Double Cross the 3rd Edition 非公式ステージ【デンジャラスシティ】 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- はじめに(ワルい子集まれ!) ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- FHのPCで遊びたい!ヤクザやギルドの構成員になってちょっとだけライン越えしたチョイ悪なRPをしたい!! でも通常ステージでやるのは難しいし、エンドラインでテロリストとして暴れ回るのはUGNの方になっちゃうし…… そんな悩みを少しでも解決するお手伝いをできればと考えたのがこの独自ステージ「デンジャラスシティ」(略称:DC)です。 日本の西の方にあるこの街は、バッドシティのようにFHがUGNを排除し、ワル達によって支配されるエリアになっています。 違うのはバッドシティが不良の街でPCは不良であるのに対し、デンジャラスシティは本当に危ない人をPCにするところです。 PCはFHの構成員かもしれませんし、ヤクザや復讐代行者かもしれませんし、カルト宗教の信者やモヒカンかもしれません。 普段やれないような悪いことをやっちゃいましょう。被害者のことなら心配いりません。どうせ相手も悪い奴なのですから。 FHのPCで遊びたいなあ……とキャラを作ったものの使う機会のないまま眠っているシートはありませんか?今がチャンスです。 "欲望"と"欲望"がせめぎ合うこの街はそんなPC達のために作られたのですから…… デンジャラスシティの内容をプレイするには「上級ルールブック」、「パブリックエネミー」、「エフェクトアーカイブ」、 「アイテムアーカイブ」の4冊が最低限必要になります。それ他のサプリについては参加者の所持状況を踏まえて加えて下さい。 なお、ステージセッティングについては全くの白紙の状態よりもフックになるものがあればいいかも?という考えで書いており やりたいシナリオの雰囲気に合わなければ自由に変えていただいて構いません。非公式ステージであればなおさらそうです。 コードウェル派と反コードウェル派で争わせてもいいですし、戦力を回復したUGNが逆襲してくる展開もあるかもしれません。 また、スポットルールやアイテムが追加されたりもするでしょう。あなたのアイデアでステージはより楽しいものになります。 再配布は自由です。ただ、ふたばちゃんねるでTRPGを楽しんでる人達向けに書いてますのでふたば界隈だけでお願いします。 最後に、このステージはフィクションであり、万が一、現実に似たような人物や地域が存在したとしても全く関係ありません。 それでは、楽しんでください。 「」2 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- プレイヤーパート ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■プレイエイド ●成りあがるか、反逆するか、それとも"自由"を謳歌するか  デンジャラスシティはFHがUGNの放逐した街だ。FHはステージ『エンドライン』のように強権を振るい人々を支配している。  ただ、『エンドライン』と異なるのはFH同士の大規模な抗争の勃発で乱世の時代に突入してしまっているところである。  強い者が勝者となり願いに近づける時代。それはキミ達のようなギラギラの欲望を抱く者にとっては大きなチャンスになる。   キミ達を含め街にいるのは大体悪い奴等だ。ぶつかり合い傷つけ合ったとしてもそれはお互い様だ。遠慮も情けもいらない。  眼前に立ちはだかる者はすべてキミ達の障害である。向こうもそう考えている。だったらやることは一つじゃないだろうか?  この街はキミ達キャストのために用意されたステージだ。縦横無尽に暴れ回りキミ達だけの物語を創り上げよう。   ●キャラクターについて。  デンジャラスシティは危険な街だ。おそらく、そこで暮らすキミ達も当然デンジャラスな人間であるに違いないだろう。  デンジャラスシティで生きるPCを表現するために、キャラクターの作成について次のようなレギュレーションを推奨する。 ・ワークス表のUGN系ワークスすべてをFH系ワークスに変更する。その他のワークスについては自由に選んで構わない。  ただ「警察」「弁護士」「医者」など社会秩序を維持する側のワークスについてはワークス名の頭に「悪徳」を付け加えても  いいだろう(ワークス名が変わるだけで能力値ボーナス及び初期技能に影響はないものとする)。 ・邂逅表の代わりに欲望表を用いる。非FHのPCについても同様とする(不良学生にもヤクザにも叶えたい何かはあるのだ)。 ・PCの設定に他のPC1人との関係性を盛り込む。デンジャラスシティに迷い込んで来たという設定のキャラであれば該当するPCの  名前と武勇伝だけ聞いていることにしてよい。望むなら初期ロイス1つを関係性のあるPCのものに変えることもできる。 ・UGN、ゼノス、神代グループ、ステイツ・オブ・グレイスなどその他組織所属のPCについてはGMの判断に委ねるものとする。  ただし「ギルド」を除き、それら組織は基本的にこの街であまり歓迎されないということを頭の片隅に置いておこう。   ●チームについて  どんな欲望を叶えるにせよ邪魔者は星の数ほどの存在する。だからPC達は信頼できる者同士でチームを組み互いに協力する。  チームは同じセルかもしれないし、所属がバラバラの友人同士かもしれないし、純粋なビジネス上のグループかもしれない。  チームは組織ではなく概念的なものである。ワークスや所属組織が異なっていても協力関係にあればチームは成立する。  FHは組織の性質上、セル同士や構成員同士で争うことが考えられる。ヤクザやマフィアのようなアウトローな組織も同様だ。  だが、PC達のチームは必ずしもそうでなくてもいい。アウトローにも熱い友情や硬い絆で結ばれた関係は存在するのだから。  