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https://www.47news.jp/12650812.html
農林水産省は30日、中小のスーパーや米穀店向けに随意契約で放出する政府備蓄米について、申し込みの受け付けを始めた。全て2021年産で、店頭価格は5キロ当たり税抜きで1800円程度になると想定。
ーパーに6万トン、米穀店に2万トンの枠を設け、数量は1事業者当たり千トン以下に制限し、幅広く行き渡ることを目指す。
当初は店頭に並ぶスピードを重視し大手の小売業者を対象としたが、中小向けで販売経路を広げる。大手は税抜き2千円程度でインターネットや店頭で販売するのに対し、より古い21年産のため割安となる。
申し込み数量は10トンからで、複数の店で共同購入することも認める。農水省によると、参加資格のある業者は米穀店で約2千店になる。
農水省は26日に随意契約で22年産を20万トン、21年産を10万トン放出すると発表。最初は大手事業者向けに売り出し、61社による計22万トンの申し込みが確定した。残りの8万トンが中小店向けとなる。