　菅義偉首相は2日午前、自民

「逃げ菅」に逆戻り？菅首相、側近・菅原氏の議員辞職に取材拒否名無し 06/03 23078

　菅義偉首相は2日午前、自民党の菅原一秀前経済産業相（59）＝衆院東京9区＝が辞職願を提出したことについて報道各社が要請した取材を拒否した。

　選挙区内で祝儀などの名目で現金を配布したとの疑惑が持たれている菅原氏は19年9月、安倍内閣の官房長官だった首相の後押しで経産相として初入閣した側近。内閣記者会の「ぶら下がり取材」申し入れを秘書官を通じ「首相として回答することはない」と拒否。「首相」と「自民党総裁」を使い分け国会答弁を回避する逃げの常套（じょうとう）句がよみがえった。

　公明党の山口那津男代表との会談では陳謝した首相。記者団の前に出てきたのは、この日夜、政府が国際機関と共催し首相が存在感発揮に躍起となったワクチンサミット終了後。辞職願提出について「党所属議員がこうしたことになったことには大変申し訳ないと思っている」と述べた。
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無題名無し 06/03 23079
　官房長官時代から説明責任への後ろ向きな姿勢が指摘されたが、年末年始にコロナ対応後手批判がピークに達し与党からも疑問の声が上がると、取材に応じて“ニュー菅”を演出。質問に正面から答えない姿勢は一貫しているが、取材機会は増えていただけに、まさに原点回帰だ。

　与党関係者はこの日の対応について、疑惑発覚が19年秋で謝罪会見もしているとして「菅原氏との距離が極めて近く“何で今さら”ということだろう」と指摘。公選法違反事件で河井案里氏に有罪判決が言い渡された際、記者団の質問に答えたが、案里氏の買収事案とは次元が違うとの考えもあるのではないかとした。一方、世論の動向を注視する立場から「辞職は大きな節目。取材拒否による批判を考えれば受けるべきだった」とした。

無題名無し 06/03 23080
　野党が菅原氏による国会での説明を自民党に求める中、辞職は3日の衆院本会議で許可される見通し。期末手当は6月1日時点で在職しており満額約314万円の支給条件を満たす。菅原氏の心中は「逃げるは恥だが役に立つ」といったところかと思いきや、批判の高まりを受けてか、この日夜更新のフェイスブックで手当全額返上の意向を表明。法律上かなわない場合は「被災地に全額送る」とした。

　一方、政治不信は高まるばかり。秋までの総選挙で菅政権は国民からしっぺ返しを受ける――首相が「逃げるは恥だし役に立たない」と後悔する日が来るかもしれない。

無題名無し 06/05 23125
都合が悪いから

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