方向性を確かめる為にもセッション開始前にPC達がどのような関係性なのか話し合っておくといいだろう。   ■スポットルール  デンジャラスシティの雰囲気を演出するためのルールを紹介する。一部だけを採用してもいいし全く採用しなくてもいい。 ●演出用シーン  PC同士の情報交換、NPCとの交流、そのほかPCの過去の出来事を回想するなど、シナリオの進行に影響を及びさないシーンは  PLの宣言によって立てることができる。この演出用シーンに登場する場合、侵蝕率の上昇は1%で構わない。  ただ、GMが不都合と認める場合は却下してもよいし、シーン途中で内容がシナリオの進行に影響すると認める場合は通常の  シーンとして処理すると宣言して追加で侵蝕率を1d10-1%上昇させていい。 ●シーンスキップ  時間の短縮や演出する必要がなくなったシーンが生じた時にGMは前回のシーンから今回のシーンまでnシーン分の時間経過が  あったものとして侵蝕率を追加で[任意のシーン数d10]上昇させることができる。省略されたシーンで何が起きたていたのか  はGMが説明すること。このルールを用いることで短いシナリオでも無理のない形で侵蝕率の上昇をコントロールできるだろう。 ●窃盗行為によるアイテム調達  デンジャラスシティの商業区においては、アイテムアーカイブに掲載されている数々の魅力的なアイテムが売買されている。  唯一の難点はそれが非常に高価であることだ。〈調達〉に秀でていても望みの品を手に入れるのに高い難易度が壁となる。  ならば……盗むという選択肢もある。こうする場合は〈調達〉の代わりに〈知覚〉を用いて購入判定を行うことができる。  ただし窃盗はこの街でも歓迎されない。失敗したら窃盗が発覚する。1d10を振り、何が起きたのかを決めること。  [1d10の目] ・1~3 キミは逮捕され、矯正施設で臭い飯を堪能した。次のシーンから復帰できるが、ストレスで侵蝕率が1d10上昇する。 ・4~5 キミは逮捕されたが、警官は賄賂を要求してきた。財産ポイントを3減らす。足りない場合は↑と同じ結果になる。 ・6~7 キミは手傷を負いながらも追跡者達から逃れた。2d10のダメージ(装備・エフェクト等で軽減不可)を受ける。 ・8~9 キミは追跡者達を撒くことに成功したが、疲労のためこのシーンで行うあらゆる判定のダイスが-2個減少する。 ・10  キミは難なく追跡者達から逃げおおせた。 ●戦闘用技能による情報収集  既に一部で親しまれているテクニックである。一般的に情報収集は〈情報:●●〉〈知識:●●〉〈交渉〉などの各種技能を  用いて判定するものであるが、GMは〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉などの戦闘用の技能を情報収集判定に用いるよう設定できる。  イメージとしては事情を知っていそうな敵対組織の構成員を捕まえて吐かせたりアジトを襲撃して資料を収集するといった  荒々しい手法での情報収集である。GMが演出上必要と認める時は、そうした戦闘用技能を用いた情報収集判定で失敗した際、  1d10ないし2d10のダメージを与えることができる。  ●ドロップ  デンジャラスシティは文字通り危険な街だ。そしてPCも善良な一般市民と比べればそこそこ危険でアウトローな存在である。  そのような者が打ち負かした相手の所持品を奪って有効活用してやろうと考えるのは、ごく自然な発想ではないだろうか。  戦闘終了後、打倒したそれぞれのエネミーについて1d10を振り、どのようなアイテムを入手できたのかを決定する。  GMは望むならこの表に囚われず自由に表を自作してもいい。  [1d10の目] ・1~3 なにもなし ・4~5 応急手当キット、解毒剤、ホローポイント弾、クレジットデータのうち1つ ・6~7 購入の難易度が10以下の任意のアイテム1つ、またはエネミーの装備品のうち1つ ・8~9 シルバーハンマー、ブラスギアス、ブラックアビスパープル、ブルーゲイル、テンプターのうち1つ ・10  購入の難易度が20以下の任意のアイテム1つ、または任意のコネ1つ   ■ステージ専用アイテム  ●武器  名称        種別 技能 命中 攻撃力 ガード値 射程 購入/常備化 解説  峨嵋刺       白兵 <白兵>  0 1 0   至近   3/1    点穴や急所を攻撃するための暗器。  釘バット      白兵 <白兵> -1  3     1   至近 4/2    喧嘩用に釘を打ち付けたバット。  バール       白兵 <白兵> -2   4 1   至近   6/3    本来の用途とは異なるが凶器としても優秀。  青龍刀       白兵 <白兵> -2   4 3   至近   9/4    柳葉刀。中華系マフィアが好んで使う。  アフリカ投げナイフ 射撃 <射撃> -3   6    -   30m   13/8    邪悪な形状をした狩猟用の投げナイフ。  ニードルガン    射撃 <射撃> -1   3    -   20m   17/10   毒針を射出する銃。邪毒ランク2を与える。  ブランダーバス   射撃 <射撃> -4   7    - 10m   20/13   広範囲に弾をばら撒く銃。対象は「範囲」。  電気銃       射撃 <射撃>  0   10    - 30m   ×/20   未知の技術が用いられた電撃銃。 ●防具     名称        種別  ドッジ 行動 装甲値 購入/常備化 解説  アーマード制服   防具     -1 -2 5 14/11   様々な箇所を装甲で覆って防御力を高めた制服。  ハイレグアーマー  防具      0   0   3 12/10   ハイレグカットのセクシーなアーマー。  ブルースター防護服 防具     -4 -5   15   25/20   対機関銃防護服。重く視界が阻害されるのが欠点。  