執務室の大きな窓から差し込む陽光が、デスクの上に整然と積まれた書類の束を白く照らし出していた。 カタカタと軽快に鳴り響いていたキーボードの打鍵音がふっと途切れ、室内に静謐な空気が満ちる。羽川ハスミは手元のペンをペンスタンドへと戻すと、背筋をすっきりと伸ばし、膝の上に揃えた両手へ視線を落とした。黒を基調とした端正な上着の肩口をわずかに揺らし、整った息をひとつ吐き出す。 「……ふう。先生、こちら側の予算申請書と、各自治区からの巡回報告書の照合作業はすべて完了いたしました。不備のある書類につきましては、付箋にて修正点を明記した上で別途分類してあります」 凛とした透明感のある声が、静かな部屋に心地よく通る。ハスミは立ち上がり、抱えるようにして持ち上げた分厚いバインダーの山を、デスクの端へと丁寧に整頓して置いた。頭部の両脇に生えた漆黒の翼が、彼女の几帳面な動作に合わせて微かに揺らめき、静かな存在感を放っている。 「ありがとう、ハスミ。助かったよ。細かい数値の確認まで全部やってくれたんだね」 「いえ、当然の務めを果たしたまでに過ぎません。正義実現委員会としても、シャーレの業務を滞りなく進行させることは治安維持の一環ですので」 そう答えながらも、ハスミの口元には微かな安堵の色が浮かんでいた。生真面目な彼女らしく、表情を崩しすぎることはないものの、先生からの労いの言葉を素直に受け止めている様子が窺える。 デスクの向こう側でまだ残っている端末の承認作業や、連邦生徒会との暗号通信ログの確認画面を見やりながら、先生は椅子の背もたれに軽く体を預けた。 「ハスミに手伝ってもらえる範囲の仕事は、これであらかた片付いたよ。あとは僕の生体認証が必要な決裁とか、先生権限でしかアクセスできないシステム処理だけだからね。ハスミは休憩室でお菓子でも食べながら、ゆっくり休憩していて大丈夫だよ」 「お菓子、ですか……」 その単語が耳に届いた瞬間、ハスミの切れ長の瞳がわずかに見開かれ、微細な揺らぎを見せた。普段の理知的な佇まいに、ほんの一瞬だけ年相応の少女らしい気恥ずかしさと期待が混ざり合う。しかし、すぐに彼女は居住まいを正し、胸元に手を当てて小さく咳払いをした。 「その……お気遣い痛み入ります、先生。ですが、私は職務中ですので、そのような私的な間食など……いえ、もちろん先生のお勧めであれば、糖分補給という名目で一口程度いただくのは吝かではありませんが……その、体重の管理という観点からも、節制は必要不可欠でありまして……」 自分に言い聞かせるように言葉を重ねるハスミの頬には、わずかに朱が差している。休憩室の冷蔵庫に、昨日先生が差し入れとして買っておいた評判の洋菓子店のエクレアが冷やしてあることを、彼女は知っているはずだった。葛藤と誘惑の間で揺れ動くその生真面目な横顔は、見ていてどこか微笑ましい。 「まあ、せっかくの先生のご厚意を無碍にするのも本意ではありませんから……少しだけ、お茶を淹れて休ませていただくことにいたします」 ハスミはそう結論付けると、小さく一礼して休憩室へと続く通路へ向けて踵を返した。漆黒のタイツに包まれた長い脚が、静かに絨毯を踏みしめて歩き出す。 その時だった。 執務室の隅に置かれた大きな布製ソファの上で、長い手足を丸めてクッションに埋もれていた小さな人影が、もぞりと動いた。 「ふあぁぁ……」 気の抜けたあくびと共に、だぼだぼのライトグリーンの上着から細い腕が伸びる。頭部に大型のヘッドホンを装着したハッカドール3号が、眠たげに目を擦りながらのそのそと起き上がった。肩口まで切り揃えられた軽やかな髪を揺らし、彼は無気力そのもののトーンで呟く。 「なんか……あまいものの話、聞こえた気がするー……」 「あ、3号。起きたんだ」 「んー……マスター、書類の整理おわったのー? ぼく、見てるだけで疲れちゃったからさぁ……エネルギー補給しないと完全に停止しちゃうよ……」 「3号はずっと寝ていただけのような気がするけど……」 「働かないのがぼくのデフォルト機能だから問題ないよー」 あっけらかんと言い放ちながら、3号はソファから素足のまま床へと滑り降りた。そして、ちょうど執務室のドアへ向かって歩いていたハスミの背中を見つけると、その大きな瞳をパチパチと瞬かせる。 「あ、ハスミちゃんも行くんだー。じゃあぼくも休憩室行く~」 とてとてと足音を立てて駆け寄った3号は、通路の途中でハスミの背後に追いつくや否や、躊躇うことなくその細い両腕を彼女の引き締まった腰回りへと回した。 「わっ……!? な、何ですか……!?」 背後から不意に飛びつかれたハスミは、驚きで背筋をピンと硬直させた。両脇の黒い翼がバサリと大きく広がり、驚愕を露わにする。 「えへへー、ハスミちゃんおっきいから捕まりやすいー。ほらほら、はやく行こうよー」 3号は悪びれる様子もなく、ハスミの背中にぺたりと上半身を預け、甘えるような仕草で密着した。オーバーサイズの袖口から覗く華奢な指先で彼女の制服の布地をぎゅっと掴み、体重を前へと預けながら、ぐいぐいとハスミの背中を押し始める。 「ちょ、ちょっと、3号さん!? 急に抱きつかないでください……! それに、押さないで……倒れてしまいます……!」 「いいからいいからー。あまいエクレアがぼくたちを呼んでるよー。ハスミちゃんが歩かないと進まないんだからねー、よいしょ、よいしょ」 「あ、暴れないでくださいまし……! く、靴を踏んでしまいます……! ああもう、本当に手がかかる方ですね……!」 ハスミは長身を持て余すようにしてよろめきつつも、背中に張り付いた小柄な3号を振り払うことはせず、困惑と気恥ずかしさが入り混じった声を上げながら、押し出されるようにして一歩ずつ前へと進んでいく。普段の厳格な規律を保つ姿からは想像もつかないほど、年下の無邪気な甘えに押し切られている様子だった。 3号のだらけきったペースに巻き込まれ、ハスミの整った眉が八の字に下がる。しかしその口調には、拒絶ではなく、どこか面倒見の良さが滲み出ていた。 (仲いいなあ……) 先生はペンを握る手を休め、ドタバタと賑やかに通路を進んでいく二人の後ろ姿を横目で温かく見送った。 「ハスミちゃーん、紅茶も淹れてねー。お砂糖ふたつねー」 「まったく……誰があなたのお世話係ですか……。ですが、火傷をされても困りますので、今回だけですからね……」 文句を言いながらも、ハスミは背中の重みを受け止めたまま、二人分の足音を廊下に響かせて休憩室の扉の向こうへと消えていった。カチャリと静かにドアが閉まる音が、午後の穏やかなオフィスに心地よく響いた。 かちゃり、と。 静かな室内に、小さく金属の噛み合う音が乾いて響いた。 休憩室へ足を踏み入れた直後、背後で鳴ったその音に、羽川ハスミの背筋がぴくりと微細に跳ね上がる。黒いセーラー服の上からでもはっきりと分かるほど、彼女の肩が不自然に強張っていた。頭部の両脇にある漆黒の翼が、警戒と動揺を示すようにわずかに広がり、先端を細かく震わせる。 ドアノブに手をかけたまま、内鍵を回したハッカドール3号は、だぼだぼの袖口から細い指先を覗かせながら、ゆっくりとハスミの方へ振り返った。その瞳には、先ほど執務室で見せていた気だるげな眠気とは質の異なる、どこか粘り気のある光が宿っている。 「ふふ……2人きりだね、ハスミちゃん~」 間延びした、いつも通りの気の抜けたトーン。しかしその声の底には、逃げ道を塞ぐような確信めいた甘さが含まれていた。 その一言が落ちた瞬間、遮音性の高い休憩室の空気が、まるで別の密度を持ったかのように重く、熱を帯びて変質していく。エアコンの微かな送風音だけが残された密室で、ハスミの呼吸が目に見えて浅くなった。 (……っ、この空気、は……) ハスミの脳裏に、以前シャーレの当番で遅くなった夜の、二人きりで過ごしたあの生々しい記憶が強烈にフラッシュバックする。小柄で華奢な見た目からは想像もつかないほど、的確に弱点を暴き、容赦なく悦びを擦り込んできたこの少年の手つき。規律と正義を重んじる自身が、あられもない声をもらしながら為す術もなく快楽に屈してしまった、誰にも言えない秘密の時間。 胸元が急速に熱くなり、黒いタイツに包まれた太もも同士が無意識にぎゅっと擦れ合う。動揺を押し隠すように、ハスミは慌てて視線を逸らし、部屋の隅にある小さなキッチンカウンターへと早足で向かった。 「そ、そのような言い方はおやめなさい、3号さん……! 先生からいただいたお菓子を食べましょうと、そう言ってお連れしたはずです。今、お茶を淹れますから、そこに座って待っていなさい」 努めて厳格な声を出そうとするものの、語尾の震えまでは隠しきれていない。ハスミは長身の体を強張らせたまま、冷蔵庫の扉を開け、中から洋菓子店の箱を取り出そうと両手を伸ばした。しかし、指先がおかしなほど熱く、微かに震えていて、箱の縁を掴む動作すら覚束ない。 「えー? お菓子もいいけどさー……ハスミちゃん、すっごく緊張してない? ほら、肩がカチコチだよー」 背後から、絨毯を踏みしめる柔らかな足音が音もなく近づいてくる。 「き、緊張などしていません……! いいから、席に……っ」 言い終えるよりも早く、ハスミの腰のくびれへ、背後からするりと細い腕が回された。 「わ……っ!?」 冷蔵庫の前で、ハスミの大きな体がビクリと跳ねる。3号はハスミの豊かな背中に自身の胸をぴったりと押し当て、オーバーサイズの上着越しに体温を預けてきた。小柄な体躯でありながら、ハスミの逃げ場を巧みに封じる位置取り。華奢な腕がハスミの細いウエストをしっかりと抱え込み、だらりとした仕草のまま、その手のひらが下腹部をゆっくりと撫で上げる。 「うそつき。心臓、すっごくトクトク鳴ってるよー。制服の背中越しでもわかるくらい」 「ひ、人に、密着しないでくださいまし……! は、離れ……っ」 「やーだー。ハスミちゃん、すごくいい匂いするんだもん。甘いお菓子の匂いと、ハスミちゃんの汗の匂いが混ざって、すっごく美味しそう~」 耳元に吹きかけられる、温小刻みな息遣い。3号の唇がハスミのうなじの生え際をかすめるように動き、チュッと微かな吸着音を立てた。 「ひゃうんっ……!?」 電気を通されたかのような刺激に、ハスミの喉から情けない悲鳴が漏れ出る。頭部の漆黒の翼がバサバサと激しく羽ばたき、冷蔵庫の扉をパタンと閉めてしまう。