「こ、こいつぁ、本当に王様の務めなんですかい?」  セイラン城の一室で、水色の鱗に体表を覆われた竜人──ヒョウウンが、全裸になってベッド上で股を開いていた。疑問を投げかけるヒョウウンに対し、大柄な狼獣人──ロウエンは、腕組みしながら大きく頷く。 「お前は長らくコンロンに居たから知らねえだろうが、部下の性処理も王の立派な務めだ。今後はお前が王になるんだから、その務めもキッチリ引き継いでもらわねえとな」  セイランを統治する王の役割は、ロウエンからヒョウウンに引き継がれる予定となっている。この状況もまた、引き継ぎの一環であった。 「おかしらぁ……。あんまジロジロ見ないでくだせえ」 「おっと、悪い。キレイな色をしてたもんで、ついな」 「うう……」  股間部にあるピンク色の縦スジ──男性器が収納されているスリットと呼ばれる器官をまじまじと眺められたヒョウウンの頬が、羞恥で少し赤くなる。 「どれ、早速始めるとしようぜ」  ロウエンはベッドに乗り上げ、ヒョウウンの股座に顔を近付けた。そして、長い舌で彼のスリットを舐め始めた。 「んおぉっ!?」  今まで何者にも触れさせた事が無かった秘部に刺激を与えられ、ヒョウウンの口から驚きの声が漏れる。 「そ、そんな汚えとこ……、うあっ!」 「汚くねえよ。ちょっとしょっぱいけどな」  汗と尿の風味に興奮しつつ、ロウエンは舌先でスリットをこじ開けた。 「ひぃっ……!? お、おかしらっ、なんかっ、ヘンな感じが……っ!」  未知の感覚にビクビクと全身を震わせるヒョウウン。そんな彼の反応を楽しみながら、ロウエンは器用に舌を動かしてスリットを穿った。  ぴちゃぴちゃと湿った音が鳴り響く度、ヒョウウンのスリットがじわじわと拡張されていく。 「やっ、やめ……っ!」  今まで体験した事がない感覚に恐怖を覚えたヒョウウンの口から静止の言葉が漏れる。しかし、ロウエンはそれを聞き入れない。 「汁をダラダラ溢れさせといて何言ってんだ。素直に感じてろ」 「あ、がああっ!?」  ロウエンは頭を動かし、ヒョウウンのスリットの内側を舌で激しく抉る抽送運動を開始した。  舌で肉襞を強く擦られる度、ヒョウウンのスリットから透明な愛液がとろとろと分泌される。 「いぃっ……!? んっ……あ、ああぁっ!」  ヒョウウンの嬌声は徐々に大きくなり、やがて彼は無意識に腰をへこへこと動かし始めた。 「くぅうっ、が、んおぉっ!?」  程なくして、ロウエンの舌先がスリット内に収納されている肉棒の先端に触れる。その瞬間にヒョウウンの身体が一際大きく跳ね、彼のスリットから勃起した男根がズルリと飛び出した。 「はーっ、はーっ……」  荒い呼吸を繰り返すヒョウウンの瞳には、強い情欲の色が浮かんでいる。すっかり発情してしまったようだ。 「オレほどじゃねえが、まあまあデカいな」  長くて雄々しい陰茎を目にしたロウエンが、感心したように呟く。 「そんなに見ねえでくだせえ……」  恥部を凝視され、ヒョウウンは顔を真っ赤にして目を背けた。そんな彼の羞恥心などお構いなく、ロウエンは再びヒョウウンの股座に顔を近付ける。 「さて、次はこれをたっぷり可愛がってやらねえとな」  そう告げると、ロウエンは大きく口を開けてヒョウウンの肉棒を根元まで一気に咥え込んだ。 「うおぉっ!?」  ぬるりとした感触に包まれた瞬間、ヒョウウンは情けない悲鳴を上げてびくりと仰け反った。強い快感に戸惑うヒョウウンに構わず、ロウエンは肉棒を咥えたまま顔を前後に動かし始める。 