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体験格差が広がっている。
大学生まで「海水浴」知らず、貧困で幼少期のレジャー体験なし。
親の年収が高いほど子供の体験にお金をかけることが出来る一方で、親の年収が低い家庭では学校外での体験をまったくしていない子も多く、それが子供の成長にも影響を及ぼす「体験格差」を生んでいる。
小学校高学年の時に両親が離婚し、母子家庭で育った源さん(仮名、30代)は、海は海水浴を楽しむところ、というのを大学生になってから知った。
友人に、「夏と言えば海!海に行こう!」と言われたが、「海に行って何をするかわからなかった」と明かす。
母は家計を支えるため、夜勤もある福祉系の仕事に就いていた。忙しかった母親と過ごした記憶はほとんどない。
家族旅行もしたことがない。
源さんにとって修学旅行が唯一の旅行経験だった。
長期休みを利用して海外旅行をする家庭がある反面、家族旅行すらもしたことがない人も多くいるようだ。