ハスミは両手をカウンターの縁につき、必死に踏ん張ろうとするが、膝から力が抜けそうになり、腰がわずかに沈み込んだ。 「あ、ハスミちゃん、ここ……耳の後ろ、すっごく熱くなってるよ? ここが弱いの、前も言ってたよねー」 「言っていま、せん……! そ、そんなこと……っ、あ、頭を擦り付けないで……っ」 「んー、覚えてないんだ? じゃあ、思い出させてあげるねー」 3号は気だるげに微笑みながら、ハスミの背中にぴったりと寄り添ったまま、細い指先を彼女の豊満な胸元へと這わせ始めた。セーラー服の布地を押し上げるようにして、圧倒的な質量を誇る双丘の膨らみへと、下からゆっくりと手を差し入れていく。 「だ、め……っ、3号さん、ここは、シャーレの休憩室で……先生が、まだ執務室に……っ!」 「大丈夫だよー。ちゃんと鍵閉めたし、マスターは集中すると周りの音なんて全然聞こえなくなるからさー。ねえ、ハスミちゃんも……本当は、お菓子より気持ちいいこと、したかったんでしょ?」 「ちが、違います……っ! 私は、ただ……っ、んんっ……!」 3号の指先が、制服の生地越しにハスミの豊かな胸の先端をピンポイントで捉え、くに、と意地悪く摘み上げた。 ずぶりと芯まで響くような感触に、ハスミは長い首を反らし、唇を噛み締めて快感を耐え忍ぼうとする。しかし、豊満な胸が自身の荒い呼吸に合わせて激しく上下し、3号の手のひらの中で柔らかく押し潰されて形を変えていく。 「ほらー、言葉と身体の反応が全然ちがうよー? ここ、もうこんなに硬くなってるのに……」 「ぁ……っ、そんな、こと……っ、言わないで……くださ……ぃ♥️」 ハスミの瞳にはすでに滲んだ涙が浮かび、理知的な面影は熱に浮かされた艶っぽさへと完全に塗りつぶされ始めていた。 キッチンカウンターの硬質な天板に両手をついたまま、ハスミは自身の内に湧き上がる抗いがたい熱を必死に抑え込もうと、小刻みに息を漏らしていた。背後から押し当てられる少年の華奢な身体。その細身な体躯からは想像もつかないほど確信に満ちた体重の預け方に、彼女の引き締まった長身がわずかに強張る。 「……っ、3号さん、いけません……っ。ここは、シャーレの施設内です。先生がすぐ隣の執務室にいらっしゃるというのに、このような……不謹慎な真似は……」 「えー? でもさ、さっき鍵閉めた時、ハスミちゃん全然止めなかったじゃんー」 耳たぶのすぐ後ろで、3号の気だるげで甘ったるい声が微細な振動を伴って鼓膜を撫でる。間延びした語尾とは裏腹に、背後から伸びる小柄な両腕の拘束は驚くほど手際が良い。だぼだぼとした上着の裾が擦れ合い、微かな衣擦れの音を室内に響かせる中、3号の細い指先が、黒い制服の布地をじわりと押し込むようにして動いた。 「そ、それは……っ、あなたが急に鍵を回すからで……っ、私は、ただお茶の準備をしようと……っ!」 「ふーん? じゃあ、なんで心臓がこんなにトクトクいってるの? ほら、背中越しに全部伝わってくるよー」 「あ……っ、く……っ」 3号はハスミの豊かな背中に自身の額を預け、すりすりと猫のように頬を寄せながら、両手をさらに上へと滑らせた。上着の生地が引っ張られ、胸元を覆う漆黒の布地がピンと張り詰める。その下にある圧倒的な質量の膨らみを、3号は両の手のひら全体で下からすくい上げるようにして、むに、と深い圧力をかけて包み込んだ。 「ひゃ……っ!?」 頭部の両脇に生えた漆黒の翼が、驚愕と快感の走光性に反応してバサリと大きく広がった。羽先が小刻みに震え、キッチンの壁際をかすめる。ハスミは腰を引こうとするが、3号の膝が巧みに彼女の太ももの裏側へと割り込み、退路を物理的に塞いでいた。 「うわぁ……やっぱりハスミちゃんのお胸、すっごくおっきくて柔らかいねー。指が沈んじゃって、手のひら足りないよ」 「な……っ、何を、恥ずかしいことを……っ! は、離しなさい……っ、お願いですから……っ!」 (だめ……っ、この感触、あの夜とまったく同じ……っ。どうして、この小柄な男の子に触られているだけなのに、身体の奥がこんなにも……っ) ハスミの懇願にも似た抗議を、3号は気だるげな笑みで受け流す。彼は制服の布越しに、手のひらを円を描くようにゆっくりと回転させた。厚みのある上着の生地を通してなお、掌心に伝わる確かな熱量と重量感。3号は細い指を開閉させ、柔らかく肉感的な双丘を押し潰し、揉み解すようにして捏ね上げる。 「んんっ……! ふぁ……っ、ぁ……♥️」 ハスミの喉から、押し殺したはずの吐息が熱を帯びた甘い音となって零れ落ちた。黒いタイツに包まれた長い脚が内股気味に引き絞られ、爪先が床の絨毯をぎゅっと掴むように縮こまる。 「あ、声出ちゃったねー。マスターに聞こえちゃうかもよ?」 「っ……! 3号、さんが……悪戯を、やめないから……っ!」 「悪戯じゃないよー。前もこうやって触ったら、ハスミちゃんすっごく気持ちよさそうにしてくれたでしょー? ぼく、ハスミちゃんの可愛い声もっと聞きたいなーって」 3号は右手のひらを胸の中心へと移動させると、親指と人差し指で、生地越しにすっかり硬く尖りきった突起の輪郭を挟み込んだ。そして、逃げ場を失ったその先端を、コリ、と爪の先で弾くように摘み上げる。 「あひゃうんっ……!?」 芯まで突き抜けるような電撃的な刺激に、ハスミの背中が弓なりに反り返った。豊かな胸が前へと突き出され、3号の手の中でいっそう強烈な存在感を主張する。ハスミは咄嗟に自らの口元を片手で覆い、漏れ出そうになるあられもない声を懸命にせき止めた。 「ほら、見てよハスミちゃん。服の上からでも、ここがツンツンに尖ってるの、自分でわかるでしょ?」 3号は意地悪く囁きながら、もう片方の手でハスミの引き締まったウエストを強く引き寄せ、自身の腰を彼女の柔らかな臀部へと隙間なく密着させた。だぼだぼの衣装の下にある少年の体温が、黒いタイツとスカートを透過してハスミの下腹部へとダイレクトに伝播する。 「や……っ、擦り付けないで……っ、3号さん……っ! そ、そんなに強く摘まれたら……っ、私……っ」 「ハスミちゃんが大人しくしてくれないと、もっと強くしちゃうよー? ほら、ぐにゅって」 「んくぅぅっ……! んんーーっ……!♥️」 指先が再び先端を強く押し潰す。ハスミは首筋を真っ赤に染め上げ、唇の隙間から細い喘ぎを漏らした。頭部の翼が激しく羽ばたき、パタパタと空気を切り裂く音を立てる。抗おうとしてキッチンカウンターに立てた指先は白くなり、しかしその力は快感によって急速に奪われていく。 3号はその反応を観察しながら、満足げに細い喉を鳴らした。彼は拘束を緩めるどころか、ハスミのうなじへと顔を埋め、柔らかな髪の毛をかき分けるようにして、剥き出しになった白い首筋に熱い吐息を直接吹きかける。 「ハスミちゃん、すっごくいい匂い……。甘いミルクティーみたいな匂いと、ハスミちゃんの汗が混ざって、頭がぼーっとしてくるよー」 「ふーっ……、ふーっ……っ、そ、それは……あなたが、密着してくるから……っ」 「ぼくのせいなの? じゃあさ、もっとぼくのせいにしちゃおっか」 3号は空いていた左手をハスミの胸元からゆっくりと滑り落とし、平坦な下腹部を撫でながら、黒いスカートの裾へと指をかけた。布地を押し上げるようにして、滑らかな黒タイツに包まれた太ももの内側へと、薄い手のひらが潜り込んでいく。 「ちょっ……! どこに手を入れて……っ! そ、そこは駄目です……っ!」 ハスミが慌てて両脚を閉じようとするが、3号の爪先が巧みに彼女の内踝に引っ掛けられ、足の隙間をこじ開けるように割り込んできた。タイツの繊維越しに、3号の手のひらがハスミの内太ももの柔らかな肉をじっくりと撫で上げていく。手のひらから伝わる適度な摩擦熱が、ハスミの皮膚を通して神経を鋭く刺激する。 「だめじゃないよー。ここ、もうすっごく熱くなってるもん。ハスミちゃん、お菓子食べるより、こうやってぼくに弄られる方が好きなんでしょ?」 「ち、違います……っ! 私は正義実現委員会の……っ、規律を……っ、あぁっ……!」 3号の指先が、太ももの付け根、タイツの縫い目が交差する最奥の熱源へと到達した。薄い布地を押し込むようにして、そっと中央の割れ目を撫でるように擦り合わせる。じゅわり、と微かな湿り気を帯びた摩擦感が、指腹を通じて3号の感覚へとダイレクトに伝わった。 「うわ……ハスミちゃん、タイツの上からでもわかるくらい、ここ、びしょびしょになってきてるよー」 「言わないで……っ、お願いですから、口に出さないでくださいまし……っ! は、恥ずかしくて……死んでしまいます……っ!」 ハスミは両手で顔を覆い、指の隙間から涙混じりの視線を落とした。息は完全に乱れ、肩が激しく上下している。厳格な治安維持の要としての矜持は、この奔放で無気力な少年の指先によって、容赦なく解体されていた。 「恥ずかしがってるハスミちゃん、すっごく可愛いよー。ねえ、もっと奥まで触っていいでしょ? ハスミちゃんも、じらされるの嫌だよねー」 「い、嫌です……っ、もうやめて……っ、先生が……先生がいつ入ってくるか……っ」 「マスターなら来ないってばー。集中したら何時間も画面睨んでるの、ハスミちゃんだって知ってるでしょ? それとも、ハスミちゃんが大きな声出して、マスターを呼んじゃう?」 「そ、そんなこと……できるわけがありません……っ!」 「じゃあ、静かにしててねー」 3号は気だるげに目を細め、ハスミの耳元へ唇を寄せると、ちゅ、と柔らかな吸着音を立てて耳たぶを甘噛みした。同時に、タイツのクロッチ部分へと押し当てた指先を、ぐに、と体重を乗せて深く沈めこませる。 「んんんーーっ……! んくっ……、ぁ……っ!♥️」 ハスミの喉から、押し殺した切ない鳴き声が漏れ出た。腰ががくがくと小刻みに震え、3号の手のひらの上で自らの秘所を擦り付けるように、無意識のうちに体重を沈めてしまう。 「あは、ハスミちゃんの方から押し付けてきちゃってるー。素直でえらいねー」 3号はハスミの豊かな胸を揉みしだく右手の動きをさらに速めながら、下半身の指先を円を描くようにリズミカルに蠢かせた。タイツの布地が擦れ合うかすかな衣擦れの音と、ハスミの乱れた呼吸音だけが、密閉された休憩室の空間を濃密に満たしていく。 密閉された休憩室の中、かすかな空調の駆動音だけが一定のリズムで低く響いている。 