フォース・シップスロープ [大浴場2]
ちゃぷん
ミルア [大浴場2]
ガラガラガラ
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「ふぅ⋯」
「おっ⋯どうも」
ミルア [大浴場2]
「あら? 一番風呂だと思ってたのですが……お疲れ様です」
気にせずに普通に入ってきて入浴
ミルア [大浴場2]
「ふぅ……やっぱり温泉は良いですね。
 ここは初めてですが……広くて綺麗でとっても良い感じです」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「俺も初めてですが同感ですね」
ミルア [大浴場2]
「あら、お兄さんもですか?奇遇ですね!」
「私はミルアと申します! お兄さんのお名前も聞いてもいいですか?」ぐいっと隣に寄ってくる
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「こうしてのんびり足を伸ばせるのはいいです」
ミルア [大浴場2]
ぐい
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「う⋯フォース・シップスロープです」と少し照れくさそうに
ミルア [大浴場2]
「フォースさんですね、よろしくお願いします」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「ええ、ミルアさん」とまいったなと頭をかく
ミルア [大浴場2]
「フォースさんはこの辺りの方なんですか?」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「いえ、ブルライトの方ですね」
ミルア [大浴場2]
「まあ、私もです! この街に温泉があると聞いて、ハーヴェスからやってきたんです」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「ハーヴェス出身なんですね」
ミルア [大浴場2]
「出身……とは少し違うんですけれど、こう見えて冒険者ですので」
「ハーヴェスを拠点にさせてもらっているんです。ハーヴェスには温泉がたくさんありますから」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「あそこは火山があるから温泉多いですよね」
ミルア [大浴場2]
「……ん~」フォースさんの身体をじろじろ
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「なんです?」鍛え上げられ磨き上げられたガタイのいい180ちょいです
ミルア [大浴場2]
「あ、すみません、失礼でしたね……」
「鍛えられていらっしゃるので、もしかしてフォースさんも冒険者なのかなと」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「冒険者ですよ。両親も姉たちも冒険者です」
ミルア [大浴場2]
「あっ、やっぱりですか? でしたらご同業さんですね」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「ミルアさんは何できるんです?俺は剣と斥候、ついでに奈落魔法を少々」
ミルア [大浴場2]
「もしかしたらどこかでご一緒するかも……その時はよろしくお願いしますね」
「私はシーン様に仕える神官なんです。
 なので、神聖魔法を少しと……あとはメアちゃん……」
「ペガサスといっしょにメイスを持って前で戦う事が多いですね」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「へえライダーなんですか」
ミルア [大浴場2]
「とってもいい子なんですよ。私じゃ見つけられない罠なんかも見つけてくれたりするんです」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「「やっぱりあの子達の感覚は素晴らしいですからね」
「ま、俺も負けてられませんが」
ミルア [大浴場2]
「斥候さんなんですよね。いつも斥候さんたちにはお世話になってます、ありがとうございます」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「仕事ですから。それを言うと俺だって神官さんにはお世話になりっぱなしですよ。感謝してます」と軽く笑って頭を下げる
ミルア [大浴場2]
「まあそんなっ、こちらこそ……あ”だっ」慌ててこっちも頭を下げようとして頭をぶつける
「いたた……すみません、大丈夫ですか?」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「ッ⋯あはは、大丈夫ですよ」と軽く頭を抑えて痛いのを我慢して笑顔で
ミルア [大浴場2]
「怪我をさせてしまったかも……すみません、ちょっと失礼しますねっ」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「いえ、コレくらいなら自分でっ⋯」
ミルア [大浴場2]
立ち上がって身体をくっつけてぶつけたところを調べる
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「あ、あのっそれはっ!ちょっ!」
ミルア [大浴場2]
「すみません、怪我してないかだけ確認しちゃいますので、ちょっとだけじっとしてくださいね」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「あ、いや、その、当たって、んぐぐ⋯」
ミルア [大浴場2]
「ん……出血してたりは……してない、でしょうか」
頭をさわさわ
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「してても耐えるのが男というものですすす⋯」
ミルア [大浴場2]
「まあ、ダメですよっ。痛いときはちゃんと痛いって言ってくださいね」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「男は黙って痩せ我慢なので⋯」
ミルア [大浴場2]
「男の人はすぐそうやって我慢しちゃうの良くないです。
 今回は……怪我してないみたいなので、良かったですけれど……」
ふぅと安心しながら少し離れる
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「そんな情けない姿を晒せません⋯よ⋯」息を吸って吐いて深呼吸
ミルア [大浴場2]
「でも、痛かったらすぐに言ってくださいね?