「ふっ、ふぐぅっ……!」  ロウエンの口腔内で肉棒がびくびくと脈打ち、先端から先走りがだらだらと溢れ出す。熱を持った粘膜同士が擦れ合う度に甘美な痺れが全身を駆け巡り、ヒョウウンの口からは呻きとも喘ぎともつかない悩ましげな声が漏れた。 「ひあっ、おか、しらぁ……!」  ロウエンは、肉棒を再び根元まで一気に飲み込んだ。その後、喉奥できゅうきゅう締め付けたかと思えば、口を窄めて吸い上げながらゆっくりと引き抜いていく。その緩急のある動きに翻弄され、ヒョウウンは両手で強くシーツを握りしめた。 「ダメだ、おかしら! 出るっ、出ちまうぅぅっ! うおおぉっ!!」  我慢の限界を迎えたヒョウウンは全身をガクガクと震わせながら、ロウエンの口内に大量の白濁液を撒き散らした。 「うあっ、あぁ……」  今まで味わった事のない強い快感に耐えられなかったせいか、ヒョウウンの目から涙が零れ落ちる。 「へっ、容赦なくぶっ放しやがって」  ヒョウウンが長い射精を終えたタイミングで、ロウエンは肉棒を口から引き抜いた。 「がっ、はっ、はーっ……」 「おい、何をボケっとしてやがる。本番はこれからだぞ」 「ほ、本番……?」  服を全て脱いだロウエンは、放心状態のヒョウウンに、怒張した肉棒を見せつけた。  ヒョウウンのよりも一回り大きく、猛々しい一物。それを目の当たりににしたヒョウウンは、迫力に圧倒されてごくりと喉を鳴らした。 「なんだ、怖気づいちまったのか?」 「い、いや、ただでけえなと思っただけで……」 「怖気づいてねえなら何よりだ。今からこれがお前のケツに入るんだからな」 「なっ!?」  衝撃的な言葉を放たれたヒョウウンは、目を見開いて驚愕の意を示した。 「ま、待ってくれ、おかしら! こんなのが入るわけ……」 「安心しろ。しっかりほぐしてやるからよ」 「そういう問題じゃ……うおぉっ!?」  ロウエンの指先が、ヒョウウンの尻尾の付け根あたりにある窪み──アナルに触れた途端、ヒョウウンはビクりと身体を跳ねさせた。 「おいおい。もうすっかり準備万端じゃねえか」  ロウエンが指摘する通り、ヒョウウンのアナルは腸液で濡れそぼっていた。それに加え、ヒクヒクと物欲しそうに収縮しており、まるで早く肉棒を入れてほしいと言わんばかりだ。  巨大で雄々しい肉棒を目の当たりにした結果、ヒョウウンの身体は発情期の雌のように疼き、彼の意思とは関係なく肉棒を受け入れる準備を始めていた。 「い、いや、そいつは……」  恥ずかしさのあまり言葉を詰まらせるヒョウウンだったが、ロウエンはお構いなしといった様子で彼のアナルに中指を挿入した。 「んんっ!? ぐっ……ふぅっ……」  深く沈み込んだ中指が、ヒョウウンの内部を探るようにぐりぐりと動かされる。  ヒョウウンは、異物感と同時に得体の知れない感覚が腹の奥底から湧き上がってくるのを感じた。 「んごおっ!?」  ロウエンが指を曲げた瞬間、ヒョウウンの口から間の抜けた声が漏れる。 「ここが弱点のようだな」  前立腺を探り当てたロウエンはニヤリと笑い、重点的にその部分を攻め立てた。 「ひっ!? うあぁっ! そこは……があぁっ!」  強すぎる刺激から逃れようと身を捩ったヒョウウンであったが、ロウエンの逞しい片腕に身体を抑え込まれて逃れる事はできなかった。 「んぎっ!?」  拡張された肉穴に、人差し指も追加で挿入される。 「んあっ、あ、ああっ……!!」  