キッチンカウンターに手をついた羽川ハスミの背中から、じわりと伝わる熱気。背後からぴったりと密着しているハッカドール3号は、その細い腕をハスミのくびれたウエストにしっかりと巻き付けたまま、小柄な身体を預けるようにして体重をかけていた。 「ねえ、ハスミちゃん……ぼくね、ハスミちゃんのことだーいすきだよ~」 耳朶をかすめる、甘く引き延ばされた声。いつもの気だるげな響きのなかに、確かな余裕と相手を逃がさないという意志が混ざり合っている。 ハスミの肩がぴくりと跳ね上がった。頭部の両脇から生えた漆黒の翼が、内面の激しい動揺を映すかのように細かく羽ばたき、先端がかすかに擦れ合って乾いた衣擦れのような音を立てる。 「そ、そのようなこと……急に、何を……っ」 「本当のことだもん。ハスミちゃん、背が高くてかっこいいのに、こうやって二人きりになるとすぐ顔真っ赤にして、すごく可愛いんだもん。前も、ぼくに触られてすっごく可愛い声で鳴いてくれたよねー」 「な……っ! 以前のことは、その……不可抗力と言いますか、事故のようなもので……っ!」 反論しようと口を開くハスミだったが、その言葉の端々は熱を帯びて微かに震えていた。 (事故などではないことは、自分が一番よく分かっている……っ。あの時も、この少年の手つきに抗えなくなって、流されるままにあられもない姿を晒してしまった……) 思考の片隅で、すぐ隣の執務室に残してきた先生の顔が過る。真面目にデスクワークをこなし、自分に「休んでいていいよ」と優しく声をかけてくれた先生。その信頼を裏切っているかのような、チクリとした罪悪感が胸の奥を刺す。 だがそれと同時に、背後からじっくりと体温を擦り付けてくる3号の存在が、皮膚を通して強烈な快楽の予感を呼び覚ましていた。先生に対する申し訳なさと、前回の密会で身体の芯に刻みつけられた甘美な疼き。相反する二つの感情が胸の内で激しくせめぎ合い、ハスミの息を乱していく。 「事故じゃないよー。ハスミちゃんの身体、こんなにぼくのこと覚えてるもん」 3号はくすくすと喉を鳴らしながら、ハスミの黒いセーラー服の裾から、するりと細い手を潜り込ませた。滑らかな裏地を押し上げ、引き締まった腹部の柔らかな肌へ、薄い手のひらが直接触れ合わせられる。 「ひゃうっ……!?」 ひやりとした指先が直に肌へ触れた瞬間、ハスミの背筋が弓なりに反った。豊満な胸が大きくせり上がり、上着の布地を内側から強く押し広げる。 「ほら、お腹のお肉、きゅって引き締まった。ハスミちゃん、ぼくの手のひらが触れただけでビクビクしてるー」 「あ、暴れないで、ください……っ。服の中に、手を入れるなんて……っ!」 「暴れてないよー、可愛がってあげてるの。ハスミちゃん、いつも真面目に頑張りすぎて肩に力入ってるからさ、ぼくがぜーんぶ解してあげるね」 3号はハスミの拒絶をまったく意に介さない様子で、腹部を撫でていた手をゆっくりと上方へと這わせていく。細い指先が肋骨の起伏を丁寧に辿り、下着のアンダーバストのゴム紐を押し上げながら、圧倒的な質量を誇る豊かな双丘の下側へと滑り込んだ。 「んんっ……! ふぁ……っ!」 布地の遮蔽を失い、素肌と素肌が直接密着する。3号の手のひらが、手のひら全体では収まりきらないほどの柔らかな肉の膨らみを、下からグッと持ち上げるように包み込んだ。 「うわぁ……やっぱりすっごいね、ハスミちゃんのお胸。あったかくて、ふわふわで……指が全部埋まっちゃいそうだよー」 「言わないで……っ、恥ずかしいことを、いちいち言葉にしないでくださいまし……っ!」 ハスミは両手でキッチンカウンターの縁を固く握りしめ、溢れ出る吐息を押し殺そうと必死に奥歯を噛み締める。しかし、3号の手のひらが円を描くようにして柔らかな肉を揉み解すたび、ずしりとした重みと弾力が少年の指先を変形させ、ハスミの喉から熱い息が漏れ出してしまう。 「ふふ、恥ずかしがらなくていいのにー。ハスミちゃんのおっきなお胸、すっごく魅力的だよ? ほら、ここ……先端も、もうこんなに膨らんできてる」 3号は親指と人差し指を器用に使い、張り詰めた頂点の突起をピンポイントで挟み込んだ。指腹で転がすように、コリ、と硬くなった先端を軽く捻る。 「あひゃうんっ……! んくぅっ……♥️」 電流が走ったかのような鋭い感覚が脊髄を駆け上がり、ハスミの口から思わず甘い嬌声が零れた。咄嗟に片手で口元を覆うが、指の隙間から漏れ出る息は完全に熱を帯びてしまっている。 「あっ、声出ちゃった。ねえハスミちゃん、あんまり大きな声を出すと、執務室のマスターに聞こえちゃうよ?」 耳元で、3号の意地悪く囁く声が落ちる。 「だ、誰のせいで……っ、声が、出そうになっていると……っ!」 「ぼくのせい? じゃあ、声が出ないように、ハスミちゃんがもっと我慢しなきゃねー」 3号は余裕の笑みを崩さず、ハスミの豊かな胸を揉みしだく力を強めた。薄い指先が柔らかい肉をぐにぐにと押し潰し、指の間から溢れさせるようにして捏ね上げていく。同時に、もう片方の手をハスミの腰の後ろから下へと伸ばし、黒いスカートを捲り上げながら、タイツで覆われた丸みのある臀部をむぎゅっと鷲掴みにした。 「んあっ……! お、お尻まで……っ!」 「ハスミちゃん、お尻もすっごくおっきくて柔らかいねー。タイツの上からでも、ぷにぷにしてるのがよくわかるよ」 「や……っ、そのような、破廉恥なところを……っ、揉まないで……っ!」 ハスミは身をよじって逃れようとするが、3号は彼女の臀部を掴んだまま、ぐいと自らの下腹部へと引き寄せた。小柄な少年の腰が、ハスミの豊かな肉感の奥へと隙間なく押し付けられる。 「逃げちゃだめだよー。ハスミちゃん、身体はこんなに熱くなってるのに、まだ頭の中でマスターのこと考えてるでしょ?」 図星を指され、ハスミの身体がぴくりと強張った。 「そ、それは……先生は、今も一人でお仕事をなさっていて……私だけが、このような……っ」 「いいんだよ、マスターのことは今は忘れちゃいなよー。だって今、ハスミちゃんのここに触ってるのは、マスターじゃなくてぼくなんだから」 3号はハスミの耳たぶをちゅっと甘噛みしながら、臀部を撫でていた手を前側へと回り込ませた。黒いタイツのクロッチ部分、太ももの付け根の交差点へと指先を滑り込ませ、布地越しにじんわりと熱を帯びた中心部を、手のひら全体でじっくりと圧迫する。 「ひぃっ……! んんーーっ……!♥️」 タイツの繊維を通して伝わる圧迫感に、ハスミの膝ががくんと折れかけた。カウンターに体重を預けてどうにか倒れ込むのを防ぐが、内太ももは快感と羞恥によって小刻みに打ち震えている。 「あーあ、タイツ、もうこんなにしっとり濡れてきちゃってるよ。ハスミちゃん、口ではだめって言いながら、ここからはすっごく正直な蜜を出してるねー」 3号の指先が、濡れて布地に張り付いた部分をなぞるように、縦にゆっくりとスライドする。クチュ、と布地が湿り気を帯びて擦れ合う微かな音が、静寂な休憩室に生々しく響いた。 「言わないで……っ、お願いですから、もう……っ!」 ハスミの目尻には熱い涙が浮かんでいた。先生に対する罪悪感は確かに胸の奥に燻り続けている。しかし、3号の容赦ない愛撫と、耳元で囁かれる甘いリードによって、その罪悪感すらも背徳的な快楽のスパイスへと変換されていくのを、彼女自身の身体がはっきりと理解してしまっていた。 (だめなのに……こんなこと、許されるはずがないのに……っ。どうして、3号さんの指先が触れるたびに、身体の奥がこんなに熱くなって、もっと触れてほしいと思ってしまうの……っ) 思考が快感の波に呑まれ、理性の防壁が音を立てて崩れていく。 3号はその様子を間近で見つめ、満足そうに瞳を細めた。彼はハスミのセーラー服の襟元を少し引き下げ、露わになった白い首筋に自らの唇を押し当てると、じっくりと吸い付くようにして小さな赤い痕を刻みつけた。 「んくっ……、ぁ……っ、痕を、つけたら……っ、先生に、見られてしまいます……っ」 「いいよ、見られたって。ハスミちゃんがぼくのものだって、マスターにも分かってもらえばいいじゃんー」 「そんな……無茶苦茶なことを……っ」 「無茶苦茶じゃないよー。だってハスミちゃん、すっごく気持ちよさそうな顔してるもん。ねえ、もっと気持ちいいこと、してあげるね」 3号はタイツのウエストゴムに指をかけると、ハスミの滑らかな腰骨に沿って、黒い生地をゆっくりと下へと引き摺り下ろし始めた。タイツと下着が一緒にずり下がり、剥き出しになった太ももの内側に、冷えた室内の空気が触れる。 だが、空気の冷たさを感じる暇もなく、3号の温かい素手が、露わになったハスミの太ももの内側へと直接滑り込んできた。 「あ……っ、直に……っ、だめ、です……っ!」 「だめじゃないよー。ほら、ハスミちゃん、脚開いてー」 3号はハスミの片脚を膝裏から持ち上げるようにして、カウンターの側面に軽く乗せさせた。無防備に晒された秘所から、独特の甘い香りと熱気が立ち上る。 3号の細い指先が、ぷっくりと熱を帯びた割れ目の先端へとそっと触れ、そこから零れ落ちる透明な粘液を指腹ですくい取るようにして、ゆっくりと広げていった。 「うわ……すっごい溢れてる。ハスミちゃん、こんなに濡らしちゃって……本当にエッチなんだからー」 「ちが……っ、違います……っ、これは、3号さんが……意地悪をするから……っ♥️」 ハスミは首を左右に振りながらも、すでにその瞳は潤み、焦点が熱っぽく蕩けていた。3号の指が中央の突起をクリクリと優しく転がすたび、ハスミの腰が反射的に小さく跳ね、自ら少年の指先を押し潰すように擦り寄せてしまう。 「ほら、ハスミちゃんの方から腰動かして擦り付けてきてるよー。だーいすきなハスミちゃん、もっとぼくに甘えていいんだよー」 3号はハスミの豊かな胸を背後から揉み解し続けながら、下半身の指先をぐっと深く、割れ目の奥へと滑り込ませた。ぬちゅ、と湿った粘膜が擦れ合う音が響き、ハスミの長い脚が快感のあまりピンと突っ張る。 「んぁぁっ……! んくっ……、ふぁ……っ!♥️」 ハスミはカウンターに突いた腕に額を押し当て、背中を激しく震わせた。頭部の漆黒の翼が大きく広がり、バサバサと空気を揺らす。先生への想いと罪悪感、そして目の前の少年から与えられる強烈な快楽。