光の輪を戴く天使が闇に囚われていた。豊満な白い肢体が弓なりに反らされ、金色の髪が重力に従って流れ落ちている。両手両足は見えざる力で頭上に固定され、張りのある双丘は下向きにされていた。その先端の淡い桜色を、二本の黒い舌が這い回る。 「あっ……やめ……んぅ……」 天使は甘い声を漏らし、身をよじった。三人の悪魔たち──蝙蝠の翼を持つ短髪の女たち──のうち二人が、左右から天使の胸の突起をちろちろと舐め上げる。黒い角を生やした彼女たちの瞳には嗜虐の光が宿り、舌先は執拗に同じ場所だけを攻め立てた。 天使の肢体が大きく跳ねた。白く濁った液体が双丘の先端から勢いよく噴き出す。悪魔たちはそれを美味しそうに舐め取りながら、くすくすと嘲笑った。 「天使様のミルクは格別ね」 「清純ぶってるくせに、こんなに敏感な体してるんだから」 残る一人の悪魔が呪文を唱え始める。古代の闇の言葉が空間に満ち、天使の下腹部に異様な熱が集中していく。次の瞬間、天使は信じられないものを見た。自らの下腹部に、女性には決して存在しないはずの象徴が屹立している。 「な、なにこれ……いや、やめて!」 天使の悲鳴を無視して、三人の悪魔は再び舌を這わせ始めた。一人は右の突起を、一人は左の突起をそしてもう一人は新たに生じた屹立の先端だけを。三方向からの同時の刺激に、天使の理性は砕け散ろうとしていた。 「ああああっ!」 悲鳴とともに、三箇所から同時に白濁がほとばしる。悪魔たちはそれを浴びながら、恍惚の表情で舐め取っていく。甘い空気が充満し、天使の頭は痺れていく。それでも天使は心の中で主への忠誠をよりどころに耐え続けた。 (ルミエル……あなただけは……) 妹のように思っていた若い天使の顔が浮かぶ。才能にあふれ、純粋で、自分が倒れても彼女が必ず立ち上がってくれる。そう信じることが、唯一の救いだった。 「まだそんな希望を持ってるの?」 悪魔の一人が指を鳴らす。暗がりの向こうに光が差し、天使は息を呑んだ。 壁にもたれかかる金髪の少女──ルミエルがそこにいた。光の輪はまだ輝いているが、その表情は少女らしからぬ艶やかさに歪んでいる。わずかに膨らみかけた胸から白い液体を垂らし、無垢だったはずの下腹部から蜜が糸を引いていた。彼女もまた、同じ責め苦を受けていたのだ。 拘束が突然解かれ、天使は床に落ちる。しかし体は自由になっても、胸は痛いほど張り白いものが滲み出し、下腹部の異形は怒張して脈打っていた。 「お姉……さま……?」 ルミエルが虚ろな目を向ける。その視線が、天使の中で何かを壊した。 悪魔が天使の耳元に近づき、甘い吐息とともに囁く。 「あの子はもう、永遠にあなたのものよ。あなたが望めばどんな形でも……」 その瞬間、天使の中で妹への愛情が、いびつな形で破裂した。主への忠誠すら霧のように消え去る。 天使は立ち上がりルミエルに近づいた。少女は最初、姉の存在に安堵の色を浮かべたがすぐにその表情に恐怖が走る。 「お姉様……なにを……やめて……」 幼い体に刻み込まれた女としての感覚がルミエルの自由を奪っていた。汗で額に張り付いた金髪、上気した頬そして少女とは思えぬ艶やかな肢体。彼女が言葉を発するたびに、天使の中で何かが脈打つ。 「ルミエル……」 天使は少女の唇に自らの唇を重ねた。かつて清純だった二人には理解できない、貪るような口づけ。舌が絡み合うたびに互いの胸から白い液体が噴き出す。 「やめて……お姉様……ああっ」 ルミエルが悲鳴のように声を上げるがその体は幸福に打ち震え、胸からは白濁がほとばしる。天使は少女の膨らみかけた胸の突起に舌を這わせ、さらに下へと降りていく。下腹部そして女性としての秘所へ。 ひくひくと動き少女とは思えぬほど艶やかに花開いたそこに、天使は感動すら覚え最後の理性を手放した。舌を秘所の奥へと侵入させる。 「ひああああっ!」 ルミエルの体が弓なりに反り返り秘所から液体がほとばしる。天使はそれを味わいながら、痛いほどに硬くなった自らの異形を持ち上げた。 「ごめんなさい……ルミエル……ごめんなさい……」 謝罪の言葉を繰り返しながら天使は怒張を少女の入り口に当てがう。