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◆防衛職員が連日のコメンテーターの異様
ロシアのウクライナ侵略の報道で、連日連夜、防衛研究所のスタッフがテレビ番組に登場するのを見て、「ジャーナリズムの一環に食い込んでしまったようで、やりすぎではないか」と、思ってきました。国家・国家機関とメディアは適度の距離を置いた存在でならなければならないのです。
防衛研の存在は知る人は知っていても、私を含め、多くの人々は「そんな研究所があったのか、しかも防衛省の一組織とは」でしょう。防衛省側に「この際、防衛研の名前を売り込みたい」という明確な方針がなければ、国家公務員が専属コメンテーターのように連日、メディアに登場できるはずはありません。
ウクライナ情勢、ロシア包囲網の現状、推移、展望は国民、経済社会の最大の関心事です。防衛研の情報取集活動と分析は不可欠な任務です。日本には大小の研究所があっても、ウクライナ戦争に特化した情報を提供できるところはまずないでしょう。ですからメディア、特にテレビにとってありがたい存在なのです。(1/5)
… | 1ウクライナ解説で防衛研究所の突出したテレビ出演を懸念Name名無し 25/04/06(日)15:28:03No.48853+防衛研の前身は1952年設立の保安庁研修所で、1985年に防衛庁防衛研に改組されまたから、今年が創設60周年です。防衛省のための安全保障政策のシンクタンクであると同時に、自衛隊の幹部養成のための教育機関です。「所管防衛省、組織形態は防衛省施設機関」であり、2010年に閣議決定された中期防衛計画整備計画では「防衛研究所の研究、教育期機能を充実させることを図る」ことになりました。 |
… | 2ウクライナ解説で防衛研究所の突出したテレビ出演を懸念Name名無し 25/04/06(日)15:28:43No.48854+ロシア、ウクライナ情勢を軍事的な側面を含めてリアルタイムで解説できる人は、日本の場合、民間シンクタンク、大学教授などにまずいないでしょう。橋下徹氏のいう「ウクライナの全面降伏」「ウクライナ人の国外退避」は、ウクライナの悲惨な歴史、現在のウクライナの強靭な抵抗力も知らない素人発言です。テレビの「ショー」だからといって、許されないし、その後のウクライナの善戦には目を見張ります。 |
… | 3ウクライナ解説で防衛研究所の突出したテレビ出演を懸念Name名無し 25/04/06(日)15:42:19No.48855+ 1743921739964.jpg-(29074 B) ![]() それに対して、ロシア、ウクライナ情勢では欧米流の思惑が背景になった情報に日本が多大な影響を受けることになりかねないのです。現在は「民主主義国の結束」「一方的に悪いプーチン大統領」ですから、皆、疑いを持たないだけのことです。 |
… | 4ウクライナ解説で防衛研究所の突出したテレビ出演を懸念Name名無し 25/04/06(日)15:43:13No.48856+残念に思うのは、防衛研と一体化してしまったようなテレビ報道、メディア報道の是非についての議論が聞こえてこないことです。将来、中台、北朝鮮問題がきな臭くなってきたら、直近の情報を握っているのは防衛省、外務省ですから、これらについても、「政府とメディアの一体化」が進む道が開かれた。 |