そのすべてが混ざり合い、ハスミの心と身体をどこまでも深く、甘い背徳の泥沼へと引きずり込んでいくのだった。 密閉された休憩室の室温が、二人の吐息と肌の摩擦によってじわじわと上昇していく。 羽川ハスミは、硬質なカウンターの天板に両の掌を強く押し当てていた。指の関節が白くなるほど力を込め、爪先をわずかに浮かせながら、背後から突き刺さるような少年の体温と圧力に耐えようと奥歯を噛み締める。頭部の両側面にある黒い翼は、張り詰めた緊張と抗えない感覚の奔流によって小刻みに羽毛を擦り合わせ、サラ、サラと乾いた衣擦れのような音を絶え間なく立てていた。 「ふーっ……、ふーっ……っ、3号さん……っ、指を、そんな風に……動かさないで、くださいまし……っ」 首筋を真紅に染め上げたハスミが、途切れがちな呼吸の合間を縫って懇願の声を絞り出す。切れ長の瞳には薄く涙の膜が張り、いつもの理知的で凛とした眼差しは、熱っぽい潤みの中に溶け崩れかけていた。 その背中にぴったりと胸板を密着させたハッカドール3号は、だぼだぼの上着の袖口を捲り上げることすら億劫そうにしながら、小柄な身体全体でハスミの腰のくびれをしっかりと挟み込んでいた。 「えー? 動かさないでって言う割にはさー、ハスミちゃんのここ、すっごくぼくの指をぎゅーって締め付けてくるよー?」 3号は間延びした声のトーンを崩さず、耳元へ甘ったるい息を吹きかける。下腹部へと潜り込ませた右手の指先を、熱く湿りきった粘膜の奥へとわずかに沈め、内壁の柔らかい肉の襞をなぞるようにして円を描いた。 「んくぅっ……! ふぁ……っ、ぁ……♥️」 ずしりと重い刺激が下腹部の中心を貫き、ハスミの背中が弓なりに反り上がる。黒い上着越しでもはっきりと分かるほど、圧倒的な質量を誇る双丘が前へとせり出し、激しい呼吸の上下動に合わせて布地を内側から押し広げた。 (だめ……っ、指が、奥の敏感なところに届いて……っ。どうして、こんな小さな男の子の手なのに、私の身体の弱いところを全部知っているみたいに……っ) ハスミの脳裏に、執務室で一人端末に向き合っているはずの先生の姿が鮮明に浮かび上がる。「休憩室でお菓子でも食べてゆっくり休んでいていいよ」と労ってくれたあの穏やかな声。自分を信頼し、仕事を任せてくれた先生への申し訳なさが、鋭い針のように胸の奥をチクリと刺す。 しかし、その罪悪感が意識をかすめた瞬間、下腹部を弄る3号の指先がくちゅりと音を立てて深く抉り込まれ、思考のすべてを強烈な痺れが塗りつぶしてしまう。先生への不義理を自覚すればするほど、背徳の泥沼に足を取られるようにして、神経の先端が敏感に跳ね上がっていくのを止められない。 「あは、またビクッて跳ねた。ねえハスミちゃん、今マスターのこと考えてたでしょー?」 3号はハスミの耳たぶをちゅっと軽く吸い上げ、濡れた唇をそのまま彼女のうなじの生え際へと滑らせた。 「そ、それは……っ、先生は、今も懸命にお仕事をなさっていて……私だけが、こんな……っ」 「いいんだよ、マスターのことなんて今は考えなくて。だって今、ハスミちゃんをこんなに濡らして、とろとろにしてるのはぼくなんだもん。ほら、指を曲げると、ここ……すっごくきゅーって吸い付いてくるよー」 3号はハスミの膣内で指先を鉤状に曲げ、前側の天井部分にあるざらついた肉の膨らみを、爪の背でぐっと押し上げるように擦った。 「ひゃぅっ……! んんーーっ……!♥️」 ハスミの喉から、押し殺した悲鳴のような嬌声が零れる。咄嗟に片手を取り、自らの口元を強く覆うが、指の隙間から漏れ出る甘い息を完全に遮断することはできない。黒タイツを足首まで引き摺り下ろされた太ももが、内側から激しく震え、膝頭ががくがくと打ち合わされる。 「ハスミちゃん、声我慢しすぎだよー。そんなに口塞いでたら息苦しくなっちゃうよ?」 3号はハスミの豊かな胸を背後から揉み解していた左手をさらに上方へと滑り込ませ、彼女の顎先を器用に掴んで、無理やり顔を横へと向けさせた。そして、口元を覆っていたハスミの手首を軽々と押し退けると、躊躇うことなく自らの唇をハスミの熱い唇へと押し当てた。 「んむっ……!? んんっ……、ふーっ……!」 唇と唇が重なり合い、ぬちゃりと濡れた密着音が二人の間に落ちる。3号は小柄な身体からは想像もつかないほど手慣れた舌遣いで、ハスミの硬く閉ざされた歯列の隙間へと、するりと滑らかな舌先を滑り込ませた。 ハスミの瞳が驚愕に見開かれる。規律正しい生活の中で、誰かとこのような形で唾液を交わし合うことなどあり得なかった。それにもかかわらず、3号の柔らかな舌はハスミの口腔内をくまなく探り、上顎の敏感な皮膜を撫で上げ、逃げ場を失ったハスミの舌を巧みに絡め取ってちゅうちゅうと吸い上げていく。 「んくっ……、ちゅ……っ、れる……っ、んむぅ……♥️」 口腔を満たす少年の甘い匂いと、絡み合う唾液の熱。ハスミは顔を背けようと首を振るが、3号は彼女の後頭部に手を回し、指先を豊かな黒髪の中に深く差し込んで逃走を許さない。吸い尽くされるような口づけの最中にも、下腹部の指先は絶え間なく蠢き、濡れそぼった粘膜をじゅくじゅくと掻き回し続けていた。 「じゅる……っ、ん、ちゅ……ぷは」 わずかに唇を離した3号の口元から、銀色の糸が一本、ハスミの赤く腫れた下唇へと引かれた。3号は満足そうに細い目を細め、とろんと蕩けた表情のハスミを見つめて囁く。 「ハスミちゃんのお口の中、すっごくあまーい。エクレアなんかより、ハスミちゃんの方がずっと美味しいよー」 「はぁ……っ、はぁ……っ、3号、さん……っ、もう、許して……っ、私、本当におかしくなって……っ」 「おかしくなんかなってないよー。素直になってるだけ。ほら、見てよハスミちゃん。足の間に、ぼくの指が入るたびに、こんなに音が鳴ってるんだよー?」 3号はハスミの片脚の膝裏を抱え上げ、さらに高い位置へと引き上げた。完全に晒された太ももの付け根から、二本の指を抜き差しするたびに、くちゅ、ぐちゅ、と濃密な水音が狭い空間に反響する。 引き抜かれた指先には、白濁した粘液と透明な愛液がたっぷりと絡みつき、カウンターの銀色の縁へとポタリと雫を落とした。 「あぁっ……! な、流れて……っ、床を、汚してしまいます……っ!」 「汚れたら後でぼくが拭いてあげるから大丈夫ー。それよりさ、ハスミちゃん……指だけじゃ、もう物足りない顔してるよ?」 「え……っ?」 ハスミが呆然とした瞳を向けると、3号はだぼだぼのズボンの前紐を、片手で器用に解き始めていた。布地が擦れ合い、少年の細い腰回りから下着ごと滑り落ちる。露わになった彼の中心部は、小柄な体格に似合わぬ熱気と硬度を宿し、先端から透明な先走りを滲ませながら、ハスミの太ももの裏側へとトントンと軽く叩きつけられた。 「ひゃ……っ!?」 熱く脈打つ硬質な感触が直接肌に触れた瞬間、ハスミの全身に鳥肌が立った。 「ねえ、ハスミちゃん。ぼくのこれ、ハスミちゃんのあったかい奥に入れていいでしょ? ハスミちゃんだって、ぼくの硬いので奥まで突いてほしいよねー」 「だ、め……っ、それだけは、絶対に……っ! これ以上は、取り返しのつかないことに……っ!」 「もう遅いよー。だってハスミちゃん、ぼくのこと拒絶できないくらい、身体が欲しがっちゃってるもん」 3号はハスミの豊かな臀部を両手でしっかりと掴み、自らの腰を前へと押し出した。熱い先端が、濡れそぼったハスミの割れ目の入り口へとあてがわれ、ぬめりを押し広げるようにして、ゆっくりと圧力を高めていく。 「あ……っ、入っ……、はい、りま……っ!」 「んー……ハスミちゃんのここ、すっごく狭くて熱い……。力抜いてー、ぼくをぜんぶ飲み込んでよー」 じわり、と肉の壁が押し分けられる生々しい感触。3号は容赦のない体重移動で、自身の熱い塊を、ハスミの最奥へ向けて一気に沈め込んでいった。 金属製の冷たい流し台に置かれた指先が、白く強張っていく。ハスミは奥歯を強く噛み締め、背後から押し寄せる熱と圧力を一身に受け止めていた。 「んっ……、ぁ……っ、3号さん……っ、入って……っ、本当に……っ」 「んー……ハスミちゃん、すっごくあったかい……。中がぎゅうぎゅうで、ぼくの先っぽが押し潰されそうだよー」 3号は脱力したような甘い声を零しながらも、腰を引く様子は微塵も見せない。ハスミの引き締まった腰骨を両手でしっかりとホールドし、自身の体重を前へと預けるようにして、硬く充血した熱塊をじわりじわりと前進させていく。 ぬちゃ、ぐちゅりと、粘り気のある愛液が押し広げられる生々しい摩擦音が、狭い休憩室の壁に跳ね返る。 「あ……っ、待って……っ、それ以上は……っ、はぁっ、く……っ」 ハスミの頭部両脇に生えた漆黒の翼が、大きく羽ばたいて空気を切った。肩が激しく上下し、黒いセーラー服の上からでもはっきりとわかるほど豊満な胸が、苦しげな呼吸に合わせて揺れる。 (いけないのに……っ。先生がすぐ隣の部屋でお仕事をなさっているのに……っ。どうして、こんな……身体の奥が熱くて、解けてしまいそうになるの……っ) 思考の端で、静かに事務処理を続けているはずの先生の姿が過る。真面目に自分を頼り、労いの言葉をかけてくれたあの温かな眼差し。その信頼を、密室でこのようなあられもない姿で裏切っているのだという自覚が、ハスミの胸を強く締め付ける。 だが、その罪悪感が意識を巡るのと同時に、下腹部を貫く少年の熱い質量が、強烈な快楽となって背骨を駆け上がってくる。背徳の意識が刺激となり、内壁が無意識のうちにキュウと強く縮こまり、侵入者をさらに奥へと引きずり込んでしまう。 「あは……ハスミちゃん、口では待ってって言ってるのに、中がすっごく吸い付いてくるよー。ほら、ぎゅーって、ぼくのを締め付けてる」 3号はハスミの背中にぺたりと上半身を密着させ、耳たぶに熱い吐息を吹きかけながら囁いた。 「ちが……っ、違います……っ、これは、身体が勝手に……っ!」 「身体が勝手に喜んじゃってるんでしょ? ハスミちゃん、すっごく素直で可愛いよー。ね、もっと奥まで入るからねー」 3号は細い腰をさらにぐっと前へ押し込んだ。濡れそぼった狭小な肉のトンネルを強引に押し分け、ずぶり、と最深部の手前まで一気に熱塊が沈み込む。 「ひゃうんっ……! んくぅっ……!♥️」 ハスミの喉から、押し殺そうとして堪えきれなかった高い嬌声が漏れ出た。