二本の指をバラバラに動かされたり左右に開いて肉穴を拡げられたりしている内に、ヒョウウンの身体はすっかり弛緩して肉棒を受け入れる準備が整ったようだ。 「もう十分ほぐれたみてぇだな。そろそろ本番と行くか」  蕩け切った表情をしているヒョウウンの肛門から指を引き抜いたロウエンは、小さく口を開けた彼のアナルに剛直を押し付けた。  不安と期待の色が滲む瞳を向けるヒョウウンを見て、ロウエンは一層興奮を高める。 「受け止めろ!」  怒張した肉棒が、ヒョウウンのアナルをこじ開けてゆっくりと挿入されていく。 「くぅっ……!」  苦痛と快楽が入り混じった呻き声がヒョウウンの喉から絞り出される。ロウエンはそんな彼の様子をじっと観察しながら、慎重に腰を突き出した。 「ひああっ!?」  太い亀頭が沈み込んだ後はスムーズだった。ゆっくりと、だが確実にロウエンの肉竿は沈み込んでいく。 「がああぁっ……! すっ、げぇ……っ!」  内部を埋め尽くす圧倒的な質量感に、ヒョウウンは思わず顔を顰める。  普段は不敵な笑みを浮かべながら戦場を駆け巡る彼が、余裕のない表情を浮かべている。その事実に、ロウエンの征服欲はさらに掻き立てられた。 「全部入ったぞ、ヒョウウン」 「はっ……はぁ……」 「動くぞ」  ロウエンは短く告げると、ゆっくりと腰を引いた。 「うおぉっ!? まっ……ああぁっ!!」  肉棒がアナルから引き抜ける寸前まで腰を引いた後、勢いよく根元まで突き入れる。それを繰り返すピストン運動を開始すると同時に、ロウエンはヒョウウンに覆い被さって貪るような口付けをした。 「んぶっ!?」  突然の口付けに、一瞬驚愕の表情を浮かべたヒョウウンであったが、すぐに目を細めて受け入れた。 「んっ……むぅっ……」  肉同士がぶつかり合う乾いた音と同時に、互いの舌が絡み合う淫靡な水音も響き渡る。 「ぷはっ……! おかっ……しらぁ……! んっ……すげっ……! があぁっ!!」  いつしか硬さを取り戻していたヒョウウンの肉棒が、小刻みにびくびくと跳ねる。二度目の射精の瞬間が近づいているようだ。 「あっ……が、あああぁっ!」  ロウエンの巨根が前立腺を強く圧迫した瞬間、ヒョウウンは大きく身体を仰け反らせた。直後、限界を迎えたヒョウウンの男根から白濁液が勢いよく放たれる。それに呼応するように、彼のアナルはロウエンの肉棒をきつく締め付けた。 「ぐっ、我慢できねぇ……っ! 中に出すぞ、ヒョウウン!」  搾り取られるような快感に耐えきれず、ロウエンもまた精を放つ。  ヒョウウンの中で巨根が脈打ち、熱い子種が腸内にどぷどぷと注ぎ込まれていく。 「あっ、あつっ……! んっ……はぁ……」  子種が腹を満たしていくのを感じながら、ヒョウウンは恍惚とした表情を浮かべる。そんな彼の頭を軽く撫でながら、ロウエンは満足げな笑みを浮かべた。 「よく頑張ったな。これなら立派に王の務めを果たせるはずだぜ」  そう言って、ロウエンは再びヒョウウンに覆い被さって口付けをした。  ヒョウウンは感謝の言葉を呟いた後に、ロウエンをしっかりと抱き締める。 「……だがまあ、念の為に持久力をもっと鍛えておいた方がいいな」 「持久力……? ま、まさか……」  長い口付けと抱擁を終えた後、ヒョウウンの中でロウエンの巨根が再び芯を持った。これから起こる事を予感したヒョウウンの顔が青ざめる。 「さあ、このまま二回戦を始めるか!」 「か、勘弁してくだせえ! おかしら〜!」    この後、ヒョウウンは気絶するまでロウエンに激しく犯され続けたそうな。 【了】