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中国メディアは最近になり、「新型コロナ用ワクチンの父」と呼ばれる楊暁明氏の不正問題を改めて取り上げるようになった。楊氏は一時、「医学科学界の英雄」のように扱われていたが、ワクチン生産設備の調達や科学研究資金の承認などの過程で巨額のリベートを受け取った疑いがもたれているという。
中国科学技術協会は11月28日付で、楊暁明氏と仕事仲間だった徐佐氏への全国創新争先賞(全国イノベーション競争賞)の授与を撤回すると発表した。同賞は中国政府の人力資源社会保障部、科学技術部、国務院国有資産監督管理委員会、中国科学技術協会が共同で設立した賞で、科学技術の研究に従事する個人またはチームを授賞対象にしており、中国国内で科学技術人材に与えられる賞として、格式が極めて高い。
楊氏は長期間にわたり製薬会社の中国国家医薬集団(国薬集団、シノファーム)でワクチンの研究開発や産業化に従事し、同集団の科学技術関連の最高責任者も務めた。また、国薬集団の中核企業で、ワクチンの研究開発や生産、供給を行う中国生物技術でも科学分野の最高責任者も務めた。
https://www.recordchina.co.jp/b966175-s25-c30-d0198.html