ルミエルは恐怖に首を振り、しかしその頬は成人女性のように艶やかに上気していた。 「やめて……お姉様……やめ……ああああっ!」 一気に貫かれる感覚にルミエルは絶叫した。しかし悪魔たちの責め苦によって開発された体は、痛みさえも悦びに変えてしまう。言葉では拒絶しながらも、少女の体は天使の動きに合わせて反応し内側から締め付けていく。 「ルミエル……ルミエル……」 謝罪しつつ、天使は獣のように腰を打ち付けた。少女の唇を貪り、胸の突起を味わいそこから溢れる白濁を啜る。下腹部から得られる快感が全身を支配し、もはや何も考えられない。 姉のように慕っていた天使からの行為に、ルミエルは涙を流しながら首を振り続ける。それでも体は正直に反応し、女としての悦びを味わっていた。 「もう……イく……ルミエル……一緒に……」 「いや……あ……あああああっ!」 天使が精を放つと同時に、ルミエルも絶叫しながら絶頂を迎えた。永遠とも思える放出の時間。二人は汗と体液にまみれながら、互いの肌を重ね合わせる。 そして、全ての理性から解き放たれた二人はその後も何度も肌を重ね合った。 暗闇の中で、三人の悪魔たちはその様子を嘲笑いながらいつまでも眺め続けていた。天使の輪が、ゆっくりとその輝きを失っていく。かつて清純だった二人は、もはや戻れない場所へと堕ちていったのだった。 闇に染まりゆく空間で二人の天使の輪はかすかに輝きを残すのみとなっていた。汗と体液にまみれた肢体を横たえ、荒い息を繰り返す天使とルミエル。しかしその休息は長くは続かなかった。 「ルミ……エル……?」 天使が少女の様子の変化に気づく。先ほどまで快楽に打ち震え、涙を流していたはずのルミエルの瞳がゆっくりと開かれる。その碧眼には、もはや純真な光はなくかわりに深い闇を宿した艶やかな輝きが揺らめいていた。 「お姉様……」 ルミエルの声は先ほどまでの怯えを含んだものではない。甘く、ねっとりと絡みつくような大人の女の声だった。少女はゆっくりと起き上がり、その小さな手で天使の豊満な胸に触れる。 「お姉様ったら、私にひどいことをしましたね」 「ルミエル……お前……」 ルミエルの指先が天使の胸の突起をなぞる。その動きは、先ほどまで快楽を受け入れるだけだった少女とは思えないほど巧みだった。悪魔たちの責め苦によって開花させられた体は、与えられるだけでなく与える悦びをも学習していたのだ。 「私、お姉様にずっと憧れていました。この清らかな体も、この豊かな胸も……そして、この素敵な声も」 「やめ……あっ……」 ルミエルの小さな唇が天使の胸の突起に吸い付く。舌先でちろちろと転がしながら、時折強く吸い上げる。その刺激に天使の体が跳ね、胸から白い液体が滲み出す。 「お姉様のミルク、とっても甘い……」 ルミエルは美味しそうにそれを舐め取りながら、天使を見上げて微笑んだ。その笑顔は少女の可憐さを残しつつも、背筋が凍るような妖しさを湛えている。 「ルミエル、正気に戻って……主の御名を……」 「主?あの方ですか?」 ルミエルはくすくすと笑いながら天使の下腹部に手を伸ばした。そこでは先ほどまで少女を貫いていた異形が、再び硬く屹立している。 「お姉様こそ、これを見てください。主の御前にこんな姿で立てますか?」 天使は言葉を失った。ルミエルの指が怒張の先端に触れ、ゆっくりと上下に動き始める。その刺激に天使は甘い悲鳴を上げた。 「お姉様のここ、さっき私の中で気持ちよさそうでしたね。私もあれからずっと……ここが疼いて仕方ないんです」 ルミエルは空いた方の手で自らの秘所をまさぐる。少女の指が濡れた花弁を開くと、とろりと蜜が滴り落ちた。 「ルミエル……もうやめて……これ以上は……」 「やめませんよ。お姉様が私にしたことを、今度は私がお姉様にする番です」 少女の小さな体が天使の上に跨る。そして自らの蜜で濡れた秘所を、天使の怒張の先端に押し当てた。 「見ていてください、お姉様。私、ちゃんとできるようになりましたから」 ルミエルはゆっくりと腰を落としていく。ずぶずぶと天使の異形が少女の中に飲み込まれていく感覚に、二人は同時に声を上げた。 