 すぐに処置しますので」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「ははは、自分でこっそり直しますから大丈夫」
ミルア [大浴場2]
「むぅ……そういうのが良くないんですよー」改めて湯船に浸かる
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「傷を治せるぐらいには奈落魔法を納めてるので」
ミルア [大浴場2]
「自分で解決できるのは立派だとは思いますけれど……神官としては複雑です」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「もうちょっと頼ったほうがいいですかね?」
ミルア [大浴場2]
「頼ってくれると、私はとっても嬉しいです」
「そのための力ですから」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「なら⋯」ちゃぷとおずおず近寄ってすっとしゃがんで頭を差し出し
「少しピリつくので癒してくれない?⋯お姉ちゃん」とトーンが甘えた感じになりつつお願いする
ミルア [大浴場2]
「ふふ、もちろん……って、言いたいんですけど」
「すみません、神聖魔法には聖印が必要なので……」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「⋯はっ」
ミルア [大浴場2]
「今はこれで我慢してくださいね」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「すいませんつい甘えてしまいました」
「?」
ミルア [大浴場2]
ぎゅっと頭を抱いてよしよし
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「あうあう⋯」
ミルア [大浴場2]
「ふふ、お姉ちゃんですよー」
胸にすっぽりと頭を包んで小さな手で撫でる
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「うあああ⋯⋯」
心臓をどきまぎさせるものの動くことが出来ない!
ミルア [大浴場2]
「ふふ……あれ? フォースさん? 大丈夫ですかー?」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「も、も、問題ないよおねえちゃん」
ミルア [大浴場2]
「うーんさてはのぼせちゃいましたね?」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「のぼせてません⋯⋯」顔は真っ赤だよデカパイサンドされてるからな
ミルア [大浴場2]
「ホントですか? 危なそうなら背負ってでも上がっちゃいますからね」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「背負うのは男の役割です⋯」
ミルア [大浴場2]
「ふふ、カッコいいですけど、それならのぼせちゃダメですよ」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「大丈夫です⋯のぼせてなんてないよ⋯」
ミルア [大浴場2]
「そう言うなら、もう少しゆっくりさせてもらいましょうか」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「あの⋯ゆっくり?」
ミルア [大浴場2]
「もちろん、のぼせちゃったら無理しないでくださいね」
「? ええ。せっかくの温泉ですから」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「あの⋯そろそろ離してもらわないと⋯」
ミルア [大浴場2]
「あ、なるほど……すみません、つい」
手を離してちょっと離れる
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「ぜえ⋯はぁ⋯ふぅ⋯」耳まで真っ赤で顔と体を背ける
ミルア [大浴場2]
「やっぱり真っ赤ですよ?しんどいなら無理しないでくださいね」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「あのねっ!」
ミルア [大浴場2]
「えっ、はいっ!」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「きれいな人のおっぱいにずっと埋もれてたんだよ!興奮するに決まってるじゃん!!!」
「あ⋯うぐぐ⋯失礼しました」
ミルア [大浴場2]
「へ、あ、おっぱい……? ……あ」
「す、すす、すみません……私えっと……」どんどん声が小さくなる
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「うぐぐ⋯うあ⋯すぅーーっ⋯ふぅ⋯すぅーーっ」と深呼吸して
ミルア [大浴場2]
「ご、ごめんなさい、先にあがっちゃいますねっ……!」顔真っ赤にして慌てて立ち上がる
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「あ、はい⋯」
「すぅーーーっふぅーーーっ」
ミルア [大浴場2]
「うぅ……またやらかした……」そそくさと退場
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「ふぅ⋯ふぅ⋯」
ぐてーん⋯
「上がれない⋯⋯」
ミルア [大浴場2]
「…………その」扉から顔を覗かせる
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「⋯もうちょっと」
ミルア [大浴場2]
「お手伝いしましょうか……?」顔は真っ赤だが服は来ている
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「ふえっ?」
「はい???」」
ミルア [大浴場2]
「脱衣所まで肩を……」風呂から上がるのをお手伝い
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「あーいえ⋯」
「のぼせたわけじゃないんで⋯」
ミルア [大浴場2]
「あっあすみません……」
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「でも…」
「ありがとうございます」目をつぶって声の方向に手を合わせて頭を下げる
ミルア [大浴場2]
「……しばらくそこにいるので、もし何かあったら遠慮なく呼んでくださいね」
そう言って入口から離れる
フォース・シップスロープ [大浴場2]
「気を使わせちゃった⋯⋯」
「情けない⋯これでも男か⋯」
そうどんよりしつつ入口に向かうのでありました