頭蓋の芯まで響くような重厚な充満感に、長い脚の膝ががくりと折れそうになる。カウンターの縁を掴む手の甲に、青白い筋が浮き上がった。 「あー……全部入っちゃった。ハスミちゃんの中、すっごく狭くてとろとろだよー」 「はぁ……っ、ふーっ……っ、お、奥まで……っ、全部……っ」 「ハスミちゃんのお尻、柔らかくてすっごく気持ちいい……。ほら、動かすねー」 3号はハスミの豊かな臀部の肉を揉みしだくように掴むと、ゆっくりと腰を引き始めた。ずちゅ、と粘膜が吸着し、擦れ合う重い水音が立つ。完全に引き抜くことなく、先端が入り口付近まで戻ったところで、再び体重を乗せて一気に奥へと突き入れた。 「んんーーっ……! んぁっ……♥️」 ハスミの身体が前後に揺れる。3号が腰を打ちつけるたび、ハスミの豊満な胸が重量感を持ってぶるんと揺れ動いた。背後から押し当てられる少年の華奢な身体からは想像もつかないほど、的確で容赦のないストローク。ハスミの最奥にある敏感な天井部分を、先端がゴリッと擦り上げる。 「あひっ……! そ、そこ……っ、擦らないで……っ、3号さん……っ!」 「ここが気持ちいいんでしょー? 前もここで、ハスミちゃんすっごく震えてたもんねー」 「言わ、ないで……っ! んくっ……、ふぁぁっ……♥️」 3号は気だるげな表情の中に嗜虐的な光を宿し、腰の動きを次第に速めていった。ぐちゅ、ぐちゅ、ぱちん、と肉と肉がぶつかり合う湿った音が室内に響き渡る。 ハスミは自らの唇を噛み締め、溢れ出そうになる熱い喘ぎを必死に堪えていた。しかし、3号の左手が前に回り込み、捲り上げられたセーラー服の下から、素肌のままの豊かな胸をぐにりと下から鷲掴みにした瞬間、その防壁はあっけなく瓦解した。 「ほら、ハスミちゃん。お胸もこんなにぷるぷる揺れてるよー」 「や……っ! 触ら、ないで……っ、そんなに激しく……っ、あっ、あぁっ……!♥️」 3号の指先が、張り詰めた頂点の突起を親指と人差し指でコリコリと強く捻り上げる。下からの鋭い突き上げと、胸の先端へのダイレクトな刺激が同時に襲いかかり、ハスミの背筋が激しく痙攣した。 「んんんっ……! ふーっ、ふーっ……っ!♥️」 「ハスミちゃん、すっごくいい匂い……。汗とお菓子の匂いと、エッチな匂いが混ざって、頭がふわふわしてくるよー」 3号はハスミの汗ばんだうなじに顔を埋め、柔らかな皮膚を舌先でちゅっと吸い上げた。首筋にじわりと赤い痕が広がる。 「あっ……痕……っ、先生に見られたら……っ、言い訳が……っ」 「見られたっていいじゃんー。ハスミちゃんがぼくのものだって、マスターにも教えてあげようよー」 「そんなの……っ、だめです……っ、先生には……っ、あぁっ……!」 「じゃあ、声我慢してねー。もっと激しく突いちゃうからさー」 3号はハスミの腰を強く引き寄せ、小刻みに、そして深く腰を打ちつけ始めた。ぱん、ぱん、と下腹部がハスミの臀部に激しく衝突する乾いた音が重なる。 「あ、っ、あ……っ! んくっ、ふぁ……っ! 3号さん、まって……っ、速い……っ、速すぎます……っ!♥️」 「はぁ……っ、ハスミちゃんの中、すっごく熱いよー……。きゅーって、ぼくのを締め付けて……離してくれないじゃんー」 「ちが……っ、締め付けてなど……っ、あぁんっ……! んんっ……!♥️」 ハスミの視界は白く霞み、快感の波が幾重にも押し寄せてくる。先生への申し訳なさも、正義実現委員会としての誇りも、すべてがこの少年の与える猛烈な熱の前に溶かされていく。ハスミは無意識のうちに、カウンターに突いた手で自らの身体を支えながら、3号の突きに合わせて腰を微かに後ろへと押し返していた。 「あは、ハスミちゃんの方からお尻押し付けてきてるー。だーいすきなハスミちゃん、もっとイきそうになってる顔見せてよー」 「もう……っ、もう無理です……っ! わたし……っ、おかしくなって……っ、あぁぁっ……!♥️」 「ぼくも……ハスミちゃんの中、すっごく気持ちよくて……出ちゃいそうー」 3号の呼吸も次第に熱を帯び、荒くなっていく。彼はハスミの豊かな胸を限界まで強く揉みしだきながら、最後の力を込めて腰を激しく打ち据えた。ずぶり、ずぶりと、最深部を抉るような強い衝撃が連続してハスミの子宮口を叩く。 「ひゃぅっ……! んくぅぅーーっ……! あ、あぁっ……!♥️♥️」 ハスミの全身が弓なりに張り詰め、頭部の翼がバサバサと狂おしく打ち振るわれた。膣内が猛烈な力で収縮し、3号の熱塊を逃がすまいと幾重にも締め上げつける。 「あ……ハスミちゃん、すっごい締まり……っ、ぼくも、出すねー……っ!」 3号はハスミの腰を強く抱きしめ、最奥へと深く突き刺したまま腰を押し付けた。ドクン、ドクンと、少年の熱い塊がハスミの胎内深くで激しく脈打つ。 「んんんーーーっ……!!♥️」 ハスミは声にならない絶頂の叫びを喉の奥で押し殺し、カウンターに突っ伏すようにして背中を震わせた。少年の放つ熱い奔流が、ハスミの最奥へと直接注ぎ込まれ、満たされていく。 静寂が、ゆっくりと密室に戻ってくる。 エアコンの微かな送風音と、二人の乱れた呼吸音だけが室内に響いていた。ハスミは脱力したままカウンターに両腕を預け、肩を大きく上下させて熱い息を吐き出し続けている。 「はぁ……っ、ふーっ……、はぁ……っ」 3号はハスミの背中に顔をうずめたまま、満足そうにくすくすと笑った。 「ふふ……ハスミちゃん、すっごくあったかかったよー……」 ハスミは乱れた呼吸のなか、ゆっくりと目を伏せた。下腹部の奥に残る強烈な熱感と、じわりと太ももを伝い落ちる液体の感触。そして、隣の部屋で今も仕事をしている先生への、拭い去れない罪悪感。 それらが胸の中で渦を巻きながらも、ハスミは背中に寄り添う少年の体温を、拒絶することができずにいた。 「それじゃ、ハスミちゃん、ゆっくり休んでね~」 耳元で響いた気の抜けた声と共に、少年の細い指先が、汗ばんだハスミの腰回りからするりと解かれた。 背中に密着していた少年の体温が離れた瞬間、冷房の効いた休憩室の空気が、ハスミの熱を帯びた素肌へと直接触れ、ぞくりとした悪寒に似た粟立ちをもたらす。ハスミは金属製の流し台の縁を両手で掴んだまま、脱力しかけた膝を必死に踏ん張って、がくがくと震える身体を支えていた。 「ふーっ……、はぁ……っ、ふーっ……」 呼吸がまるで整わない。乱れた前髪が汗で額に張り付き、整っていたはずの黒い制服は胸元も腰回りも無残なほど着崩れていた。頭部の両側面に生えた漆黒の翼が、まだ収まらない神経の昂ぶりを映すように、パサリ、パサリと微かに羽毛を震わせている。 背後からは、衣擦れの乾いた音と、ズボンの紐を結び直す微かな摩擦音が聞こえていた。3号は何事もなかったかのように平然と身なりを整えると、だぼだぼの袖口を揺らしながら、ハスミの横をすり抜けていく。 「あー、喉渇いたし、お腹すいちゃったー。マスターが買ってくれたエクレア、どこだっけー?」 3号は鼻歌交じりに冷蔵庫の取っ手に手をかけ、観音開きの扉を迷いなく引いた。庫内灯の白い光が、彼のあどけない横顔と、だらしなく開いた襟元を照らし出す。その首筋にはハスミの残り香が微かに漂っていたが、当の本人は至ってマイペースに、棚の中段に置かれていた洋菓子店の紙箱へと細い指を伸ばした。 ハスミは濡れた瞳をわずかに動かし、その無邪気すぎる背中を呆然と見つめた。 (この方は……あれだけのことをしておきながら、本当に、何事もなかったかのように……) 下腹部の最奥には、まだ熱い塊をねじ込まれていたかのような重厚な痺れが澱のように残っている。太ももの内側を、体温を吸った白濁の粘液がじわりと伝い落ち、冷気に触れてひんやりとした感覚を皮膚に刻みつけていた。 身体中に刻まれた生々しい行為の余韻と、目の前で繰り広げられるあまりにも日常的な光景との落差に、ハスミの頭はくらくらと眩暈を覚える。 「……っ、3号さん、あなたという人は……」 「んー? なにー、ハスミちゃん? ほら、エクレアふたつ入ってるよー。ハスミちゃんも食べるでしょー?」 3号は紙箱の蓋をパカリと開け、粉糖と艶やかなチョコレートでコーティングされた細長い洋菓子を、惜しげもなく素手でひょいと持ち上げた。指先に付着したチョコレートの破片を、ちゅっと音を立てて無造作に舐め取る。 「んんー、あまーい。カスタードクリームがすっごく濃厚だよー。やっぱり糖分補給は大事だよねー」 サクッ、と小気味よいシュー生地の破断音が静かな休憩室に響く。3号は口いっぱいにエクレアを頬張り、もぐもぐと咀嚼しながら、空いた手でハスミの背中をぽんぽんと軽く叩いた。 「ハスミちゃんも立ってないで、そこに座りなよー。せっかくマスターがくれたんだから、美味しく食べないとバチが当たっちゃうよ?」 「マスター、だなんて……よくも、そんな……っ」 ハスミの喉の奥から、絞り出すような抗議が漏れた。 先生の名前を出された途端、胸の奥でチクリと痛む罪悪感が、再び黒い波となって押し寄せてくる。つい数分前まで、この少年と密着し、先生がすぐ隣の執務室にいるという状況の中で、抗えない快楽に溺れて声を殺して乱れていたのだ。それなのに、行為が終わった途端にこの少年は、まるで昼寝から起きておやつを食べているだけのような顔をして「マスターがくれたお菓子」を口にしている。 その飄々とした態度が、ハスミの強固な自制心と規律をさらに掻き乱していく。 「……私は、そのような気分には……なれません」 「えー? もったいないなー。ハスミちゃん、甘いもの大好きなのにー。あ、もしかして……また体重のこと気にしてるの?」 3号はエクレアの半分を嚥下すると、だらりとした瞳をハスミの身体へと向けた。 「さっき触った感じだとさー、ハスミちゃんのお胸もお尻もすっごく柔らかくて最高だったから、これ以上痩せたらもったいないと思うけどなー。ほら、もっとお肉ついてた方が、抱き心地いいし」 「なっ……! な、何を、これ以上恥知らずな発言を……っ!」 ハスミの頬が、羞恥と怒りで一気に朱に染まった。彼女は乱れた制服の裾を両手で強く引き下げ、下着とタイツの乱れをどうにか整えようと指を動かす。しかし、指先が触れるたびに、太ももに付着した乾きかけの蜜が布地に擦れ合い、生々しい感覚が皮膚を刺激して、思わず「くっ」と息を呑んで動きを止めてしまう。 