トゲ付肩アーマー  防具(補助) -1   -1   3    16/12   トゲでデコられた肩アーマー。世紀末を感じる。 ●ヴィークル  名称      種別  技能    攻撃力 行動 装甲値 全力移動 購入/常備化 解説  武装トラック  ヴィークル <運転:四輪>  13   -5   10   120m    40/25   抗争用に改造を施したトラック。  街宣車     ヴィークル <運転:四輪>  10 -6 8   100m    35/20   政治活動用。<交渉>判定のダイス+1個。 ●その他  名称        種別   購入/常備化 解説  再生力強化手術   一般    ×/20   再生力を強化する肉体改造。1シーンに1回自身のHPを1d10回復する。  通り名       一般    ×/10   活躍が世間に知られついた名前。<交渉>判定の達成値に+2する。レアアイテム。  βセデティブ    使い捨て  20/17   レネゲイドの働きを抑える鎮静剤。侵蝕率を-1d10する。効果はシナリオ1回。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ワールドパート ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■悪と悪とが激しくぶつかり合う危険地帯-デンジャラスシティ- ●デンジャラスシティの成り立ち  日本の西側にあるそのエリアは、大陸への玄関口に位置し、かつては鉄鋼と石炭で栄えた街だった。  しかし高度成長期以後、日本の産業構造の変化によって主要な産業だった鉄鋼と石炭業は急速に衰退する。  食うに困った荒くれ者達はヤクザの組を作りシノギを巡って争い始める。治安は悪化の一途を辿るばかりだった。  ここにFHは目をつけた。手始めに新しいシノギとしてαトランスを混入させた薬物をヤクザに捌かせていく。  薬物は飛ぶように売れ街中でオーヴァードが発生した。大金を手にしたヤクザ達は次々とFHに忠誠を誓っていく。  異変を察知したUGNは治安機関と共にFHを攻撃するも壊滅的な損害を受けて撤退。ここにFHの支配が完成した。  FHはあらゆる制度を改革し、市民の思想までFHに染め上げていく……だが順風満帆なのはここまでだった。  それぞれの人々が欲望の実現に走り始めた途端、欲望と欲望がぶつかり合い、抗争へと発展していったのだ。  こうして弱肉強食のコンクリートジャングルが誕生した。自由と暴力が支配する街はこう呼ばれるようになった。  -デンジャラスシティ-と…… ●デンジャラスシティで生きる  デンジャラスシティでの生活について評価は両極端になりやすい。すなわち"最高だ!"と"地獄だ……"の2つに。  力を持った者は前者の評価をする。欲望を叶える力さえあれば、思うが儘に己の欲望を追求できるためだ。  力を持たない者は後者の評価をする。欲望を叶えたくても、力がなければ誰かの欲望に従うしかないためだ。  優秀なオーヴァードであるキミ達は概ね前者だろう。オーヴァード同士の衝突もあるが力でねじ伏せればいい。  ここは自由だ。同じFHの人間でも叩きのめしていいし、欲望の為に市民を犠牲にしても咎められたりはしない。  朝が来た。今日は何をするのだろう?公道でバイクレースを楽しむ?学校の喧嘩一番をボコボコにして嗤う?  時にはキミ達の欲望の実現に邪魔な連中が出て来るかもしれない。逆もまた然り。よろしい、ならば抗争だ。  キミ達の中にはこの街のテッペンになるという大それた考えを持った者もいるかもしれない。それもいいだろう。  抗争の初期に幹部達がセントラルドグマに対応を求めた時、こんな応答が戻ってきたのはよく知られた話だからだ。  『最も強い者がこの街を支配せよ』と。 ●二大勢力-統制派と救済派-  FH同士の抗争が収まらないのは"統制派"と"救済派"の二大勢力が泥沼の勝負を繰り広げているためだ。  "統制派"は、強権を振るって街を支配し、FHの権力基盤をより盤石なものにしようとするグループだ。  彼らのやり方は独裁国家の独裁者のそれに近い。計画的に事業を行い、人々を酷使し、そして成果を収奪する。  1人1人の戦闘力はそれほど高くないが、構成員数では他の勢力を圧倒している。ヤクザの多くはこちら側だ。  一方"救済派"は、全人類をオーヴァード化し、混沌とした自由な世界を作り上げようとするグループだ。  彼らのやり方は過激で手段を選ばない。だが、力を持たない者には積極的に力を与えようとする。  構成員数は少ないが1人1人が高い戦闘力を誇る。インチキ宗教家や主婦達から熱狂的な支持を受けている。  それぞれの現在のリーダーは"統制派"が"マスター・タイライト"、"救済派"が"マスター・メサイア"である。  双方ともに複数のマスターエージェントを配下に抱えており、区別するため"グランドマスター"と称している。 ●中立の勢力、UGN、その他の組織  "統制派"と"救済派"の対立が拮抗している状況は、どちらの勢力にも属していない者達にとって都合がいい。  どちらにもいい顔ができるし、どちらも手を出す余裕がないうちにやりたいことを好き勝手にできるからだ。  "正義派"は彼らが考える正義を人々に押し付けるため活動している。治安維持活動は行ってくれるが独善的だ。  "死霊派"はコードウェル博士を信奉する一派で彼の為に何かを探している。構成員は互いに〇〇レイスで呼び合う。  "征服派"はこの街を策源地として近隣の街を征服しようと試みている戦闘狂のグループで正直手に負えない。  キミ達はキミ達で己の欲望に見合った勢力に所属しているかもしれないし、完全に独立しているかもしれない。  UGNはこれら諸勢力を利用しようと様々な策謀を巡らせている。キミ達がシンパでないのなら警戒すべきだろう。  他にも地元のヤクザ、大陸から流れて来たマフィア、盗賊団、暴走族、ギルド、ステイト・オブ・グレイスなど、  様々な表立って活動できない組織が潜り込んでいる。