レス送信モード |
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舞台は北海道・根室。この地で2006年に「新根室プロレス」というアマチュアのプロレス団体が旗揚げした。中心となったのは、おもちゃ屋を営むサムソン宮本という中年男性。
このサムソン宮本と、彼を取り巻くレスラーたちの群像劇として本作は描かれていく。プロレスが好きすぎて、思いあまって100万円も出費してリングを自腹で買ってしまったサムソン。彼がいろんな人たちを巻き込んでリングネームをつけてやり、覆面をかぶせ、リングに上げていく。「歩く熊猫山脈 アンドレザ・ジャイアントパンダ」はニュースなどで取りあげられ東京でも話題になった。
しかしこの幸せな物語は、途中から暗転する。サムソンが不治の難病に冒され、リングを降りなければならなくなったのである。そこから物語はリングの仲間だけでなく、サムソンを支える家族の物語へとつながっていき、そして悲しみと感動の結末へとまっしぐらに走って行く。
… | 1無題Name名無し 24/01/27(土)23:25:27No.230715そうだねx1>1704471378228.jpg |