金曜日の夕方、家で寛いでいると家のチャイムを鳴らされる。 気分良く飲んでる時に誰だと扉を開けると、見知らぬ女の子が。 女の子は泣き腫らした目をしており、なぜか男物のブカブカの服を着ている上、どう見てもノーブラだ。 狼狽えつつも誰何すると、知っている名前を名乗る彼女。 しかしその名前の持ち主は男である。 俺が困惑してると彼女はやっぱり分からないか、とますます落ち込み、事情を話し始める。 ——朝起きたら女になっていた、と。 家族にも誰にも認識してもらえず、挙げ句の果てに息子の名を名乗り家に侵入してきた不審者として通報されかけたと。 そして俺とあいつしか知らないエピソードを語り出す。 もしかしたら、本当にあいつなのかもしれない。 しかし分からないことがある。 なぜ俺を頼ってきたのか、だ。 あいつと俺は関係こそ濃いが、けして良い関係とはいえない。 学生時代、何かと俺にウザ絡みをしてきたアッパー系コミュ障だ。お互いぼっちだったのに俺の中で「友人」枠に入らない、といえば推して知るべし。 彼女は言う。あまり好かれていないのはわかっているが、交友関係が希薄すぎて家族以外だと他に頼れる人がいないのだと。 *TSヒロイン* 名前:ランダム決定 身長:男時代185cm→今150cm前後 胸:大きい