「あは、ハスミちゃん、手が止まってるー。自分で拭けないなら、ぼくがティッシュで拭いてあげよっか?」 3号はカウンターの隅に置かれたボックスティッシュに手を伸ばそうとした。 「結構です……! 自分で、いたしますから……っ、近寄らないでください……っ!」 ハスミは慌ててティッシュ箱を自ら引き寄せると、数枚を一気に引き抜き、背を向けたまま下腹部の隙間へと押し当てた。クシャリと紙が湿り気を吸い取る音が、静かな空間に微かに響く。少年の前で自らの汚れを拭い取るという行為そのものが、ハスミのプライドをずたずたに引き裂いていくようだった。 それでも、拭い去っても拭い去っても、身体の芯に残った熱と、少年の体温の輪郭だけは消えてくれない。 「ふー……っ、ふー……っ」 ハスミはティッシュを小さく丸めて屑籠へと落とし、ようやく制服の乱れを整え直した。しかし、一度緩んでしまった神経と、激しく乱れた髪や上着のシワは、すぐには元の凛とした姿には戻らない。 3号はそんなハスミの様子をソファに腰掛けながら眺め、残りのエクレアをぱくりと口に放り込んだ。 「ごちそうさまでしたー……ふぁ。お腹いっぱいになったら、なんかまた眠くなってきちゃったなー」 「3号さん……あなたという方は、本当に……」 ハスミはカウンターに背を預けたまま、呆れ果てたようにため息を吐き出した。しかし、その瞳の奥には、怒りだけではない、言い知れぬ複雑な感情の残滓が揺らめいている。 「ハスミちゃん、紅茶淹れてくれるんじゃなかったのー? ぼく、口の中あまあまだから、ストレートティーが飲みたいなー」 ソファの上で足を投げ出し、気だるげにこちらを見上げてくる少年の顔。悪びれる様子もなく、ただ純粋な甘えの表情を浮かべるその姿に、ハスミはギュッと胸元を掴みながら、小さく息を呑むことしかできなかった。 「……今、淹れますから。静かに、待っていなさい」 掠れた声でそう応じたハスミは、濡れた瞳を伏せ、よろめく足取りでシンクの前へと戻った。 頭部の両側面に生えた漆黒の翼が、内面の激しい乱れを物語るように重く垂れ下がり、先端の羽毛がわずかに擦れ合ってカサリと乾いた音を立てる。膝の奥に走る微かな痺れを堪え、彼女はカウンターの縁を指先で強く押さえ込みながら、備え付けの湯沸かしポットに水を入れるべく蛇口をひねった。 ジャーと流れる水道水の清冽な音が、熱気と甘い匂いが充満していた密閉空間に、わずかな日常の輪郭を引き戻していく。 「あー、お湯沸くの時間かかるよねー。ハスミちゃん、ぼくの足もと座るー? お膝貸してあげてもいいよー」 ソファの上で足を投げ出していたハッカドール3号は、だぼだぼの袖をパタパタと揺らしながら、からかうような視線をハスミの背中へと向けていた。頭部につけた大型のヘッドホンが、彼の気だるげな傾きに合わせて小さくカチリと鳴る。 「……結構です。ふざけたことを申しますと、お茶すら差し上げませんよ」 ハスミはポットのスイッチを押し下げ、カチリと通電ランプを点灯させると、振り返らずに凛とした声音を取り繕おうとした。しかし、その言葉の端々にはまだ熱い吐息が混ざり、声帯の震えを完全には抑えきれていない。 制服の背中は汗で薄っすらと張り付き、腰回りの布地には先ほど少年の手によって強く引き寄せられた際の皺が深く刻まれている。スカートの奥では、体温を吸った蜜が下着の繊維をじっとりと湿らせ、太ももの内側へとじわりと冷たい感覚を広げていた。 (身体の奥が……まだ、こんなにも熱を持っている……っ。指先一つ動かすだけでも、下腹部が引き攣るように疼いてしまうなんて……) ハスミは胸元を右手で押さえた。豊満な双丘は先ほどの行為によって激しく揉み解され、未だに制服の裏地を押し上げるようにして張りを保っている。頂点の突起は硬く尖ったままで、上着が擦れるたびに、ちくりとした甘い痛みが背筋を駆け上がった。 背後からは、ソファのクッションがぎしりと沈み込む音が聞こえてくる。 「ハスミちゃん、そんなに警戒しなくても何もしないよー。ぼく、エクレア食べてお腹いっぱいだから、今は動くのもめんどくさいしー」 3号は両腕を頭の後ろで組み、背もたれに深く体重を預けていた。半開きになった瞳には、ハスミの乱れた後ろ姿を眺めて楽しむような、無邪気で狡猾な光が宿っている。 「……あなたがそうやって油断させた隙に、いつも良からぬ企みをするのは存じています」 「えー、人聞きの悪いこと言わないでよー。さっきのだって、ハスミちゃんが気持ちよさそうにしてたから、ぼくがお手伝いしてあげただけじゃんー」 「お手伝い、などと……っ!」 カチ、とポットから小さな蒸気が吹き出し始め、沸騰を告げる低いうなり声が響き渡る。ハスミは棚から白い陶器のティーポットと二組のカップを取り出し、棚の茶葉の缶へと手を伸ばした。 震える指先で缶の蓋を開けると、ベルガモットの華やかな香りがふわりと立ち上る。茶葉をスプーンですくい、ポットへと投入する一連の所作は、本来であれば正義実現委員会の次席として無駄のない洗練されたものであるはずだった。しかし今のハスミの手元は、時折ピクリと指先が跳ね、スプーンの金属がポットの縁にカチャリと当たって乾いた音を立ててしまう。 (落ち着きなさい、私……。先生がお待ちの執務室に戻る前に、身も心も元通りに整えなければ……) 脳裏に、執務室の机で一人ペンを走らせているであろう先生の端正な横顔が浮かぶ。 「ハスミは休憩室でお菓子でも食べながら、ゆっくり休憩していて大丈夫だよ」 あの信頼に満ちた優しい言葉が、鋭利な刃のようにハスミの良心を抉る。 (先生は……私を信じて、ここで休むように仰ってくださったのに……。私は、この少年の甘言に流され、あのような破廉恥な行為に身を委ねて……) 胸を締め付ける強い罪悪感。だが、その自責の念が湧き上がるのと同時に、下腹部の奥深くが、きゅう、と甘く引き絞られるような熱い脈動を返してきた。先生への申し訳なさを自覚すればするほど、3号によって刻みつけられた快楽の輪郭が、より鮮明に、より背徳的な悦びを帯びて蘇ってしまう。 お湯が沸騰し、ポットのランプがカチリと消えた。 ハスミは熱湯を注ぎ入れ、陶器の蓋を閉める。蒸らし時間を計る砂時計をひっくり返すと、サラサラと細かな砂が落ち始めた。 「ハスミちゃーん、お茶まだー? 口の中が甘くてパサパサするー」 「……今、蒸らしております。紅茶は焦って淹れるものではありません。少しの間くらい、静かに待つことを覚えなさい」 「ぶー。ハスミちゃんはお堅いなー。あんなに柔らかくてとろとろだったのにー」 「な……っ! 3号さん……っ!」 ハスミは耐えかねて振り返り、ソファの少年を睨みつけた。しかし、紅潮した頬と潤んだ瞳のせいで、その睨みには威圧感など微塵もなく、ただ恥じらう少女の艶めかしさだけが溢れ出ていた。 3号はその視線を受け止めると、にまりと悪戯っぽく口角を吊り上げる。 「ほら、やっぱり顔真っ赤。耳の羽も、パタパタ動いててすっごく可愛いー」 「わ、私の翼は関係ありません……!」 ハスミは咄嗟に片手で頭部の黒い翼を押さえようとしたが、触れた瞬間、先端の羽毛が自らの指の熱に反応してびくりと震えた。神経が隅々まで過敏になり、普段なら意識すらしない自らの身体のパーツすべてが、熱の余韻を主張している。 砂時計の砂がすべて落ち切った。 ハスミは息を深く吸い込み、乱れる呼吸を無理やり整えながら、琥珀色の紅茶を二つのカップへと注ぎ分けた。立ち上る芳醇な湯気が、室内に満ちていた微かな愛液と汗の匂いを覆い隠していく。 カップをトレイに乗せ、ハスミは慎重な足取りでソファのローテーブルへと運んだ。 「……どうぞ。熱いので気をつけて召し上がりなさい」 テーブルの上にカップを置くと、ハスミは3号から最も離れた位置、対面のシングルソファへと腰を下ろそうとした。しかし、スカートを整えて腰を沈めた瞬間、下着越しに押し当てられる柔らかなクッションの圧迫感が、敏感になりきった秘所を直接圧迫する。 「んっ……」 思わず口から漏れ出た小さな吐息を、ハスミは慌てて喉の奥へと呑み込んだ。座面の反発が、まだ中に残っている少年の熱の残滓を押し広げるように刺激し、太ももが無意識のうちにキュッと内側に閉じられる。 3号はカップを両手で包み込むようにして持ち上げ、ふーふーと息を吹きかけてから、ちびりと口をつけた。 「んー……いい香り。ハスミちゃん、お茶淹れるのすっごく上手だねー。マスターもハスミちゃんのお茶、大好きなんだよね?」 先生の名前を無邪気に出され、ハスミの肩がびくりと強張る。 「……先生は、どのようなお茶でも感謝して召し上がってくださいます。私が淹れたものに限らず、誰に対しても分け隔てなく接してくださる方です」 「ふーん。でもさ、マスターはハスミちゃんがこんなにエッチな声で鳴くこと、知らないんでしょ?」 「っ……! 3号さん、もうその話題はやめなさいと言っているのが分かりませんか……!」 ハスミは自らのカップを強く握りしめた。陶器の熱さが、手袋越しにもじんじりと掌に伝わってくる。 「なんでー? 二人だけの秘密なんだから、別に話してもいいじゃんー。ねえハスミちゃん、さっきの時、マスターのこと考えてたでしょ?」 3号はカップをテーブルに置くと、ソファの上で膝を立て、身を乗り出すようにしてハスミの顔を覗き込んできた。大きな瞳が、ハスミの揺れる心理を見透かすように細められる。 「ち、違います……っ。私は、ただ……先生に申し訳ないことをしてしまったと……」 「それ、マスターのこと考えてるってことじゃん。でもさー、ハスミちゃん、マスターに悪いなーって思いながら、ぼくの指やあれが入ってきた時、すっごく身体キュウキュウ締め付けてきたよねー」 「やめ……っ、口を慎みなさい……っ!」 「罪悪感で興奮しちゃうのって、ハスミちゃんが真面目すぎるからだよー。真面目なハスミちゃんが、真面目な顔してぼくに乱暴に犯されちゃうの……ぼく、すっごくゾクゾクするー」 3号の言葉は、容赦なくハスミの心の最深部を刺し貫いた。 (罪悪感で、興奮して……? 私が……そんな……) 否定したいのに、言葉が出ない。 先ほど、3号に貫かれながら感じていたあの狂おしいほどの快楽。先生への裏切りを意識すればするほど、背筋を駆け上がっていったあの強烈な熱。