店を出てソリストに続いて城の中を歩いていた。 「えっとそれであの人は」 「リベラリストさんですね?」 「そのリベラリスト?さんはどこに」 「さぁーこの城にまだいるのか別の所にいるのかわからないですね。」 いきなりとんでもないことを言われた、じゃあどこに歩いていたのだ? 「じゃあ一体何を…。」 「めぼしい所は一応あるのでそこにー。」 目的地が無かったことに驚いたがまあ確かにソリストでもわからないと言っていたので仕方ないか、案内してもらえてるだけラッキーだ。 「ところでー、華歩さまは一体あって何を。」 「いえですからをお礼を言いたくて…。」 「お礼を言って?」 「お礼を…。」 確かに探し回ってありがとうと言って終わりは流石にないだろう。 感謝する感謝する…??? 「えっと…どうすれば。」 なにかを渡す、にしても渡せるほどのなにかは持っていない、基本旅をしていたので荷物は極力減らしていたので物はないしお金もそこまで多くはない。 「…身体で返しますか?」 「えぇ!?」 「物が無いなら~まあ~ソレくらいしかないですし。」 「い…いえそう言うのは…それにいきなりそんなこと言われても。」 「華歩様の身体なら不足はないと思いますよ部屋も用意しますけど。」 「そう言うわけではなく。」 いきなり話が変なところに飛んで行って慌てる、命は救ってもらったが、そもそも身体なんて、もう何年もしてないしそれにそれに…。 「あう…。」 「冗談ですよ、それにあの人は何が喜ぶとかもわからないので私もわかりません、見つかった時に聞きましょう。」 「そ、そうですね。」 とんでもない提案にまだ動揺が収まらずに会話する。 「まあそれが身体だったらまあ諦めてください。」 「うう…それは。」 「それに会えなかった場合でもお礼を言っていたと伝えますよ。」 「お、お手数をおかけします…。」 「『次』に会うまでにはその時に出来そうなお礼も聞いておきますよ。」 「はい…ありがとうございます。」 そう言いながらソリストの案内でめぼしい場所を巡って徘徊していった。 (……?) 一瞬さっきの会話に何か違和感がしたがすぐに消え去った。