創価学会員がある僧侶を大勢で取り囲み、暴行したり罵声を浴びせたあげくに「衣を脱げ!」と命じ、下着姿の僧侶を皆で担ぎ上げ、はやし立てながらプラカードを掲げて塔中を歩き、初代会長・牧口常三郎の墓前に連れていって、そこで詫び状を書かせたのです。
しかして、創価学会はこの事件の顛末を、『聖教新聞』や『大白蓮華』を使って大々的に報じたばかりでなく、さらに呆れたことには、その記事中で、事前に謀議を巡らしたことまで誇らしげに書き並べているのです。
この「狸祭り」事件は、創価学会が宗教者としての資格と自覚を捨てた(あるいは初めから無い)ことを示す、最初の出来事であったかも知れない事件なのです。