今は目立たない存在だがいつか台風の目になるかもしれない。 ●街の生活  デンジャラスシティの75%以上が"統制派"の勢力下にある影響で、表向き市民の生活はFH支配前とほぼ変わりがない。  違うところと言えば、行政や経済活動などあらゆる領域にFHの思想が色濃く反映されているところだろう。  オーヴァードと非オーヴァード、優秀な者とそうでない者、強い者と弱い者、誰もが区別され競争を強いられている。  治安は最悪と言っていい。武装警察は存在するがあてにならない。そのため人々は自力救済に頼るしかない。  学校教育ではオーヴァードの存在が明らかにされており、優秀な子供にはオーヴァードになるよう推奨している。  なお、教師に反抗するのは自由だ。ただし教師も容赦なく暴力を使う。弱き者が不良を続けるのは難しい。  一方、"救済派"の勢力下やその影響が強い地域においては、街は広大なスラム街か荒れ果てた大地と化している。  そこで暮らす人々は"救済派"からの乏しい支援物資と、略奪行為、そして狩猟で生きながらえている。 ■デンジャラスシティ観光ガイド  デンジャラスシティは7つのエリアで構成されている。名称こそ変わったが旧行政区分を引き継いでいる。 ●港湾区(旧:MJ区)  レトロな旧MJ港と倉庫の跡地が広がるエリア。かつては貿易拠点として栄えたが今では役目を終えている。  昼間の人通りは少ないが、夜になると暴走族や走り屋が集まり、日が昇るまで暴走行為を楽しんでいる。  ここから海を渡ればS市だ。ただ、そこに通じる橋は封鎖されている。 ・有名なスポット:九頭神社  海を見下ろす高台の上に建てられていたM神社を取り壊し地元ヤクザが彼らの神を祀る神社に作り変えた。  聞きなれない名前の豊漁の神だが、古くから信仰されており、他県でも似たような神の伝承が残されている。  近くを走る暴走族の間では、ここで生贄の儀式が行われているという噂が広まっている。   ●行政区(旧:KK区)  "統制派"、地元ヤクザ、FHの忠実な犬である武装警察が拠点としている中枢エリア。行政の中心でもある。  厳重な警備が敷かれており、一般市民が立ち入りできるのは、駅、旧KK市総合庁舎、歓楽街だけである。  このエリアを流れる紫川でFHはUGNと激突し、大勝利を収めた。 ・有名なスポット:不夜城  旧K城を要塞化した武装警察の本拠地。24時間体制で市内全域を監視しているが犯罪への対処は恣意的である。  敷地内には広大なトレーニングルームがあり、武装警察に入った者はそこで地獄のような訓練を施される。  また、地下は矯正施設となっており、FHの思想を否定する者はここの思想教育で真っ当な人間に生まれ変わる。 ●教育区(旧:KM区)  FH総合大学と複数の大学付属校が設立されたエリア。このエリアの子供たちは特に念入りに教育されている。  不思議なことに大学のすぐ近くに競馬場があり、連日、多くのギャンブラーが詰めかけて賑わっている。  何故ならそこは馬ではなく人を走らせているためだ。レースに負けた人がどうなるのかは想像したくないものだ。 ・有名なスポット:FH国際大学  受験戦争に勝ち抜いたエリート達が集められる大学である。正規の入試の他に戦闘力による推薦入学もある。  学生は例外なくオーヴァードであり、そうでない者は入学時に強制的にオーヴァードに覚醒させられる。  何故なら、ここはFHのエリート達を育成するための場だからだ。何をしているのかは推して知るべきだろう。 ●住宅区(旧:YH区)  一般市民用の住宅が数多く立ち並ぶエリア。住人のほとんどは旧KK区を追い出された非オーヴァードである。  このエリアの南側にはSK山という観光スポットが存在する。ケーブルカーで5分少々登ればすぐに山頂だ。  展望台からは街全体が一望できる。夜になれば嫌でも格差を意識させる夜景を楽しめるだろう。 ・有名なスポット:ロケットパーク  かつては宇宙をテーマにした遊園地であったが、廃業後、FHがミサイル発射場兼テーマパークに作り変えた。  ミサイルは日本政府並びに隣国を恫喝する手段として用いられており、政府関係者の悩みの種となっている。  テーマパークでは世界各国の大都市にミサイルを撃ち込むリアルなシミュレーションを楽しめるという。 ●商業区(旧:YN区)  古くから商業活動が盛んで最も住民の多いエリアである。商店街ではありとあらゆる物が取引されている。  銃、刀剣、戦車をはじめ、いい夢を見るクスリに偽造身分証、奴隷や移植用の臓器までなんでもござれだ。  ここでの金は命より重い。商売人達はメンツをかけて軽い窃盗にも厳しく対処するだろう。 ・有名なスポット:FREEマーケット  商店街の外れにある犯罪という概念が存在しない特別な危険エリアでディープスポットとして知られている。  ここでは客の窃盗や強盗が許される。その反面、商売人達も容赦なく客を騙してくるし財布も盗もうとする。  トラブルになれば当然最後には力がモノを言う。品揃えだけは商店街よりも豊富なのだが…… ●産業区(旧:TB区)  自動車製造工場、製鉄所、化学工場、セメント工場でひしめき合うエリア。今は軍事関係が中心になりつつある。  生産過程にオーヴァードやジャームを利用することで、どの産業においても劇的なコスト削減に成功している。  労働者達はここでクタクタになるまで働かされる。彼らの楽しみは帰りの電車の中で一杯やることだ。 ・有名なスポット:  FHの技術研究セル"ツータイム"から流された技術を使い戦闘用ヴィークルを製造している大型の自動車工場。  テロ組織向けの武装トラックが爆売れしているが、市内では世紀末感溢れるゴテゴテの車やバイクが人気だ。  1日の労働時間は12時間と長めだが、疲労が取れる薬品を支給して貰えるため、仕事はさほど苦ではないらしい。 ●実験区(旧:WM区)  かつては研究都市が存在したが、現在は広大なスラム街と化しているエリア。"