それを「真面目ゆえの倒錯」だと少年に突きつけられ、ハスミの理性は音を立てて崩壊していくのを感じていた。 「ハスミちゃん、お茶冷めちゃうよー? 飲まないの?」 3号は何事もなかったかのようにトーンを戻し、首を傾げてみせる。その無垢と狡猾が同居した表情に、ハスミは眩暈を覚えながら、震える手でカップを唇へと運んだ。 熱い紅茶が喉を通る。 しかし、その温もりすらも、下腹部の奥底でくすぶり続ける少年の熱を煽る薪にしかならなかった。 「……早く、お茶を飲み干しなさい。先生の作業が終わり次第、私たちは執務室へ戻らねばならないのですから」 「えー、まだ戻りたくないなー。ハスミちゃんと、もっとこうしてゆっくりしてたいもん」 「わがままを言わないの。あなたはシャーレのサポートAIとしての自覚が足りません」 「だってぼく、ハッカドールだもん。働きたくないのは仕様だよー。それより、ハスミちゃん……スカートの中、まだグチャグチャでしょ?」 「……っ!!」 ハスミは息を呑み、カップを取り落としそうになるのを必死に堪えた。 「拭いたって、奥からどんどん出てきちゃうよねー。ハスミちゃんのそこ、まだぼくののこと欲しがって、きゅんきゅん鳴いてるんじゃない?」 3号は立ち上がり、音もなくハスミの座るシングルソファの前へと歩み寄ってきた。小柄な身体が、ハスミの視界を遮るようにして目の前に立つ。だぼだぼの衣装から香る、甘い体温とエクレアの匂い。 「3号さん……戻りなさい……っ、席に……っ」 ハスミは身体を引こうとするが、ソファの背もたれに阻まれ、逃げ場がない。 3号はハスミの膝の間に、すっと自身の小さな膝を割り込ませてきた。黒いタイツに包まれたハスミの太ももが、少年の体温に触れてびくりと跳ね上がる。 「ハスミちゃん、紅茶飲んで、身体があったまったでしょー? ほら、息がすっごく熱いよ」 少年の細い指先が、ハスミの顎下にそっと伸ばされる。逃げようとするハスミの顔を指腹で固定し、親指で彼女の赤く腫れた下唇を、ゆっくりと撫で擦った。 「んっ……、ぁ……」 唇から伝わる少年の感触に、ハスミの身体が反射的に快楽を思い出して震える。 「ハスミちゃん……執務室に戻る前にさ、もう一回だけ……ぼくに、いっぱい愛させてよ」 「だ……め、です……っ、もう、そんな……っ、先生が……っ」 「マスターが来る前に、ぜーんぶ終わらせてあげるからさー。ね?」 3号の甘く間延びした声が、ハスミの耳元を包み込む。 少年のもう片方の手が、ハスミのスカートの裾へと伸び、先ほど濡れそぼったばかりの黒いタイツの生地を、再び下へと手繰り寄せようと指を滑り込ませていった。 「あ……っ、3号、さん……っ、やめ……っ♥️」 ハスミの拒絶の声は、すでに快感の予感に震える甘い吐息へと溶け崩れていた。密閉された休憩室の空気は、再び重く、濃密な熱気へと塗りつぶされていく。 冷気が漂う休憩室の空気の中、湯気の立つ紅茶の香りと甘い洋菓子の残り香が、肌を刺すような緊張感とともに混ざり合っていた。 シングルソファに深く腰を沈めたハスミの膝元へ、3号はゆっくりと身体を滑り込ませていく。小柄な少年の膝がハスミの太ももの内側へとぐいぐいと割り込み、黒いタイツの生地を押し広げた。 「3号さん……お願いですから、もう……っ」 ハスミの拒絶は、すでに震える吐息へと変わり果てていた。両手を自らの膝の上に置き、固く脚を閉じようと力を込めるものの、先ほどの行為で芯から脱力した筋肉は思うように言うことを聞かない。頭部の両側面に生えた漆黒の翼が、内面の激しい動揺と高まりを反映するように、パサリ、パサリと細かく羽ばたいて空気を切る。 3号はその様子を間近で見つめながら、だぼだぼの袖から覗く細い指先をハスミの顎下にそっと添えた。 「ハスミちゃん、身体がこんなに熱くなってるのに、どうしてそんなに強がるのー? ほら、唇……さっきよりずっと赤くなって、ぷるぷる震えてるよ」 少年の親指が、ハスミの熱を帯びた下唇を横になぞる。ぬめりを帯びた摩擦感が唇の皮膜を刺激し、ハスミは思わず「んっ……」と喉を鳴らして目を伏せた。 「そ、そのようなこと……っ。私は、ただ……早く執務室へ戻らねばと……」 「戻りたくないくせにー。ハスミちゃんの身体は、もっとぼくに触ってほしいって言ってるよ」 3号はハスミの抗議をまるで意に介さず、もう片方の手をハスミのスカートの裾へと迷いなく滑り込ませた。先ほど足首まで引き摺り下ろされ、乱れたままの黒いタイツと下着。その隙間から露わになった白く滑らかな太ももの内側へと、少年の温かい手のひらが直接吸い付くように密着する。 「ひゃぅっ……!?」 直に触れ合わされた皮膚の熱に、ハスミの背筋がびくりと跳ね上がった。 豊満な胸が大きくせり上がり、上着の布地を内側から激しく押し上げる。3号はハスミの内太ももの柔らかな肉を、指先でじっくりと揉み解すようにしながら、中心部の熱源へと少しずつ這い上がっていった。 「あーあ、やっぱり……。ハスミちゃん、さっきティッシュで拭いたのに、ここ、もうこんなにじっとり濡れてるよー」 少年の人差し指が、湿り気を帯びた秘所の入り口を、縦になぞるように滑った。 ぐちゅ、と粘り気のある愛液が擦れ合う音が、静まり返った休憩室に小さく響く。 「言わないで……っ、恥ずかしいことを……っ! んくぅっ……♥️」 ハスミは両手で顔を覆い隠そうとしたが、3号はその手首を細い指で優しく掴み、制止させた。 「隠しちゃだめー。ハスミちゃんの可愛い顔、もっと見せてよ。ほら、ここ……指でトントンって叩くだけで、ピクピク跳ねてるよー」 3号は人差し指と中指の腹を使い、ぷっくりと熱く張り詰めた突起を、リズミカルに軽く圧迫した。指先が沈み込むたびに、蜜の膜が破れるようなペチペチとした湿った音が立ち、ハスミの腰が反射的にソファの座面からわずかに浮き上がる。 「あ……っ、や……っ、そこは……っ! んぁぁっ……♥️」 (だめ……っ、指先が触れるだけで、身体の奥が痺れて……っ。先生がお待ちになっているのに、私……どうしてこんなにも、この少年の手つきに逆らえないの……っ) 脳裏に浮かぶ先生の穏やかな笑顔。その信頼を裏切っているという罪悪感が、胸を強く締め付ける。しかし、その自責の念が湧き上がるのと同時に、下腹部を弄る少年の指先が鋭く快感を穿ち、背徳の意識そのものが強烈な快楽の呼び水となってハスミの全身を駆け巡ってしまう。 3号はその激しい内面の揺らぎを見透かしたように、くすくすと甘い笑い声を漏らした。 「ハスミちゃんの中、すっごく熱いよー。ほら、指が一本……すーって吸い込まれちゃう」 3号はハスミの濡れそぼった割れ目の奥へと、中指を第一関節、第二関節とゆっくり沈めこませた。ずちゅ、と肉の襞が指に絡みつき、温かい粘膜が少年の皮膚をぎゅうぎゅうと締め上げる。 「んんっ……! ふぁ……っ、ぁ……っ!♥️」 ハスミの喉から、甘く蕩けた嬌声が溢れ出た。頭部の翼が激しく羽ばたき、ソファの背もたれをパタパタと叩く。 「あは、指入れただけでこんなに締め付けてくるんだー。ハスミちゃん、口では嫌がってるのに、中はすっごく正直だねー」 3号は指を奥深くまで差し入れると、前側の天井部分にある敏感な襞を、爪の背でぐっと押し上げるようにして曲げた。 「ひゃぅんっ……! そ、そこ……っ、駄目……っ、おかしくなっ……ちゃぃます……っ!♥️」 「おかしくなっちゃえばいいじゃんー。ぼくがぜーんぶ受け止めてあげるからさー」 3号は指の動きを速め、くちゅ、くちゅ、と激しい水音を立てながら、ハスミの胎内を掻き回し始めた。溢れ出た透明な愛液が、ハスミの太ももの付け根を伝い、ソファの布地へとポタリと滴り落ちていく。 同時に、3号は空いていた左手をハスミのセーラー服の胸元へと差し入れ、布地を押し上げながら、圧倒的な質量を誇る素肌の胸を直接手のひらで鷲掴みにした。 「うわぁ……やっぱりすっごい柔らかい……。ハスミちゃんのお胸、揉むたびにふわふわして、指が埋まっちゃうよー」 「あぁっ……! お胸まで……っ、揉まないで……っ、3号さん……っ!♥️」 手のひら全体で大きな膨らみを押し潰し、親指と人差し指で硬く尖った先端をコリコリと強く捻り上げる。下からの鋭い指の刺激と、胸への容赦のない愛撫が重なり合い、ハスミの思考は完全に快楽の渦へと呑み込まれていった。 「んくっ……、ふーっ……、あぁんっ……! 3号、さん……っ、好き……っ、だめ……っ!♥️」 「ハスミちゃん、ぼくのこと好きって言ったー? 嬉しいなー。ぼくもハスミちゃんのこと、だーいすきだよー」 3号は満足げに目を細めると、ハスミの胎内から指をゆっくりと引き抜いた。ぬちゅ、と糸を引くように粘液が伸び、少年の細い指先を白く濡らす。 ハスミは突然の解放に肩で息をしながら、呆然とした瞳で3号を見上げた。しかし、3号はそのまま自身のズボンの前を大きく広げ、先ほどよりもさらに硬く、熱く脈打つ自身の剛直を露わにした。 「指だけじゃ足りないでしょー? ほら、ハスミちゃん……ぼくのこれ、もっと奥まで欲しいよねー」 「あ……っ、そ、それは……っ」 熱い先端が、濡れそぼったハスミの秘所の入り口へとあてがわれる。トントンと軽く叩かれるたびに、ハスミの腰が反射的にピクリと跳ね、自ら迎え入れるようにわずかに開いてしまう。 「ハスミちゃんのお尻、すっごく柔らかいから……このまま、ソファで繋がっちゃおっか」 3号はハスミの片脚を大きく持ち上げ、自らの肩へと担ぎ上げた。露わになった最奥の熱源へ向け、少年は腰をぐっと前へと押し込み、濡れた肉の壁を一気に押し分けていく。 「あ……っ、入っ……、あぁぁっ……!♥️」 ずぶり、と重い摩擦音とともに、少年の熱塊がハスミの最深部へと沈み込んでいく。密閉された休憩室に、二人の重なり合う熱い吐息と、濃密な水音が再び満ち溢れ始めた。 「ハスミちゃんに、ぼくの物だってことを刻み付けてあげるねー」 少年の無邪気さと冷徹な確信が混ざり合った間延びした声が、ハスミの耳朶をじかに震わせた。 頭部の両側面に生えた漆黒の翼が、内面の戦慄を映すようにバサリと大きく広がり、先端の羽毛を激しく震わせる。ハスミはソファの肘掛けを両手で強く握りしめ、爪が革の表面に食い込むほど力を込めた。肩口が大きく跳ね上がり、呼吸が荒く乱れていく。 「な……っ、何を、馬鹿なことを……っ! 私は誰の所有物でもありません……っ!」 