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>次期衆院選を目前に控え、自民党の国会議員が焦りを募らせている。政府の新型コロナウイルス対策への批判などで菅義偉(すが・よしひで)内閣の支持率の低迷が続き、東京五輪開催による政権浮揚効果も得られなかったからだ。特に選挙基盤の脆弱な若手は大きな不安を抱えている。 > >「コロナ対策がすべて後手に回っているよね」 >8月上旬、真夏日の千葉県八千代市。コロナ禍の窮状を聞くために訪れた自民の小林鷹之衆院議員=当選3回、千葉2区=に対し、工業用ゴム製品などを販売する会社社長の中野秀昭さん(50)は苦言を呈した。「首相は中小企業の厳しさが分かっているのかな。比例代表で自民に入れるかは決めてないよ」と表情を曇らせる中野さんに、小林氏は深々と頭を下げた。 >元財務官僚の小林氏は「日本の国力を高めたい」と自民の候補者公募に応じた。野党時代の平成22年に千葉2区の自民候補となって以降、地元をこまめに回る。この日も午前6時半から約2時間駅頭に立ち、午前と午後、3時間ずつ住宅街を歩いた。 >https://news.yahoo.co.jp/articles/6f41c6344edff41874e7d8b5da03204c9c781c86