救済派"が拠点としている。  ここで暮らすのは在留外国人や追い詰められた人達である。"救済派"はそんな彼らを容赦なく利用する。  実験場では新しいタイプのジャームが次々と生み出されている。これらは戦力として各地に投入されるのだ。 ・有名なスポット:先端医療イノベーション総合病院  レネゲイド技術を導入した医療を提供する総合病院。カネさえ積めばあらゆる病気に対処してくれるという。  高額な医療費を払えない者には被検体になることで医療費を免除してもらえる温情溢れる制度も存在する。  ただ、昔から『タダよりこわいものはない』という言葉がある。利用に際しては熟慮すべきだろう…… ■パーソナリティ  ここでは時にPCの協力者となり、時には打倒すべき相手となって立ちはだかるNPCを紹介する。  勿論GMはこれらNPCの代わりに別のNPCを用意してもいいし思い切って設定から変えてしまっても構わない。  エネミーにする時は«生命増強»を始めとするエネミー用エフェクトやEロイスを追加して調整するといいだろう。  SLはいずれも侵蝕率によるボーナスを適用済みである。 ●"グランドマスター・タイラント"  「人は闘争することで進化する。闘争を管理せよ。強者は強者と、弱者は弱者と互いに闘わせ鍛え上げるのだ」  言わずと知れた"統制派"のリーダーであり、デンジャラスシティの事実上の頂点に君臨する絶対的支配者である。  オーヴァードとしての戦闘能力も高く、UGNと激突した紫川の戦いでは1人で20人以上の精鋭を血の海に沈めている。  元防衛隊幹部であるが、海外での治安維持活動中に部下や同僚を失い、弱さは罪と考えるようになった。  そして、"万人の万人に対する闘争"こそが自然状態であり、闘争こそが人を進化させる、という思想に傾倒していく。  彼の欲望は"無敵の戦闘集団を作り上げること"だ。この街はその目的のために創り上げられた壮大な訓練場なのだ。  [DATA]  性別:男 年齢:47  ブリード:クロスブリード シンドローム:バロール/ノイマン  ワークス/カヴァー:FHセルリーダー/グランドマスター(統制派)  能力値:【肉体】7【感覚】6【精神】11【社会】8  技能:<白兵>7 <回避>8 <運転:戦闘車両>10 <射撃>9〈RC>12 <意思>7 <交渉>6 <調達>5 <情報:FH>9 <情報:軍事>6  HP:45+? 行動値:23 侵蝕率:147% エフェクト:«インビジブルハンド»10 «魔神の心臓»3 «戦闘嗅覚»3 ほか   ●"グランドマスター・メサイア"  「世界を救うには全人類が覚醒しなくてはなりません……ジャーム化?邪魔なら消せばいいだけでしょう?」  "全人類のオーヴァード化"が欲望である"救済派"のリーダー。"統制派"の統治に反発して一早く反旗を翻した。  カルト宗教の教祖の娘である彼女は、幼い頃から自身を神の娘と信じ、救世主として救いの手を差し伸べて来た。  『救われる者と救われない者は予め決められている』。予定説を信じる彼女は躊躇うことなくαトランスを投与する。  そうして選ばれたオーヴァードは次の時代を担い世界を正しい方向へ導く者達だ。彼女はそう信じている。  だからこそ救済は速やかに進めなければならない。そして彼女は救世主として世界の中心に君臨するのだ。    [DATA]  性別:女 年齢:31  ブリード:クロスブリード シンドローム:ソラリス/ハヌマーン  ワークス/カヴァー:宗教家/グランドマスター(救済派)  能力値:【肉体】3【感覚】5【精神】9【社会】13  技能:<回避>4 <知覚>6 <芸術:歌唱>8〈知識:心理学>7 <意思>9 <交渉>15 <調達>10 <情報:FH>6 <情報:宗教>10  HP:34+? 行動値:19 侵蝕率:193% エフェクト:«絶対の恐怖»7 «甘い芳香»5 «ライトスピード»3 ほか ●"九頭一家総裁"深木紋道(ふかきもんど)  「何が仁義だ、何が任侠だ!金と暴力、この2つさえありゃあ、どんな奴等だって俺達に尻尾を振り始めるぜ!」  老舗の地元ヤクザ"九頭一家"のトップ。前総裁の死を機に任侠道を捨て、組織を完全な犯罪集団へと作り変えた。  風俗、闇金、違法賭博などで莫大な利益を得ており、その資金力で子飼いを増やし、組織内の地位を盤石なものとした。  彼は移民の子であり、幼少期に受けた過酷ないじめの経験が人格形成に多大な悪影響を及ぼしている。  意外にも、金と暴力に従う者にはまともな対応をする。だが、そうでない者は彼の常識では理解できない存在であり、  まるで異物であるかのようにこの世から消そうとする。なお、自覚はないが彼もオーヴァードである。   [DATA]  性別:男 年齢:56  ブリード:ピュアブリード シンドローム:キュマイラ  ワークス/カヴァー:ヤクザ/ヤクザ  能力値:【肉体】8【感覚】2【精神】2【社会】4  技能:<白兵>4 <回避>3 <運転:四輪>2 <知識:法律>3 <意思>2 <交渉>1 <調達>10 <情報:裏社会>4  HP:40+? 行動値:6 侵蝕率:80% エフェクト:«獣の力»5 «殺意の壁»3 «フルパワーアタック»2 ほか ●"死の運び手"(ウヴィーツァ)アルヴィナ・ヴィクトロヴナ・オルロフ  「……依頼は引き受けよう。報酬はいつもの口座に振り込んでくれ」  ロシアから来た殺し屋。"統制派"、"救済派"に拘らず報酬を出す方に味方をする徹底したプロフェッショナルである。  普段はカメラマンに偽装しており街の各地で写真を撮っている姿が目撃されている。無論、殺しのための準備である。  彼女の素性は謎に包まれている。コードウェル博士の愛人という噂もあればとオールドレイスの一人という噂もある。  間違いなく言えるのは、彼女は戦いを、殺しを誰よりも楽しんでいるということだ。  [DATA]  性別:女 年齢:25  ブリード:トライブリード シンドローム:エンジェルハイロゥ/モルフェウス/オルクス  ワークス/カヴァー:暗殺者/カメラマン  能力値:【肉体】3【感覚】9【精神】4【社会】2  技能:<白兵>3 <運転:二輪>4 <射撃>9 <知覚>8 <芸術:写真>3 <知識:毒物>2 <調達>3 <情報:裏社会>2  HP:30+? 行動値:22 侵蝕率:103% エフェクト:«見えざる死神»4 «ペネトレイト»2 «妖精の手»3 ほか ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ゲームマスターパート ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■GM向けシナリオガイド  ●FH vs FH、あるいは、悪いやつ vs 別の悪いやつ  デンジャラスシティのシナリオは「FH対FH」あるいは「非FH対FH」になりやすい。つまり、対立する相手はいつもどおりだ。  『達成すべきゴールがあり、ゴールを阻む障害があり、障害を乗り越え排除するためにPC達が奮闘する過程を描いていく』  こうしたシナリオの根本となる部分も変わらない。ただ、ゴールを達成するための手段をいつもより少々物騒にするだけだ。  ヒロインを狙う襲撃者の正体を探るためにUGNの協力を得るところを襲撃者の手下を拉致して拷問で正体を白状させたり、  遺産奪取のため貨物列車に潜入するところ線路を爆破して脱線させたりと手段を物騒にするだけでそれらしい雰囲気になる。  まずは試しに既存シナリオをFHPC用にアレンジしてみよう。『Crumble Days』であれば賢者の石保有者であるPC1の身を狙う  "シューラ・ヴァラ"を排除してPC1を他PCが所属するセルにスカウトする話にできるだろうし、『World end juvenile』なら  PC達が支配するエリアにミサイル攻撃を仕掛けようとするUGN残党達の計画を潰す話にできるだろう。粗は勢いで補おう。     ●悪と呼ばれる存在であろうともPC達はカッコよくあれ  一般的に犯罪行為は好ましいものとは思われない。自由とはいえ無意味な殺人や強盗はPC達のイメージを下げてしまう。  だが、強大な悪を挫く為にする破壊活動、要人の暗殺、資金の強奪であればダークヒーロー的な良さが生じないだろうか。  また、やむにやまれぬ状況で発生する命をかけた決闘も、そこに美学が生じるのであれば、ただの殺人で片づけられない。  このように、犯罪行為が肯定され得るシチュエーションを用意しておけばPL達は安心して悪事を働くことができる。  PC達の欲望の犠牲になるのは強敵や悪党である方がよい。弱者や善良な市民を虐げてもカッコ良くはならないからだ。  もちろんPL達がOKなら本当に三下を楽しむ手もある。ただ、PC達の品位を下げるような展開は基本的に避ける方がよい。  参加者全員が楽しめるなら露悪も悪くない。ただ、その場合でも楽しく遊び続けられるようライン超えには注意しよう。 ■シナリオフック  ここではいくつかシナリオフックを紹介する。 ●シナリオフック01 -School of Rock!- ・PC達の通うヤンキー校は"統制派"の"マスター・ティーチャー"の手腕によって県内でも有数の進学校へ変貌しつつあった。  成績の悪い生徒は朝から晩まで勉強漬けの生活を強いられる。その結果は、優等生になるか、発狂して死ぬかのどちらかだ。  ヤンキー仲間は1人また1人と更生クラスへ送られていく。苦境に立たされるPC達だったがここで予想外の出来事が起きる。  なんと、"マスター・ティーチャー"の娘である生徒会長が教師陣に反旗を翻し、PC達のグループに共闘を求めて来たのだ。 ●シナリオフック02 -UMA NINGEN Crazy Derby- ・PC達が世話になっているヤクザの組は、今、地域最大のヤクザ"九頭一家"の卑劣な罠によって組織崩壊の危機に陥っていた。  血を流す抗争の代替手段として選んだウマ人間レースで八百長が行われ、組はシマの大半を失い多額の借金を負ってしまう。  抗議に対しても"九頭一家"は「博徒なら博徒らしく賭博で勝負しろ」の一点張りだ。ここに到りPC達の義侠心に火がついた。  ウマ人間レースに出場して自分達に賭ければ確実に勝てる。"九頭一家"のあらゆる妨害を排除して勝利を掴むしかない。 ●シナリオフック03 -Vengeance is Mine- ・PC達は"正義派"との抗争に明け暮れる毎日を送っていた。そんなある日、PC達は洞海湾に浮かんでいた少年を救助する。  彼は"正義派"の幹部に仲間を殺されたUGNチルドレンで復讐の為アジトに潜入したが戦いに敗れ海に捨てられたのだという。  彼はPC達がFHであるとは思いもしない。そのことを知ったPC達の上司は敵対セル幹部の殺害に彼を利用せよと命じる。  復讐が成し遂げられ真実を知ったその時、一体、彼はなにを思うのだろうか…… ●シナリオフック04 -Inconsiderate Machines- ・"統制派"が開発中だった自律型RB兵器が"救済派"に強奪された。新兵器は無差別に市民を襲撃し多数の犠牲者が出ている。  "グランドマスター・タイラント"は、新兵器の活動を停止した者に既に壊滅したセルとそれらのシマを与えると宣言する。  下剋上や権益拡大を狙う輩達に後れを取るまいと、PC達も動き始めたところで、見知らぬ機械仕掛けの少女が姿を現す。  彼女は開発計画が"救済派"に乗っ取られていたと告げる。そして、自身を新兵器の元まで連れて行くよう懇願する。 ■キャンペーンガイド  シナリオの多くはPC達が抱える個人的な悩みや欲望が絡んだものになるだろう。  ただ、キャンペーンを行う場合、チーム全体で達成すべき大きな目標を設定すると方向性が定まり話がまとまりやすくなる。 ●キャンペーンセッティング01 -To the next, To the 1番上- ・"統制派"と"救済派"の抗争勃発はキミ達にとってもチャンスだった。実力だけで成り上がれる千載一遇のチャンスなのだから。  