がんばったせいかだね! マッサージする?」
ラーク・アズール [大浴場]
「えっ!?」
「いや男女でそういうのは…まずいっていうか…!」説明をあきらめたツケが!
フィルカ・クラファス [大浴場]
「つかれによくきくーってこーひょーなのです」自慢げ
ラーク・アズール [大浴場]
「だめだめ!マッサージは家族か、同じ性別同士でやるものなの!」なんとか押し切ろうとする…
フィルカ・クラファス [大浴場]
「そーなの?」
ラーク・アズール [大浴場]
「そうなの!」さすがにまずいので押し切りました
フィルカ・クラファス [大浴場]
「そーなんだー」納得した
ラーク・アズール [大浴場]
「それに、ここのお湯は薬湯って言って、薬が入ってるみたいでね。つかってるだけでも疲れに効くんだ」以前、別のお客に教えてもらったことだ
フィルカ・クラファス [大浴場]
「そうなんだ、それでみんな……とうじ? をしてるんだね?」
ラーク・アズール [大浴場]
「そうそう。湯治湯治」
やった、納得させた…!ラークは妙な達成感があった
フィルカ・クラファス [大浴場]
「それでおばーちゃんもよくきてるんだね」なるほどなー
ラーク・アズール [大浴場]
「おばーちゃん?」この子のおばーちゃんだろうか…
フィルカ・クラファス [大浴場]
「うん、こしにきくーっていっておふろにはいってるおばーちゃんがいて、そっかーって」
ラーク・アズール [大浴場]
「あ、ひょっとして俺も会ったことがあるおばあちゃんかもしれないね」名前聞いたっけか…
ラーク・アズール [大浴場]
「…あ、お姉さんだった。綺麗な人だったし声だけでそう呼んじゃだめだよね…」実際その時はお姉さんと呼んでいた
フィルカ・クラファス [大浴場]
「おこえがおばーちゃんだったの?」
ラーク・アズール [大浴場]
「うん、声がそんな感じで、本人も老体って言ってたけど。綺麗な人だったよ」
ラーク・アズール [大浴場]
「となると別の人かな……?」
冷静に考えたら腰が痛いとは言ってなかったし無駄に話題に出しちゃっただけかもしれない…ラークは少し反省した
ラーク・アズール [大浴場]
「ま、まあそれはともかく。けっこう疲れも取れたし、俺はそろそろあがるね?」
フィルカ・クラファス [大浴場]
「はーい、おつかれさま?」
ラーク・アズール [大浴場]
「えーっとあとは…知らない男の人にマッサージはだめだよ?フィルカちゃん」
今度は知ってるならいいんだと言ってきそうだが、とりあえずラークはそう言ってはおいた
フィルカ・クラファス [大浴場]
「はーい!」
元気よく返事したが、自己紹介すればもう知っている人なのでいいのではないかとか考えている
ラーク・アズール [大浴場]
「いい返事だね。一緒にいて楽しかったよ。じゃあまたね」珍しくラークはまたねなどと言って風呂をあがった…
フィルカ・クラファス [大浴場]
「またね~!」
「はふー……」
一人になった浴槽に身を浸しながら、長く息を吐く。お風呂はみんなでも楽しいし、一人でも気持ちいいのだ
GM [大浴場]
そうして大浴場は健全も不健全も飲み込んで、閉館時間まで稼働したのだった…
お疲れさまでした!