「えー? でもハスミちゃん、ぼくのこれが入ってくるたびに、すっごく嬉しそうにお腹の奥をキュウキュウ締め付けてくるじゃんー」 3号はハスミの太ももを自分の肩へと担ぎ上げた姿勢のまま、平然とした顔で腰をぐっと引き絞った。 ずる、ぬちゅりと、結合部から粘り気のある愛液が糸を引いて引きずり出される重い水音が立つ。完全に先端まで抜ける直前、3号は小柄な身体からは想像もつかないほどの強固な力で、ハスミの腰骨を両手で鷲掴みにした。 「ほら、ハスミちゃん。マスターのことなんか完全に忘れちゃうくらい、奥の奥までぼくの形で埋めてあげるー」 「あ……っ、待ちなさ……っ、あぁぁっ……!♥️」 ずぶり、と一気に押し込まれた。 先ほどよりもさらに太く硬く膨張した少年の亀頭が、濡れそぼったハスミの膣口を強引に押し広げ、肉の襞を押し分けながら、最奥にある子宮口へとダイレクトに衝突する。 ごすん、と下腹部の中心に鈍い衝撃が走った。 「ひゃうんっ……! んくぅぅっ……!♥️」 ハスミの喉から、押し殺そうとして堪えきれなかった高い艶声が飛び出す。 引き締まった腹筋が硬直し、へその周囲が微かに窪むほど全身の筋肉が強張る。豊満な胸がセーラー服の布地を内側から激しく押し上げ、張り詰めた頂点の突起が上着越しに尖った輪郭をくっきりと浮き彫りにした。 「うわ……すっごい。ハスミちゃんの中、ぼくの先っぽが当たった瞬間、ぎゅーって噛みついてきたよー」 「や……っ、そこは……っ、突いては……駄目なところです……っ! 3号さん……っ、抜いて……っ!」 「抜くわけないじゃんー。ここ、ハスミちゃんの一番感じるところでしょ? ほら、グリグリって回してあげるねー」 3号は最深部に亀頭をめり込ませたまま、腰を円を描くように小さく旋回させた。 ぬちゅ、ぐちゅ、じょろりと、溜まりに溜まったハスミの愛液と先走りの精液が混ざり合い、泡立つような音を立てて結合部の隙間から溢れ出していく。ソファの座面に敷かれた布地に、粘度を帯びた透明な染みが丸く広がっていく。 「あひぃっ……! あ、あぁっ……! お腹の、中が……っ、かき混ぜられて……っ!♥️」 (だめ……っ、頭の中が真っ白になる……っ。先生、先生……助けてくださいまし……っ。なのに、どうして……この男の子に奥を擦られるたびに、こんなにも気持ちよくなってしまうの……っ) ハスミの思考の中で、執務室で一人仕事をしている先生の姿が明滅する。 真面目で、優しく、自分を頼りにしてくれている先生。その先生がすぐ隣の部屋にいるという絶対的な事実が、ハスミの良心を鋭く刺し貫く。しかし、子宮口を容赦なく擦り上げられるたび、その罪悪感は強烈な電流となって脊髄を駆け上がり、膣内をさらに湿らせ、少年のペニスを狂おしい力で吸い付かせてしまう。 「あは、ハスミちゃん、マスターのこと助けを呼ぶみたいに思い浮かべてるでしょ? でもねー、ハスミちゃんをこんなにドロドロにして啼かせてるのは、マスターじゃなくてぼくなんだよー」 3号はハスミの耳元へ顔を寄せると、ちゅっと音を立てて耳たぶを甘噛みした。 「ほら、ぼくの名前呼んでよ。ハスミちゃんのご主人様はだれー?」 「そん……なこと……っ、呼ぶはずが……っ、んくっ、ふぁぁっ……!♥️」 「呼ばないなら、もっと激しく突いちゃうよー」 3号はハスミの豊かな太ももをさらに押し広げ、腰のストロークを一気に加速させた。 ぱんっ、ぱんっ、ぐちゅっ、ぬちゃっ! 少年の下腹部が、ハスミの柔らかく大きな臀部に激しく衝突する乾いた肉擦れ音と、結合部が泡立つ湿った音が、狭い休憩室の中に激しく反響する。 「ああっ、あっ、あぁっ……! 3号さんっ、速い……っ、激しすぎ……ますっ……!♥️」 ハスミの長い首が後ろへと反り返り、漆黒の髪がソファの背もたれの上で乱暴に散らばる。 3号が腰を叩きつけるたびに、重みのあるハスミの胸がぶるんぶるんと上下に波打ち、セーラー服の襟元から覗く白い胸元に汗の玉が幾重にも浮き上がっていく。 「ハスミちゃん、すっごくいい声で啼くねー。部屋の外まで聞こえちゃいそうだよ? マスターがドア開けて入ってきたら、ハスミちゃんがこんな格好でぼくに突かれてるところ、全部見られちゃうねー」 「やめ……っ、言わないで……っ! 見られたら……私、もう……っ!」 「見られたらどうするの? 恥ずかしくて死んじゃう? それとも、見られながらもっと気持ちよくなっちゃう?」 「ちがっ……違います……っ! 私は……っ、あぁんっ……!♥️♥️」 3号は意地悪く笑いながら、空いていた右手をハスミの首筋へと伸ばし、汗ばんだ白い喉仏を指先でそっと撫で上げた。そして、そのままハスミのセーラー服の合わせ目を強引に押し開き、下着のカップから溢れ出している豊満な素肌の胸を、下から鷲掴みにした。 「うわ……ハスミちゃんのお胸、心臓がドクドクいっててすっごく熱いよー。ぼくの手のひらじゃ全然包みきれないくらいおっきいね」 「あひゃっ……! お胸、強く揉まないで……っ、千切れちゃぃます……っ!♥️」 「千切れないよー、すっごく柔らかいもん。ほら、先っぽ、コリコリしてあげる」 3号の親指と人差し指が、硬く尖りきった乳首をぎゅっと摘み、左右に転がしながら強く引っ張った。 下からは子宮口を激しく抉るペニスのピストン運動。上からは敏感になりきった乳首への容赦ない捻り上げ。二方向からの強烈な刺激が同時に神経を直撃し、ハスミの瞳からボロボロと大粒の涙が零れ落ちる。 「ひぃっ……! んんーーっ……! あ、あぁぁっ……!♥️♥️」 ハスミは自らの腕で口元を塞ごうとするが、3号はその手首を掴んで強引に頭上へと押し倒した。 「隠しちゃだめだって言ったでしょー? ハスミちゃんの可愛い啼き顔、ぼくが全部独り占めするんだからさー」 「3号、さん……っ、もう、許して……っ! 頭が……おかしくなって……っ、私、イッて……っ、しまいます……っ!♥️」 「いいよ、ハスミちゃん。ぼくのチンポで、いっぱいイきなよー。ぼくの物だって、身体の芯までぜーんぶ分からせてあげるからさー」 3号は腰のピストンをさらに深く、重く変化させた。 浅い引き抜きから、一撃一撃に全体重を乗せるようにして、ハスミの膣奥の最も狭い部分へと亀頭をめり込ませていく。 ずぶりっ、ごすんっ! ぬちゅりっ、ごすっ! 「ああっ……! んくぅぅっ……! 奥……っ、奥が、壊れちゃぅ……っ! 3号さんの、形で……っ、埋まっちゃってますぅ……っ!♥️♥️」 ハスミの理性は完全に焼き切れ、口から漏れ出る言葉は、少年の支配を肯定する淫らな嬌声へと成り果てていた。 両脚は痙攣するように震え、太ももの内側が少年の腰にぴったりと吸い付くように絡みつく。拒絶していたはずの身体が、無意識のうちに少年の熱塊をより深く迎え入れようと、腰をわずかに浮かせて貪欲に擦り寄せていた。 「あは、ハスミちゃん、自分から腰動かしてぼくのを迎えに来てるー。すっごくエッチなメスのお顔になってるよー」 「言わ……ないでぇ……っ! でも……っ、気持ちいいの……っ、3号さんの、奥まで届いて……すっごく、気持ちいいですぅ……っ!♥️♥️」 「ハスミちゃん、可愛いー。だーいすきだよー」 3号はハスミの首筋に顔を埋め、柔らかな皮膚を舌先でちゅうちゅうと激しく吸い上げた。赤い鬱血痕が、白い肌の上に鮮明な花びらのようにいくつも刻まれていく。 「んくっ……、吸わ……ないで……っ、痕が……っ!」 「これはぼくの物だって印だから消しちゃだめだよー。マスターに見られたら、虫に刺されたって言い訳しなよー」 「そんな……言い訳……通るわけが……っ、あぁぁっ……!♥️」 少年のペニスが、ハスミの胎内で極限まで膨張し、脈打つのが皮膚越しに伝わってきた。 「ハスミちゃん……ぼくも、もう出ちゃうよー。ハスミちゃんのあったかい一番奥に、ぼくのいっぱい注ぎ込んであげるねー」 「だ、して……っ! 3号さんの……っ、全部、中に……ちょうだい……っ! あ、あぁぁーーっ……!♥️♥️」 ハスミが自ら求めた瞬間、3号はハスミの腰を強く引き寄せ、最後の一撃を渾身の力で最奥へと叩きつけた。 ずぶりぃぃっ! 「ひゃぅぅぅーーーっ……!!♥️♥️」 ハスミの全身が弓なりに反り返り、背中の漆黒の翼が激しく羽ばたいてソファの革を打ち据えた。 膣壁全体が狂ったような強烈さで収縮し、侵入した少年の肉棒を万力のように締め上げつける。 「ん……っ、ハスミちゃん……すっごい締まり……っ、出るよー……っ!」 ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ! 少年の細い腰が震え、ハスミの子宮口を塞ぐようにして、熱い精液が勢いよく迸り出た。 一度、二度、三度と、脈打つごとにハスミの最深部へと白濁した奔流が注ぎ込まれていく。子宮の奥を満たす熱い感触に、ハスミは声にならない絶叫を上げながら、腰をがくがくと波打たせて絶頂の波に呑まれていった。 「んんんーーーっ……!! ふーっ……、ぁ……っ!♥️♥️」 室内に、粘膜と精液が混ざり合う濃厚な匂いが立ち込める。 3号は射精の余韻に浸りながら、ハスミの胎内に深く埋まったペニスをそのまま押し付け続け、ハスミの汗ばんだ胸元に額を預けてハァハァと息を吐いた。 「ふー……っ。ハスミちゃんの中、すっごくあったかくて……全部吸い取られちゃったよー……」 ハスミは脱力しきった両腕をソファの上に投げ出し、焦点の合わない潤んだ瞳で天井を見つめていた。 口元からは細い唾液の糸が垂れ、豊満な胸は荒い呼吸に合わせて激しく上下している。下腹部の奥底には、少年の放った熱い精液がたっぷりと溜まり、ずっしりとした重みとなってハスミの胎内を支配していた。 (あぁ……私、本当に……こんなこと……) 先生への罪悪感は、胸の奥底に消えない棘のように残っている。 しかし、少年の種で満たされた身体の芯は、抗いがたい充実感と甘い痺れに包まれており、ハスミは自分を抱きしめる少年の華奢な身体を、どうしても突き放すことができずにいた。 3号はハスミの胸の谷間に顔を擦り付けながら、気だるげに、しかし確かな独占欲を込めて小さく呟いた。 「これで……ハスミちゃんは、ぼくの物だからねー……」 ハスミは何も言い返すことができず、ただ熱い息を吐き出しながら、少年の髪に震える指先をそっと絡めることしかできなかった。