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ドイツのオフィス不動産、低迷が深刻化−昨年の価格下落は過去最大級
ドイツのオフィスビル市場が過去最大級の下落に見舞われている。資金調達コストの上昇と
オフィス復帰が進まない状況を受け、投資家の投資意欲が冷え込んだ。
ドイツファンドブリーフ銀行協会(VDP)が12日公表したデータによると、オフィス
不動産価格は昨年10−12月(第4四半期)に前年同期比で13%下落し、市況の悪化が加速。
通年の下落率は10%を超え、2003年の統計開始以降で最大となった。
今年初めも一段の下落が見込まれる。
ドイチェ・ファンドブリーフバンク(PBB)の株価は9日の取引で過去最安値を更新。
同行は商業用不動産市場の低迷により貸倒引当金を積み増したと先週前半に発表した。