「ああっ……お姉様のが……私の中で……」 「ルミエル……きつい……ああっ……」 今度はルミエルが主導権を握り、腰を動かし始める。最初はぎこちなかった動きも、すぐにリズムを掴み天使の腰に合わせて上下に揺れ始めた。 「お姉様……気持ちいい……お姉様とつながってる……」 「ルミエル……あっ……そこ……だめ……」 天使は少女の細い腰に手を伸ばすがもはや突き放す力はなく、むしろさらに深く引き寄せてしまう。ルミエルは嬉しそうに笑いながら天使の胸に顔を埋め、その突起を口に含んだ。 「お姉様のお胸、私のよりずっと大きくて柔らかい……それに、こんなに甘いミルクが出るんですね」 「ああ……ルミエル……吸わないで……また出ちゃう……」 しかしルミエルは止めない。むしろ強く吸い上げながら、腰の動きを速めていく。上下の刺激に天使は理性を手放し、ルミエルの背中に腕を回した。 「ルミエル……ルミエル……」 「お姉様……大好き……大好きです……」 ルミエルもまた、自らの胸から白い液体を溢れさせながら夢中で腰を振り続ける。少女の秘所が天使の怒張を締め付け、その度に二人の快楽は高まっていく。 「お姉様……私…もう……イきそう……」 「私も……ルミエル……一緒に……」 ルミエルが最後に深く腰を落とし、天使の異形を根元まで飲み込んだ瞬間二人は同時に絶頂を迎えた。天使は少女の胎内に熱い精を放ち、ルミエルはその感覚に絶叫しながら自らも蜜をほとばしらせる。 「ああっ……お姉様の……熱いのが……私の中に……」 「ルミエル……ルミエル……」 永遠とも思える放出が終わってもルミエルは天使から離れようとしなかった。むしろ、まだ硬さを失わない怒張を中に入れたままゆっくりと腰を回し始める。 「まだ……足りません。もっとお姉様を感じたい」 「ルミエル……もう……これ以上は……」 「だめです。お姉様は私のものになったんですから」 ルミエルは天使の唇を奪い、深く口づける。舌を絡め合いながら再び腰を動かし始める少女の瞳からは、涙が溢れていた。それは悲しみの涙かそれとも歓喜の涙か。 「お姉様……私、もう戻れません。戻りたくもありません。だって、こんなに気持ちいいんですもの」 「ルミエル……ごめん……私のせいで……」 「謝らないでください。嬉しいんです。お姉様と一つになれて……」 二人は再び深く口づけを交わしながら互いの体を貪り続けた。ルミエルが天使の上で腰を振り天使はその細い体を抱きしめながら幾度も精を放つ。その度にルミエルは甘い声で鳴き、自らも果てていく。 やがて疲れ果てた二人が横たわると、今度は天使がルミエルの秘所に顔を埋めた。 「今度は……私がルミエルを……」 「ああっ……お姉様……」 天使の舌が少女の敏感な花芽を這い回る。ルミエルは小さな手で天使の金色の髪を掴みながら、嬌声を上げ続けた。 そして互いの秘所に顔を埋め合う体勢になると二人は同時に相手を舐め上げ始める。与え合う快楽に、もはやどちらが主導権を握っているのかもわからない。 「お姉様……もっと……もっと舐めて……」 「ルミエルこそ……ああ……そんなにされたら……」 暗闇の中、二人の天使は互いをむさぼり続けた。光の輪はもうほとんど消えかかり、黒く染まり始めている。 三人の悪魔たちは、その様子を満足げに眺めていた。 「素晴らしいわ。天使が天使を堕とすなんて」 「しかも姉妹のように育った二人が、あんなに淫らに絡み合って」 「主への祈りも、清らかな愛もすべて快楽に塗り替えられていく……最高の芸術ね」 ルミエルと天使は悪魔たちの嘲笑すら耳に入らないほど深く深く互いの体を求め合っていた。与え、与えられ攻め、攻められその境界は完全に溶け去っている。 かつて清純だった二人の天使は今や互いを貪り合うことだけを生きる意味とする、闇の眷属へと変貌しつつあった。光の輪は完全に消え、かわりに二人の頭には小さな黒い角が生え始めている。 それでも二人は止まらない。いや止まれないのだ。一度味わった禁断の果実の味は、永遠に二人を縛り続ける。 「お姉様……愛しています……」 「ルミエル……私も……愛している……」 闇に染まった愛の言葉を囁き合いながら、二人の堕天使は永遠に続く快楽の宴に身を委ね続けるのだった。