レス送信モード |
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私は命蓮寺へ向かった。毘沙門天代理様のご利益に預かるために。
命蓮寺は人間の里近くにあるとは言え、妖怪寺。修行僧も皆妖怪だ。そして、ご本尊も。命蓮寺のご本尊は毘沙門天。そしてその像は妖怪として生きている。
「寅丸様!」
私は寺の本堂の前に堂々と立つその妖怪の名を呼んだ。彼女こそ、毘沙門天代理として名高い縁起の良い妖怪「寅丸星」である。
「はい、なんでしょう。」
「寅丸様に、祈らせてください。あと、お賽銭も。」
「ありがとうございます。どうぞ、私で良ければいくらでも祈ってください。」
私は賽銭箱に紙幣を投げ込むと、彼女に手を合わせ、ご法号と光明真言を唱えた。そして、こう言った。
「どうか、私と彼女との間に子供ができますように。」
「……女性同士の夫婦なんですね?」
ご本尊様は尋ねた。
「はい。私は身寄りがなく、彼女の親族に男性はいますが協力が得られないのです。」
「わかりました。子授けのご利益、私がなんとかしましょう。」
「ありがとうございます……本当にありがとうございます……」
… | 1無題Nameとしあき 25/09/18(木)23:35:19No.17936909+ーーー |
… | 2無題Nameとしあき 25/09/18(木)23:35:54No.17936910+ーーー |
… | 3無題Nameとしあき 25/09/18(木)23:36:29No.17936913+「はい?」 |
… | 4無題Nameとしあき 25/09/18(木)23:36:51No.17936914+そんなことはお構いなしにどんどん自分のものに吸い付いてくるお口。とろけるような気分と、辱めを受けているような気分が混じり合い、屁っ放り腰で仏様とは言え妖怪少女に良いようにされている様子はさぞ滑稽だっただろう。 |