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> 政府の中央防災会議の作業部会は31日、富士山で大規模な噴火が発生した場合、首都圏を中心に降灰で鉄道や電力などライフラインを中心にどのような影響が出るかシミュレーションした結果を公表した。風向きなどによっては数時間で東京都や神奈川県など首都圏の広範囲で鉄道の運休や停電、断水が発生し、都市機能がまひして社会的な混乱が起こる。除去する必要がある火山灰は、最大で東日本大震災の災害廃棄物量の約10倍に相当する約4.9億立方メートルに及ぶとみられ、政府は処理方法の検討に着手する。 > 1707年の「宝永噴火」と同規模の大噴火が発生し、大量の降灰が15日間続いたと想定。過去に国内外で起きた類似の噴火災害の事例などを参考に、火山灰が積もった高さによって生じる影響を整理した。 >https://mainichi.jp/articles/20200331/k00/00m/040/072000c