小競り合いを続けいくつかのセルを支配下に置いたその時、キミ達の前にセントラルドグマの伝令"ファートゥム"が現れる。  彼はこう告げる「セントラルドグマからの通達をお知らせします。貴方達には力でこの街の支配者となっていただきます」と。  不可解とも言えるメッセージではあったが、大義名分が得られた以上は目指すしかないだろう。テッペンの座を…… ●キャンペーンセッティング02 -Loan Ranger- ・キミ達は嵌められて返済不可能な額の借金を背負ってしまった。それは闇カジノでの大勝負に大負けした結果かもしれないし  "マスター・フォレックス"の甘言に乗って始めた外国為替証拠金取引で大損した結果かもしれない。それはまあいいだろう。  問題はどう返済するかだ。幸いにも、銀行強盗、薬物売買、殺しの依頼とハイリスクハイリターンの仕事には事欠かない。  少しづつでも返済を続けよう。借金を完済したその時が罠に嵌めてくれた奴の命日になるだろう。 ●キャンペーンセッティング03 -失われたJingi- ・キミ達が所属しているのは潜入と強奪と破壊工作を得意とする調査セルだ。が、UGNとの戦いの後は正直暇を持て余していた。  そんなある日、リエゾンロードの一人"黒き者"ヴィカラーラがわざわざキミ達の元を訪れて極秘の任務を与えてきたのだ。  "死霊派"と呼ばれるコードウェル博士の犬どもがこの地で探している"三種のJingi"を彼等より先に見つけろというものだ。  Jingiは神代の時代に造られたものでとてつもない力を秘めているという。奴らはそれを使って何をするのだろうか? ●キャンペーンセッティング04 -落日の王国- ・この街のFH同士の抗争は数年に渡り多くのエージェント達が命を落とした。各派も等しく力を失い無秩序が生まれていた。  虎視眈々と逆襲の機会を狙っていたUGNはこの状況を好機と判断し、大規模なデンジャラスシティ壊滅作戦へと乗り出す。  タガが外れたRラボが次々に送り出してくる狂気の兵器の数々に抵抗できずFHの支配領域はジワジワと削られていく。  近い将来この街は滅ぶだろう。だがキミ達は生き延びなくてはならない。死んでしまったらそこで願いも終わりだから。 ■エネミーデータ:デンジャラスシティ  最後にデンジャラスシティの追加エネミーを紹介する。SLはいずれも侵蝕率によるボーナスを適用済みである。 ・コソ泥  種別:トループ ブリード:- シンドローム:-  【肉体】3【感覚】3【精神】1【社会】1 <回避>1 <知覚>1      <情報:噂話>1  HP:15 行動値:6 装甲値:1 侵蝕率:-  装備:ナイフ 技能:白兵/射撃 命中:-1 攻撃力:+2 ガード値:0 射程:10m  エフェクト:«イベイジョン»1  解説:チンケな盗みで生計を立てている泥棒。   ・ドラッグディーラー  種別:トループ ブリード:- シンドローム:-  【肉体】2【感覚】2【精神】1【社会】3 <回避>1 <射撃>2 <意志>1 <交渉>3 <運転:四輪>1 <情報:裏社会>1  HP:15 行動値:5 装甲値:1 侵蝕率:-  装備:ベノムグレネード 技能:射撃 命中:-3 攻撃力:0 射程:10m  エフェクト:«イベイジョン»1  解説:ドラッグの売人。その大半はFHやヤクザの下っ端構成員である。 ・モヒカン  種別:一般 ブリード:クロスブリード シンドローム:サラマンダー/ソラリス  【肉体】3【感覚】2【精神】2【社会】4   <白兵>2      <遺志>1 <調達>1 <運転:二輪>3        <情報:裏社会>1  HP:28 行動値:2 装甲値:4 侵蝕率:100%(+3個)  装備:バイク 技能:運転:四輪 攻撃力:+5 装甲値:0 行動:-3 全力移動:200m  エフェクト:«炎神の怒り»3,«アクセル»3,«イベイジョン»2  解説:デンジャラスシティに適応した市民。己の欲望の赴くまま行動する。 ・社畜戦士  種別:一般 ブリード:クロスブリード シンドローム:ソラリス/ハヌマーン  【肉体】1【感覚】2【精神】3【社会】4   <回避>3      1 <交渉>3 <運転:四輪>1        <情報:ビジネス>1  HP:25 行動値:7 装甲値:1 侵蝕率:100%(+3個)  装備:ナックルダスター 技能:白兵 命中:0 攻撃力:+1 ガード値:0  エフェクト:«絶対の恐怖»2,«風の渡し手»2,«イベイジョン»2  解説:過酷な労働環境においてもめげずに働くサラリーマン。 ・オーヴァードヤクザ  種別:一般 ブリード:クロスブリード シンドローム:バロール/エグザイル  【肉体】4【感覚】2【精神】2【社会】2   <白兵>3         <調達>2 <運転:四輪>1        <情報:裏社会>1  HP:30 行動値:6 装甲値:5 侵蝕率:100%(+3個)  装備:日本刀 技能:白兵 命中:-1 攻撃力:+5 ガード値:3  エフェクト:«瞬速の刃»2,«餓鬼魂の使い»2,«イベイジョン»2  解説:覚醒したことで一般人に対して無敵になったヤクザ。調子に乗っている。 ・EXジャーム:ドローン  種別:一般 ブリード:クロスブリード シンドローム:ブラックドッグ/ノイマン  【肉体】2【感覚】1【精神】5【社会】1 <回避>2 <知覚>1 3 <情報:ウェブ>2  HP:29 行動値:7 装甲値:6 侵蝕率:100%(+3個)  装備:素手 技能:白兵 命中:0 攻撃力:-5 ガード値:0  エフェクト:«雷神の鎚»2,«戦術»2,«飛行能力»2  解説:ジャーム化したドローン。同じタイプのものが紛争地域で使われている。 ・武装警官(警棒)  種別:一般 ブリード:クロスブリード シンドローム:キュマイラ/ブラックドッグ  【肉体】6【感覚】1【精神】1【社会】2   <白兵>3          <情報:警察>2 <運転:四輪>1        <情報:FH>1  HP:33 行動値:3 装甲値:8 侵蝕率:100%(+3個)  装備:スタニングバトン 技能:白兵 命中:0 攻撃力:+3 ガード値:2  エフェクト:«獣の力»3,«軍神の守り»2,«スタンボルト»2  解説:反抗分子やUGNのスパイを摘発するFHの武装警官。権力と賄賂に弱い。 ・武装警官(拳銃)  種別:一般 ブリード:クロスブリード シンドローム:エグザイル/モルフェウス  【肉体】3【感覚】4【精神】1【社会】2 <回避>1 <射撃>3  2  <交渉>1 <運転:二輪>1   <情報:警察>2  HP:27 行動値:9 装甲値:5 侵蝕率:100%(+3個)  装備:大型拳銃 技能:射撃 命中:-1 攻撃力:+6 射程:20m  エフェクト:«オールレンジ»3,«蛇の動き»2,«目つぶしの砂»2  解説:射撃を得意とするFHの武装警官。こちらも権力と賄賂に弱い。 ・EXジャーム:猟犬  種別:一般 ブリード:クロスブリード シンドローム:キュマイラ/ブラム=ストーカー  【肉体】8【感覚】3【精神】2【社会】2   <白兵>4 <知覚>3 <回避>4  HP:38 行動値:8 装甲値:1 侵蝕率:100%(+3個)  装備:滅びのかぎ爪 技能:白兵 命中:0 攻撃力:+11 ガード値:4  エフェクト:«深き傷痕»3,«ハンティングスタイル»2,«滅びのかぎ爪»3  解説:ジャーム化した猟犬。欲望のまま行動するので扱いづらい。 ・殺し屋  種別:一般 ブリード:クロスブリード シンドローム:エンジェルハイロゥ/モルフェウス  【肉体】1【感覚】6【精神】2【社会】3 <白兵>1 <射撃>4  1  <調達>2 <回避>2       <情報:軍事>2  HP:53 行動値:14 装甲値:3 侵蝕率:130%(+4個)  装備:ハンドレットガンズ 技能:射撃 命中:0 攻撃力:+9 射程:30m  エフェクト:«コンセントレイト:エンジェルハイロゥ»2,«天からの眼»3,«光速の剣»2        «ギガンティックモード»2,«ハンドレットガンズ»2,«ペネトレイト»2,«生命増強»1  解説:対オーヴァードを生業とする殺し屋。それだけに高い戦闘力を誇る。 ・ストリートサムライ  種別:一般 ブリード:トライブリード シンドローム:ブラックドッグ/ハヌマーン/オルクス  【肉体】6【感覚】3【精神】2【社会】4 <白兵>4 <知覚>1  <意志>2 <情報:ビジネス>3 <回避>3        HP:64 行動値:8 装甲値:12 侵蝕率:130%(+4個)  装備:高速振動ブレード 技能:白兵 命中:-1 攻撃力:+12 ガード値:2  エフェクト:«コンセントレイト:オルクス»2,«形なき剣»2,«要の陣形»2        «アームズリンク»3,«ウェポンマウント»3,«一閃»2,«生命増強»1   解説:"野武士"とも呼ばれるカネで動く傭兵。肉体の一部を機械化している。 ・リングリーダー  種別:一般 ブリード:ピュアブリード シンドローム:ノイマン  【肉体】1【感覚】1【精神】8【社会】4 <運転:四輪>2   5  <交渉>3 <知識:犯罪>6        HP:60 行動値:10 装甲値:7 侵蝕率:130%(+4個)  装備:リアクティブシールド 技能:白兵 命中:-2 攻撃力:+2 ガード値:6  エフェクト:«アドヴァイス»5,«言葉の盾»2,«ファンアウト»2,«常勝の天才»3        «ブラックマーケット»3,«ソルジャーコネクト»2,«生命増強»1   解説:知能犯罪者をまとめ上げるリーダー格。支援能力に秀でている。 ・ジャーム:被検体  種別:一般 ブリード:クロスブリード シンドローム:サラマンダー/ブラム=ストーカー  【肉体】5【感覚】2【精神】9【社会】1 <知覚>1 6          HP:99 行動値:13 装甲値:0 侵蝕率:160%(+4個)  装備:素手 技能:白兵 命中:0 攻撃力:-5 ガード値:0  エフェクト:«コンセントレイト:サラマンダー»3,«焦熱の弾丸»3,«氷盾»3,«蒼き悪魔»5        «血の楔»5,«ブラッドバーン»3,«不死者の恩寵»2,«生命増強»2,«加速する刻»2   解説:"救済派"による救世主創造計画の犠牲者。既に人の形すら留めていない。 ・処刑ライダー  種別:一般 ブリード:クロスブリード シンドローム:オルクス/モルフェウス  【肉体】4【感覚】4【精神】1【社会】3  <回避>5 <知覚>3 3  <調達>5   <運転:二輪>6   <知識:拷問>3  HP:89 行動値:14 装甲値:10 侵蝕率:160%(+4個)  装備:大型バイク 攻撃力:+12 装甲値:0 行動:-5 全力移動:250m  エフェクト:«コンセントレイト:オルクス»3,«ナイトライダー»5,«要の陣形»3,«力場の形成»4        «砂の結界»2,«砂の盾»5,«生命増強»2,«反射適応»5,«予備調達»3  解説:深夜の公道を爆走する正体不明の走り屋。 ・FHセルリーダー(武闘派)  種別:一般 ブリード:クロスブリード シンドローム:ハヌマーン/エンジェルハイロゥ  【肉体】1【感覚】8【精神】4【社会】2   <回避>3 <知覚>5 8   <交渉>3   <運転:四輪>3   <意志>3  <調達>5                <情報:FH>8  HP:90 行動値:20 装甲値:10 侵蝕率:160%(+4個)  装備:素手 技能:白兵 命中:0 攻撃力:-5 ガード値:0  エフェクト:«アースシェイカー»5,«サイレンの魔女»5,«スタートダッシュ»3,«ライトスピード»3        «光の手»3,«滅びの光»5,«鏡の盾»3,«生命増強»2   解説:武闘派セルのセルリーダー。自ら陣頭に立ち敵対者を殲滅する。