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https://www.sankei.com/article/20250530-YAJY3Z2CKJJPRBVHPFFBOVXUX4/
山形県は30日、今月1日現在の人口推計で県内人口が100万人を割ったことを明らかにした。3月1日時点で100万4507人、4月1日時点で100万340人と100万人割れが確実視されていた。第1回国勢調査があった大正9(1920)年以来105年ぶり。100万人割れは全国では富山に続いて12県目。
県によると、推計人口は99万9378人で前月比マイナス962人。男女別では、男48万5281人、女51万4097人。
人口が最も多かったのは50年の135万7347人。近年は少子高齢化や若者の県外流出で、毎年1万〜1万5000人のペースで減少が続いていた。
推計人口は5年ごとの国勢調査をもとに、住民基本台帳の出生・死亡、出入国、転出入による変動を反映させ、毎月1日時点のものを算出、公表している。総務省によると、昨年10月時点で推計人口が100万人を下回っているのは秋田、福井、鳥取、佐賀など11県。
県統計企画課によれば、年度末は例年、進学や就職などによる「社会減」が増え、去年3月には全体で約4000人減だった。また、3月以外の月は毎月1千人のペースで減少しているという。